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オススメ |
ストーリー |
韓流王道 |
泣き |
笑い |
名作 |
映像 |
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◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
△ |
× |
○ |
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| ラブストーリー The Classic |
| 原題：クラシック 클래식（クルレシク） ＜2003＞ |
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| 監督 | クァク・ジェヨン（郭在容） | ＜1990＞雨降る日の水彩画、＜1991＞秋の旅、＜1993＞雨降る日の水
彩画２、 ＜2001＞猟奇的な彼女、 ＜2002＞純愛中毒（脚本）、＜2002＞ピアノを弾く大統領（脚本）、 ＜2003＞ラ ブストーリー、＜2004＞僕の彼女を紹介します、 ＜2006＞デイジー（脚本）、 ＜2008＞僕の彼女はサイボーグ（日本映 画）、＜2008＞最 強☆彼女（制作： 2006年） |
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出演 |
ソン・イェジ ン（孫藝珍） |
＜2002＞
醉画仙（チファソン）、＜2002＞永遠の片想い、
＜2002＞ラブストーリー、 ＜2003＞君に捧げる初恋、 ＜2004＞私の頭の中の消しゴム、 ＜2005＞四月の雪、＜2006＞ナンパの定石、 ＜2008＞ファム・ファタール 、＜2008＞妻が結婚した、 ＜2009＞白 夜行－白い闇の中を歩く、 ＜2011＞不気味な恋愛 |
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チョ・スンウ （趙承祐） |
＜2000＞春
香伝、＜2001＞ワニ＆ジュナ～揺れる想い～、
＜2002＞フー・
アー・ユー？、 ＜2002＞爆裂野球団！（特別出演）、＜2002＞Ｈ [エイチ]、＜2003＞ラブストーリー、 ＜2004＞下流人生～愛こそすべて～、 ＜2005＞マラソン、＜2006＞とかげの可愛い嘘、 ＜2006＞タチャ イカサマ師、＜2008＞GO GO 70s、 ＜2009＞炎のように蝶のように |
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| チョ・インソ ン（趙寅成） | 出演作品一覧 | |
| イ・ギウ | 出演作品一覧 |
| 【レビュー＆ネタバレ】 |
| ’猟奇的な彼女’よりは数段劣る
けれど、 ロマンティックでせつない、感動的な映画。 この邦題・・・ いったい誰がつけたんだか・・・・ 最悪ね。 この邦題とあらすじ、そして、ソン・イェジン・・・のおかげで、しばらく放置したままだったわ。 観てみるかぁ・・・ 程度で、期待せずに観たら・・・ さすがカク・チェヨン！涙が止まらない感動作でしたわ。 韓流好きなら、これは観なくてはいけない一本です。 ソン・イェジンはこういった清楚で儚げなお嬢様を演じさせたらピカ一ね。 チョ・スンウがちょっと、moca的には頂けないかな・・・ 演技力はさすがですが、どうしても、お笑いの’アリtoキリギリス’石井正則に見えてしまう････ チョ・インソンは、まだこの頃には演技が確立されていないようで、中途半端ですね。 主役の一人なのに、存在感も薄い・・・・・・・ こういう普通のキャラクターの方が、チョ・インソンには向かないのか？ 母の初恋ばかりがクローズアップされて、娘の恋が二番手になっちゃっているから よけいに力を発揮できない感じはするわね・・・ イ・ギウは最高！ これがデビュー作とは思えない。 あのひょうひょうとした演技には笑うし、あの不思議なテス役を見事に演じたと思うわ。 そして・・・あのテスの容貌からは、イ・ギウがイケメンだなんて想像できない（笑） 他の映画を観ると、その落差にビックリよね。 かなりステキなんですけど。 この映画の影の主役は’テス’だと思うの。 テスがいなかったら、この映画はこんなに盛り上がらなかったわ。 サンミンに想いを寄せる売店のオールドミス、イム・イェジンは、 猟奇的な彼女を始め、 クァ ク・ジェヨン作品ではおなじみね。 ソン・イェジンの友達ナ・ナヒは、連理の枝などのソ・ヨ ンヒ。 なんだか鼻について嫌いなのよね・・・
