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| 二人だ Someone behind you |
| 原題：二人だ 두 사람이다（トゥ サラミダ）＜2007＞ |
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| 監督 | オ・ギファン | ＜2001＞ラ スト・プレゼ ント、＜2006＞ナンパの定石、 ＜2007＞二人だ |
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出演 |
ユン・ジンソ |
＜2003＞オー
ルド・ボーイ、 ＜2004＞スーパースター☆カム・サヨン、＜2004＞20
のアイデンティティ、 ＜2005＞親切なクムジャさん、＜2005＞私の生涯で最も美しい一週間、 ＜2005＞愛してる、マルスンさん、＜2005＞泣いてもいいですか？（公開未定）、 ＜2007＞浮気するのにい い 日、＜2007＞二人だ、 ＜2008＞ビースティ・ボーイズ、 ＜2008＞裡里(イリ)、＜2010＞秘密愛 |
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パク・キウン （朴基雄） |
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| イ・ギウ | 出演作品一覧 | |
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イ・ギョンヨ ン（李璟榮） |
＜1995＞ラン・アウェー、 ＜1998＞ファースト・キス、＜2000＞ラブストーリー ローズ編、 ＜2001＞これが法だ（特別出演）、＜2002＞憎くてももう一度 2002、＜2002＞ファミリー、＜2005＞愛 の傷、 ＜2007＞まぶしい日に、＜2007＞二人だ（特別出演）、＜2007＞マイ・ボス マイ・ヒーロー3（特別出演）、 ＜2008＞神機箭（友情出演）、＜2009＞坡州 （パジュ） |
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| キム・ソウン | ＜2004＞フーリッシュゲーム、＜2004＞あぶない奴ら～TWO
GUYS～、＜2000＞みんな、大丈夫ですか？、 ＜2005＞フライ、ダディー、＜2007＞優雅な世界、＜2007＞二 人だ |
| 【レビュー＆ネタバレ】 |
| 2007年8月韓国公開。 観客動員数は約15万人。オイオイオイ.............. 公開しちゃったのが、恥ずかしい数字です。どーしょもない数字。 ラスト・プレゼ ントは名作ですし、 ナンパの定石は、まずまずのヒットでしたのに （moca には最悪の映画でしたが） オ・ギファン監督、どうしちゃったんでしょう。 この映画のインタビューで、恥ずかしいくらいに自信満々で、かなり笑います。 ↑のポスターに惹かれてしまって、観たわけなんですが、 キャーキャー叫んでるだけの中身のないコリアン・ホラーの定番でございました。 まぁ、「殺されるには、それなりの理由があるのでは？」という哲学めいたテーマが裏にあるわけですが、 それもなんだか陳腐に成り下がっておりまする。 つまんねー映画観ちまったー(- - ; 2007年の韓国ホラーはこんな感じ（スリラーやミステリーも含めちゃいましたが） 極楽島殺人事件 - 約220万人 黒い家 - 約140万人 宮女 - 約130万人 リターン - 約60万人 解剖学教室 - 約58万人 奇談 - 約50万人 伝説の故郷 - 約37万人 俺たちの街 - 約35万人 二人だ - 約15万人 ムイ - 約11万人 ブ、、、ブービー賞、、、 最悪ぢゃん。 ちなみに、ホラーは100万人を超えたらヒットといわれます。 