オールドミス・ダイアリー 劇場版  Old Miss Diary 
 原題:オールドミス・ダイアリー 劇場版 올드미스 다이어리 극장판(オルドゥ ミス ダイオリ ククチャンパン) <2006>

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チェ・ミジャ。彼女は32歳という年齢にも拘わらず、マヌケにかけては完全に国 家代表級である。失敗だらけの人生に、不平とシワだけが増えていくある日。ついにつまらない人生に終止符を打つ事件が発生する。それはまさにミジャが声優 として働く放送局で、経歴もマナーも最高、その上若いイケメンPDに完全にノックアウトされたこと!

それを知ったミジャの家族は、チPDを家に迎え入れようという希望を抱く。しかし、ミジャのマヌケさが群を抜いているように、この家族もや はりタダ者ではない。おばあさんトリオ、おじいさん、年のいった独身男の叔父さんまで。経歴の無さに、施しようのない性格までそっくりの彼らが集まったか らには、 誰も彼らを止められない。まさに全家族がミジャの年下男の誘惑に加勢し、個性が強いこの家族のおかしな事件が始まる。どこに転がるかわらない彼らが繰り広 げる無謀な挑戦、今回は成功するのか?

【予告編】

監督 キム・ソギュン <2006>オールド・ミス・ダイアリー劇場版

出演

イェ・ジウォン

<2000>アナーキスト、<2002>気 まぐれな唇、<2002>2424(イサイサ)
<2006>オールド・ミス・ダイアリー劇場版、 <2007>ま ぶしい日に、<2007>死んでもハッピーエ ンディング
<2008>あなたが寝ている間に

チ・ヒョヌ

<2006>愛 してるから、大丈夫、<2006>オール ドミス・ダイアリー 劇場版
<2009>アタック・ザ・ガスステーション! 2

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【レビュー&ネタバレ】
2004.11.22~2005.10.31にKBSで放送され、大ヒットしたシットコム(全232話)の劇場版。
俳優も制作スタッフもTV版と同じ。(脚本家が違いますよね?)
2006年12月20日公開。観客動員数は、約82万人。
82万人.......
何かがおかしいぃぃぃー
いくら人気ドラマの劇場版とはいえ、こんなに動員できるような映画かぁ?
それとも、やはりmocaの笑いのツボがおかしすぎるのかぁ?
何らかの集計ミスとしか思えん.......

この映画は、マヌケなオールドミスが巻き起こす騒動を描いたドタバタコメディー。
笑い以外には、なーんの価値もない映画。
ハッキリ言って、この映画のいったいどこが面白いのだろうか?
mocaにとっては、ストレスでしかありません。

この映画は、極端に好き好きが分かれることは間違いないです。
mocaのように苦痛しか感じられない方もいるでしょうし、
笑いと愛と涙が詰まった最高の映画だと大絶賛する方もいるでしょう。
実際、韓国では後者の観客も多いのです。
この映画はTVドラマの熱狂的ファンの熱い要望により映画化された初めての作品だそうで、
最初はスクリーン数も少ないところからスタートし、クチコミで観客が拡販されていったそうです。
大ヒット映画、アタック・ザ・ガスステーションがmoca にとってはゴミ映画同然だったように、
この映画も、好きな人にとっては秀作になる可能性がありますので、
十分ご検討くださいませ。

ポイントとしましては.......

古典的ギャグが好きか?
志村ケンのネタ(バカ殿とか?)のようなギャグが好きな方にとってはオススメかも。
mocaは、意図された笑いといいますか、ミエミエの笑いがウケツケません。
くだらなくて、低俗....
そんな笑いも嫌いです。
この映画の笑いは、そんな単純で低レベルな古典ギャグのオンパレード。

もう1つのポイント は...........

ヒロインに感情移入できるか?
マヌケもマヌケ。マヌケにも程がある!
声優なのに、ホラーの吹き替えで驚いて絶叫するし、
アフレコ中に、他人のセリフ「伏せろ!」の声に合わせて床に伏せちゃう......
これじゃ、仕事を干されて当然......
マヌケなばかりでなく、低俗で、ちょー勘違い女。
こんなヒロインを愛せますか?

恐らく、この映画を絶賛した観客は、こういうヒロイン像に感情移入できたのでしょう。
実生活でストレスを溜めているのに、どーして映画の中でまで、
こういう女とつき合わねばならないんだ!
「私は誰も傷つけていないのに、どーしてみんなは私を傷つけるの?」
「なぜみんなは、私をバカにするの?」
ヒロインは、劇中で涙ながらに切実に訴えます。
このセリフに同調するどころか、怒り爆発.....

