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オススメ |
ストーリー |
韓流王道 |
泣き |
笑い |
名作 |
映像 |
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△ |
○ |
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× |
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| 師の恩 To Sir, With Love |
| 原題：師匠の恩恵 스승의 은혜（ススンエ ウネ） ＜2006＞ |
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| 監督 | イム・デウン | ＜2006＞師 の恩 |
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出演 |
オ・ミヒ |
＜2005＞私 の生涯で最も美しい一週間、＜2006＞師の恩、 ＜2007＞お姉 さんが行く |
| ソ・ヨンヒ |
＜1998＞バ
イ・ジュン～さら
ば愛しき人～、＜2002＞嫉
妬は私の力、 ＜2003＞ラブストーリー、 ＜2004＞ライアー、＜2005＞麻婆島（マパド）、 ＜2005＞私 の生涯で最も美しい一週間、 ＜2006＞連理の枝、＜2006＞師の恩、＜2006＞無道里、 ＜2007＞大誘拐 クォン・スンブン女史拉致事件（特 別出演）、＜2007＞宮女 クンニョ、 ＜2008＞チェイサー（特別出演）、 ＜2008＞アンティーク～西洋骨董洋菓子～（友情出 演） |
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| ヨ・ヒョンス | ＜2001＞バ ンジージャンプ する、＜2002＞男、生まれる、＜2006＞ホリデー、 ＜2006＞師の恩 | |
| イ・ジヒョン | ＜2000＞寵
愛、＜
2001＞7人の夜明け、＜2002＞ひとまず走れ！、
＜2002＞ボス上陸作戦、 ＜2006＞師の恩 |
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| パク・ヒョジュン | ＜2002＞同
い年の家庭教師、 ＜2004＞マルチュク青春通り、
＜2004＞恋する神父、＜2005＞逆転の名手、 ＜2005＞オーロラ姫、＜2005＞僕の、世界の中心は、君だ。、＜2006＞カリスマ脱出記、＜2006＞卑劣な 街、 ＜2006＞師の恩、＜2007＞幽霊物語、 ＜2007＞町内金庫連続襲撃事件 |
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| イ・ドンギュ | ＜2003＞ワイルドカード、＜2004＞欲望、＜2004＞R-POINT、＜2004＞サム～Some～、 ＜2004＞フーリッシュゲー ム、＜2005＞レッド・アイ、＜2006＞師の恩、 ＜2007＞1942 奇談 |
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| ユ・ソラ | ＜2006＞師 の恩 | |
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チャン・ソン ウォン |
＜1999＞ チェンジ、＜2001＞覗き、＜2006＞師の恩、 ＜2007＞狂っちゃいないぜ |
| 【レビュー＆ネタバレ】 |
| スター俳優がいっさい出演してお
らず........... しかし、観客動員約63万人！ 同じ日に公開されたスター俳優イ・ジュンギ主演の＜フライ・ダディー＞ の51万 人を抜いた！と、 韓国では騒がれた作品でございます。 なぜこの作品が？ それは、ホラーだからです.......................（笑） 夏になると、バカの一つ覚えのようにホラー映画がラインナップする韓国。 もう、夏の映画界にホラーは欠かせないのですわよ。 映画制作会社にとっても、低予算で動員が見込めるおいしいジャンルなわけですね。 ホラー映画は、100万人がヒットの目安と言われており、 この映画は若干足りないわね。 けれど、なかなか評価は高いのですわよ。 それは、＜階級や外貌などによる差別＞という、’新鮮な素材’を初めて真っ向から扱ったこと。 そして、悲鳴度高し。 なんじゃそりゃ？ きゃー きゃー 叫ぶシーンが多いってことよー（moca語録） この映画は、ホラーはホラーでも、スプラッターです。 