四季シリーズ完結編 「春のワル ツ」 (あらすじ/レビュー)


 
 
 
 

   



※韓国放送版のあらすじです。
※文字化けして読めない場合には、IEの「表示」→「エンコード」で「Unicode(UTF-8)」を選択してくださいね。
 
■ユン・ジェハ : ソ・ドヨン スホの父 : イ・ハヌィ ホン・ミジョン :  チェ・ジャヘ
パク・ウンヨン :  ハン・ヒョジュ ジェハの父 :  チョン・ドンファン ミジョンの母 :  キム・ミギョン
フィリップ : ダ ニエル・ヘニー ジェハの母 : ク ム・ボラ イ・カング :  イ・インソン
ソン・イナ :  イ・ソヨン ウニョンの養母 :  キム・ヘスク ウニョンの実母 :  ユン・ユソン
ウニョンの養父 :  パク・チリョン 幼いスホ : ウ ン・ウォンジェ
ウニョンの弟サンウ  : チェ・シウォン 幼いウニョン :  ハン・ソイ

 <第1話> あ らすじ

 
オーストリアに向かう飛行機の中、隣り合わせたパク・ウニョンとソン・イナ。
ウニョンはデザインコンテスト優勝の副賞の旅行であり、イナは初恋の相手であるピアニスト、ジェハに15年ぶりに会うために。イナはウニョンに、ジェハの 載った雑誌を見せ、「結婚の約束をしてるの」と、嬉しそうに話す。

空港に着くと、ジェハのマネージャーフィリップが、イナと勘違いしウニョンに声をかけるが、
言葉のわからないウニョンは客引きと勘違いし、よもやトラブルに。ようやくフィリップもイナとウニョンを間違えたと悟り、イナを連れ、ジェハの元へと向か う。

甘い夢を見ながらオーストリアまでやってきたイナ。しかし、その夢はジェハの冷たい態度で打ち砕かれる。
イナのことなど、少しも覚えてはいなかった。
「韓国に会いたい人はいないの!?一人も?!」
ジェハにつっかかるイナ。しかし、ジェハの脳裏にイナとは別の少女が浮かぶ.... それでもジェハは、「いない」と素っ気無く答える。

ジェハ、フィリップ、イナの3人は食事へと向かうが、フィリップは道に迷うウニョンの姿をみつけ、車を降りてしまう。フィリップは、ウニョンに市内を案内 し、帰り際にジェハのコンサートチケットをプレゼントする。

翌日、ジェハのコンサートの開かれる街ザルツブルクへ向かうウニョン。オーストリア国鉄QBBの中で無愛想な東洋人の男に出会う。こともあろうにウニョン は、男にコチュジャンを浴びせてしまい、服を台無しに。代わりにくまの絵のセーターと、フィリップから貰ったチケットを1枚手渡す。男の名は「クリス」。 コンサートチケットに書かれていたピアニストの名前を、冗談で名乗ったのだと思ったウニョンは、自分は「不思議の国のアリス」だと名乗る。窓に息を吹きつ け、ピースマーク(もどき)の落書きをするウニョン。男はその落書きとウニョンを、懐かしそうに見つめる。そのマークは、男にとって大切な思い出だったの だ。

ピアニスト「クリス・Y」のコンサート会場。ウニョンはQBBで出会った男を待つが、男は来ない。フィリップに促され、仕方なく一人で座席へ。そんなウン ヨンの姿を、ステージの袖から確認する男の姿が。QBBの男、「クリス・Y」であり、「ユン・ジェハ」であった。男に会えることを密かに期待していたウン ヨンは、演奏は終わるなり席を立つ。再びステージへ戻ったジェハは、「この曲は思い出を呼び覚まし、私を幼い日に戻します。昔、凍てついた心を温めてくれ た少女がいた。その少女のために弾きます」と、昔ウニョンに歌ったクレメンタインを演奏する。会場を出ようとしていたウニョンの耳にもそのメロディー が・・・・。ウニョンもそのメロディーを懐かしそうに聴き入っていた。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
何もオーストリアでロケしなくてもー 韓国の冬景色だって、美しいのにー
けれど、オーストリアの冬景色も美しいわね。
ユン・ソクホ監督の手にかかり、更に童話のような美しさに仕上がってましたわー
この時点での感想はこれくらいかしら?
まだ、何が何だかわからない状況です。序章といったところね。
しかし、あのくまのセーターはないんじゃない?いくらなんでも、ウニョンの年齢じゃ着ないでしょー?やりすぎよ。
無愛想で無執着に見えるジェハ。でも、ウニョンのことは気になってるみたいね。

【春のワルツ】ミュージック・ビデオ








 
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 <第2話> あ らすじ

【ジェハの回 想】
イ・スホは父親に連れられ、父親の故郷であるチョンサン島へと、ソウルからやってくる。子育てに困った父が祖父にスホを預けるためだ。しかし祖父は既に他 界していた。「これでソウルに帰れる」、そう喜んだのも束の間、父の幼馴染であるヘスンに出会い、父はスホをしばらく預かってくれるようヘスンに頼み込 む。「父に捨てられる」そう悟ったスホは、頑として父親から離れようとしない。昨年も孤児院の前に捨てられたばかりだったからだ。しかし、父親はスホを騙 し、一人ソウルへと帰ってしまう。なんとしてもソウルへ帰りたいスホ。島の小さな子達をゲームで騙しては、小銭を巻き上げ、旅費を貯め始める。ヘスンの娘 ソン・ウニョンは、病弱で友達もいない。スホがやってきたのが嬉しくて仕方がない。スホを兄のように慕い、学校でも九九すらできないスホを庇うが、スホは ウニョンからもお金を巻き上げたり、ハンバーガーを知らないのか?などとウニョンをバカにする始末だ。