マヌケならマヌケなりに、他人に迷惑をかけていることを自覚しろ!
努力しているのがわかれば、他人も認めるんだ!
誰も傷つけていない?
なら、私は誰にも迷惑をかけていないのに、なぜあんたはこんなに迷惑をかけるんだ!
と、涙ながらに訴えればいいのか?
あんたばかりが被害者面して、他人を悪者にするな!

とまぁ.....
こんなに嫌いな映画のヒロインは久々でしたねぇ........
こんな女に惚れる男....
信じられん.....

ホント、ストレス溜まりましたわ..........


mocaがミジャが嫌いな2大エピソード

1.低俗さと無神経さ

パクディレクターに反感を抱いているチ・ヒョヌが、
パクディレクターのコーヒーにツバを落としているのを偶然みつけ、
会議中、終始チ・ヒョヌをヘラヘラと見ては、椅子ごとひっくり返る............
(ひっくり返るシーンは予告編にもあり)

こういうミジャの低俗さに加え、椅子ごとひっくり返るという低レベルなネタに笑うことすらできない.......
ミジャの幼稚園児並の低俗さと無神経さに、言葉を失う........

2.勘違いにも程がある

チ・ヒョヌとケンカした後パクディレクターが失踪し、警察に事情を聞かれたミジャの勘違い振り。
チ・ヒョヌがケンカしたのは、自分自身を侮辱されたから。
なのに、チ・ヒョヌが自分を好きだと勘違いしているミジャは、
チ・ヒョヌとパクディレクターが自分を取り合っており、
ミジャを侮辱したパクディレクターにチ・ヒョヌが腹を立てケンカになったと....
自分の女が侮辱され黙っていられないでしょう?と、ヌケヌケと言い放つ。
しかも、チ・ヒョヌと交際しているのか?と聞かれ、「はい」と答える図々しさ...............

↑こういう女↑が嫌いな方は、見てはいけま せん。

あんなラスト、許せなーい!


物語は、①ミジャのチ・ヒョヌへの恋、②ソ・スンヒョンのクンドクへの恋と、ミジャ家の騒動、
③ウ・ヒョンの株失敗、の3つのエピソードに分かれます。
どれをとっても、mocaのツボにはハマりませんでした.........

それにしても.... 三姉妹の名字が違うのはおかしくないですか?
いくら俳優名をそのまま役名にしてても、名字は合わせないと.............
韓国は嫁に行っても、名字は変わりません。
これが、ハングク・クォリティ?


映画を思い出すだけでストレスが溜まるので、レビューは終わり。
やめていたタバコに手を出すほどのストレスよ........

【登場人物】

出演陣は、TV版ファンの強い要望により、TVドラマのまま。
但し三姉妹は、ハン・ヨンスクの代わりにソ・スンヒョンが出演。

mocaは.... チョ・ヨヌ見たさにこの映画を観たようなものです。
キツネちゃん、何してるの?のチョ・ヨヌ大好き。
出演作も少なくて......
キツネちゃんもプレイボーイの役ですが、今回はスケコマシという感じ。
それなのに、この好感度ったら..........

チ・ヒョヌはキャラがよいです!!このシットコムで年上女性に大人気に。
「優しい人だと信じてる」とミジャがコンクリートに倒れこむエピソードは最高ですし、
酔ったミジャをタクシーで送るシーンのチ・ヒョヌにメロメロ。
ラストのモジモジするチ・ヒョヌも最高に可愛らしい!

【チェ・ミ ジャ】
声優
イェ・ジウォン
【チ・ヒョヌ】
放送局PD
チ・ヒョヌ
【パク ディレクター】
ヒョヌの先輩
チョ・ヨヌ
【キム・ヨンオ ク】
ミジャの祖母
キム・ヨンオ ク
【ソ・スンヒョ ン】
ヨンオクの妹
ソ・スンヒョン
【キム・ヘオ ク】
ヨンオクの妹
キム・ヘオク
【チェ・ブロ ク】
ミジャの父
イム・ヒョンシク
【ウ・ヒョン】
ミジャの叔父(母の弟)
ウ・ヒョン
【クンドク】
表具師
パク・ウン



TV版で友人を演じたキム・ジヨンとオ・ユナも友情出演。
オ・ユナが妙に可愛らしいのですが?
このシーンの撮影は、青春漫画やサムスンでおなじみ、ヌ リゲコッキ。


フライダディのバスの運転手発見!



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