| どうすりゃいいんだ！！１９７９年の贈り物 |
| 原題：私どうして 나 어떡해（ナ オトケ） ＜2004.11.07＞ |
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出演 |
イ・ジュンギ |
＜2004＞僕
らのバレエ教室、＜2004＞ホテルビーナス（日本）、 ＜2004＞ど うすりゃいいんだ!!1979年の贈り物、＜2005＞王の男、 ＜ 2006＞フライ、ダディ、 ＜2007＞初雪の恋 ヴァージ ン・スノー（日韓合作）、＜2007＞光州5・18 |
| 【レビュー＆ネタバレ】 |
| 2004.11.07に
KBS ドラマシティで放送された1話完結の1時間ドラマ。 昨年（だったと思いますが）、スカパーで放映され、2007.6.14にDVD販売開始。 韓流お得意の’タイムスリップ’モノ。 けれど、このドラマは完全に失敗でしょう。 言いたいことはわかりますが、観ているものに訴えるものがない。 KBSの企画意図は、下記の通り。 この世のすべての両親は全く一緒だ。 この世のすべての息子は全く一緒だ... 表現しなかっただけ、彼らは互いに愛している。 そう言われてみれば、そういうドラマだったわね。 という程度。 2004年という時間の枠組み中に本当に多くの人々が生きていっている。 しかし同じ時間を共有するが、彼らはみな各自己のことだけだ。 同じ時間と同じ空間でも両親と子供はお互いを理解できなくて葛藤するだけだ。 それで、このドラマの主人公は過去に帰り、当時の両親に会う。 勉強もよくできず、初恋に一途になるパパの姿を見て、 今は癌で病院に入院しているが、あまりにも元気で美しい当時のママに会う。 そして彼らと一緒に経験しながら、彼らを理解して愛するようになる。 このドラマは、親子間の絶えなかった葛藤に一つ方法を提示する。 今はそのように違ったように見えるが、結局は親子皆同じだなと.... 互いに愛していると... 親と子達が共に愉快に楽しむことができるドラマになるよう願う。 見た後、互いにできなかった溜めておいた話をすることができるようになることを願う。 愛していると... 言っていることはとても共感できて、理解できますが・・・・・ ドラマからは伝わってきませんの。 伝わってこそ、初めて役目を果たすというもの。 このドラマは、何の役目も果たせず終わってしまったわ。 ドラマは社会に与える影響だけに意味があるだけではなく、 エンターテイメントとして楽しめれば、それはそれでいいわけですが、 少しも面白くないのよね。 本当に、イ・ジュンギ目当ての方以外には、意味をなさないドラマです。 イ・ジュンギ以外は、無名同然の俳優です。 イ・ジュンギ自身も当時は、無名状態だったでしょうけれど・・・・ 他は、イ・ヨンジュン（父ヨンボム）、イ・ウネ（母エギョン） そして、ちょこーっとだけ・・・ ＜グエムル～漢江の怪物＞などの、ピョン・ヒボン씨が、 イ・ジュンギのお祖父ちゃん役で出演しておりますぅ！ ＜初恋のアルバム～人魚姫のいた島＞と同 じ！！！！ と言い切ってしまっていいほど、本当にそっくりな作品でございます。 どちらの作品も、まだ若いのに両親のために重い荷を背負っていて・・・・・・ 過去の世界から戻ってきた時には、両親に理解を示し、 心の壁がいつのまにか崩れている・・・ そんな作品です。 イ・ジュンギ演じるソンホは、1979年の過去では、 父ヨンボムにとっては’よき兄貴分’になってしまい、 母エギョンにとっては、’初恋の人’になってしまうという・・・・・・・ サンホは若かりし日の母に、自分の苦しみを吐露するのだけれど・・・ サンホの気持ちはすごく伝わってきて・・・ 同情してしまったけれど・・・ 母のセリフは・・・まだ20歳そこそこの女のセリフではないでしょう・・・ とってつけたようなセリフが浮いちゃって・・・・シラケたわ。 1時間番組だから映画と違って、凝ったこともできないでしょうし、 1979年も街並みも中途半端で面白くもないわ。 |
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