とにかく、コリアン・ホラーは内容が破綻しているものばかりですが、 この映画は最高につまらないです。 今まで見たホラーの中でワースト１かも？ 主演はユン・ジンソ。23歳で女子高生を演じております。違和感なし。 mocaはユン・ジンソの顔が好きになれないので、主演は勘弁願いたいところでありますが。 ２人目の主演、パク・ギウン。 今年2本の映画の主演と、ノッテキタところですね。 演技力はまだまだですが、ハーフ並みの美形ですから、神秘的な役がハマっております。 ３人目の主演、イ・ギウ。 髪が短いとイケてません。＆この役柄は無理があったかも。 演技力の無さが露出しちゃった感じですね。ただのイケメン医大生ならピッタリでしたが。 ユン・ジンソの父には、憎くてももう一度 2002 のイ・ギョンヨン。 父親役を見るのは初めてかも！ちょっと違和感。 ユン・ジンソの母には、イ・カニ。 この方、すごくキレイな方で........ でも、さすがに老けちゃいましたね。 公共の敵のイ・ソンジェの妻、ひとまず走れ！のソン・スンホン母、風の伝説の警察署長の妻など.... とにかく美人妻という感じですね。 映画に影響を与えない脇役ばかりでしたが、今回初めて目立つ役です。 ユン・ジンソの妹ガヨンには、キム・ソウン。 フライ、ダディーでは、イ・ムンシクの 娘。ドラ マ＜悲しき恋歌 ＞でキム・ヒソンの子役。 詳しくは、優雅な世界をご覧下さいま せ。 この子は、涙の演技が似合うわー せつない。 ユン・ジンソの友人ミョンヒには、ファン・ジニ（黄真伊） でソン・ヘギョの小間使いを 演じたチョン・ユミ。 現代劇の方が可愛いわー ヒロインという顔じゃないけれど、友達役とかでもっと見たい子。 家族の誕生や、ドラマ＜ケ・セ ラ・セラ＞ のチョン・ユミ は好きになれませんが（※別人です） ユン・ジンソの叔母で、冒頭で実の姉を殺してしまうジョンソンには、友情出演のソ・ユジョン。 彼女と別れる数時間前の ヒロイ ン、 ＜日差しに向かって＞チャ・テヒョンの妹。 ＜あなた、そして私＞のソン・スンホンの姉。 どーでもいい女優さんだったんだけれど、＜あなた、そして私＞を観てから大好きに。 最近見かけないので引退しちゃったのかと心配しておりましたが、こうして顔を見れて嬉しいわ。 もっと活躍できる女優さんなのに。 原作は漫画。原作は面白かったんでしょうかね。 あの意味ありげな冒頭も、意味ないじゃん。 ストーリーは、説明したくないわー 早く忘れたい。 ってことで、超スピーディーにご説明。 ユン・ジンソ演じるガイン。 優しい両親、ませた可愛い妹、優しくステキな彼氏、幸せな日々。 しかし、叔母の結婚式に参加したガインは衝撃の事件を目撃してしまう。 ウェディングドレス姿の叔母は男に突き落とされ大怪我を負う。 それだけでない。 今度は、病室の叔母を叔母の妹ジョンソンが滅多刺しにして殺害したのだ。 その衝撃の場面を目撃してしまったガイン。 叔母は、なぜ姉を殺してしまったのかわからないと言う。 恋人を姉に取られたジョンソンは、姉が憎かったというが.... その日以来、ガインの周りで次々と不可解なことが起き始める。 フェッシングのうまいガインは、学校の広報モデルに選ばれた。 しかし、それを快く思わないのは、クラスメートのウンジョン。 学校一の秀才のウンジョンは、自分がモデルになれると思っていた。 ガインさえいなければ！と、ガインに突然刃物で襲い掛かる。 それだけではない。 今度はガインの担任教師がガインに襲い掛かってきた。 学校一の秀才ウンジョンが、ガインの事件のせいで転校してしまったのだ。 ウンジョンを何よりの誇りとし、鼻が高かった教師は、ガインを恨んだのだ。 おまえさえいなければ！ 教師の次は、同じフェッシング部のライバル。 試合でガインに負けたことを根に持っていた。 こうして、ガインは次々と命を狙われ始める。 しかし、思いもよらぬ人間がガインに襲い掛かってきたのだ。 それは、最愛の母。 信じていた愛する人さえも、自分を殺そうとする... ガインには耐え難いことだった。 