*マイ・リトル・ブライド（幼い新婦）* 韓国映画レビュー100作以上あらすじネタバレ

マイ・リトル・ブライド　　My Little Bride　　

　原題：幼い新婦　어린 신부 （オリン　シンブ）　＜2004＞

オススメ	ストーリー	韓流王道	泣き	笑い	名作	映像
◎	◎	△	△	◎	×	×

世の中の女性すべてが自分の女であるかのように、ナンパを繰り広げる大学生サンミン（キム・レウォン）。オルチャン（美男子）を見れば胸がときめく女子高生ボウン（ムン・グニョン）。

二人はボウンのおじいさんから晴天の霹靂のような命令を受ける。

二人を結婚させるのが夢だったおじいさんの病勢が悪化して、24歳のサンミンと16歳のボウンは、仕方なく結婚をさせられてしまう。

結婚はしたが、初めてのキスもまだという16歳の幼い新婦をどのように扱えばいいのかわからないサンミン。その上、妻帯者という烙印まで押され、ナンパもできなくなった。

心残りもあるけれど、結婚生活が充実して、ボウンが世話をしてくれるだろうと決心したサンミン。ところがボウンは、新婚旅行に出発する空港で逃げてしまう。チェジュ（済州）島で一人孤独な夜を送るサンミンの目には、新婚夫婦たちがものすごく気に障る。その頃ボウンは、野球部の主将ジョンウ（パク・ジヌ）と夢にまでに見たデートをする。

想像もしていなかった結婚をした二人にとって、きわどい日々が絶えず続くが、結婚したという事実を知られてはいけない二人の危険な夫婦関係は、サンミンがボウンの学校に教育実習生としてやって来ることになり、さらに尖鋭な危機が続く。

授業時間にボウンのパンツで汗を拭くサンミン。不意にサンミンの部屋に攻め込むストーカーのような担任のキム・セム先生（アン・ソニョン）。その上ボウンは、ジョンウとの危険なデートを継続する。二人の結婚生活はどうなるのか。

日本公式サイト：http://www.mlb-movie.com/

【予告編】

監督	キム・ホジュン	＜2004＞マイ･リトル･ブライド、＜2005＞ジェニ、ジュノ
出演	キム・レウォン（金來元）	＜1998＞男の香り、＜2000＞ハーピー、＜2000＞プライベートレッスン青い体験、＜2002＞少女と泥棒、＜2002＞2424 （イサイサ）、＜2003＞アメノナカノ青空（...ing）、＜ 2004＞マイ･リトル･ブライド（幼い新婦）、＜2005＞ミスター・ソクラテス、＜2006＞ひまわり、＜2007＞花影（日本映画）、＜2008＞仁寺洞スキャンダル
出演	ムン・グニョン（文根英）	＜2002＞永遠の片想い（恋愛小説）、＜2003＞箪笥、＜2004＞マイ･リトル･ブライド（幼い新婦）、＜2005＞ダンサーの純情、＜2006＞愛なんていらねえよ

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【レビュー＆ネタバレ】

ムン･グニョンの最高傑作でしょー
韓流の王道・・・いわゆる病気とか、死とか・・・出生の秘密とか・・・
そういうネタは一切ないけれど、韓国映画の匂いを感じる作品よ。
韓流好きなら、絶対に好きになる作品では？
基本的にラブコメなので、全般的に笑えるけれど、最後はちょっとホロリとさせられるわ。
mocaは予告を観ただけでも、思い出して笑っちゃう（笑）
忘れた頃に何度でも観たい映画だわ。
とにかくキム・レウォンが最高！ムン･グニョンもハマリ役ね！

なにより、mocaの大好きなキム・インムン씨が할아버지（ハラボジ：祖父）なのが嬉しいわー
心電図を悪戯して血圧を下げ、二人を結婚させちゃうオチャメなお祖父ちゃんを演じてるわ。
韓国映画にも、ドラマにも、欠かせない人よね。
決して若くないから、mocaはいつも心配なの・・・
キム・インムン씨が亡くなってしまったら・・・耐えられないわ・・・
いつまでも、いつまでも、元気で、現役で頑張って欲しいわ。
ホントにホントに大好きよ。

キム・レウォンに迫ってくる女教師キム・セム先生は、
「ラストダンスは私と一緒に」のウンスの会社の先輩よー
サンミン엄마（オンマ：母）は、「バリでの出来事」のヨンジュ엄마のキム・ヘオク씨
サンミン아빠（アッパ：母）は、これまたドラマではよく見かけるハン・ジニ씨
ボウンの弟は、「トンマッコルへようこそ」の少年兵テッキ役のリュ・ドグァンよー

ストーリーは、幼い頃から兄弟のように育ったサンミンとボウンを結婚させることが夢だったお祖父ちゃんが危篤（実は心電図を悪戯しただけ）になり、二人は結婚させられて・・・
あらすじのまんまでございます。
結婚した二人のやり取りがとにかくおかしいの。

お互い兄妹のようにしか思っていなかった二人だけれど、
サンミンはボウンが好きなジョンウのところへどんな男が確かめてに行き嫉妬したり、
サンミンが教育実習で生徒に「初恋は？」と質問され、
「軍隊にいる時、唯一面会に来てくれた人。その人は僕がどれ程愛してるか知りません」
というサンミンの答えを聞き、「きっとあの美術の先輩だ」と、落ち込んだり、
互いに気になるようになり・・・

結末までネタバレですわよ。

サンミンに猛烈に迫ってくるセム先生が、
ボウンとサンミンが結婚してることを知り、ボウンに意地悪し
文化祭の舞台の絵を一人で描け！と命令して・・・
ボウンと友達は一生懸命描くけれど、全然間に合いそうになくて・・・
それを知ったサンミンが夜中こっそり、友達も引き連れて必死に完成させてくれて・・・
完成した作品は、二人の思い出である、ブランコをしてる絵。
そして、サンミンの手帳から一枚の手紙をボウンが発見して・・・
その手紙はボウンが家族達と軍隊にいるサンミンに一度面会に行った時、
サンミンに会うことができなくて、本人に届くかわからないけど帰り道に送った手紙。
サンミンの話していた初恋の相手・・・
「軍隊にいるとき唯一面会に来てくれた子」とは、ボウンのこと。
ボウンはお母さんからサンミンが舞台の絵を手伝ってくれていることを聞き、学校まで見に行き、
幼い時の二人の様子が描かれていた絵を見たボウンは涙をポロポロとこぼす。

初めからサンミンはボウンのことが好きだったのよね・・・
ステキなラストでございました。

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