ある日、ウニョンの素朴な疑問に腹をたてたスホは、「絶対にソウルに帰ってやる」と船への密航を試みるが、すぐさまみつかり、敢え無く撃沈。仕方なく家へ と戻る途中、船をみつめ涙を流すウニョンをみつける。スホが戻ってきたことを喜ぶウニョン。しかしスホはそれすら気に入らなく「泳いで帰ってやる」と海へ と飛び込む。溺れたふりをするスホに驚いたウニョンは、スホを助けるため自らも海へと飛び込むが、心臓の弱いウニョンはそのせいで意識不明の重体に。病院 でウニョンの母親たちの会話を耳にしたスホは、ウニョンが心臓の病気で手術が必要な体だということを知り、ウニョンへの態度を心から悔やむ。心優しいウン ヨンの母ヘスンは、そんなスホを叱ることもせず、優しくさとす諭す。「これ、頼まれてたんだわ」ヘスンがバックから取り出したのはハンバーガーだった。ス ホの喜ぶ顔が見たいウニョンは、貝殻細工を作り売って貯めたお金で、ハンバーガーを買ってきてくれるよう街に行く人に頼んだのだった。それを知ったスホ は、ウニョンの元へ行き「どこにも行かないから」とウニョンに約束する。そして、ウニョンに教えられた願いが叶うという場所で、「ウニョンの病気を治して ください。そのためなら僕はなんでもしますから」、ウニョンのために祈るスホ。

ウニョンを大切にし、仲良く遊ぶスホ。優しく楽しい時間が過ぎていく。そんな中、スホの父親が島へと戻ってきた。今度は、祖父の家を修復し、スホと二人で 暮らすと言い出す父。ウニョンと離れたくないスホは嬉しい。しかしスホは、ウニョンと仲良くなるほどに、嘘をつき続けることが苦しくなっていく。詐欺師で ある父が「ニューヨークで事業に成功した」と、ついた嘘だ。 「俺は本当はアメリカなんか行ってないんだ。小学校も二年でやめた。詐欺師で、泥棒なんだ。それでもお前のお兄ちゃんで居られるか?」スホはウニョンに告 白するが、驚いたウニョンは何も言えない。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
ウニョンの子供時代を演じる「ハン・ソイ」ちゃんがめちゃくちゃ可愛いのよー
ちょっとフィリピン系?なんだけど、すべてが可愛いわー
なかなかウニョンの子役が決まらず、ずーっと探していたところ、直前になってあるエージェントでソイちゃんの5年前の写真をみつけて即決したそうよ。ユ ン・ソクホ曰く「第2のムン・グニョンになれる」というお墨付き。ただいま小学校5年生。ムン・グニョンは14歳で「秋の童話」に出演したわけだけど、ハ ン・ソイちゃんは12歳。ムン・グニョンのようにドラマや映画にバンバン出演してくれるようになるにはまだまだ遠いのかしらー?T-T
どこかで見たことあるような気がするのは気のせい?もうmocaもめちゃくちゃお気に入りよー
とにかく、あのハンバーガーのシーンにはボロボロ泣いたわー
子供の純粋さっていいわよね・・・・
スホを喜ばせたくて、お金をはたいて買った一つのハンバーガー。
こんな風に純粋に誰かを想う気持ち、忘れたくないわね・・・

子供時代のロケ地は「チョンサンド(青山島)」という、大麦畑で有名な島。「多島海海上国立公園」の中の島の一つで、「ワンド(くさかんむりに完+島)」 から船に乗って1時間くらいの場所らしいわ。







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 <第3話> あ らすじ

ウニョンに避 けられ、傷つくスホ。父親はスホに、ウニョンが貝殻細工を売って貯めたお金のことを尋ねる。スホは疑うこともなく、「相当な額になっている」と答えてしま うが、父親はウニョンの家からお金を盗んで島から逃げてしまう。そのお金はウニョンの手術費として、ヘスンが懸命に貯めていたお金だった。ヘスンはスホの 父親を探し出そうと、ソウルへと向かう。

村中から「泥棒」呼ばわりされるスホ。ウニョンも冷たい目でスホをみつめる。スホは父親からお金を取り替えそうとソウルに向かおうとする。しかし、密航も みつかってしまい、小さな手漕ぎボートで島を脱出しようとするが、それをみつけたウニョンが、スホを止めようと海へ飛び込む。ウニョンが意識不明の重体に なった日のことが頭をよぎったスホは、ウニョンを懸命に船へと引き上げるが、船はどんどん流され、気がつくと別の島へと辿り着いていた。

島の老夫婦に助けられたスホたちは、以前のような優しい時間を取り戻す。
「お兄ちゃんがアメリカに行ったことがなくてもいい。嘘つきでも、泥棒でもいい。お兄ちゃんはウニョンのお兄ちゃんよ」
そう言ってウニョンは、スホの腕にマジックで「よくできました」のピースマークを描いた。「ウニョンのお兄ちゃんとしてよくできました。印をつけたんだか ら、一生ウニョンのお兄ちゃんでいてくれなきゃダメだよ」 ウニョンの言葉に、スホは胸がいっぱいになるが・・・

翌日、チョンサン島へ戻ることになったが、スホの姿が見えない。ウニョンはスホを懸命に探すが、スホは一人ソウルに向かおうとしていた。「一緒にソウルに 行く。一緒にソウルに行って、一緒に島へ帰ったらいいじゃない」、涙ながらに訴えるウニョンに根負けし、スホはウニョンを連れ、ソウルへと向かう。

