クリスマスに雪が降れば If it Snows on Christmas |
原題:クリスマスに雪が降れば 크리스마스에 눈이 내리면 (クリスマスエ ヌニ ネリミョン) <1998> |
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監督 | チャン・ドンホン | <1998>ク リスマスに雪が降れば |
出演 |
キム・ヒョン ジュ(金賢珠) |
<1998>ク
リスマスに雪が降れば、 <1999>、ホワイトク
リスマス~恋しくて、逢いたくて~、 <2000>ラブストーリー 不眠症、マニュ アル、そしてオレンジジュース、 <2004>シン・ソッキ ブルース |
パク・ヨンハ |
出演作品一覧 |
【レビュー&ネタバレ】 |
DVD「Korean Christmas Love Story BOX 」は、 この映画、クリスマスに雪が降れば、と、ホワイトクリスマス 恋しくて 逢いたくて の2本セットです。 1998年ですものー 古いわよ ねー けど、90年代末の作品が、一番mocaは好きなのね。 ドラマにしても、映画 にしても・・・ 心癒される暖かい映像 と物語。 韓国の美しい雪と共 に、mocaの心を癒してくれるの。 まるで童話のような世界。 mocaにとって、<韓流>とは、この雪景色も重要ポイントなのでございます。 (この映画は雪のシーンはほとんどないけれど・・・) そして、キム・ヒョンジュがよいのよー 最近とってもお気に入り。 なぜブレイクしないの かしらー 韓国の女優があまり好 きになれないmocaにとっては、貴重な 作品よ。 キム・ヒョンジュの嫌味じゃない演技のおかげで、最後まで幸せな気持ちでいられるの。 ソンヒは、TVの苦しむ人を助ける番組を見ては、募金しちゃうような子で、 そういうソンヒがピッタリだったわ。 ルームメイトのジウォンとのやり取りは、笑ったわ。 ソン・イェジンに似た雰囲気があるけれど、彼女よりもずっと可 愛いと思うし、 嫌味じゃないところがよいの。 女性に人気があるもも 頷けるわよね。 ソン・イェジンはどう考えても、男性に人気のあるタイプ・・・ ちょっとmocaの好きなヴィヴィアン・スーにも似てるかしら? この映画でも、キレイにメイクしたキム・ヒョンジュは目を見張るほどの美しさよ! まだ観ていない<シン・ソッキ ブルース>と、ドラマの<ガラスの靴>も観たいわー そして、もう一人お気に入りが! <美しい彼女>の、シム・ウナの双子の息子ジュン役のキム・ミンサン君が出ているの。 これがまた、可愛いのよー やっぱりジュンの方が可愛いけど・・・(笑) 一生懸命で、純粋で、生意気で、泣き虫で・・・ それに、あのオールバックのジュンがまた可愛かったのよ。 <美しい彼女>は1997年放送よね。だから、ちょっとその頃より成長しちゃってるし(笑) 今はどれくらい大きくなってるのかしらね・・・ ソンヒの子役は、<天国の階段>の、ユリの子役パク・チミちゃん。 意地悪ユリのイメージが抜けなくて困ったわ・・・・ ソンヒのルームメイトのジウォンは男前で、優しくて、しっかり者で・・・ 友達思いという・・・韓国の情をたっぷりと感じるわ。 ジウォンは、<ダンサーの純情>で笑わせてくれたおかしな調査官キム・ジヨンよ。 そして、クォン・オジュンもソンヒの友達。 <不眠症、マニュアル、そしてオレンジジュース>でも、キム・ヒョンジュと共演してるけど、 こちらではジウォンの恋人役よ。 パク・ヨンハは・・・冴えないわよね・・・(笑) なんかおじさんっぽくて・・・ ソンヒは、幼い頃母親を亡くし、父と二人で暮らしてきた。 父は母が初恋で、父は生涯で一人しか愛せない人だった。 私も父と同じように、生涯一人しか愛せないのかもしれない。 ソンヒの初恋の相手スアンは、12年後に木星がふたご座の位置に戻ってくる頃にまた会おう と言って、アメリカに移住してしまう。 その日から、ソンヒは毎年小学校の校庭にクリスマスツリーを飾り、 スアンが戻ってくる日を待っていた。 そして、クリスマス間近の冬。 スアンと約束した12年後がやってきた。 しかしスアンは、婚約者のユジョンと共に帰ってきた。 ユジョンは、スンヒの父にバイオリンを習っており、今や世界的なバイオリニスト。 あの時も、頼んだら一緒にバイオリンを習わせてくれたわ・・・と、 今度はスンヒの父の形見である<ストラディバリウス>を譲って欲しいと言い出す。 