僕の、世界の中心は、君だ。  My Girl And I 
 原題:波浪注意報 파랑주의보(パランジュイボ) <2005>

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波浪注意報

片山恭一原作「世界の中心で、愛をさけぶ」のリメイク。

高2で同級生のスホ(チャ・テヒョン)とスウン(ソン・ヘギョ)は中学校の時からの顔見知り。 勉強はどうにかこうにか外貌もどうにかこうにか、思慮深くていい子だが平凡なこと極まりないスホとは違い、 スウンは校内すべての男子学生の片思いの対象であり、マドンナ。 そんな心も顔も一番きれいなスウンにも片思いの相手がいた。それがスホ。

長い間スホに片思いしてきたスウンは、ある日心を決めてスホに関心を示す。スウンがスホと仲良くしていることに、全校生は衝撃に襲われ、 スホに片思いした男子学生たちの嫉妬の混じった視線と怒りの拳がスホに向かって行くが、当事者スホはスウンが自分が好きだという事実を知らない。 鈍感なスホのために、自分から告白することにしたスウン。 スウンは音声メッセージBOXに自分の想いを残す。

公認カップルとしてつき合うようになったスホとスウンは、ゆっくりと自分たちの初恋を育ててゆく。ある日友達の全面的な支援(?)で島旅行に出ることにな るスホとスウン。 意図しない旅行でスホとスウン二人の愛が、初恋から生涯一番美しい愛に成長していっていることを感じるようになる。

【予告編】

監督 チョン・ユンス <2001>ベサメムーチョ、<2006>僕の、世界の中心は、君だ。(波浪注意報)、<2007>食客
<2008>美人図

出演

チャ・テヒョ ン

出演作品一覧

ソン・ヘギョ (宋慧喬)

<2006>僕 の、世界の中心は君だ。、<2007>ファン・ ジニ 映画版
<2008>Meke Yourself at Home(米国インディーズ映画)、<2009>1949(中国映画)、
<2010>love for sale[釜山プロジェクト:韓国編]、<2010>一代宗師(中国映画)、
<2011>ノーバディー・サムバディー

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【レビュー&ネタバレ】
日本の純愛ブームの先駆けである 「世界の中心で、愛を叫ぶ」&「韓流」という、
いわばWネームよねー(笑)
もうこの類のネタには飽きた方にも、それなりに楽しめる映画になっておりますわ。
さすがに号泣はできないけどー
やっぱり韓国のあけっぴろげで単純な気質が、ポイントポイントで笑わせてくれるのよー
mocaは日本のお笑い見るよりも、韓国のドラマ見るほうが笑えるタチだから(笑)
日本版ではお祖父ちゃんの家は写真屋さんだったけど、韓国版は葬儀屋なのよー(笑)
で、そのドアプレートなんだけど、
「営業中」=「あの世に行く最後の休憩所」なんだけど、
「本日休業中」が「今日は死なないでください」なのよー
もう笑った、笑った。
死んだお祖母ちゃんの写真を裏返すと、初恋の相手の写真だったりー
こういうセンスがmocaは好きなのよー
スホの妹の深海魚ちゃんとか(笑) 「海へ帰れ~」って、なんなのよ~(笑)
こういう会話が日常にあるのかな~ 韓国では~ 楽しいわ~
ちょっとテンポも悪い上に、スホのスウンへの想いも、スウンのスホへの想いも伝わりにくいけど
韓国映画ならではの、素朴な雰囲気がでていてよかったわー
ザクロの実にピッピの番号を書いたり、あの「コロッケおごって」とかね。
日本だったら一体いつの時代かしら~?
mocaも味わってみたいわー 韓国なら味わえるのかしら~?
2人でコロッケを頬張りながら、黄金色の田園を自転車で走ってみたいわ~(ホンキ)
韓国映画や韓国ドラマって、本当に田園風景の映像とかが美しいと思うわー
この映画も、海の映像よりも、田園の方が美しいと思ったのはmocaだけかしら~

この映画は「伝えよう」というテーマで作ったわけじゃないのかしらね。
スホとスウンの互いの想いも、死んでいくスウンの悲しみも、
スウンを失うスホの悲しみも、
それを背負って生きていかなければいけないスホの悲しみも、
それを背負って生きてきた10年間のスホの想いも、まったく伝わってこないのはなぜー
スホとスウンが、ピッピ(韓国版ポケベル:メッセージBOXにメッセージを残せる)に
伝えたい想いを残そうとするんだけど、結局保存せず消去するシーン。
スウンの想いはわかるわ。
愛するスホが他の女の子と幸せになるのは、やっぱり複雑よー
けど、スホの「俺が幸せになるのを(霊になって)見てろよ」って、何?
何が伝えたかったのかしらね.......
それはちょっと逆ギレじゃなくて???
残される者の悲しみ?
「そんなの見たくないだろう?だから、死ぬなよー」と、スウンに言いたかったとでも?
これだけが謎なのよねー
結局は、スウンは「愛してるから、幸せになって欲しい」という、
偽善ではない愛に辿りついたようよね。
でも、スホは?
10年間、スウンを忘れられなかった。
スウンへの想いだけで生きてきた、そう思っていいのよね?

スホとスウンの恋にはどうも泣けなかったけど、お祖父ちゃんの恋にはホロリときたわ~
お祖父ちゃんの初恋の相手、スニムさんが亡くなって
お祖父ちゃんが死に装束(寿衣:ジュイ、スイ、スエ)を着せてあげる場面では、
どうしてこんなに悲しいのか................
お祖父ちゃんの50年間の愛と、50年経って、
死んでからやっと会えたという悲しさが伝わって、ほんとに辛かったのよー
お祖父ちゃんの言葉ひとつひとつがもうせつなくて....... 
日本版ではお祖父ちゃんが死んじゃうから、
やっぱり死ぬのかしら~?いやよー!と思ったり.....
mocaは韓国のおじいちゃん俳優も大好きで、
このお祖父ちゃん「イ・スンジェ씨(スジン아빠@新貴公子」も好きよー
ほんとに、死ななくて嬉しかったわ~
ちょこっと出演だけど、スホ엄마(オンマ)が
キム・ヘスク씨(ユジン엄마@冬のソナタ)だったり、
民宿のお婆ちゃんがキム・ジヨン씨(近所のお婆ちゃん@遠い路)だったりと、
moca的には嬉しいサプライズ♪

ちょっと気になったんだけどー
韓国の無菌室ってあんなものなのー?
だって、普通の病室が突然無菌室になったのには驚いたわー
ベッドの周りにシャワーカーテンのようにビニールで囲ってるだけじゃないー
これぞ、ハングク クォリティー?
あれじゃ、死んで当たり前?

不満はあるものの、韓国映画らしくてよかったわ。
ちなみに「波浪注意報」とは、、、「予測のできない天気=愛」だそうよ。





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