父親の知人の家を探し回るが、父親の消息はつかめない。父親の友人から「香港へ行った」と聞いたスホは打ちのめされる。スホを待つ間ウニョンは退屈で一人 街をうろつくが、スホはウニョンがいなくなったことに驚き、懸命にウニョンを探す。何も口にしていないウニョンはお腹をすかせ屋台の鯛焼きを欲しがるがお 金がない。屋台のおばさんから鯛焼きを1つ貰ったウニョンは、ひもじくて鯛焼きの尻尾をちょこっとちぎって口にするが、スホにあげようと我慢する。ようや くウニョンをみつけたスホ。ウニョンはスホに笑顔で鯛焼きを差し出すが、「こんなもの食えるか!」と、払いのけられてしまう。道に落ちた鯛焼きを悲しそう にみつめるウニョン。「家へ帰る。チョンサン島へ帰る」と涙を浮かべるウニョン。島へ電話をかけるが、誰も出ない。公園で夜を明かす二人。「ソウルは星が 1つもない。つまらない」と、ウニョン。「星はあるんだ。汚い雲に隠れてて見えないだけなんだ。見えないから"ない"んじゃない。あるものはたくさんある んだ」とウニョンに説明するスホ。ウニョンはスホに「歌を歌って」とねだる。スホはクレメンタインを歌ってあげる。しかし、ウニョンは意識を失ってしまっ て・・・・

ウニョンを背負って病院へ運ぶスホ。チョンサン島から、ウニョンの母ヘスンと仲のよかったおばさんキム・ボンヒ(キム・ミギョン)が駆けつける。ボンヒと 医師の会話から、ウニョンの母親が事故死したことを知り、愕然とするスホ。スホの父親を探しに行き、事故に遭ったのだ。スホは看護士に、「ウニョンは手術 をしないと死ぬの?」と尋ねます。手術は必要だ、と言われたスホは思い悩みます。ボンヒにみつかり、スホは病院内を逃げ回る。その時ある病室に飛び込む が、ベッドに寝ていたヒョン・ジスク(クム・ボラ)はスホを見るなり、「ジェハ、ジェハ・・・」と歩み寄り抱きしめる。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
本当に、ハン・ソイちゃんすばらしいわー みんな、この子に持っていかれちゃってる感じねー
演技の良し悪しじゃないわ。本当に見てるとせつなくなるのよー
これこそ、本物じゃなくて?
それにしても、スホ아빠(アッパ:父)はウニョンの出術代を盗むは、ウニョン엄마(オンマ:母)はスホ아빠を追いかけて死んじゃうわ・・・これからの波乱 万丈な展開を物語ってるわねー
それにしても、スホは可哀想すぎるわ・・・・ こんな父親なら、いない方がマシよ。それでも、スホは父親に捨てらたことが夢にまで見るほど心の傷になって いるのよ。親は選べない。この不幸を味わった人間にしかわからない痛みかもしれないわね。こんな幼い頃から、こんなに重い人生を背負っちゃって・・・。ス ホよ、スホよ・・・・
さてさて、いよいよ「ジェハ」が絡んできますわね・・・ 次回がキーポイントとなりそうね。
クム・ボラ씨(チャングム育ての母親@チャングムの誓い)ようやく有名俳優の登場ねー
知ってる顔があると落ち着くわー







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 <第4話> あ らすじ

ウニョンを助 けたいスホ。しかし、手術をするお金がない。思い余ったスホは他人のバッグを盗んで逃げるが、病院の警備員に捕まってしまう。警察に突き出されそうになる が、ユン・ミョンフン(チョン・ドンファン)に救われる。ユン・ミョンフンはジェハの父親であり、病室でスホを抱きしめたヒョン・ジスクの夫だった。息子 のジェハを事故で失い、二度も自殺を図ったジスク。このままではジスクが死んでしまうと医者からも通告が。「おばさんが落ち着くまででいいから、一緒にカ ナダに行って暮らしてくれないか?」とスホに懇願するミョンフン。しかしスホは、すぐさま断る。

スホを諦めきれないミョンフン。息子ジェハの面影をスホに重ね、スホをみつめる。スホの恵まれない境遇を知り、居た堪れない。「これで何か買って食べなさ い」と、スホにお小遣いを手渡す。一度は断ったスホだが、ミョンフンがお金持ちだと知り、ウニョンの手術代の代わりに一緒に暮らすことを承諾する。

ウニョンの手術の日の朝早く、スホはカナダに旅立たなくてはならず、ウニョンに別れも告げられぬまま、ウニョンの腕にピースマークを描き、旅立つ。

【現在へ戻る】
コンサート会場を出ようとしたウニョンはフィリップにパーティーへ誘われる。断りきれず、フィリップの用意したドレスを身につけ、パーティーへ。そこで QBBで逢った男がピアニストクリスだと知る。フィリップは「俺のことを気に入って後をついてくるんだ」と、ジェハに冗談を言うが、ジェハはその言葉を本 気にし、ウニョンを軽い女だと思い込む。ダンスの順番がジェハとウニョンに回ってくる。そこでジェハはウニョンに「俺にはアリスと名乗ったが、フィリップ には何て名乗ったんだ?相手によって名前を変えるんだろう?今度はテンジャンでもかけたのか?安心しろよ、フィリップには黙っておくよ」と、ウニョンを侮 辱する。怒ったウニョンは会場を出ていくが、後を追ったジェハはウニョンから受け取ったくまのセーターを投げつけ、更にウニョンの怒りに火を注ぐ。ウンヨ ンの後を追うフィリップ。ウニョンは急ぐあまり足を挫いてしまうが、フィリップはウニョンを抱き上げ、車のボンネットに座らせ、自分のネクタイを解き、応 急処置を施す。フィリップの優しさに甘え、ウニョンはフィリップたちの宿泊するペンションに部屋を取ってもらう。

翌朝、ウニョンはクリスタル博物館に向かうため、フィリップに貝殻細工のプレゼントとメッセージを残し、ペンションを後にする。湖の畔で雪を石のように積 み上げお祈りをするウニョン。それを窓から見ていたジェハは、幼い日のウニョンを思い起こす。

ウニョンの残していった貝殻細工を見ながらフィリップとイナが仲良く会話をしているところへジェハが。フィリップの手にある貝殻細工を目にし、驚くジェ ハ。フィリップに「彼女の名前は?」と尋ね、「ウニョン・・・」と耳にしたジェハは驚愕する。ジェハの脳裏に、QBBでピースマークを描くウニョン、湖畔 で雪を積み上げるウニョンの姿が駆け巡る。