謎の転校生ソンミンは、ガインに忠告する。 「誰も信じるな。自分さえも....」 家の中にいても、家族が襲ってくることもある。 家を出ることにしたガインに父は、「ならば、行くべき場所がある」と、ガインに告げる。 旅に出ることにしたガイン。 遠距離バスの隣りの席には、ソンミンの姿が。（なんでだよ！偶然ではないだろうし） 向かった先には、謎の老人が。 老人は妻を殺し、刑を終え出所したという。 老人の話では、「妻が浮気している」という謎の手紙や電話が届き、 妻に対する不信感が芽生えた。 老人の母も、「嫁と一緒に信号待ちしていた男は誰だい？」と、気になることを老人に尋ねた。 ある日妻と買い物にでかけた老人は、信号待ちをしている時に ふいに母の言葉がよみがえり、妻を車道に突き飛ばして殺してしまったのだとガインに語る。 なぜあんなことをしたのか、よくわからないと。 老人は家族を殺害した殺人事件の資料を集めていた。 どこかにその謎があるのではないかと。恨む対象が欲しかった、自分のせいではないと.... この一連の事件は呪いではなかったと、ガインは悟る。 「君が先に相手にナイフを持たせたんじゃ？」 と、ソンミンはガインに問う。 ↓ 結末ネタバレ。 ご注意を↓ 家に戻ることを決意したガイン。 しかし、親友のヒョンミでさえ自分を殺そうとするのでは？と、少しも落ち着ず早退してしまう。 家で眠っていると、何か様子が違う。 居間へと降りていくと、そこには恋人のヒョンジュンの姿が。 それよりもっと驚くべきことは、無残に殺害された両親の姿だった。 「どうして？」 恐怖で震えながら叫ぶガイン。 「お前は、自分は何も悪くないと思っているんだろう？その瞬間に呪いが生まれることを知らなかったか？」 ヒョンジュンは無表情に告げる。 ヒョンジュンがまだ幼い頃、ヒョンジュンの父は生活苦に陥りガインの父に助けを求めたが、 無残にも断られたのだった。 ヒョンジュンの父は、妻と息子のヒョンジュンを道連れに火を放ち心中を図った。 燃え尽きた家の中から、ヒョンジュンは奇跡的に助け出されたのだった。 成長したヒョンジュンは、復讐のため故意にガインに近づいたのだ。 ガインに襲い掛かるヒョンジュン。 そこへ妹のガヨンが帰宅。 ガインは妹を守るため必死に抵抗。 飾ってあったフェッシングの剣でヒョンジュンの腹を突き刺す。 燃え盛る炎の中、ガヨンを抱きながら逃げ出すガイン。 意識を失ったガインが目覚めたのは、病院のベッドの中だった。 ガインとガヨン、二人だけが助かったのだと、ガヨンは告げる。 「お姉ちゃん、これ.......」 ガヨンはポケットから何かを取り出そうとしていた。 それを見たガインはハッとする。 ガヨンがナイフを取り出し、私を刺そうとしている....... ガインは咄嗟にそばにあった果物ナイフでガヨンの胸を突き刺す。 しかし、ガヨンがポケットから取り出したのは、奇跡的に残された燃えかけの家族写真だった。 愕然とするガイン。 「だから言ったじゃないか。誰も信じるな。自分自身をもと」 背後からソンミンの声が。 「私じゃない！私がやったんじゃない！」 ガインは叫ぶ。 「じゃあ、俺がやったのか？俺はおまえにナイフを持たせただけ。刺したのはおまえだ」 ガインは狂ったようにソンミンの胸を刺す。 しかし、ナイフが刺さったのは、ガインの胸だった。 時が流れ 生徒を叱り付ける教師。ツバを吐いた生徒を跪まづかせ、吐いたツバを舐めさせる。 生徒は屈辱で怒り震える。 ソンミンは生徒に耳打ちする。 「殺したいだろう？俺が助けてやろうか？」 ソンミンはほくそ笑む。 END ソンミンというのは自分の中のもう一人の自分ということなんでしょうかね。 ’二人だ’ というのは、実際に殺害した実行犯と、犯人にナイフを持たせた人物.... もう一人の自分ということになるのでしょうか。 |
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