まわし蹴り  Spin Kick Taekwon Boys 
 原題:まわし蹴り 돌려차기(トルリョチャギ)<2004>

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まわし蹴り

立派な成績を一度も収められない三流チームに転落した伝統のマンセ(萬世)高校 テコンドー部。2週間 先に迫った全国大会の予選通過など、想像することすらできない。

下校中の満員バスの中。マンセ高校番長ヨンゲク(キム・ドンワン)とその仲間は最後部の席 に陣取り、馬鹿ジョンデ(キム・テヒョン)は、他の生徒たちがバス後方に来れないように床に線を引く。

運動も、空気を読むこともできないテコンドー部員た ちは、その線を踏んでしまい、ヨンゲク一派に激しく殴られる。テコンドー部全員、病院に搬送され、ヨンゲク達は留置場に放り込まれる。選手たちがいないテ コンドー部は解体される危機に瀕し、ヨンゲク一派は全員退学という懲戒が待っている。

テコンドー部の復活を夢見てきたソク校長(キム・ガプス)は、ヨンゲ ク一派の実力を高く評価し妙策を絞り出す。ヨンゲク一派がテコンドー部に加入し予選戦さえ通過すれば退学を免じてくれるという。

テコンドー部はヨンゲク一 派の加入で活気を帯び、子供テコンドー道場館長チュングン(キム・ヨンホ)を監督とし、バレエ部のソッポン(イ・ギウ)を選手に迎え入れ、マンセ高校最高 のドリームチームを設ける。
【予告編】
監督 ナム・サングク <2004>ま わし蹴り
出演 キム・ドンワン <2002>ハッピー・ バースデー、<2004>ま わし蹴り
ヒョンビン 出演作品一覧
チョ・アン <2003>狐 怪談、<2004>まわし蹴り、 <2006>ホリデー、<2007>お姉さん が行く、<2007>ムイ、
<2008>幼い王子(星の王子様)、 <2008>アンティーク~西洋骨董洋 菓子~(友情出演)、
<2009>キングコングを持ち上げる

キム・テヒョ ン

出演作品一覧

パク・チヨン

<2003>狐 怪談、<2004>まわし蹴り、 <2006>絶対の愛、<2006>ガチデン 堤防伝説

ムン・ジユン

<2004>ま わし蹴り、<2006>ダメ男の愛し方

チョン・ジェ ヒョン

<2002> 夢精期、<2004>オー!マイDJ、<2004>まわし蹴り、<2004>僕の彼女を紹介します
<2004>誰にでも秘密 はある、<2005>高 校教師 恋の教育実習(夢精期2)、<2005>ケ ンカの技術
<2006>サンデーソウル

イ・ギウ 出演作品一覧
キム・ヨンホ <1999>新 装開店、 <2003>SSU、 <2004>ま わし蹴り
<2008>アバンチュールはパリで、 <2008>プ チトマト、<2008>美人図、 <2009>父、山
<2009>19-Nineteen、<2010>家 を出た男たち、<2010>8番目の感情

キム・ガプス (金甲洙)

<2001>バ ンジージャンプする、<2002>これが法だ、 <2003>箪笥、 <2003>トンケの蒼い空
<2004>あいつはカッコよかった、<2004>まわし蹴り、< 2005>潜伏勤務、<2005>タイフーン
<2006>コン・ピルドゥ、<2010>悪魔を見た

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【レビュー&ネタバレ】
あまり期待せずに観た映画。
キム・テヒョンを観たいし、前々から観たいとは思っていたのだけれど、イマイチっぽいし...
と躊躇し、保留になっておりました。
頭を使わずにかるーく観たいなぁ.... と、迷いながらも選選んだだけですが、これがビンゴ!
まさにツボ。
適度に笑え、適度に感動し、満足です。
万人にススメられる作品ではありませんが、moca的には好きな映画です。
この映画の魅力は、個性的な俳優陣でしょう。



