同い年の家庭教師 レッスン2  My Tutor Friend Lesson Ⅱ 
 原題:同い年 課外する レッスン2 동갑내기 과외하기 레슨 2 (トンガムネギ クァウェハギ レスン2) <2007>

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同い年の家庭教師 レッスン2

初恋の相手を探すため、交換留学生として韓国へ来た在日韓国人ジュンコ(イ・ チョンア)。韓国生活の Sweet Homeになる“ゲストハウス情!”。

親切なオーナーのおじさん(イ・ヨンハ)、おいしいご飯、フルオプションの素敵な部屋。すべて揃っていると思った が... 客の勧誘に血眼になったオーナーがジュンコに提供した部屋は、実はオーナーの息子(パク・キウン)が使っている部屋!事前に何も聞かされていな かったオーナーの息子ジョンマンとジュンコは、初日の夜から一つのベッドで... 

部屋を出ようとするジュンコに、オーナーのおじさんは息子の部屋だけで はなく、地元韓国人ネイティブの韓国語課外授業までオプションとして提供し、ジュンコを引き止める。

カード借金のため仕方なく韓国語課外教師になった同い年のジョンマン。外貌はイケメンだが、教えてくれる韓国語はメチャクチャで、ため口やスラングなどの 汚い言葉だけである。外国人ジョージを交えてのドタバタ劇。ジュンコの希望溢れる韓国生活は、スタートから尋常ではなかった。

【予告編】

監督 キム・ホジョン、チ・ギルン
(共同制作)
<2007>同 い年の家庭教師 2

出演

イ・チョンア (李青兒)

<2001> リザレクション、<2003>ハッピー・エ ロ・クリスマス、<2004>オオカミの誘 惑
<2004>20のアイデンティティ 、<2006>サンデーソウル、 <2007>同い年の家庭教師2
<2008>いい奴、悪い奴、変な奴

パク・キウン (朴基雄)

<2005> ケ ンカの技術、<2007>同い年の家庭教師2、 <2007>二人だ

ヤン・ジヌ

<2003> 黄山平野、<2004>達磨よ、ソウルに行こう、 <2007>青い自転車
<2007>同い年の家庭教 師2

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【レビュー&ネタバレ】
2003年に公開し約520万人 を動員したクォン・サンウ、キム・ハヌル主演<同い年の家 庭教師>の続編。
今回は交換留学生で韓国にやってきた在日韓国人の韓国語のレッスンを、
同い年の下宿屋の息子がレッスンするという設定。
内容は、日本での韓流ブームを意識したもの。
予告編からして冬ソナをパロったり、
”韓国から見た日本”や、”そこがへんだよ、韓国人”みたいな小ネタが満載。
映画全体がトリビアの泉。
本で読んだり、誰かから話を聞いたりすれば’へぇー へぇー へぇー”なことになるんでしょうけれど、
映画で観るとイマイチね。
というか、作り方がヘタすぎるのでは?
見せ方しだいでは面白くなるようなネタもあるでしょうに。

観客動員は約60万人。
正直、60万人も見たことに驚き。
だって、つまんないんだもーん。
韓国でのヒットの目安は200万人。60万人なんて最低レベルです。
mocaは動員は20万人くらいかしら?と思ったもんだから驚いたわけでございます。
やっぱり韓国はコメディー好きなのね。

まずは、初授業での自己紹介でジョンマンに教えられた通りに挨拶し、大ひんしゅく。
四字熟語の宿題の発表で赤っ恥。
ハングル初心者にはわからない隠語の数々。
そして、留学生対象のクイズ大会での恥の垂れ流し。

ネタ自体もイマイチな上に、韓国語上級者にしかわからないようなネタばかり。
日本人は韓国人以上につまらなく感じるでしょう。
とにかく、そんなネタばかりに力を注ぎ、肝心のストーリーはひどいもの。
前作があれほどヒットしたのは、ストーリーの面白さと、主演二人の力が大きかったと、つくづく実感。
前作を今回の主役イ・チョンアとパク・ジウンが演じても、絶対に面白くないし、
今回の作品をクォン・サンウとキム・ハヌルが演じても、同じようにくだらなかったことでしょう。
今回は、すべてにおいて失敗、ということですね。
”続編は前編を越えられない” というジンクスを見事守ってくれました。
韓国人俳優が演じる日本人も、かなりうんざり。