親子二代に渡ったラブストーリー。 さすがカク・チェヨン！と思わせる、美しい映像美。 シチュエーションにピッタリの音楽。 ’クラシック’というタイトル通り、クラシックも全般に渡って流れます。 カク・チェヨンは’カノン’が好きなのかしら？ ’猟奇的な彼女’でも、チョン・ジヒョンがピアノで弾いてましたね。 ある日ジヘは、海外旅行中の母の部屋で小箱をみつけ、 母の初恋であり、父の親友と交わした手紙や日記をみつけ、読みふける。 ジヘには、想いを寄せる先輩サンミンがいるが、 親友のスギョンがサンミンに想いを寄せ、そのラブレターを代筆してやることで、 ジヘはサンミンを知り、好きになったのだった。 それ故、サンミンを好きだという気持ちを表すこともできず、 代筆したラブレターに、自分のサンミンへの想いを綴っていた。 そして、母ジュヒの恋もそうであった。 ジュヒの婚約者テスにラブレターの代筆を頼まれたジュナ。 ジュナはジュヒが田舎で出会った想いを寄せる少女だと知り驚く。 テスにそのことを言い出せず、テスの名で自分の思いを綴るジュナ。 太陽が海をほのかに照らしたら 僕は君を想う 月明かりが泉に浮かんだら 僕は君を想う 贈られた詩までもが同じだった。 偶然の一致に訝しがるジヘ。 サンミンは友達スギョンのもの・・・・ どうすることもできない・・・ 一方、ジュヒに想いを寄せるジュナも、テスの手前どうすることもできない・・・ 隠れてこっそり会い続けるジュヒとジュナ。 ジュナは意を決し、テスにジュヒとのことを告白する。 テスは、ジュナを理解し、ジュヒとの仲を取り持ってやるが・・・ テスの名前で書いたジュヒの手紙が、テスの家に差し戻され、 真実がテスの両親にバレてしまう。 「あの子は国会議員の娘だぞ、女一人モノにできずどうする！」と、 テスは父親に叱責され、皮のベルトで鞭打たれた。 父とジュナの間で苦しんだテスは、自殺を図ってしまう。 そんなテスの苦しみを知ったジュナは、ベトナム派兵へ志願してしまう。 親娘揃って、同じような恋に苦しむのよね・・・ テスはいい人過ぎて、ジュナばかりを応援できなくなってしまうの・・・ ジュヒとジュナに結ばれて欲しいけど、テスが可哀想で・・・ 一方、ジヘの恋は・・・・ スギョンなんて少しも応援したいなんて思えないような子で、 サンミンとジヘが結ばれてくれれば・・・というより、結ばれることしかイメージできない。 ジュヒはジュナがベトナムへ発ってからもずっとジュナだけを想い続け・・・ 数年の月日が流れたある日、ジュヒは偶然テスと再会し、ジュナの近況を聞かされ・・・ ジュヒとジュナは喫茶店で再会する約束をするが・・・ ↓結末↓ ジュナは、結婚したという。 「どうして（テスと）結婚しなかったの？僕は結婚したのに」 ジュナの言葉に、’聞いたわ’と言いながらも、傷つくジュヒ。 その時、ジュヒはジュナの目が見えていないことに気がついてしまう。 「今の私、どう見える？」 ジュヒは尋ねる。 「元気そうに見えるよ」 と、微笑むジュナ。 「私、今泣いてるのよ。どうして・・・言わなかったの・・・」 ジュナはベトナムで、ジュヒからもらったネックレスを落としてしまい、 それを取りに行って爆撃に遭い、失明してしまったのだ。 ジュナは、昨日ここに来てそのことがバレないよう練習したのだと・・・ 二人は泣きながら抱き合う。 そして、ジュヒはテスと結婚し、3年後にジヘが生まれる。 幼いジヘを連れ、ジュヒはジュナとの思い出の地を訪れる。 そこで、ジュナの友人と再会する。 手にはジュナの遺骨が・・・ ジュナがこの川に散骨して欲しいと言い残したと・・・ 激しく泣き崩れるジュヒ。 ジュナは、嘘をついていた。 ジュヒが結婚するのを見送った後に、自分も結婚したのだ。 息子もいたのに・・・ ジュナの友人は残念そうに言う。 ジヘはサンミンと、母の初恋の思い出の地を訪れる。 実は、サンミンはジヘのことが好きだったのだ。 あの雨の日、木の下で雨宿りしているジヘに気づいたサンミンは、 持っていた傘を売店のお姉さんに貸し、 傘を持たぬふりをしてジヘに駆け寄ったのだということを、ジヘは知る。 ジヘにプレゼントをしたくて、スギョンのプレゼントも買ったのだと。 そして、天が味方してくれれば、あの詩が書かれたカードも ジヘが受け取ってくれると賭けたのだ。 ジヘは母の思い出の地をサンミンと歩きながら、母の初恋の話を聞かせるが、 サンミンは嗚咽するように泣き出す。 そんなサンミンに驚くジヘ。 サンミンは、首にかけていたネックレスを差し出し、ジヘの首にかける。 それは、ジュヒがジュナへと贈ったネックレス。 サンミンは、ジュナの息子だったのだ。 というわけです。 ちょっとラストがわざとらしすぎたわよね・・・ サンミンがジュナの息子だということは全く気づかなかったので 衝撃は大きくて、感動したけれど。 最後のホタルのシーンはＳＦチックだけれど、もうどうにでもして！って感じ（笑） カク・チェヨン監督なら、何をしても許すわ（笑） ジュナのジュヒの想い・・・そして、テス・・・ せつなかったわ・・・ ジュヒはお守りとしてネックレスを贈っただろうに、皮肉にも、そのためにジュナは失明してしまう・・・ けれど、’あのネックレスが・・・’などと思わず、それでもジュヒを愛し続ける・・・ これが’愛’だと知ったわ・・・ 全体的にちょっと稚拙な感じがするけれど、 すごく好きな映画です。 |
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