*今、愛する人と暮らしていますか？* 韓国映画レビュー100作以上あらすじネタバレ

今、愛する人と暮らしていますか？

　原題：今、愛する人と暮らしていますか？
　지금 사랑하는 사람과 살고 있습니까?（チグムサランハヌンサラムグァサルゴイッスムニカ?）　＜2007＞

オススメ	ストーリー	韓流王道	泣き	笑い	名作	映像
×	×	×	×	×	×	△

活気に満ちていて可愛いが、仕事をする時は誰よりも熱情的なファッション・コンサルタントのユナ（オム・ジョンファ）と、ユーモラスで情の深いホテリアのミンジェ（パク・ヨンウ）は、友人のような夫婦。しかし、恋愛4年、結婚3年という長いつき合いの二人は、熱いというより安らかな生活型の夫婦だ。

一方、女性に無関心で冷たいワーカホリックのヨンジュン（イ・ドンゴン）と、知的な容貌と物静かな性格の照明デザイナーのソヨ（ハン・チェヨン）は、若くて有能な夫婦。しかし、単に夫と妻として暮らしているトキメキのない夫婦だ。

ファッションのコンサルティングをするために訪ねてきたユナと、挑発的な口喧嘩を繰り広げるようになったヨンジュン。そして、見知らぬ香港で運命のようにミンジェと出会うソヨ。

ソヨは、夫のヨンジュンや彼女自身でさえ知らなかった自分の内面を見てくれるミンジェに揺れ、ヨンジュンは、いつも笑顔だが人生に疲れているユナが気になる。

その夜、熱く交錯した二つのカップル－４人の男女は、危険ながらも隠密な一夜を送るようになる。彼らのクロス恋愛でどんなことが起こるのだろうか。そして彼らは、どんな選択をするのだろうか。

日本公式サイト：http://www.aisuruhito.jp/

【予告編】

監督	チョン・ユンス	＜2002＞イエスタディ　沈黙の刻印、＜2007＞今、愛する人と暮らしていますか？、＜2008＞妻が結婚した、＜2010＞氷雨
出演	オム・ジョンファ（厳正化）	出演作品一覧
	パク・ヨンウ（朴埇佑）	＜1997＞オルガミ～罠～、＜1999＞シュリ、＜2000＞リメンバー・ミー、＜2001＞MUSA －武士－、＜2002＞永遠の片想い、＜2004＞スーパースター☆カム・サヨン、＜2005＞血の涙、＜2005＞ナンパの定石、＜2006＞甘く、殺伐とした恋人、＜2006＞私の小さなピアニスト、＜2006＞静かな世界、＜2007＞ビューティフル・サンデー、＜2007＞今、愛する人と暮らしていますか？、＜2008＞ワンス・アポン・ア・タイム、＜2009＞携帯電話、＜2010＞子供たち
	イ・ドンゴン	＜2002＞ファミリー、＜ 2002＞【日韓合作】フレンズ、＜2002＞【韓中合作】マイ・ラブ・リンリン、＜2005＞Ｂ型の彼氏、＜2007＞今、愛する人と暮らしていますか？
	ハン・チェヨン	＜2000＞ＲＥＣ【レック】、＜2002＞海賊、ディスコ王になる、＜2002＞ワイルドカード、＜2007＞今、愛する人と暮らしていますか？、＜2009＞グッドモーニング・プレジデント、＜2009＞ガールフレンズ、＜2010＞インフルエンス

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【レビュー＆ネタバレ】

韓国の観客動員数は約95万人。
スター俳優出演の話題作で100万人を突破できないのは駄作ですね。

この映画は、単にベッドシーンだけがウリの映画ですから。

ですが、オム・ジョンファのヌードなんて見飽きて話題にもならず、
期待されたハン・チェヨンですが、結婚を前に脱ぐ脱がないでモメ、
結局脱いだのですが、画面では確認できず。
試写会で「暗くて見えない」と、散々そこをツッコまれた関係者は、
劇場ではもっと明るく編集してハン・チェヨンのバストトップを確認できるでしょう、
などと期待させてましたが、結局見えません。

ベッドシーンをウリにするくらいなら、
ハッピーエンドのチョン・ドヨンくらい果敢に挑戦しなきゃ、ウリにならないでしょう。
ファンにとっては、その努力の過程、チャレンジも大事でしょうけれど、
観客は結果を観に行くのですから、努力は評価になりません。

オム・ジョンファとイ・ドンゴンの絡みでは、イ・ドンゴンが思いっきりオム・ジョンファの胸を触っているので
かなりの衝撃ではありました。

でも、こういう触り方では、感触もクソもなさそうですし、
触れないように気を遣っているのもミエミエ。

ハン・チェヨンのナイスバディぶりは驚くほどで、バストトップなどいいから、
パーツパーツで映さず、全身フルで映して欲しかったですね。
ほんと、キレイ。

さて、作品ですが.............
映像は美しく、なかなか目の保養にはなるのですが、中身がない。
この手のストーリーはドラマではありがちですし、
映画では扱わないのは、2時間では面白味がないからでは？
ほんとに出会った途端Sexしてしまう、単なるインスタントラブ。
なぜ、2組の夫婦が互いに惹かれてしまったのか、スクリーンからは全く感じられず。
映画が生きていない。
まさにミュージックビデオのようなもの。
ベッドシーンを撮りたいがために、
ストーリーをおまけでつけました。
そんな感じでございます。

