*恋の罠／淫乱書生* 韓国映画レビュー100作以上あらすじネタバレ

恋の罠－淫乱書生－　　　 Forbidden Quest　　　

　原題：淫乱書生　음란서생（ウムランソセン）　＜2006＞

オススメ	ストーリー	韓流王道	泣き	笑い	名作	映像
×	△	×	×	△	△	○

人望厚い士大夫家の子弟で、当代最高の文学家と知られたユンソ（ハン・ソッキュ）にとって、権力は追うに空しく、党派争いは論じるにはかないことだ。怠惰な貴族ライフを過ごしてきたユンソは、反対派の謀略で頭が痛い事件を引き受けるようになり、この渦中に市場通りの鍮器店（真鍮食器店）で初めて見る淫乱な本に接し、これまでにない興奮を感じる。そして、ついにユンソは、淫乱小説を書いてみたいという欲望に負けてしまう。

チュウォルセク（秋月色）という筆名で淫乱小説を発表したユンソは、第一人者になりたい欲に苦しむ専門家として悪名を駆せている一族の宿敵である義禁府都事グァンホン（イ・ボムス）に、小説の中の挿絵を描いてくれるよう頼み込む。グァンホンも自分の脈博数値を引き上げる提案をとても拒絶できず、ユンソと並んで淫乱小説創作に打ち込む。貴族の礼儀正しさを忘れた二人の完ぺきな淫乱呼吸は、最高の作品を誕生させ、長安最高の話題作として急浮上する。

長安の女たちの身体を熱くしたチュウォルセク（秋月色）の小説フッコクピサ（黒谷秘事）に対する反応が熱ければ熱いほど、ユンソとグァンホンの心臓は力強く波打って血は熱く回り始める。ユンソに好意を寄せる、王の寵愛を受ける美しい女ジョンビン（キム・ミンジョン）。ユンソはジョンビンを利用し、グァンホンにその情事を覗かせ、フッコクピサ（黒谷秘事）の挿絵を描かせる。人生で最も興奮した毎日を送る二人に途方もない事件が待ちかまえていた。ジョンビンの手にまで、フッコクピサ（黒谷秘事）が流れてしまった。長安最高の問題作を書いたユンソ、グァンホンの運命は果たしてどうなるのだろうか。

【予告編】

監督	キム・デウ	＜2006＞淫乱書生、＜2010＞房子伝
出演	ハン・ソッキュ（韓石圭）	＜1995＞ドクター・ポン、＜1996＞銀杏のベッド、＜1997＞ナンバー3、＜ 1997＞グリーン・フィッシュ、＜1997＞接続、＜1998＞八月のクリスマス、＜1999＞シュリ、＜1999＞カル、＜2002＞二重スパイ、＜2004＞スカーレットレター、＜2005＞ユゴ　大統領有故、＜2005＞ミスター主婦クイズ王、＜2006＞恋の罠、＜2006＞殴打誘発者たち、＜2006＞愛するときに話すこと、＜2008＞目には目、歯には歯、＜2009＞白夜行－白い闇の中を歩く、＜2010＞2階の悪党
	イ・ボムス（李凡秀）	出演作品一覧
	キム・ミンジョン	＜1998＞囁く廊下～女校怪談～、＜2002＞バス、停留場、＜2004＞僕らのバレエ教室、＜2006＞恋の罠～淫乱書生～、＜2009＞作戦-The Scam-

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【レビュー＆ネタバレ】

日本に買い付けられているのは噂で聞いておりましたが、いよいよ公開のようですね。
シネマートで公開のみ？それとも、全国公開になるのでしょうか？
ぜーったいに、動員は見込めないと思いますが。
しかし、またロクデモない邦題をつけましたな。

くだらな～い！なんてくだらないの～！！
朝鮮時代の衣装は美しかったけど、エロ小説執筆に燃えるバカな男２人の物語だわよ。
なんだかもー最もらしいことを言って、
家に対する侮辱に対する復讐からも逃げていた人望厚い男が、エロ小説執筆に闘志を燃やすなんて～
あれだけ・・・、自分の奥さんからもなじられても、自分の立場を守るようなことをぬかしてたのにねー
要するに、怠慢な腰抜け男だっただけじゃないのよ。
ジョンビンも、なんでこんな男に惚れちゃったのか・・・・・
恐れを知らぬ男らしさを感じちゃったのかもしれないけど、それは錯覚だったのよ・・・・
自分との情事を他人に覗き見させた上、エロ小説にまで描かれちゃって・・・
拷問したくもなるわよねー
「愛している」と言ってくれれば許す・・・そんなせつない女心・・・・
あのシーンだけは、この映画にそぐわなかったわね。
「生まれ変わったら、必ず結ばれましょう・・・」
そんな心にもない言葉。
「私が負けたのだ。敗者が好きなわけじゃないだろう？」
生まれ変わったら結ばれるのなら、殺す意味がないと、ユンソを殺すことを取りやめる王。
王が一番かっこよかったわよ。
チョ内侍（ネシ）も泣けたわね・・・・
内侍というのは、王の身の回りの世話係なんだけど、
チョ内侍はジョンビンに着いて宮中に入り、ジョンビンの世話をしている男で
ジョンビンを愛するが故に、ジョンビンに着いて宮中に入ったのだけれど、
王の寵愛するジョンビンに就くには、男であることを捨てなければいけなくて・・・・
性器を切断してジョンビンに尽くしたのよね。
チョ内侍が死ぬ場面は、この映画の中で一番悲しかったわ・・・・
mocaはキム・ミンジョン嫌いなのよね。
あの「私ってキレイでしょう？」と言わんばかりの目が嫌い～！
クォン・サンウとの「クリーナー」を観た時は、
なんて美しくてかっこいいのだろー、と勘違いしちゃったけど。
「エロ」がテーマ（それ以外にテーマがあんのか！）の映画なのに、
この中途半端な演技はなんなんだろう。
セミ・ヌードどころか、水着程度の脱ぎっぷりで、
ベッドーシーンも胸の谷間に触れる程度。
「欲しいものはなんとしても手に入れる」
そんな過激で情熱的な女にも少しも見えやしないし・・・・・
危険を冒してまでユンソに会いたいほどのせつなさも全く感じられず・・・・・
あー、やだやだ、なんでこんなのが女優なんだー
子役でやめといて欲しかったわ。

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