MUSA -武士-  The Warrior 
 原題:武士 무사(ムサ) <2001>

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MUSA -武士-

1375年。元の末期で明の初期の頃の中国大陸。高麗は、明に数回、使臣団を派 遣する。

龍虎軍の若い 将軍チェ・ジョン(チュ・ジンモ)が護衛する使臣団も南京に近づくが、彼らを迎えたのは、高麗を敵性国と扱う明の軍隊であった。スパイ嫌疑をかけられた使 臣 団は、明の捕虜になり護送されるが、砂漠を横切った行列の前に元の騎兵団が現れる。彼らは、使臣団を護送する明の軍隊を抹殺した後、使節団を砂漠に置き 去りにする。

一行は、飢えに 疲れて到着したケッチャンで、別の元の騎兵団と出会う。彼らは、明の皇帝の娘、芙蓉王女(チャン・ツィイー)を拉致してきたところであった。チェ・ジョン は、王女を救出して南京へ 戻れば、明が高麗に抱いている誤解を払拭できると判断し、王女を助けることにする。

その夜、使臣団に加わっていた奴婢ヨソル(チョン・ウソン)も死んだ主 人の死体を引いてケッチャンに到着するが、死体に唾を吐いたアラブ人を斬ったことで、元の捕虜となる。

チェ・ジョンは、忠実な副官カナム(パク・チョンハ ク)と、経験豊かな下級武士チン・リップ(アン・ソンギ)と共に王女を救出する戦闘にたつ。完壁な勝利を収めた高麗人一行は、王女の救出に 成功するが、彼らの周辺で更なる危機が起こり始める。

【予告編】
監督 キム・ソンス(金成秀) <1995>ラ ン・アウェー、 <1997>ビート、 <1998>太陽はない、<2001>MUSA -武士-
<2003>英語完全征服

出演

チョン・ウソ ン(鄭雨盛)

出演作品一覧
チュ・ジンモ (朱鎮模) <1997> 朴対朴、<1999>ダンス ダンス、<1999>ハッピー・エンド、<2000> リアル・フィクション、
<2001>MUSA-武士-、<2001>ワニ&ジュナ~揺れる想い~、<2004>ライアー
<2006>頭脳遊戯プロジェクト、パズル、<2006>カンナさん 大成功です!、<2007>愛 サラン
<2008>霜花店(サンファジョム)-運命、その愛、<2010>男たちの挽歌、<2011>珈琲

アン・ソンギ (安聖基)

出演作品一覧

パク・ヨンウ (朴埇佑)

<1997>オ ルガミ~罠~、<1999>シュ リ、<2000>リ メンバー・ミー 、<2001>MUSA -武士-
<2002>永遠の片想い、<2004> スーパースター☆カム・サヨン、<2005>血 の涙
<2005>ナンパの定石、 <2006>甘く、殺伐とした恋人、 <2006>私 の小さなピアニスト
<2006>静 かな世界、<2007>ビューティフ ル・サンデー、<2007>今、愛する人と 暮らしていますか?
<2008>ワンス・アポン・ア・タイム、 <2009>携帯電話、<2010>子供たち

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【レビュー&ネタバレ】
ヒロインに、中国のチャン・ツィイー を迎えた豪華な作品。
この作品も・・・・・せつねー
泣いて、泣いて、涙が止まらなかったわ・・・・・
ちょっとね、陳腐ではあるのよ。
いろんな部分が。
けど、全てのキャラクターが活きているから、
最後には、この映画も、登場人物も好きになっちゃうの。
だから、この最期には・・・
あまりにも辛すぎて、耐えられなかったわ・・・
もう一度観たいけど、あまりにも辛すぎて観ることができないわ・・・

ヒロインがチャン・ツィイーだったから、好感を(わずかに)残したまま終わったけれど、
他の女優だったら・・・
反感だけで終わったかも・・・
すごい存在感と魅力よね、彼女は・・・・・
高慢な姫役がピッタリ。
できれば、勇敢で凛々しい姫を演じて欲しかったけど。
その方が似合いそうですし。

チョン・ウソンは言うまでもなく、ステキ。
寡黙で、誠実で、まさに武士の魂を持った男を演じておりました。
彼は武士ではなく、奴隷なんですけどね。

そして、チュ・ジンモは、
中世的で華美な、古典衣装を身に着けると美しいわー
まさに美青年。
美しくて、ちょっとよろめいちゃったわ・・・・

そして、国民的俳優アン・ソンギ。
こんなお年で、こんな激しいアクションに挑戦して・・・
そっちの方が心配だったわ・・・
大丈夫だったんでしょうか?本当に。

そして、通訳にパク・ヨンウ。
僧侶に、イ・ドゥイル。














結局、芙蓉王女の救出には成功するのだけれど、
元の軍は執拗に彼らを追ってきて。

  姫を渡さなければ、皆殺しにする。
  姫を引き渡せば、終わる闘い。

武将として、戦って散るのか?
それとも、生きて故郷に帰るために敵軍に姫を引き渡すのか?

「俺たちは、灰になってもまだ燃える・・・」
まさに、その言葉通りよ。

↓結末ですので、ご注意を↓


武士の尊厳のために闘う・・・
それだけではなく、残された人々を守るため・・・
途中、一行に加わった漢民族の家族たちとの心の触れ合いも温かくて、
その中に妊婦がいて、しかも、出産間近で・・・
その妊婦のために危険を冒して外壁の外へ水を汲みに行った少年が、
あと一歩で廃城に戻れる・・・
その時に、敵の矢に射抜かれて・・・
そこから、mocaの涙、涙の戦いの始まり・・・・・・・
あんなに気が弱くて卑怯だった通訳のパク・ヨンウまでもが、
子供たちを守るために命を落とし・・・
僧侶までもが、戦士となり戦いに身を投じ・・・・
この僧侶がmocaは大好きだったから、
戦いのシーンだけでも辛くて、辛くて・・・・
なぜ僧侶なのにー
そして、チョン・ウソンとチュ・ジンモも、姫たちを守るために散って行く・・・

生き残ったのは、アン・ソンギのみ・・・
そして、小船を漕いで、姫たちを救うために援軍を要請に明へと向かう・・・

せつない・・・




















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