見所は、札幌のロケでしょうか?
なぜ日本なのに、韓国映画だとこんなにも美しいのでしょうか?
いつもながら不思議です。






この映画を見て、俳優とは本当に重要だと実感しましたわ。

イ・チョンアは随分垢抜けて可愛くなったけれど、それでも惹かれるものがない。
どう見ても主役クラスじゃないのよね.....
今回は、イ・チョンアの衣装がかなり可愛くて、それはとっても目の保養になりました。

相手役のパク・キウン。
2007年は主演作2本と、絶好調。
陶器のような白い肌、茶色の瞳。ハーフのように美しい顔立ち。
演技力はいまひとつ。
コメディー向きではないですね。
ケンカの技術>の男らしい役 や、<二人だ>の神秘的 でクールな役の方が似 合います。
パク・キウンはかなりの美形ですが、まだまだオーラが足りません。
ヤン・ジヌと並ぶと、あまりのオーラの差に驚きます。

初恋の相手を演じたヤン・ジヌ。
なんだか、フェロモン漂うイイ男になってしまいましたねー
ドラマ<マジック>では、イマイチ垢抜けない野暮ったい感じがありましたが。
今回はスケコマシのボンボンといったような役柄。

ヤン・ジヌの友人を演じたチョン・ドンジン(정동진)もかなりのイケメン。
<雪の女王>のイ・ソノ系。凛々しく涼しげな目元と、はにかんだ笑顔を見て欲しい。
画像ではそのかっこよさがわかりにくくて残念だわ。




一番嬉しかったのは、ジョンマンがボクシングの試合で植物人間にしてしまったドンウクの母は
ドラマ<ピアノ>のボスの奥さん、ヤン・グムソク。
猟奇的な彼女& gt;では、キョヌの叔母さんでした。
この顔を見れると嬉しくなります。


さて、さて、薄っぺらーーーーーいストーリーですが......

初恋の人チョン・ウソン(ヤン・ジヌ)に会いたくて韓国にやってきたジュンコの物語。
チョン・ウソンって名前からして、狙いすぎでうんざり。
ウソンに再会し韓国語で会話できる日を夢見て韓国語の勉強に励むジュンコ。
しかし、肝心の教師ジョンマンは、ジュンコに恥をかかせるだけ。
毎日毎日、ジョンマンとの格闘の日々。
ジュンコが可愛いと連呼する友人たちの言葉に動揺しはじめるジョンマン。
ジョンマンが年上の女を抱きしめているのを偶然見てしまい、胸が痛むジュンコ。
そして、遂にウソンをみつけだしたジュンコ。
感動の再会!のはずが........
なぜか心が晴れないジュンコ。
ウソンは赤い糸の相手じゃない..... 私はジョンマンが..................
自分の正直な気持ちに気づくジュンコ。
ジュンコは試合で友達を植物人間にしてしまってからボクシングをやめてしまったジョンマンを
もう一度リングに立たせようとする。
最初は反発するものの、リングに再び立つジョンマン。
ようやく心が一つになるジュンコとジョンマン。
しかし、ジュンコの父が事故に遭い、ジュンコは帰国することに。

↓ 結末ネタバレ↓


時が流れ─

クリスマス・イヴ。
父のそば屋を手伝うジュンコ。
ふと店内を見回すとジョンマンの姿が...... しかし、いくら探してもジョンマンの姿はない。
慌てて店の外へ出ると、赤い糸が伸びていた.....
赤い糸をたどるジュンコ。
その先にはジョンマンの姿が。
ジュンコに会いたくて、交換留学生になったのだ。
再会の喜びを噛み締めるジュンコとジョンマン。

今度はジュンコがジョンマンの日本語教師になるというオチ。
このオチは前作に通ずるものがありますね。



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