とかげの可愛い嘘 Love.Phobia |
原題:とかげ 도마뱀(トマベム) <2006> |
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監督 | カン・ジウン | <2006>と かげの可愛い 嘘 |
出演 |
カン・ヘジョ ン |
<2003>オー
ルド・ボーイ、<2004>美しい夜、
残酷な朝(割愛-Cut)、<
2005>南極日誌、 <2005>恋 愛の目的、<2005>、親切なクムジャさん、 <2006>とかげの可愛い 嘘、 <2005>トンマッコルへようこそ、<2007>ハーブ、<2008>うちにどうして来たの、 <2009>キル・ミー、<2009>トライアングル、<2009>ガールフレンズ |
チョ・スンウ (趙承祐) |
<2000>春
香伝、<2001>ワニ&ジュナ~揺れる想い~、
<2002>フー・
アー・ユー?、 <2002>爆裂野球団!(特別出演)、<2002>H [エイチ]、<2003>ラブストーリー、 <2004>下流人生~愛こそすべて~、 <2005>マラソン、<2006>とかげの可愛い嘘、 <2006>タチャ イカサマ師、<2008>GO GO 70s、 <2009>炎のように蝶のように |
【レビュー&ネタバレ】 |
2006年12月16日(土)よ
り日本公開決定よ。 面白いのか、そうでないのか・・・ 真実が明らかになっていき、予想もしていない結末に本当に驚かされるわ。 題材は本当にうまくできてると思うわよね。 ただ、よくわからないままに観せられる時間が長い分、 まったく感情移入できぬままに展開していくから 泣ける話なのに泣けないのよね・・・ 話自体は、菊花の香りに似ているかもしれないわね。 それなのに、どーしてここまで差が出てしまうのでしょ・・・・・・ ひねり過ぎたのが、反って悪かったのかもしれないわね。 ベタな純愛にはもう飽き飽きかもしれないけど、 推理小説じゃないんだから、これもどーかと思うわ。 まだ幼い子供の頃、ひたすらアリのために尽くすチョガン。 18歳になった時、寿司を食べてみたいというアリのために、 ソウルまで戻って寿司をプレゼントするチョガン。 そしてまた8年が経ち、 「将来は銀行員と結婚して、ダンナを嗾け、銀行を襲わせ、そのお金で宇宙船を買う」 そう言っていたアリのために、絶対にならないと言ってた銀行員になっているのよね。 そして、宇宙船を待つアリのために、ミステリーサークルを必死に作るチョガン。 このひたすら相手のために尽くす姿・・・献身的な愛。 これは菊花の香りに通ずるものがあるわ。 アリがチョガンの前から姿を消す前日に、チョガンは麻疹にかかり、 二度目はインフルエンザに・・・・ アリのせいでチョガンが病気になり申し訳なくて・・・ それで姿を消したのかもしれないとチョガンは思っているわけなんだけど・・・。 ※結末まで書いてる ので要注意! 一度目は、雨に濡れたことが原因で、病気が悪化してしまうのかな? 二度目は・・・・、原因は見当たらないけど、きっと病気が悪化してしまうのよね。 アメリカに発つ時は、病状が深刻で、最後のお別れに現れたのかもしれないわね・・・・。 自分を宇宙人だと言っていたアリ。 それがエイズに犯されていたからとは、誰も考えなかったはずよー エイズが「宇宙人の風邪みたいなもの」と呼ばれていたから・・・・子供なのに・・・ いえ、子供だからこそ考えついたのかもしれないわね。 あの黄色い雨合羽も、エイズが感染しないようにという子供じみた発想から生まれたもので、 とかげも、数々の白々しい嘘も、他人を寄せ付けないために・・・ あんな小さい子供が涙ぐましいわ・・・・ 伏線にしたのは面白いけど、 そんな子供のいたいけな姿を見せた方が、ずっと泣けたように思うわよ・・。 あまりにも白々しい嘘だから、感情移入できなかったようなものだもの。 最後も、なぜかファンタジー仕立てで、アリが死んでいく悲しみが伝わってこなかったわ・・・。 名前にしても、キム・ウンジョンがアリなのは明らかで、 チョガンが混沌に陥るわずかなシーンのためだけに、 ウンジョンに「イ・アリ」という新しい名前をつけてあげるのも、ちょっとやり過ぎじゃないかしら? 感心はするけど、懲りすぎてて視聴者として楽しむことはできなかったわね。 mocaはアリを心配する住職の姿の方が泣けたわよ。 simple is best ってこともあるわよね。 チョガンのお父さんは、ミスター・ソクラテスの調教師ボムピョ(カ ン・シニル)じゃないのよー ピョンジャは天国の階段のチョンソ(パク・シネ)だわー パク・シネ大好きよー けど、もうちょっと早く大人になってくれないかしらー まだまだ大人の役は無理よ。天国の樹のハナも悲惨だったもの・・・・。 早く大人の演技が違和感なくできるようになって欲しいわ。 チョ・スンウとカン・ヘジョンは実生活でも恋人なわけだけど、よくこの共演が実現したものよね。 さわやかーな、キスシーンだけの純愛映画でよかったわね。 脱ぎまくりのカン・ヘジョン。 今までのベッド・シーンみたいな激しいのがあったら、生々しすぎて困るわね(笑) 「トンマッコルへようこそ」が終わり、この「とかげ」のカン・ヘジョンの顔がかなり変わったらしく ネチズン(ネット住民の意、造語。 韓国ではネットユーザーをネチズンと呼びます)から「整形疑惑」でかなり叩かれておりました。 確かに変わった気はするわね。口元がかなり違うらしく、これは歯の矯正をした為と・・・ 整形かどうかはわからないわね。 顔がかなりこけて見えるから、そのせいかもしれないし。 mocaはどっちでもよいでございます。 ただ、ブスになってるように思わなくて? カン・ヘジョンって、どんどんブスになってる気がするのよ・・・ 整形してブスになるんじゃ意味ないと思いませんこと? あんまり悪質な噂をたてると、キム・テヒのように訴えられちゃいますわよ? |
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