ラン・アウェー Run Away |
原題:ラン・アウェー 런 어웨이(ラン アウェイ)<1995> |
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監督 | キム・ソンス(金成秀) | <1995> ラ
ン・アウェー、 <1997>ビート、 <1998>太陽はない、<2001>MUSA
-武士-、 <2003>英語完全征服 |
出演 |
イ・ビョンホ ン(李炳憲) |
出演作品一覧 |
キム・ウン ジョン |
<1995>ラ ン・アウェー |
【レビュー&ネタバレ】 |
mocaはなかなか面白いと思い
ますが・・・ わざわざ観るほどの映画ではないわ。 イ・ビョンホンファンのためだけの映画ね。 この映画は、サスペンス&アクションで、それなら、もっと面白い映画はたくさんあるもの。 単純で追いやすいストーリーでありながら、テンポよく展開し、 最後まで飽きずに観られるから、mocaには合っているけれど。 要するに、頭を使わず観られるサスペンス(笑) かなり陳腐で稚拙で笑えることも多いので、オススメはできないわ。 イ・ビョンホンの頑張りは伝わってきますが・・・ ストーリーは簡潔よ。 まだ出会ってから数時間の男女が、殺人事件の目撃者になってしまい、 逃げながら謎を解くうちに、相手を嫌ったり、信頼を深めたり・・・ そうして、事件を解明していく映画よ。 相手役のキム・ウンジョンは<ジュリエットの男>のスイン。 スインは清楚な財閥令嬢で、 あまりのイメージの違いに、なかなか本人だと気づかなかったわ。 見たことあるけど・・・・・かなり思い出すまでに時間がかかった(笑) アル中の刑事、チャン刑事には、憎くてももう一度 のイ・ギョンヨン。 mocaはけっこう好きなのよね。 安心して観ていられる俳優さん。 そして、オ刑事には、アウトライブ~飛天舞~のキ ム・ヒソンの兄、 チャン・ドンジク。現代劇も、刑事役もとってもハマるわ。 二人をどこまでも追う殺人鬼。 花嫁はギャングスターでも敵役だったチャン・セジ ン。 この人、インパクトありすぎ。 殺人を目撃し、警察に通報するが、 ドンハの会社に’殺人事件を目撃しましたね?’と、刑事が現れ・・・ けれど、どうも様子がおかしい。 ドンハは’本当に警察か?’と疑うが、その途端拉致され、薬を打たれる。 走行する車から逃げ出し、ミランの元へ向かうが、 ミランも怪しげな男たちに襲われていた。 二人でなんとか逃げ延び、警察に向かう。 どう考えても、警察内部に共犯者がいる。 チャン刑事は二人を警察内に保護するものの、 二人は喧嘩沙汰で捕まった少年一味に襲われる。少年らは、組織の刺客だった。 ミランは、少年たちが手錠を外すのを見た。 警察内部に共犯者がいると訴える。 怪我をした二人は病院内で保護されるが、そこにも刺客がやってくる。 とまぁ、逃げても、逃げても、追ってくるわけです。 しかも、かなり残酷にどんどん二人に関わった人間を殺して行く。 警察内部にも共犯者がいるわけだから、気を抜けないわけで。 チャン刑事はアル中で勤務中にも酒を離さないような人間だけれど、 人情が感じられ、頼りがいがある刑事。 イ・ギョンホンは本当に刑事役が良く似合う。 オ刑事は、麻薬捜査に詳しい人物だけれど、イマイチ謎の人間。 ドンハの妹が、これがイライラするほどのバカ娘。 こいつのせいで危険に晒されるのに、ミランは妹の心配をするなんて、優しすぎ。 謎解きは、’有り得ない!’っていうくらい、ドンハが簡単に解いて行く。 拉致された車の中にあった文字を記憶している? それが麻薬と関連する薬物だなんて気づく? 機密にあんなに簡単にハッキンングできちゃうなんて恐ろしい。 探偵真っ青の名探偵ぶり。 細かい部分を気にしなければ、最後まで黒幕は誰か?と、 ハラハラしながら観ることができるわ。 最後の最後までわからない。 ↓結末↓ ’暗黒団’のアジトから逃げ出したドンハとミラン。 オ刑事は、二人を警察へ連れて行こうとするが、 警察には’暗黒団’の共犯者がいるため、チャン刑事は二人を逃がす。 怪我をしたドンハを庇いながら、室内プールへと逃げ込む。 二人は下着姿でプールに潜り、キスを交わす。 二人を探していたチャン刑事はようやく二人をみつけやってくる。 ’腹減ってないか?’と、食事を持って。 しかし、ドンハの妹が’暗黒団’に捕まってしまった。 ’助けたければ、廃工場へ来い’と。 三人は廃工場へ向かう。 チャン刑事はドンハに’軍隊は?’と尋ねる。 銃をドンハに渡し、ミランを守ってやれと。 妹を助け出し、逃げようとするが’暗黒団’に追い詰められてしまう。 そこへオ刑事がやってきて、危機を逃れるが、 オ刑事は’暗黒団’に銃で撃たれてしまう。 ドンハはオ刑事を助けるために車を取りに行くが、そこへチャン刑事が現れる。 チャン刑事はオ刑事を射殺してしまう。 チャン刑事が’暗黒団’の共犯者だったのだ。 金のために’暗黒団’になったのだと語るチャン刑事。 長年警察の忠犬のように働いてきたが、 結局、声や態度が大きい人間にばかりチャンスが訪れるのだと。 この金で、惨めな生活とおさらばすると告げるチャン刑事。 だが、その金が消えた。 その金は’暗黒団’の殺人鬼、ヌクテが持っていた。 ヌクテはボスを殺したチャン刑事を快く思っていなかった。 ヌクテは金を燃やしてしまい、チャン刑事の一騎打ちになるが、 ヌクテは撃たれ、チャン刑事は刃物で刺される。 金が燃え、全てが水の泡となり、チャン刑事はドンハたちを殺そうと灯油を巻く。 工場の外へ出て、火をつけるが、ヌクテに邪魔される。 その間、ドンハたちは何とか工場を抜け出し、工場は爆破するが、 チャン刑事は重症を負いながらも負ってくる。 ドンハは、チャン刑事の元へと戻り、チャン刑事を殴りつける。 そして、チャン刑事を射殺する。 END チャン刑事が犯人だなんて・・・ 救いがないじゃないかー どんどん人は殺されて行くし、ラストは陳腐で・・・ かなり都合の良い展開・・・ |
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