ウニョンを追い車に乗り込むジェハ。ウニョンを追いながら、幼い頃の記憶が思い起こされる。
「ウニョンは死んだんだ。手術をした後に亡くなった」
ミョンフンにそう告げられ、ショックで雪の中を飛び出していく幼いジェハ。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
おー チョン・ドンファン씨~
冬のソナタのサンヒョク아빠、秋の童話のウンソ&ユンソ아빠、、、夏の香りへの出演はなかったけど、ここで逢えるとはー
それにしても、スホ可哀想すぎるわ・・・
ウニョンを助けるために自らを犠牲に・・・・しかも、ウニョンは手術をしたのに死んでしまう・・・・
(と、ここではこの解釈にしておきましょね。きっと先の展開は皆様予測できてると思いますが・・・・)
お金持ちの養子、しかも、ミョンフン씨はとても温かい人物のようだし、ここでスホが幸せになってくれればいいのだけど・・・
死んでしまったのに、未だにウニョンのことが忘れられないジェハ。それほどにウニョンへの想いは強くて・・
ウニョンが亡くなってしまい、韓国に戻る目的も失ったジェハは、結局ジェハとして生きることになって・・・
こんなに冷たくて、人間味のないジェハが出来上がってしまったのね・・・







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 <第5話> あ らすじ

ジェハはウン ヨンを追いかけ、クリスタル博物館へ向かうが、ウニョンとは逢うことができなかった。どうしてもウニョンが忘れられないジェハは、韓国行きを決意する。頑 として断り続けた、イナの提案である韓国でのCD製作を受け入れ、フィリップと一緒に韓国へと向かう。

韓国に到着するや否や、ジェハはウニョンが入院していた病院へと向かう。しかし、ウニョンのデータはすぐにはわからないと・・・・、調べて連絡するという 約束を得て病院を後にする。ウニョンとの思い出を辿り、街を彷徨うジェハ。そんな時、ウニョンを乗せたピンクトラックを見かける。ジェハはタクシーで必死 にピンクトラックを追うが見失ってしまう。

ウニョンがフィリップに話した「デザインコンテストで優勝した」という話を頼りに、ジェハは事務局へ行きウニョンの連絡先を教えてくれるよう頼み込むが、 個人情報は教えられないと断られる。気の毒に思った事務員は、「連絡先を教えてください。伝えますから」と、助け舟を出す。フィリップもジェハ同様ウンヨ ンを探し事務局へと出向き、そこでウニョンがピンクトラックに乗りアクセサリーを売っているという情報を得る。ウニョンを捜し求め、ウニョンを見失った場 所へとやってくるジェハ。ようやくジェハがピンクトラックをみつけると、一足先にフィリップがピンクトラックをみつけていた・・。しかしウニョンは、一緒 に働く友人ミジョンの食事を取りに行っており、トラックを離れていた。街を歩くウニョンをみつけたジェハは後をつける。ウニョンはキンパブ(海苔巻き)屋 に入っていき、そこでウニョンは、見知らぬ女性チョ・ヤンスン(キム・ヘスク)を엄마(オンマ:母)と呼び、弟パク・サンウ(チェ・シウォン)までいる様 子だ。サンウとヤンスンの会話から、ウニョンがヤンスンの実の娘であると知ったジェハはショックを受け店を出ていく。店に置き忘れられていたマフラーを渡 そうとウニョンは客の後を追うが、チラリと見えた客の顔がジェハに似ておりウニョンは驚く。結局ウニョンはジェハを見失い会うことはできなかった。

ピンクトラックへ戻ろうとすると、そこへ警察の取締りが。慌てて商品をトラックに積み込み逃げようとするウニョン。ミジョンと一緒に商品を見ていたフィ リップは、フィリップを気に入ってしまったミジョンにトラックの荷台に押し込まれる。

警察の取締りから逃げ、ようやく落ち着いたウニョンとミジョン。トラックの荷台を開けると、何とそこにはフィリップが。唖然とするウニョン。やはりさっき 見かけたのはジェハ?と、不思議に思うウニョン。

ウニョンの入院していた病院から連絡が。やはり、ウニョンは術後すぐに亡くなったと知らされる。ピアノの練習室で、荒れ狂ったようにピアノを引き続ける ジェハ。ウニョンを思い起こしながら、クレメンタインを悲しそうに演奏するジェハ。「ウニョンは手術中に死んだ。昔のものはすべて無くなったんだ。お前は ユン・ジェハだ」と言うミョンフンの記憶。「さぁ、ピアノを弾いてみましょうね。ジェハ」と、ジェハにピアノを弾かせようとするジスクの記憶。ジェハの悲 しい記憶が蘇り、ジェハは鍵盤を叩きつける。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
おー 今度はキム・ヘスク씨だわ~
冬のソナタのユジン엄마、秋の童話のシネ엄마、夏の香りのミヌ엄마・・・
四季シリーズには欠かせない人ねー
ウニョンの弟はスーパー・ジュニアのシウォンだし。ちょっと豪華になってきたわね。
まだまだ謎の残るこのドラマ。
果たしてパク・ウニョンは、ソン・ウニョンなのか?それとも・・・?







