シティ・オブ・バイオレンス -相棒-  The City of Violence 
 原題:相棒 짝패(チャクペ) <2006>

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2005年。ソウルで刑事生活をしていたテス(チョン・ドゥホン)は、幼い頃の 竹馬の友ワンジェ(アン・ギルガン)の訃報を聞き、 10年ぶりに故郷オンソン(穏城)を訪れる。彼は、葬儀場でピロ(イ・ボムス)とソックァン(リュ・スンワン)、ドンファン(チョン・ソギョン)と再会す る。ワンジェの突然の死に疑問を抱いたテスはソウルに戻らず、しばらく故郷に残ることにする。

ワンジェの周辺を中心に調査を繰り広げたテスは組員たちの攻撃を受けるが、ソックァンの助けでかろうじて危機から抜け出す。この日の事件を契機に、疑惑は より一層深まり、テスとソックァンは本格的にワンジェの死を暴こうとする。しかし、彼らが死の背後に近づけば近づくほど、謎の死が相次ぐ。

テスとソックァンは、いつのまに運命的に相棒になり、見えない敵に向かって戦争を宣言する。

優しかった故郷は、開発という美名の下で、いつのまにか地獄に変わりつつあった。友人が亡くなり、故郷が消えてしまった見知らぬ都市で、二人はワンジェの 死を明らかにできるだろうか。

【予告編】
監督 リュ・スンワン <2000>ダイ・バッド ~死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか~、<2001>血も涙もなく、
<2004>ARAHAN アラハン、<2005>クライング・フィスト、 <2005>五つの視線
<2006>シティ・オブ・バイオレンス-相棒-、 <2008>タチマワ・リー~悪人よ、地獄行急行列車に乗れ~、
<2010>不当取引

出演

リュ・スンワン

<1996>三人組、<2000>ダイ・バッド ~死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか~、
<2002>復讐者に憐れみを、<2002>オアシス、<2005>親 切なクムジャさん(友情出演)、
<2006>シティ・オブ・バイオレンス-相棒-、 <2008>タチマワ・リー~悪人よ、地獄行急行列車に乗れ~

チョン・ドゥホン

<1990>将軍の息子 、<1991>将軍の息 子2、<1992>キムの戦争、<1995>ラン・アウェー
<1996>ボーン・トゥ・キル、 <2000>反則王、<2002>血も涙もなく、 <2002>リザレクション、
<2002>チャンピオン、<2003>ナチュラル・シティ、<2003>ブ ラザーフッド、<2003>英語完全征服
<2004>ARAHAN アラハン、<2004>風のファイ ター、<2005>五つの視線、
<2006>シティ・オブ・バイオレンス-相棒- 、<2007>1番街の奇跡
<2007>死んでもハッピーエンディング(特 別出演)、
<2008>タチマワ・リー~悪人よ、地獄行急行列車に乗れ~
イ・ボムス (李凡秀) 出演作品一覧
アン・ギルガン 出 演作品一覧

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【登場人物】
【ユ・ソックァ ン】
ならず者
リュ・スンワン
【チョン・テ ス】
ソウルの刑事
チョン・ドゥホン
【チャン・ピ ロ】
ヤクザで金貸し
イ・ボムス
【オ・ワン ジェ】
元ヤクザでバー店主
アン・ギルガン
【ユ・ドンファ ン】
ソックァンの兄
チョン・ソギョン
【10代のソッ クァン】
キム・シフ
【10代のテ ス】
オン・ジュワン
【10代のピ ロ】
キム・ドンヨン
【10代のワン ジェ】
チョン・ウ
【10代のドン ファン】
パク・ヨンソ
【チャン・ミラ ン】
ピロの妹、ワンジェの妻
キム・ソヒョン
【青年会長】
ピロの協力者
キム・ビョンオク
【チョ社長】
ピロの資金提供者
チョ・ドッキョン
【サルス】
垢すり屋
キ ム・ギチョン