後列左から、ムン・ジユン、キム・ヨンホ、ヒョンビン、キム・ガプス、イ・ギウ
前列左から、チョ・アン、チョン・ジェヒョン、キム・ドンワン、キム・テヒョン、パク・チヨン。


主役は、神話のキム・ドンワン。
まだ演技ではぎこちなさがあるものの、ヨンゲク役はハマリ役。
後半になるにつれ、どんどんカッコよくなって釘付けです。

そのキム・ドンワンと敵対するテコンドー主将(その後、首相はキム・ドンワンに渡しますが)にヒョンビン。
まさに絵に描いたような品行方正な男。
まだ初々しく、制服も道着も似合うヒョンビンにピッタリの役です。

そして、その二人と、軽い三角関係に陥るヒロインにチョ・アン。
彼女はかなりの演技派ですが、ヒロインには不向きでは....
顔も可愛いですけれど、イ・ナヨンの出来損ないみたいで、イマイチ好感が持てません......
ラブストーリーではなく、おまけ程度で描かれる淡い恋心なのが救いですが。

テコンドー部の監督には、キム・ヨンホ。
SSUでは、なぜ主役クラスに 選ばれたのか謎の男。
今回は、かなりコミカルな役どころ。
これがハマル、ハマル。ぜひ今後もこの路線で!(って、その後出演作ありませんが?)

’笑い’といえば、いつも妙な役どころのチョン・ジェヒョン。
今回も山場で笑わせてくれますわ。
「俺のパンツに~.............!!」 絶叫シーンは必見。

そして、もう1人。
黙っていれば甘くソフトなイケメン、イ・ギウ。
けど、なぜか笑いどころも似合ってしまって..................
今回も、かなりコミカルなキャラクター。
背の高さがまた、笑いを倍増させてくださいます。
脇役のように野次馬の中に紛れている彼を探せ!!!
めっちゃ笑います。
上半身裸に腕組み。これが今回の彼のアイテムです。

キム・テヒョンは相変わらずキム・テヒョン!
期待を裏切らないわー
演技というよりも、素に近いのでしょうねー
あの自然さは。
いつも同じようなキャラクター。
けど、キム・テヒョンの演じるそのキャラクターが大好きです。
まさに、雪の女王のチュンシクを観てい るようだわ。

そして、キム・テヒョンの彼女(というより婚約者)のミエには、
絶対の愛で、ヒロイン・セヒ の整形前を演じたパク・チヨン。
これもまたハマリ役。
ジョンデ(キム・テヒョン)と、ミエのやり取りもまたステキなの。
ミエに尻に敷かれているように見えるれど、ミエのジョンデへの愛も深くて.....
自分はコゲた肉ばかり食べて、ジョンデにおいしい肉を食べさせる。
そんな愛、最近ないわね......
「あんたには私がついてるじゃない」
そんなミエのような存在がそばにあったら、強く生きていけるのかも。

シヌン高テコンドー部主将には、<悲しき恋歌>で、クォン・サンウを刺したチョン・ウ。


ストーリーですが、
コメディー且つ、スポーツものですので、それほど凝った内容ではありません。
敵対する者たちの間にしだいに芽生える友情が一番の見所でしょうか?
この映画は冒頭では敵対する者だらけです(笑)
あっちもこっちも敵同士。
それがある瞬間に心が通じあう。
その瞬間が胸にじんわりと染み、ちょっとした感動を味わえます。
そしてテコンドーですが、予告編を観るとかなりテコンドーのトレーニングの場面が映し出されますが、
トレーニングの場面はあの予告編の部分程度です(笑)
本編は、テコンドーのシーンなんて、ラストの大会シーンくらいなもの(^ - ^;;
格闘技が苦手な方も、それほど退屈しないでしょう。
なんせ、コメディーですから。試合中も(^ -^ ;;

そして、もう1つ。
ヨンゲクたちは何の取り柄もない、言わば、不良。
そんなロクデナシの不良どもの成長する姿も描いております。
こちらは、あまり感動もございませんが。

かるーく観れるコメディーですので、説明することもございません。






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