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 <第6話> あ らすじ

ウニョンが死 んだことを思い知らされたジェハ。「ここには来るべきじゃなかった。契約破棄するにはどうしたらいい?」と、イナに詰め寄るジェハ。イナはそんなジェハが 理解できない。「あなたは私の知ってるユン・ジェハじゃないわ」となじるが、「今頃わかったのか?」と冷たく言い放つジェハ。それでもジェハを理解しよう とするイナ。そんなイナに、ジェハは「俺の名前を呼んでみてくれ」と・・。「ユン・ジェハ」と、イナの呼ぶ名前を噛み締めるジェハ。

ウニョンに再会しご機嫌のフィリップ。ウニョンの死に打ちのめされたジェハは素直に喜んでやることができない。ジェハが不機嫌な原因を、オーストリアで自 分が言った言葉だと思い込んでいるフィリップは、「本当は俺が惚れたんだ」とジェハに告白する。

事務局へ顔を出したウニョン。そこでジェハが自分に残したメモを受け取る。「後援者になりたい」と。ウニョンにはわけがわからない。ウニョンはイナのレ コード会社だとは知らずに出前の配達にでかけるが、ドアから出てきた男の靴にトッポッキの汁をこぼしてしまう。「すみません」と見上げたそこにはジェハの 顔があった。ジェハは「コチュジャンをかけるのが得意技のようだな」と、冷ややかな態度で接する。やはりウニョンのことが気になるジェハ。ウニョンに「故 郷はどこか?」と尋ねる。

ウニョンはジェハがキンパブ屋に忘れたマフラーを届けにイナの会社へ行くが、「あぁ、この前の食事代?」と、ウニョンがまるでお金を無心にきたかのように お金を渡そうとするジェハに腹を立てる。ウニョンも負けじと、なぜ私を探しているのか?とジェハを問い詰める。「オーストリアのことを謝りたいのだと、私 も気になってたから嬉しかったのに、それなのに、この態度はなに?ちっとも変わってないじゃない。なぜ私を探していたんですか?」 ジェハは何も答えるこ とができない。

イナは二人の母校へジェハを誘い出す。母校を懐かしがるイナをよそに、ジェハは辛くなるばかりだ。突然校庭を狂ったように走り出す。「ユン・ジェハはどん な子供だった?」イナに問うジェハ。「運動は苦手で、勉強はよくできたんだろう?食べ物の好き嫌いはあったか?いつも高価な弁当を持ってきていたんだろ う?服はマザコンみたいで、蝶ネクタイをして、靴はエナメルで・・・」と、まるで他人のことのように語るジェハ。「白いワイシャツを着て、ピアノの前に座 ると、まるで大人のようだった。イギリスの紳士みたいだったわ」と、ジェハの言葉を繋ぐイナ。「今ユン・ジェハは運動もできて好き嫌いもない。勉強はピア ノ一筋。服は流行に左右されず、着たいものを着る。そんなユン・ジェハでいいか?」と、イナに尋ねるジェハ。「ユン・ジェハはこの場所で初めてソン・イナ という女性に会った。イナさえよければ、ここで初めて会ったことにして、もう1度始めたいと思う」とジェハ。ジェハの言葉に感動するイナ。「はじめまし て、ソン・イナです」「ユン・ジェハです」 二人は初めて会ったように、握手を交わす。

フィリップに誘われ、ジェハの練習室にやってきたウニョン。そこでフィリップとじゃれ合ううちに、テーブルの上にあった貝殻細工を落としてしまう。昔スホ がウニョンにプレゼントされたものだった。ハンカチに包まれた貝殻細工を開けてみようとしたその時、ジェハの姿が。貝殻細工を手にするウニョンを見たジェ ハは激しく憤り、ウニョンを怒鳴りつける。


------[ れびゅー ]-----------------------------------

もー ジェハったら、いくら自暴自棄になったからって、イナにそんな言葉を言っちゃダメよー
そんなことさえしなければ、イナを傷つけることにもならず、取り返しのつかないことにもならなかったのにー
例え二度と会えない相手だとしても、忘れられない人がいる限りは、他人に行っちゃダメということよね。
ウニョンからプレゼントされた貝殻細工。それをウニョンが開けて見てみたらよかったのにー
じらすわねー

ウニョンのお部屋、見てみてー 可愛いわよねー
お部屋にこんな色使い、落ち着かなくなりそうだけど、可愛いわー
春のワルツは色使いにも注目してみてねー
ユン・ソクホ監督だけあって、色彩にはこだわってるわよー
春だから、春の色をたくさん使って・・ 他は春らしさを感じることが少ないだけに、色使いで春を感じるわねー
イナのレコード会社にしても、ジェハの部屋にしても、素敵よー
ウニョンの服にもすごくこだわってるんだけど、服にこんなクリスマスカラー的色を持ってくるのはさすが韓国!
まさに韓国カラーよね。緑や黄緑に赤。黄緑にピンク。日本じゃありえない・・・
冬のソナタのジュンサンの色使いにもブっとびましたけどー
でも、このウニョンの服は可愛いわ。







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 <第7話> あ らすじ

ウニョンを怒 鳴りつけたことで、フィリップはジェハに謝るよう詰め寄る。「俺の愛する女性なんだ」というフィリップの言葉に、
ジェハは「今度はどれくらいもつのかな?」と、冷たい言葉を浴びせ、二人は仲たがいすることに。反省したジェハはフィリップの携帯に電話するが、フィリッ プはウニョンの車に携帯を忘れており、電話に出たのはウニョンだった。電話の相手を確認することもなく一方的に語り始めるジェハ。「あの子を見ていると、 心が痛んで腹が立つんだ」と・・・。その言葉を聞いたウニョンは、更に傷つく。

翌日、フィリップの忘れた携帯をホテルに届けるが、そこでウニョンはスリの濡れ衣を着せられる。そこへジェハが現れ、ウニョンを庇うが、昨日のジェハの 「腹が立つ・・」という言葉を聞いてしまったウニョンは、よそよそしい態度で立ち去る。コンパクトを落としたまま。ホテルのフロントからフィリップの携帯 を受け取ったジェハは、昨日の電話の相手がフィリップではなくウニョンだということを知る。粉々に砕けたファンデーションを見たジェハは、同じものをウン ヨンにプレゼントしようとするが、買い物をしているところをイナに目撃されてしまう。自分へのプレゼントだと勘違いしたイナは喜ぶが、なかなか渡そうとし ないジェハに痺れを切らす。

