チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス Happy Ero Christmas |
原題:ハッピー・エロ・クリスマス 해피 에로 크리스마스(ヘッピ エロ クリスマス) <2003> |
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監督 | イ・ゴンドン | <2003>チャ・ テヒョンのハッ ピー☆クリスマス(ハッピー・エロ・クリスマス) |
出演 |
チャ・テヒョ ン |
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キム・ソナ |
<1999>ラ
ブストーリー ひまわり、<2002>イエスタディ
沈黙の刻印、<2002>夢精期、 <2003>偉大なる遺産、<2003>チャ・テヒョンのハッピー☆クリス マス、<2004>Sダイアリー、 <2005>恋の潜伏捜査、<2007>私の生涯で最悪 の男(特別出演)、<2008>ガールスカウト、 <2008>甘いウソ(特別出演) |
【レビュー&ネタバレ】 |
チャ・テヒョンと、コメディーの
女王キム・ソナといえば、 かなり期待度されますが・・・・・・ 「チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス」なんて、 チャ・テヒョンの名前で何とか売ろうと、 姑息な手段を使ってまで、売上に躍起になるほどの駄作。 こんな風に名前を使われて、チャ・テヒョンが気の毒。 本当に、なぜキム・ソナを起用したの? と、疑問になるほどの醜悪作品。 彼女のよさがまったく出ておらず、コメディーになってもいない。 笑えないコメディーなんて、存在意味が? 韓国での観客動員数が、70万人を超えたというのだから驚き。 やっぱり、こういった<エロ>を押し出したコメディー映画は、 <セックス イズ ゼロ>もそうですが、 韓国では斬新で、刺激的なのかしらね。 但し、こちらは完全な失敗作ですが。 動員数70万人を超えてはおりますが、 公開最終週の興行は・・・・・・・・わずが数百人。 ソウルだけですと、200人にもいかない・・・ 最初だけ話題性でブッ飛ばし、 その醜悪さで、一気に見向きもされなくなったのでしょうね・・・ ハッキリ言って、進む方向さえも適当だったとしか思えない。 撮影の最中で、シナリオを大幅に書き直したりと。 監督一人が盛り上がって、 キム・ソナとチャ・テヒョンとパク・ヨンギュの三角関係を盛り上げたり、 キム・ソナとチャ・テヒョンのキスシーンを入れようとしたりと、 キム・ソナはいつも監督を止める立場だったよう。 俳優陣は迷惑だったでしょうね。 この監督、二度と出てくるな。 <チャ・テヒョンのハッピー☆クリスマス>なんて、ダマされてはダメ。 パッケージも、なんだか楽しそうで、ついつい観たくなりますが こんなシラけて、つまらないコメディー 観るだけ無駄でございます。 チャ・テヒョンは相変わらずコミカルな演技力を発揮し、可愛いけれど。 そして、原題は<ハッピー・エロ・クリスマス>ですから。 <エロ>ですから。 子供向け?とさえ思わせる和やかなパッケージですが、 <エロ>ですから。 それほど過激なシーンはないですけれど、 劇中で撮影されるアダルトビデオのシーンが時々入り込みます。 子供騙し程度で、たいしたことはありませんが。 <オオカミの誘惑>のイ・チョンアも、ビキ ニ姿でパレードするというシーンもあり。 <エロ・クリスマス>のために躍起になる男女の物語。 自分の誕生日であり、恋人達の一大イベントであるクリスマスに、 必ず恋人にふられてしまうというジンクスを持つミンギョン(キム・ソナ) 今まで一度も彼女とクリスマスを過ごしたことがないビョンギ(チャ・テヒョン) クリスマスにはいつも刑務所の中というヤクザの組長ソクト(パク・ヨンギュ) この三人の三角関係を元に、 イ・チョンアら、「ヤリたい!」盛りの高校生カップルのサブストーリーと、 「クリスマス」をモチーフにしたアダルトビデオのサブストーリーが同時進行。 このサブストーリーが、更に映画を盛り下げているのでは? クリスマスに必ずフラれるというミンギョンが、 消防士の彼にフラれるところから始まり、 彼女にずっと片想いし ていた警官、ビョンギが、 カラオケボックスで偶然ミンギョンと鉢合わせし、 彼女を送り届ける途中、ミンギョンがパトカーの中でゲロを吐いたことをきっかけに、 ミンギョンに接近していき、何とか恋を成就させようとし、 そんなビョンギの宿敵。温泉組組長ソクト。 幼い頃、ソクトに50度の風呂に投げ込まれたことを恨み、 「あいつを絶対に逮捕してやる」と、警官になったという因縁の相手。 そのソクトも、ミンギョンが屋上から吐いたツバを顔でキャッチしたことから、 ミンギョンを運命の相手だと熱烈アタックを開始する。 こんな下品でくだらないネタ。 観たいですか? |
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