恋する神父  Love So Divine   
 原題:神父授業 신부 수업(シンブ スオプ)<2004>

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恋する神父

夏を終えれば神父修行は完了!!...だが!!
着々と進行中の一等級神学生ギュシク(クォン・サンウ)の神父修行。ひと月経てば、待ち焦がれた神父になれる。「聖母様、これでやっと残り少なくなり ました...」  感激も束の間、教皇が成築した大切な‘ソンジャク(聖杯)’を壊す大事故を起こし、ギュシクは不良神学生ソンダル(キム・イングォン)と共に、恥ずかしい ‘強化訓練'の主人公になってしまう!

時限爆弾のような
彼女にファーストキスを奪われるなんて! ギュシクへのミッションインポシブル。‘彼女’が聖堂のナム神父様(キム・インムン)の姪だなんて。うろたえたギュシクの弁明も聞かぬうちに、飛んで来た彼女’(ボンヒ:ハ・ジ ウォン)の拳! 恋人を捜して家出をし、太平洋を渡ったという勇気のある彼女。 ギュシクの忍耐心を試すため、聖堂でビキニ姿で日焼けを楽しむなどセクシーな行動も躊躇しないが...  近づくにはあまりにも恐ろしい彼女ボンヒに洗礼を受けるさせなさいという命令が。 神様、どうしてこんな試練をくださるのですか!

‘天が愛した男’と‘天も諦めた女’の予測不能な出会いが始まる!成功できなければ神父にはなれない。絶体絶命!

日本公式サイト:http://www.love-shinpu.com/

【予告編】

監督 ホ・インム <2004>恋 する神父、 <2007>ハーブ

出演

クォ ン・サンウ(權相佑)

出演作品一覧

ハ・ジウォン (河智媛)

出演作品一覧

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【レビュー&ネタバレ】
この映画を観なきゃ、韓流は始ま らないでしょー
他の「好きな映画」よりも、数段好きよー
何度観ても飽きないわ。
ポスターとかの写真もよいのよね。

「冬のソナタ」の脚本家の一人、ユン・ウンギョンが脚本を担当しただけあって、
とってもロマンティックで、ホロリとさせるストーリーになっているわ。
とにかく、ジウォンちゃんの好演あっての映画でしょー
あまりにも破天荒で・・・最初はちょっと鼻につく感じではあったけど、
彼女のキュートさで嫌味にもならず、
進行するにつれて、彼女の魅力にドップリと浸かっちゃったわ。
↑のポスターは、ちょっとジウォンちゃんじゃないみたい。
横山めぐみっポイわ。
それにしても・・・ホントにジウォンちゃんは可愛いわー

クォン・サンウは・・・よかったのか、悪かったのか?
でも、気の弱い純情な青年の感じがよく出ていたと思うわー
こんな人となら・・・絶対に幸せになれるわね・・・

神父役はおなじみのキム・インムン。
この人が出るだけで、作品がとってもあったかくなるのよね。
本当に大好きよ。

そして、韓国ドラマ<ピアノ>のオックァン役のチョ・ジェヒョンが
カメオで出演しておりますわ。
これは、チョ・ジェヒョンの娘がクォン・サンウの大ファンで、
チョ・ジェヒョンがクォン・サンウに頼み込んで、3人で食事したらしいわ。
そこまでしたのに・・・
いざ会ってみたら、娘は緊張でうつむいたまま一言も話さなかったそうで・・・
せっかくこうして来てもらったのに・・・
チョ・ジェヒョンは、申し訳ないやら、恥ずかしいやら・・・
そのお詫びと感謝の気持ちとして、その当時撮影していた「恋する神父」に、
セリフ一つない役でも出演すると約束したそうよ。
チョ・ジェヒョンは、このセリフのない聖堂の工事作業員のために大邱(テーグ)まで駆けつけ、
2時間ただひたすら黙って立っているだけの撮影に望んだそうよ。
チョ・ジェヒョンって好きだわ。
ちょっと笑っちゃう。

コピプリでブレイクしたイ・ソンギュンが出ているのだけれど、
どこに出ているのかと思えば、イチャイチャ綿菓子を食べている鳥肌カップルでした(笑)




「愛しています」と言うのは照れるから、「デオ・グラシアス(神様、感謝します)」 という言葉を
「他人に聞かれると恥ずかしいから、神様にだけわかるように囁くんだ」と、
「愛しています」という暗号代わりに使っているのだけれど、
これがちょっといい仕掛けになっているのよね。
そして、「愛する人の写真を入れなさい」と、父親に貰ったロケットの中に・・・
想像もしなかったわよー
なんてステキな展開を考えるのでしょー
さすがユン・ウンギョン。
「冬のソナタ」のタロット占いはちょっと無理矢理でいただけなかったけど、
小道具使いがステキ。