mocaはホラーは苦手で、ハリウッドのホラーは観ないわ（観れない） でも、コリアンホラーは、＜作り物＞感が高いし、どこか陳腐で、けっこう観れちゃう。 スプラッターだろうが、なんだろうが、けっこう平気。 けど、この映画はダメだー マジ、目を反らす。 見れん！ なぜここまで気持ち悪いの？ 拷問シーンとか、mocaはかなり直視できないのね。 この映画も同じ。 気持ち悪いとかを超えて、もうホント見れない！ 殺し方というのが..... カッターで滅多刺しにし、更にコンパスの針を顔に刺し口を閉じないよう固定し、 カッターの刃を細かく切り（1cm単位くらいで折れるでしょう？） 口の中に水と共に流し込む...... なんでこんなむごいこと考えられるのー ホッチキスの針でまぶたを縫い付けたりね....... グロテスクの極地。 グロと心理的拷問のＷ効果。 こういうものを作り上げられることに感心するわ。 体中に蟻が這い回り、耳の中にまで侵入したり.......... 動物の死体にウジが湧いたり........... 韓国映画は、こういうシーンに容赦ないので、本当にキツいです................ ホラーでありながらも、けっこうストーリーが興味深くて、 サスペンス色、ミステリー色がかなり強いの。 コリアンホラーは、とにかく.... 気持ち悪い！ 怖い！ と、叫べければいい！というのが定義なのか、とにかくストーリーが破綻しています。 この映画は、それを更に証明しちゃったのかも。 最初は、ストーリーにグイグイ惹きつけられていくのに、最後にはあまりにもお粗末な結末。 それは、mocaが最初から予想がついちゃったからということもあるかもしれません。 韓国では、’意表を突くラスト！’と、評価している方もいるので....... なんだか、ストーリーが破綻していても、叫べればいいのか？ と、かなり思ってしまったのよ。 ホント、他の映画と比較にならないほど叫べると思うわよ？ それだけは間違いないわ。 この監督。スプラッターの鬼才かも。 ただ、ストーリーも途中まではかなり息を飲む展開だっただけに、惜しいわ。 最後の大どんでん返しに唸った方もいるようですが、あまりにも種明かしがお粗末。 mocaはシラケたわ。 しかも、そのオチ。夢オチ以上にガッカリするわ。 スター俳優は出演しておりませんが、見た顔が多いでしょう？
主演2人。 パク先生は、＜雪の女王＞のソン・ユリ の実母。 ソ・ヨンヒは初の主演。moca、この子見ているだけでイライラするからイヤなんですが..... この映画を観て、この子は絶対に主演タイプではなく、助演女優だと確信。 そして、ヨ・ヒョンス！彼目当てでこの映画見たのよね（笑） ＜バンジー・ジャンプをする＞以来、気になって 仕方ないのよ。 なのに、この作品でまだ出演4作目なのよね.... もっと出て欲しいの。 今現在兵役中。2009年5月末頃除隊予定。 彼は俳優として、目先ではなく、30歳くらい.... ずっと先を視野に入れて考えているそうです。 彼はかなりの存在感のあるイイ俳優になれると思うだけに楽しみだわ。 この映画では、イマイチ力を発揮できていないように思いますが？ 三番目に名前が出たわりには、出演分量少なすぎ。 なのに彼は＜常住俳優＞と呼ばれていたほど（笑） ソウルに一度も戻らず、ロケ地の島に滞在し集中していたそうで、 スタッフがやることも、彼が全部現地で手はずを整えていたりしたそうです（笑） なんだか、更に好きになっちゃったわー ヨ・ヒョンスをもっと知りたい！ ＜寵愛＞でセンセーショナルなヌードを披露したものの、そ の後一体？ イ・ジヒョンも久々の出演作。しかし、終始サングラスをかけたまま。 サングラスを取れない事情があるのですね。最後にその謎を明かします。 イ・ジヒョンのまともな顔が見れるのは、↓の先生の妄想の中でだけ....（笑）  パク・ヒョジュンは一度見たら忘れないでしょう？名脇役よね？ ＜マルジュク通り残酷史＞のハンバーガー役の印象は強 烈だわ。 イ・ドンギュは、日本では無名ね。＜ワイルドカード＞の極悪人で知っている方もいるかしら？ ＜サム＞で冒頭で殺されちゃうわりには印象深かったけど。 そして、チャン・ソンウォン！ ご存知（？）チャン・ナラの実の兄でございます。 ＜クァンキ＞でしか見たことがないから嬉しい～ ＜クァンキ＞のユンゼが好きだったの。 随分印象も変わっちゃって.... もう、三十路なのね。見えないわー 美少年という雰囲気だわ。  この趣のある家は、安眠島（アンミョンド）に建てられたオープンセット。 ステキよね。 この海辺の家で繰り広が得られる惨劇。 まずは、事件後から映画は始まり..... ミジャは、混乱しながらも、事件のあらましを刑事に語って聞かせる。 