ある日突然ソンヒの前に現れた少年チャムナに、 スアンとデートしろと、しつこくそそのかされたソンヒは思わず 「スアンと一週間デートさせてくれたらストラディバリウスはあげるわ」と、言ってしまう。 動揺するスアンに対しユジョンは、ストラディバリウスは非常に高価なもので、 本当に一週間デートするだけで譲ってもらえるのならいいわと、条件を飲んでしまう。 いよいよデートの日がやってくるが、ソンヒは早くも後悔しだす。 約束を取り消してくれるようスアンの元に頼みに行くが、 「今日はどうしようか?」と、すっかりその気のスアンに言い出せなくなって・・・ 結局、一週間デートすることになってしまう。 次のデートの日。 地味な服にメガネの冴えないソンヒを見兼ねたジウォンは、 ソンヒを美しく変身させて・・・(↑の写真) けど、慣れないソンヒは、ハイヒールをテーブルの下で脱いでしまい 履きなおそうとした拍子にスアンの方に転がってしまって・・・ 足で何とか取り戻そうと必死に試みるが、結局椅子から転げ落ちてしまう。 その上、緊張で豪華な料理は一切口にできず、 家に帰ってから一人粗食をむさぼる始末。 翌日は目が腫れてしまい、スアンのデートをキャンセルするが、 スアンはソンヒを心配し、勤め先の幼稚園に迎えにやってくる。 スアンから逃げようと垣根を乗り越えたソンヒは、垣根に服を引っ掛けてしまい、 ズボンをボロボロに破ってしまい、スアンに笑われる。 ソンヒに会うことを、スアンも楽しんでいた。 ソンヒはスアンとの約束の場所で待つが、 スアンは急な商談が入ってしまい、遅くなってしまう。 凍えそうになりながらも待ち続けたソンヒに、スアンは心が揺れる。 どうしても行きたい場所があり、スアンを待っていたのだと。 ソンヒはスアンを展望台に連れて行く。 そこで、木星がふたご座の位置に帰ってくるというソンヒの話を聞いたスアンは、 12年間ソンヒが約束を守り、自分を待ち続けていたことに気づく。 約束通り、12月24日に二人で星を見ようと約束するスアン。 ソンヒを家に送り届け、眠っているソンヒにキスしたい衝動に駆られるが、思いとどまる。 スアンの心が揺れていることに気づいたユジョンは、<ストラディバリウス>を諦めると言い出す。 ストラディバリウスは、どうしても手に入れたい夢だけれど、それよりもスアンの方が大事だと・・・ 現実的なユジョンが見せた純粋な想いに、スアンはソンヒへの想いを心の奥にしまう。 結末までネタバレするわよー ユジョンはソンヒに、12月24日にスアンと帰国すると告げる。 ユジョンの父親のコネで、スアンの長年の夢であった会社の入社面接が決まったのだ。 約束を破ったからと、ストラディバリウスを譲る約束も取り消された。 スアンは、ユジョンが韓国のエージェントと電話しているのを聞いてしまう。 ソンヒの勤める幼稚園を買い与え、それと引き換えにストラディバリウスを手に入れる話だった。 ユジョンの想いに打たれソンヒを諦めたスアンは、真実を知り、ユジョンに失望する。 12月24日。 スアンはユジョンと共に飛行機に乗り込む。 そこで、ソンヒに教えてもらった呪文。「カストル ポルックス・・・」という呪文を唱えたスアンは、 ソンヒが何よりも大事なことに気づく。 「ソンヒには僕が必要なんだ」と言って、飛行機から降りてしまう。 ソンヒは、校庭でクリスマスツリーを眺めていた。 スアンは必死にソンヒの元に向かうが、一足先にソンヒは帰ってしまう。 ツリーをみつめるスアン。そこへソンヒが戻ってくる。 雪の中、抱き合う二人。 エンドロールの後で、秘密が1つ明かされるわ。 謎の少年チャムナは、スアンとソンヒの間に生まれる予定の子供だったのだと。 二人の間に生まれた赤ちゃんから声が聞こえてきて、チャムナがそう語りるのよ。 冒頭で、園児たちに「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」と、尋ねられ困ったソンヒが、 これから生まれる赤ちゃんの幼稚園があって・・・と誤魔化すのだけれど、 それが実際にあった、というオチね。 二人の子供だったから、スアンとソンヒをくっつけるよう何度も仕向けたのね。 チャムナがお気に入りだっただけに、教会に連れ戻される時は悲しかったわ・・・・ このオチは、嬉しいような、イマイチのような・・・複雑な気持ちだわ。 |
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