| 初恋のアルバム~人魚姫のいた島~ My Mother, the Mermaid |
| 原題:人魚姫 인어공주(イノゴンジュ)<2004> |
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| 監督 | パク・フンシク | <2000>私
にも妻がいたらい
いのに、<2004>初
恋のアルバム~人魚
姫のいた島~、<2005>逆
転の名手、 <2005>愛してる、マルスンさん |
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出演 |
チョン・ドヨ ン(全度妍) |
出演作品一覧 |
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パク・ヘイル (朴海日) |
<2003>菊
花の香り、<2003>嫉
妬は私の力、<2003>殺
人の追憶、 |
| 【レビュー&ネタバレ】 |
| この映画も興行失敗と言ってもい
いでしょう。 パク・フンシクの作品は、どうもやりたいことがよくわからない。 中途半端というか、詰めが甘いというか・・・ 何か’美しい哲学’を感じさせそうな雰囲気がありつつも、 無駄が多くて、言わんとしていることがまったく伝わらない。 この映画も、20歳の頃の父と母の恋の部分に関しては、 優しい雰囲気についつい笑顔になってしまうけど、現在とのつながりが酷すぎる。 娘が母の過去を垣間見る意味がわからない。 ’こんな父と母にも、美しく愛し合う時間があったのだ’ だったら、どうなの?と言いたくなる。 それが、現在に何の影響を与えるというのか? あんな母でも、母なりに父を愛しているとでも? ’あんなに美しく互いを恋しがっていたのに・・・ こんな風になってしまうものなのね・・・’ と、逆の効果しかないように思う。 母の20歳の頃に’タイムスリップ’するというのもよくわからない。 ’何がきっかけで’タイムスリップしたのかもまったく描かれていないし、 突然過去に紛れ込んでいて、タイムスリップしたことさえも気づけないわ。 突然訪れたナヨンを、母ヨンスンは何の疑いも持たずに家に置いてやるのも不自然で、 ほんとに、こんなに手抜きで許されると思っているのでしょうか。 <ラブストーリー>も、娘が母の’初恋’を垣間見 るという同じ設定だけれど、 この映画とは雲泥の差よ。 娘が母の日記や手紙を読みながら展開していくという自然な展開だったけれど、 この映画は娘が過去にタイムスリップということが、大失敗としか言いようがない。 チョン・ドヨンは、母ヨンスンは<我が心のオルガン>のよ うな雰囲気で演じ、 娘ナヨンは、ちょっと冷めたクールな感じで演じ分けてます。 ’人魚姫’というのは、’海女(アマ)’だった母が、父には’人魚姫’に見えたということ。 でも、映画のタイトルが’人魚姫’だけっていうのも考えものよね。 アンデルセンの’人魚姫’の映画化みたいで・・・ 母と父の恋は、済州島の雰囲気に溶け込んで温かくて、優しくて・・・ すごくすごくステキです。 本当に、こんなにステキな二人の恋なのに・・・・ あんな風になってしまうなんて・・・と、現在の熟年夫婦の姿にガッカリします。 とにかく、パク・ヘイルがあまりにもステキすぎて・・・ 優しくて、包み込むような大きさがあって・・・ 母はあんなに父に良くしてもらったのに・・・と、父が可哀想になってしまう・・・ この映画のパク・ヘイル、最高です。 <菊花の香り>とは、またちょっと違う、誠実で優しい青年。 チョン・ドヨンに’オーライ’の意味を尋ねられ、 自転車の後ろに乗せるシーンのパク・ヘイルが最高に好き。 表情もすごくよくて、 ’オーライ!こんな風にやらなきゃ’という時のパク・ヘイルの全てが好き。 ’갑니다(カムニダ:行きます’という時の声と言い方が最高に好き。 もう、パク・ヘイルが好きで好きでたまらない。 この時の母は、恥じらいがあって、内気なのに・・・・ おばさんになったら・・・・あんな豪傑おばさんになっちゃって・・・ 父と母は逆転しちゃってます・・・ 母役は、<雪の女王>のヒョンビン母、 コ・ドゥシム。 チョン・ドヨンの叔父は、<春のワルツ> のスホ父、イ・ハンウィ。 ストーリーとしては、 父が保証人になったばかりに借金を背負い ナヨンは大学の学費も奪われ、郵便局に勤めることになる。 母は父をいつもなじってばかりで金に貪欲、父は優しくて人がよいだけで、 ナヨンはこんな両親が嫌いだった。 ある日、父は「俺も休みたい・・・」と泣き出す。 母は「郵便局の仕分けの仕事すらイヤだって、グズグズ言うのかい?」となじる。 父は、家族に黙って郵便局を辞め、家を出て行ってしまう。 そしてナヨンは、父が余命幾ばくもないことを知る。 ナヨンは仕方なく父を探しに、父と母の故郷の済州島へ向かう。 そこでナヨンはタイムスリップし、20歳の母と父に出会う。 ここで、父と母の純粋な恋物語が描かれるわ。 文字も書けない母に、自分のお金でノートや鉛筆を買ってやり、 文字を教えてやる若き父。 二人は互いに好きなのに、気持ちを伝えることができない。 けれど、父は本土へ転勤になってしまう・・・ 母は’あなたに会いたい’と書いた手紙を出せずにいるが、 ナヨンはこっそりポストに投函する。 空を見上げながら、優しく微笑むナヨン。 ナヨンはまた現在にタイムスリップする。 そして、父をみつける。 島までやってきているのに父に会おうとしない意固地な母を、ナヨンは必死に説得する。 「すまない・・・」 顔を見せた母に父はつぶやく。 人並みの贅沢もしていないのに・・・・ 私達は人様より長生きしなきゃいけないのに、何も手に入れず死ぬのかい? そんな姿見たくないんだよ。 私の小言に耐え続けてきたというのに・・・・ 母は涙ぐみ。 時が流れ─ ナヨンは結婚し、娘も生まれ幸せに暮らしていた。 父と母の若き日の写真を娘に見せるナヨン。 ナヨンは、村の集合写真の片隅に父親がこっそり写っているのをみつけ、母に電話する。 母は、写っていることを知っていると笑う。 ’父は泣いているのか?’と尋ねるナヨンを母は笑い飛ばす。 好きで写っているのに泣くわけないだろう。 母は、若き日の思い出を思い出し、笑みを浮かべる。 と、母は父を愛していることを感じるラストでしたが・・・ なんだか、イマイチ。 |
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