16年ぶりに再会する級友たち。 定年退職し、田舎で暮らすパク先生が喜ぶだろうと、教え子ミジャが呼び寄せた。 ミジャは、母を亡くし天涯孤独になり行く当てもない自分を受け入れてくれたパク先生を喜ばせたかったのだ。 集まった6人の教え子たち。 しかし、懐かしさの裏に暗い影がよぎる。 「先生、本当に覚えてないんですか？」 各々が口にする恨みの言葉.... 集まった全員が、パク先生から受けた心の傷を抱えていたのだった。 貧乏を笑われたセホとウニョン。 体罰により障害者になってしまったダルボン。 太っていることでクラス中の笑い者にされ、整形手術を繰り返すようになったスニ。 パク先生に溺愛されたせいで、精神安定剤を手放せなくなったミョンホ。 そして、パク先生に教室でお漏らししたと誤解され教室を追い出され、 そのせいで母親が交通事故に遭い亡くなり、学校もやめてしまったジョンウォン。 しかし、パク先生は何一つとして記憶していなかった。 まるで、自分がよい教師であったかのようにふるまうパク先生をみつめる冷たい視線たち。 ミジャは、一人パク先生への理解を示し、「過ぎたことは忘れよう」と諭す。 そして、セホが殺され、ウニョンも殺される。 スニはパク先生を殺そうとして、崖から転落死してしまう。 ダルボンも殺され、ミジャとミョンホは恐怖に怯える。 ミョンホも、 そこに現れたのは、ウサギの仮面を被ったパク先生の息子ヨンミン。 奇形児であるがために、地下室に隠されて育てられた子供。 が、ヨンミンは行方不明になっているはず... ウサギの仮面を奪うと、それはジョンウォンだった。 ジョンウォンと格闘の上、ミョンホも目玉を貫かれ殺されてしまう。 ↓結末。思いっきりネタバレし ます！！↓ ミジャの話を聞き終えた刑事は、ジョンウォンを手配する。 ジョンウォンの部屋からは、死んだ母親の遺体が... そして、部屋の様子から、刑事は疑問に思う？ ジョンウォンは女なのか？ 部屋の内装も、洋服も、どう見ても若い女の部屋だった。 しまった。ヤラれた..... 刑事は地団駄を踏み、車を走らせる。 そして、刑事の元へ報告が..... 「病室からミジャとパク・ヨンオクが姿を消した！」 併せて、セホ、ウニョン、スニ、ダルボン、ミョンホ... 5人の死因は毒殺であることが判明。 悲しそうにピアノに向かい＜月光＞を奏でるミジャの姿..... セホたち5人は、16年ぶりに再会したのではなく、 毎年あの家で同窓会を開いていた。 刑事は驚くような報告を受ける。 スニはアジアに名を轟かせるようなスター。 ダルボンは野球選手。 ミョンホも世間に知れ渡ったIT企業家.... 5人は世間から注目を浴びる有名人だったのだ。 要するに、すべてミジャの作り話！ わかりやすくまとめますが、 ＜ミジャ＞という人物は存在せず、 チャン・ソンウォンが演じていた男性のジョンウォンも、ミジャが作り出した架空の人物。 ミジャが語った＜ジョンウォン＞は、自分のこと。 そして、セホたちが心に受けた傷。 貧しさ、太っている、そして、体罰.... どれもこれも彼女自身が受けた傷だった。 その上、パク先生の奇形の子供と仲良くしようとしたのに、 笑いものにしていると誤解されなじられ.... しまいには、初潮の血の臭いを排泄物と間違われ教室から追い出された。 それを抗議しに行く途中で、母親は交通事故に遭ってしまった。 その母親が死んだ時、ジョンウォンの中で何かが壊れ始めたのだった。 成功した5人を無惨に殺し、明るい未来を奪い、 下半身不随で排泄されも一人でできない、＜生きていることが苦痛＞なパク先生には、 ＜死＞ではなく、＜生＞を与えた... と言うジョンウォン。 いくら奇形の子を産んで人生が辛かったからと言って、許されないことがある！ もし生まれ変わって奇形児を産んだとしても、次は絶対に教師にだけはなるな！！ ジョンウォンは泣き叫び、海に身を投げる。 というわけでした。 パク先生も、きっと海へ身を投げたのでしょう。 あの奇形児のヨンミンは、いつ、どこへ消えたのでしょう？ ヨンミンに対し懺悔の言葉を口にしていましたが、捨てたか、殺したか、したのでしょうね.... あの首吊りをしたのがヨンミンかと思いましたが、あれは、パク先生の夫。 除草剤のせいで病気になり、自分のせいで奇形児として生まれてしまった息子の不憫さを嘆き 自殺したそうです.... 殺人鬼（ミジャといえばいいのか、ジョンウォンといえばいいのか）がウサギの仮面を被ってましたが、 どうやら、ヨンミンの怨念が彼女に乗り移ったみたいです。 ミジャと、ヨンミンの復讐ということね。 |
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