ホテルでの惨めな出来事が頭を離れないウニョン。「お母さんに会いたい」と、墓参りに出かける。母の墓はチョンサン島にあった。ウニョンの後を追い、チョ ンサン島へ向かうフィリップ。ウニョンの母の墓にお参りする二人。そこでウニョンも母親を亡くしたということを知る。チョンサン島の自然に包まれて、穏や かな時間を過ごす二人。しかし、最終の船に乗り遅れてしまう。仕事のことでイナはフィリップに電話をするが、「今遠くに居て、今日は帰れない」と話してい るうちに、バッテリーが切れてしまう。ウニョンの携帯を借りてジェハへ電話するフィリップ。見知らぬ番号を不思議に思ったジェハ「誰の電話?」と尋ねる が、「ウニョンのだ」という言葉で、二人が今一緒で、今夜一緒に夜を明かすことを悟る。

イナに連れられ昔の同級生に会うジェハだが、そこで、「カナダで死んだって聞いた」と言われ、ジェハは何とかその場を取り繕う。みんなからジェハのことを 羨ましがられるイナは得意満面だ。

別々の部屋に泊まるウニョンとフィリップだが、部屋を抜け出し二人で楽しくじゃれ合う。ウニョンから韓国語を教わるフィリップ。「I Love youは?」の問いに、「사랑해(サランヘ)」と答えるウニョン。フィリップは真剣に「サランヘ」と伝えるが、「韓国語上手になったわねー」と、ウニョン ははぐらかす。

フィリップとウニョンが一夜を共にしていると知ったジェハの心はなぜか揺れる。携帯のメモリーに残ったウニョンの番号に思わず電話してしまう。フィリップ とは別の部屋だと知ったジェハはホっとする。練習室で怒鳴ったこと、ウニョンを見ると腹が立つと言ったことを謝るジェハ。ジェハの言葉でウニョンも素直に なり、ホテルで助けてもらったお礼を言う。

眠るウニョン、眠るジェハ・・・。夢の中、幼い頃のウニョンが・・・
消えてしまったスホ、死んでしまった母・・・手術を終えたウニョンは、一人さびしくチョンサン島で過ごしていた。
そこへスホの父が現れる。一緒に来ればスホに会えると、ウニョンをそそのかすスホ아빠(アッパ)。ウニョンは喜び、スホ아빠(アッパ)についていくが、そ こにはスホはいなかった。そこで、小間使いのようにコキ使われ、いじめられるウニョン・・
・・・・・夢にうなされ、飛び起きるウニョン。

ウニョンとフィリップはソウルへと帰るが、ホテルの前でイナ・ジェハ・ジェハの両親に会う。「パク・ウニョンです」と挨拶するウニョンに、ジェハの両親は にこやかに対応する。ウニョンと別れた後ジスクはイナに、ウニョンとの関係を尋ねる。「フィリップの恋人と言ったらいいかしら?フィリップがウニョンさん を好きなんですよ」と答えるが、ジェハの表情は複雑だ。

ウニョンにコンパクトをプレゼントしようと、ジェハはウニョンを追いかけるが、そこで抱き合うウニョンとフィリップを目撃してしまう。コンパクトを渡せず 立ち去るジェハ。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
うーん 自分の探していたウニョンとは別人だと知っても、ジェハの心は揺れるのねー
ウニョンとフィリップが民宿の外で夜を過ごす場面は素敵ねー
バックで流れる音楽がまたいいのよー これ、OSTに入ってないんだけど何て曲なのかしら?
どうしてこんないい曲を入れないのよー
で、、、こんな風に過ごしても、少しもフィリップへ心が傾かないウニョンは何なの?
ウニョンもずっとスホを想ってるってこと???
結局、パク・ウニョンはジェハの探していたウニョンだったってことよね。
ここまで引っ張っておいて、もうちょっと衝撃的にできなかったかしらー なんだか曖昧な感じよねー
夢のことだって、ウニョンの夢なのか、ジェホの夢なのか、曖昧な感じよねー
もちろんウニョンの夢だってわかるけど、なぜわざわざ曖昧にするの?
フィリップが「チョンサン島へいる。ウニョンのお母さんの墓参りだ」そう一言いえばジ・エンド、なのにー
ジェハの両親も、「パク」・ウニョンです。と挨拶するウニョンを疑うこともなく・・・
同一人物だと明らかになるのはいつのことなのかしらー

ウニョンの服も可愛いものが多いけど、黄色に黄緑にオレンジ・・・ここまでしたら色キチでしょう・・・・
なにごともやりすぎはよくなくてよ・・・・。

それにしても、衝撃の事実だわ・・・
あの後もスホ아빠(アッパ)はウニョンを苦しめていたなんて・・・・・ あまりにも酷過ぎるわよ・・・
島に戻ったのは、スホをコキ使おうと思ったから?スホがいなかったから、だから代わりにウニョンを連れて行ったの?
最後はスホのようにウニョンも捨てられて・・・・
ほんとに許せないわ。ほんとに、ほんとに、もー







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 <第8話> あ らすじ

ホテルでは、 イナの父とジェハの両親を囲んでの食事会が和やかに行われていた。そこへコンパクトを渡せなかったジェハが戻ってくる。15年ぶりにジェハに会ったイナの 父は、ジェハを見て訝しげな表情を一瞬浮かべるが、成長したジェハを大絶賛する。ジェハも、ジェハの両親もヒヤリとするが、安堵の表情を浮かべる。左利き だったジェハが右利きになっていることに気づいたイナの父は驚くが、ジェハが偽者だとは、イナもイナの父も気づかない。

ウニョンがフィリップと食事をしていると、ウニョンの義父から電話が。借金ばかり作っては家族を苦しめ続けてきた男だ。今度も、マルチ商法にひっかかりお 金を工面するためにやってきたのだ。ヤンスンのキンパブ屋にも借金取りが押しかけてきた。そこへコンパクトを渡そうとしたジェハがやってくる。ウニョンた ちを守ろうと、ジェハは借金取りたちに殴りかかるが、それをウニョンは止める。「お金は私が必ず返しますから」と・・・。ウニョンを助けたいジェハは、ウ ンヨンに援助を申し出るが、「助け舟はあの時の1回(ホテルでの濡れ衣)で十分です」と断ってしまう。