チョン・ユンス監督の前作
＜イエスタディ　沈黙の刻印＞をご覧になった方でしたら、多少なりとも想像できるのでは？
御託ばかり並べて中身がない.....　見栄えばかりよくて、中身がない、
前作とまったく同じです。

moca的に見所とえいば、イ・ドンゴンがかっこいい！！！
それくらい。
イ・ドンゴンは前作より2年ぶりのため、今回は慎重に作品を選んだということですが、
なにゆえ、この作品？
メインキャスト4人で、いろいろ学べるだろうし、自分も教えることができるだろうから、
ということですが、それなら他の作品の方が.......?

ハン・チェヨンも役柄にマッチして、予想外によかったー
＜快傑春香＞は見ていないので、＜秋の童話＞のハン・チェヨンしか知りませんが、
もっと今回のような役をやって欲しいですね。

オム・ジョンファはもう結構！！
毎回おんなじじゃーん！！
金太郎飴みたいにそっくり。
演技の幅がなさすぎ。
もう飽きた。見たくない。

オム・ジョンファ演じるユナが、苦労を背負っているけど笑顔を絶やさない
そんな女に見えたなら、もう少し楽しめたでしょうね。
いつも通り気の強い女でしかありません。

さてさて、ストーリーです。

誰もが羨むような一心同体のような夫婦ユナとミンジェ。
ただ、両家の両親を養い、妹の結婚詐欺のせいで生活は苦しいことがユナを疲れさせていた。

ある日、チョルジュのワインバーの開店記念で集まった席で
ユナ、ミンジェ夫婦と、ヨンジュン、ソヨ夫婦は出会う。
どこか寂しげなソヨの笑顔が気になるミンジェ。
そんなミンジェは香港で、運命的にソヨと再会する。
見知らぬ地でソヨはミンジェを頼るうちに、ミンジェが気になり始める。
互いに好意を抱いてしまった二人は、貪るように熱い一夜を過ごす。

一方ユナは、チョルジュのワインバーでヨンジュンと再会する。
まるで売り言葉に買い言葉で言い合いになった二人。
ユナは怒って店を出て行ってしまう。
「あいつ、あぁ見えて両親を養い、妹の結婚詐欺の後始末で苦労してんだ」
という先輩の言葉を聞き、ユナが気になりだしたヨンジュン。
そんなヨンジュンの気持ちも知らず、ユナはヨンジュンがムカついて仕方がない。
ファイトクラブでヨンジュンに試合を挑んだユナはヨンジュンに勝利。
そんなユナをヨンジュンはベッドに誘おうと挑発。ユナは挑発に乗ってしまう。
ユナとヨンジュンは、まるでスポーツのようにベッドで戯れるが、
ヨンジュンの言葉に腹を立てたユナは途中で部屋を出て行ってしまう。

ユナにとってヨンジュンは顧客。
ファッションコンサルタントのために仕方なくヨンジュンを訪ねたユナ。
しかし、またもやヨンジュンはユナを怒らせてしまう。

帰国後も密会を続けるミンジェとソヨ。
ミンジェの素っ気無い態度を不審に思うユナ。
一方、ヨンジュンは執拗にユナの後を追いかけ、そんなヨンジュンにユナも惹かれ始めてしまう。
そんな時、ユナはミンジェに女がいることを知ってしまう。

チョルジュの船上結婚式に参加したユナ、ミンジェ夫婦と、ヨンジュン、ソヨ夫婦。
そこでユナとソヨは、船から湖に転落してしまう。
慌てて助けに飛び込んだミンジェとヨンジュン。

ユナとソヨを助け船に上がるミンジェとヨンジュン。
しかし、皆が驚く光景が.....
ミンジェが助けたのはソヨ。ヨンジュンが助けたのはユナだった。
ミンジェとヨンジュンの様子で、二人の胸のうちを悟ったユナとソヨ。

チョルジュの父の葬儀で再会する四人。
四人は軽く挨拶を済ませ、それぞれの道へと歩みだす。
「また香港に行くんだ」
「考えておくわ」
「連れていくだなんて言ってないぞ」
そんな会話の中に、未来を感じるソヨとミンジェ。
ユナの車を追って走るヨンジュンの姿に笑顔を浮かべるユナ。

END

ラストは曖昧ですが、2組の夫婦はとりあえず離婚したということでしょうね。
で、ユナとヨンジュン、ソヨとミンジェ、それぞれこれから新たに始まっていくということでしょう。

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