「人を愛することは神への裏切りか?」
というジレンマに苦しむギュシクに、胸をしめつけられるわ。

それでは、ストーリーよ。


ギュシク(クォン・サンウ)は、神父として、生涯神に仕えることを夢見る真面目な神学生。
1ヶ月後の聖職授任式を経て正式に神父になる日を、待かねていた。
そんなある日、ソンダル(キム・イングォン)と共にミサの助祭を務めたたギュシクは、
ソンダルの巻き添えで転倒し、大切な聖杯を壊すという大失敗をしでかす。
罰として、ソンダルと共に片田舎の小さな教会での<強化訓練>を命じられる。

教会へ向かう途中、アメリカ帰りのボンヒ(ハ・ジウォン)と出会う。
水と間違って焼酎を飲んだ彼女は礼拝堂の寝込 み
ボンヒを起こそうとしたギュシクは、倒れる彼女の下敷きとなり、
ファーストスをしてしまうことに。
実はボンヒは神父の姪だった。
酔いが醒めたボンヒはギョシクなど相手にせず、鬱陶しく 思うだけ。
実は彼女には恋人ジノ(チェ・ファンジュン)がおり、
彼と結婚するつもりでジノを追いかけて帰国したのだ。
しかしジノは、ボンヒに別れ話を切り出し、あっさりフラれてしまう。
おまけに、アメリカへ帰りたくても、先立つものがない。
仕方なくボンヒは、飛行機代を稼ぐために、1ヶ月間教会で働くことにする。

教会付属の幼稚園の園児に下品な英語を教えたり、ビキニ姿で日光浴したり、
ギュシクはボンヒに一日中振り回されっぱなしだ。
たまりかねた彼は、神父にボンヒの素行の悪さを訴えるが、逆に裏目に出て・・・
神父から、ボンヒに教理の勉強をさせ、洗礼を受けさせるように言い渡されてしまう。
ギュシクは与えられた試練を全うするために、ボンヒにつきまとう。

ある日、尊敬する先輩に再会したギュシクは、
先輩が恋をし、結婚し、神父になることを断念したことを知り、激しく落ち込む。
落ち込むギュシクをボンヒは車で連れ出す。
「あんたが落ち込んでいる時にどこに行きたいか、一つだけ思いついたの」

ボンヒはギュシクをソウルタワーへ連れて行く。
ギュシクはロケットに、「一番愛する人の写真を入れなさい」と父に言われたことをボンヒに話す。
その帰り道、偶然ジノが他の女と一緒にいるのを目撃してしまう。
荒れ狂うボンヒ。
ボンヒを慰めながら、ボンヒのジノへの心の内を聞くギュシク。
ボンヒに貰ったチョコを食べる前に祈りを捧げるギュシク。
そして、神への言葉 「デオ・グラシアス」は、
愛する人への「愛している」の暗号で使っていることを話す。

ギュシクは、ボンヒの気持ちを察し、 ジノとボンヒのデートを密かにセッティングする。
しかしボンヒは、ギュシクへ心が傾き始めていることに気づく。
そして、洗礼を受けるために教理を勉強すると、ギュシクに告げる。

ジノがボンヒを訪ねて教会へやって来る。
彼に「やり直さないか」と言われ、心が揺れ動くボンヒ。
二人が仲睦まじく 語り合う姿を目撃してしまったギュシクは、
ギュシクの気持ちを確かめようとするボンヒの問いかけに、黙ってうつむくしかなかった。
(ボンヒはジノに断ったが、ギュシクはそれを知らない)
「ジノと一緒にアメリカへ帰る」とボンヒに告げられたギュシクは、
「本当によかった」と言いながら、心の中で涙を流す。

ボンヒはアメリカに戻ると言い、ギュシクは聖職授任式を受けると言う。
ギュシクは、この教会を去っていった。
ギュシクを追ってバスに乗り込んできた女子高生(チョン・ヘジン)に手紙の添削を頼まれる。
ラブレターだけど、誤字が多いと恥ずかしいからと・・・
そこには、「デオ・グラシアス」と、何度も書かれていた。
不思議に思ったギュシクは意味を尋ねるが、
「あんたが通るたびに<デオ・グラシアス>って、ボンヒオンニがつぶやいてたから、
酷い悪口だと思って」、と。
それを聞いたギュシクは、ボンヒの気持ちを悟る。
一方、ボンヒは、ギュシクからもらったロケットの蓋を開ける。
中は写真ではなく、鏡だった。
鏡には、ボンヒの顔が写っていた。
「一番愛する人の写真を入れなさい」
ギュシクの言葉を思い出すボンヒ。

聖職受任式。
ギュシクは、主だけを愛することを誓えずに、受任式を辞退した。
失意のギュシクは教会に行く。
そこには、アメリカに戻ったはずのボンヒがいた。
いるはずのない相手にお互い驚く。
修道服も神父服も着ていない、普通のギュシク。
「君に近づく足かせになるだろう・・・」
と、涙をこぼす。
そんなギュシクの涙を拭い、抱きしめるボンヒ。

南山に上り、手を繋ぐギュシクとボンヒ。

どこでも どんな姿でも、
変わらず君を愛します。
デオ・グラシアス。




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