お金が必要なウニョンは、ピンクトラックをたたむこと決意する。「こんなのをチマチマ作って売っても解決しない」と。その言葉にミジョンもついつい逆上し てしまう。「寝る時間も惜しんで作ることがチマチマなの?いつまで他人の後始末をしながら生きるつもり?アルバイトして貯めた弟の学費も義父の借金に消 え、自分の学費に貯めていた分を弟に譲って・・・オーストリアだってギリギリで行ってきたし、私が止めなければ航空券も売ってたでしょう?」 見かねたミ ジョンは、ついウニョンにつっかかってしまう。もっと自己中に生きなさいよ。こんな風に生きて、後に何が残るの?ヤンスンが本当の母親ならまだしも、こん な生き方あなたは耐えられるの?と・・・。「二度とその話をしないでって言ったでしょう!」 ウニョンもミジョンの言葉に憤る。「病院で目を開けたら誰も いなかったわ。独りで耐えられるだけ耐えて、もう全てを諦めたかった時に手を差し伸べてくれた人たちよ。伯母さんじゃないわ。お母さんよ。お母さんなの。 誰よりも大切でありがたい私の家族よ」 ウニョンは泣き叫ぶ。

ヤンスンはなけなしの貴金属を売りに出そうとするが、はした金にしかならない。ウニョンも銀行の貸付を申し込むが、どこからも断られる。知り合いの家を 回っても、誰もお金を貸そうとはしてくれない。途方に暮れたその時、弟のサンウが警察に捕まったという知らせが入る。友人からお金を借りようとしたサンウ は、断られ、逆上して殴ってしまったのだ。たいした怪我ではないのに、相手が賠償金を狙っているのだ。追い詰められたウニョン。フィリップには、お金を貸 してなどとはとても言えない。「キライなヤツにだったら貸してって言えるでしょ?」 ミジョンの言葉を思い出したウニョンは、意を決してジェハの元へお金 を借りに行くが、結局言い出せなかった。

イナの会社では、ジェハがロードマネージャーの履歴書を破り捨てていた。適任者がいないのだ。
「お前ならどうする?助けが必要なのに、助けてって言わない人がいる」 フィリップはジェハに尋ねる。「気づかれずに助ける方法はないか?」と。ジェハは すぐにウニョンのことだと察する。フィリップに就職先が必要なことを聞いたジェハは、ウニョンをロードマネージャーとして雇うことを提案する。

ウニョンをロードマネージャーとして雇うことがしっくり行かないイナは、ジェハに尋ねる。「ウニョンさんのこと、女性としてどう思うの?」と。ジェハは一 言、「関心ないよ」と答える。

フィリップとお酒を飲んだウニョンは、ジェハの練習室の庭に忘れてきたスニーカーのことを思い出す。雨の中探し ていると、
ジェハが。ウニョンに傘を差し出すが、それをジスクが目撃していた。どうしてもウニョンのことが気にかかるジスクは、ミョンフンに話をしかけるが、思いと どまる。帰り際、ジェハはウニョンにコンパクトを手渡す。砕けてしまったと思っていたファンデーションは新品にしか見えない。「砕けていましたから」と、 ジェハ。「それで新しいのを・・・買ったんですか?」 またウニョンから拒まれると思ったジェハは「嫌ですか?」と尋ねるが、ウニョンは笑顔で「いえ、頂 きます」、と。それと、知ってますか?明日からあなたのロードマネージャーだってこと。よろしくお願いします。「これ大切に使いますねー」と、笑顔でウン ヨンは帰っていった。「就職おめでとう」 ジェハはウニョンにメールを送ろうとするが、送ることができない。雨の中でのウニョンとの出来事を思い出し、笑 顔になるジェハ。一方ウニョンも、ジェハからもらったコンパクトを嬉しそうに眺めていた。

翌朝、イナの会社。洗面所でウニョンはイナと顔を合わせるが、ウニョンの手にしているコンパクトを見たイナは驚愕する。ジェハがいつか自分にプレゼントし てくれると思っていたコンパクトだ。「ありえないわ」と自分に言い聞かせるが、動揺を隠せない。廊下でジェハと顔をあわせたウニョンは、お礼を言う。「一 緒に靴を探してくれてくれたことも、傘を差しかけてくれたことも、有難くて・・コンパクトを買ってくれたこともありがとうございます。傘は今度持ってきま すね」 ウニョンのその言葉をイナが聞いていた。耳を疑うイナ。

------[ れびゅー ]-----------------------------------

ほー ほー そうきますか!
フィリップの好きな女性。それだけではなかなか絡んでいかないものねー
同じ職場なら、ジェハもイナも絡み放題ね・・・(笑)
たかがコンパクトで引っ張るのねー
まだジェハから何もプレゼントされたことのないイナにとっては、それはジェラシーだわよね。
初めてのプレゼント。そう思ってずっと今か今かと待ちわびていたのだもの。
さてさて、嵐の予感。

ヤンスンが実の母親でないことは明らかになりましたね。ヤンスンはヘスンのお姉さんで、旅館に売られ、苦労していたウニョンを養子にするわけね。ウニョン が手術を受ける時にヘスンは亡くなってしまったわけだし、ウニョンを島へ戻さずにそのまま引き取っていればあんな苦労をすることもなかったのにね・・・。 サンウはウニョンを実の姉だと思ってるみたいだけど、だとすれば、相当年齢が離れていてもおかしくないと思うんだけど・・・。自分の学費をサンウに譲っ た・・。年齢関係が疑問だわ・・・・。それとも、そんなに学費を貯めるのに、それだけ長い時間がかかったのかしら・・。サンウはこれから大学受験するみた いだし、ウニョンは26歳だし・・・20歳過ぎて大学に行こうとしてたの???
それにしても、ウニョンがそんなけな気な子に見えないのはなぜー?
子役のウニョンちゃんは、胸が痛むほどけな気に見えたのにー
8話も終わるというのに、全然胸に迫ってきません・・・ どうしませう・・・・







