僕らのバレエ教室 Flying Boys |
原題:バレエ教習所 발레 교습소(パルレ キョスプソ) <2004> |
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監督 | ピョン・ヨンジュ | <2002>密愛、<2004>僕らのバレエ教室 |
出演 |
ユン・ゲサン |
<2004>僕
らのバレエ教室、<2007>6年目の恋愛中、
<2008>ビースティ・ボーイズ、 <2009>執行者、<2010>もう少しだけ近くに、<2011>豊山犬(プンサンゲ) |
キム・ミン ジョン |
<1998>
囁く廊下~女校怪談~、<2002>バス、停留場、
<2004>僕ら
の
バレエ教室、 |
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イ・ジュンギ |
<2004>僕
らのバレエ教室、<2004>ホテルビーナス(日本)、 <2004>ど うすりゃいいんだ!!1979年の贈り物、<2005>王の男、 <2006>フライ、ダディ、 <2007>初雪の恋 ヴァージ ン・スノー(日韓合作)、<2007>光州5・18 |
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オン・ジュワン | <2004>僕
らのバレエ教室、 <2005>台風太陽、<2005>ピーターパンの公式、<2005>五つの視線、 <2006>死 生決断、<2006>シティ・オブ・バイオレンス -相棒-、 <2007>解剖学教室、 <2008>最強☆彼女(制作 2006年) |
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キム・ドンウク | 出演作品一覧 |
【レビュー&ネタバレ】 |
2006年に日本公開された<僕
らのバレエ教室>です。 原題は<バレエ教習所>ですが、日本語的に訳せば<バレエ教室> <教習所>って、ちょっと違和感ありますわよね。 韓国では、日本で言う<スクール>の類を<塾>と言ったりします。 ニュアンスがなかなか難しい。 この映画は、韓国ではまったく人気がなく、 観客動員は10万人をやっと超えたくらいのようです。 これって・・・最悪じゃ・・・・・・・・・ 同時期の公開作品には、たいした作品もないのにも関わらず・・・ かなりオーソドックスな青春モノ。 目新しいものなど何もなく・・・ 唯一、男子高校生がバレエを踊るくらい? でも、この映画、mocaは好き。 主演の男たちや、それを取り巻くキャラクターがよいの。 そして、情を感じる人々の触れ合いもよいのよね。 とにかく、男の子たちがステキー 主役にユン・ゲサン。 その友達に、イ・ジュンギと、オン・ジュワン。 そして、新たにユン・ゲサンと友達になるキム・ドンウク。 この4人の男の子がステキー ユン・ゲサンは好きな女の子の前で懸命になったり、ドキドキしたり、 イ・ジュンギは、mocaの好きだった頃のイ・ジュンギ! そう、これなのよー! 一目惚れした<STAR'S ECHO~あなたに逢いたくて~>や <ホテル・ビーナス>の頃のイ・ジュンギよー しかも、チャラ男ヘアがかなりお似合い。 オン・ジュワンのTシャツ姿には、クラクラ眩暈がしそうだし、 キム・ドンウクは、引き込まれて目が離せない。 男の子って、これくらいの頃が一番魅力的かもー ちなみに、 ユン・ゲサンは、1978年12月20日生まれ イ・ジュンギは、1982年4月17日生まれ オン・ジュワンは、1983年12月11日生まれ キム・ドンウクは、1983年7月29日生まれ ユン・ゲサンって、オン・ジュワンやキム・ドンウクより5つも年上だったのね。 違和感ないから不思議だわ。 ユン・ゲサンは、公開当時25歳? ほんと違和感ないわ。 なかでも、mocaのイチオシはキム・ドンウク! ↑フィルモグラフィーに、あんなに載せているのは、そういうわけ(笑) 短編映画なんて、今更どうやっても観れるわけはなさそうだけど・・・・・・・・・・・ この<僕らのバレエ教室>が、本格的デビューよね。 まだまだ無名俳優で、ネットで検索してもほとんど情報なし。 先日放送されたTV映画「ランプの料亭(って訳せば?それとも、ランプのニンフ?)」で ちょこっと注目されたようだけど、 まだまだまだまだね・・・ 愛くるしい犬のような、人を惹きつける目がたまらないの。 この映画でも、準準主役程度だけれど、目が離せないの。 この映画の<キム・ギテ>が、mocaは好きなのかも。 閉鎖の危機に陥ったバレエ教室の先生が、 飲酒運転をしていたミンジェたちを脅し、 バレエ教室に無理矢理入れることから起こる様々な騒動。 予告編はコメディ色が強いけれど、 コメディではないですわ。 ユン・ゲサン、イ・ジュンギ、オン・ジュワンを巻き込む <バレエ教室>の先生に、<クァンキ>のオ先生、ト・ジウォン。 やっぱりこの人、キレイよね。 個性的な生徒たち。 レンタルビデオ店のオカマ店長(オカマなのか?)ドイルには、 イ・ジョンソプ。 中華料理店店員ジョンソクには、トハン。 ヤクルトおばさんには、チョ・ハニ。 あまり顔なじみのない面々ですが、 この作品を温かみを加えておりますわ。 あと、<宮>で、チェギョンの友人だったイ・ウンが、 スジンの友人のバカ娘で出演してますわ。 母親を癌で亡くしたミンジェと、航空会社の機長の父との確執。 いつも優等生であるために、家族から疎外感を感じ、 家を離れるために、動物嫌いなのに獣医学科を選ぶスジン。 経済的理由で進学もできず、好きなダンスでも食べていけず、 人に蔑まれるような仕事をするしかないチャンソプ。 病気の弟を抱え、寝る間もなく働くギテ。 それぞれが、悩み、苦しみながら答えを出していく青春ストーリー。 日本人のmocaには、ちょっとショッキングだった貧富の差。 これほどまでなのか・・・ 日本のドラマでは、絶対にありえないもの。 こんなシチュエーション。 チャンソプもせつないけど、ギテには胸が痛むほど・・・ 本当になんとかしてあげたくなるわ・・・ まだ高校3年生で、病気の弟を抱え、 のんだくれの親父は交通事故で死に、 自分一人で弟の面倒を看ながら働くことが、 どれほど辛いことか・・・わかりますか? そんな辛い状況なのに、弟のことを愛し、可愛がり・・・ 日本では見られないわ・・・こんな姿。 「俺、金持ちになったんだ!」 と、ミンジェの元へ笑顔で駆け込んでくるギテの笑顔が、 mocaは忘れられません・・・ 母が死んだ日、仕事で家を空けていた父への不満。 自分を航空大学へ入れようとする父への反発。 ギテの弟を、病気で頭を剃っているから「目障りだ。気味が悪い」と、 嘆願書を書き、マンションから追い出した大人たちへの反発。 優等生であるが故、両親に甘えることもできず、 疎外感から潔癖症になってしまったスジンの苦しみ。 ミンジェとセックスをしてしまい、不安になる女心。 ミンジェを助けようと団結するバレエ教室の仲間たち。 最後には、バレエ教室の発表会というゴールに向かっての 仲間たちの団結。 愛さずにはいられない面々。 エンドロールでは、それぞれのその後が描かれていて嬉しくなるわ。 特にバイト中に居眠りしそうになるギテが可愛い ホントに大好きだわ。この映画。 唯一、スジン役が、キム・ミンジョンっていうのが納得できませんが・・・・ |
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