イ・ボムスが初の本格的悪役!
でも、なんだかショボくて、情けないのよぉ... 
これは演技力不足で、ミスキャストなのか、狙い通りなのか....?
ピロって名前はどうもなじめないわ... ピルホにすべきか、ピロにすべきか悩むわよねぇ。

レストレス~中天~で思いっきり笑わせたソ ン・シギョン。今回はシリアスな役どころ。

10代を演じた俳優も豪華ねぇ。悲しき恋歌、宿命の悪 役チョン・ウ。僕らのバレエ教室、最強☆彼女のオン・ジュワン。
親切なクムジャさんのイ・ヨンエに想いを寄せるパ ン屋の青年、パク・シフ。

パリの恋人のパク・シニャンの元妻、グリーンローズのユラン、黒い家の キム・ソヒョン。
親切なクムジャさん無防備都市赤ちゃんと僕のキム・ビョンオク。

最近やたらと見かけるチョ・ドッキョン。不良家族でもヤクザの親分。天 国からの手紙のキム・ヒソン父。
正しく生きようの交通課長の 腰ぎんちゃく、セブンデイズのオカマなデザイナー、ブルー ス・チョン。バカの社長。

名脇役のキム・ギチョンが 笑わせるのって!なんのって!

【レビュー&ネタバレ】
2006年5月公開。観客動員数100万人突破!
無名俳優の映画にしては、なかなかの快挙では!?

主演は......

リュ・スンワンとチョン・ドゥホン!

って... 誰さ?

となりそうな無名俳優の主演映画。
リュ・スンワンは監督としては有名ですが、
<ダイ・バッド ~死ぬか、もしくは悪(ワル)になるか~>を観ていなければ、俳優としてはご存知ないでしょう。
弟リュ・スンボムに似ず、可愛らしい顔ですが、インパクトがなさすぎ!
演技力はあっても、俳優としてはイマイチですね......
顔がよくても、リュ・スンボムの方がずっといい。
おとなしく監督業に専念下さいませ...... 才能あるんですからぁ。

チョン・ドゥホンはチョコチョコ助演で見かけますので、顔は見覚えはあるでしょうけれど、
主役だとは.... 信じがたい。

ストーリーとしては、
10代の頃の竹馬の友が、成長し、敵となり闘う物語。
裏切り....
かつての親友が.... 今日の敵...
まるで、友へ チングや、宿命のよう。
ノワール映画ではなく、アクション映画ですけどね。

ストーリーはおまけ。
アクションのためだけの映画!!

なので、ずーっと敬遠してきたのですが、HEROを観て、久し ぶりにアン・ギルガンが観たい!と......
やっぱりアン・ギルガンはかっこいい!
キャラクター的にも最高!
元ヤクザでありながらも、人望厚く、男らしい、器の大きな男!
男の中の男!
そんなアン・ギルガンを観れただけでも満足ですが、映画としても面白かった。

ラスト付近がちょっと間延びして退屈してしまったものの、
全体的にスピード感ある展開。
凝った独特のカメラワーク。
何よりも..
華麗で、スピード感ある、大胆なアクション!
こんなアクション見たことない!

チョン・ドゥホンは、自らがアクションスクールの代表。
こんなアクションは、そんじょそこらの俳優にはできませんわよー
チョン・ドゥホンだからこそ実現できた映画なのかも。
リュ・スンワンとも、<血も涙もなく>以来の深い信頼があってこそなのでしょう。
アクションに興味があるのであれば、これは観ておきたい1本ですね。
最後の戦いはmoca的にはイマイチですが、10代少年少女たちとの戦いはすごかった!
予告編の映像もイマイチです。


ストーリーは超簡潔でわかりやすい!
それが逆によかったのかも。
頭を使わず、気楽に楽しめる。
韓国人は映画に単純さを求める傾向があるようで、この映画の成功の鍵もそこにあるのかもですね。
この映画は、単純にアクションを楽しむ映画です。
女性にはちょっとどうかとも思います。


物語の鍵は....

ワンジェはなぜ死んだのか!

なぜ殺されなければならなかったのか。
誰が殺したのか。

この謎も簡潔でわかりやすく、すぐに明らかになります。




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