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 <第9話> あ らすじ

コンパクトの ことで怒りが収まらないイナ。初出勤のウニョンを紹介もせずに立たせたまま。周りのスタッフたちもおかしな様子に戸惑う。フィリップにウニョンに謝るよう に促されたイナは更に面白くない。ウニョンに嫌味を言ったり、ジェハに負担になるような話をしたり・・・仕舞いには、ジェハの前でコンパクトを誰にもらっ たのかと尋ねるほどだ。

一方ジェハは、ウニョンに悪戯心を見せ始める。キレイに削った鉛筆の芯を「これじゃ楽譜に穴が開く」と、短く折ったり、買い物につき合わせ、持ちきれない ほどの荷物を持たせたり。まるでチョンサン島で初めてウニョンに出会った頃のスホのようだ。そんな時、ジェハは街でガム売りをする少年カングに出会う。 ジェハは数枚の札をカングに渡す。カングの後姿を見送りながら涙ぐむジェハ。幼い頃同じようにガム売りをしていたジェハ。自分の幼い頃を思い出したのだ。 いつまでもいつまでも、カングの去った方向をみつめ涙を流すジェハ。

ウニョンのことが気になって仕方ないジスク。もしウニョンが生きていたらどうするのか?と。長官の夢を捨て、オーストリアへ帰ろうとせがむ。ジスクを「過 敏すぎる。同じ名前の人間なんて、1人や2人じゃない」とたしなめるが、悪い予感がするのか、ソ・ウニョンの身辺調査を依頼する。

ジェハの公演会。今までは気の許せるフィリップでさえもそばに寄せ付けず、一人で公演会場へ向かっていたジェハだったが、ウニョンの車で向かうと、イナの 運転を断るジェハ。しかし、渋滞に巻き込まれ、二人はスクーターに乗り換えて会場へと向かう。スクーターで会場へやってきた二人を見て、イナの怒りは更に 加速する。

イナに叱られたウニョン。ウニョンをかばってか、翌日もウニョンの運転で帰ると言い張るジェハ。帰り道、今度はにわとりを運んでいたお爺さんが目の前で田 んぼに落ちてしまう。にわとりを捕まえるのを手伝うジェハとウニョン。お爺さんの家に招かれた上、結局一泊することになる。戻らないジェハを心配するイナ は電話をかけるが、電話の向こうから聞こえたのはウニョンの笑い声。悔しく、惨めな気持ちに打ちひしがれるイナ。

隣りで眠るウニョンに、触れたいのに触れられないジェハ。
その頃ソウルでは、ミョンフンがウニョンの調査書を受け取っていた。そこには、ソ・ウニョンは養女になり、パク・ウニョンとなった事実が書かれていた。

昨夜のジェハとの出来事を愛しそうに思い起こすウニョン。車の中で眠るジェハをみつめ、触れたいのに触れられない。
ソウルに戻ると、そこには嫉妬に駆られたイナの姿が。ウニョンの髪に結ばれたハンカチを見て驚愕する。自分がジェハにプレゼントしたハンカチだったのだ。 ウニョンに駆け寄り、ハンカチをもぎ取るイナ。「何をするんだ!」 ジェハは声を荒立てるが・・・

------[ れびゅー ]-----------------------------------

おやおや、いつからそんなにウニョンのことが愛しくなってしまったのかしらー?
触れたいのに触れられない・・・それほどまでにウニョンを愛してしまったの?
ウニョンを構いたくて、構いたくて、悪戯心を覗かせるジェハは、まるで昔のスホに戻ったようね(笑)
イナのジェラシーもわかるわよね。これは、「愛されていない」から生まれるジェラシーで・・・
自分が同じように大切にされていたらイナだって、ここまでイヤな女にはなっていないはず。
ウニョンも無神経すぎるのよねー ジェハにかかってくる電話なんて、相手はイナかフィリップでしょ?そばで笑い声たてるなんて。その前に、自分はマネー ジャーで、アーティストを送り届ける途中なんだから、何か事故があったら、フィリップとイナには、電話すべきでしょ?だから、ウニョン嫌いなのよー

サウナでのフィリップは可愛いわー
どうしてウニョンはフィリップを好きにならないのー? これが人の心の難しさ?

ガム売りのカングを見て、涙を流すジェハ・・・・
ジェハの想いが伝わって、せつなくて、せつなくて・・・
子役のスホとオーバーラップしていくんだけど、スホの笑顔がまたせつなくて・・・・
愛さずにはいられなくなるわ・・・。







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 <第10話>  あらすじ

ウニョンへの 態度のことで、フィリップからたしなめられるイナ。「公私の区別ができない人間とは、一緒に仕事はできない」と。イナは態度を改め、ウニョンにも謝罪す る。

ホテルへジェハを迎えに行ったウニョンは、ミョンフンと顔をあわせる。ミョンフンから「故郷はどこか?」と尋ねられ、「ソウルです」と答えるウニョン。

ルームミラー越しに何度も目が合うジェハとウニョン。ウニョンの持った荷物を持ってやろうとした際に、勢いあまってウニョンの手を握ってしまうジェハ。一 瞬気まずい空気が流れるが、「僕たちこうしましょう、気楽に」と、ウニョンの手を握り歩き出すジェハ。

ジェハは、街でまたガム売りの少年カングに出会う。カングに食事をご馳走するジェハ。美味しそうに頬張るカングを優しい眼差しでみつめる。ジェハはカング に「やたらと気を遣う女がいるんだ」と、話す。「その女を見てると、いじめたくなるでしょ?バカだな、それは愛だよ。一度も誰かを愛したことないで しょ?」と、カングに諭されるジェハ。「愛って、気づかないうちにやってくるんだって。だから、よくわからないんだってよ」と、カングに教えられるジェ ハ。

ジェハのレコーディング場所が決まった。地方の聖堂だ。ジェハと一緒に向かおうと、イナはジェハを迎えに来るが、またもやジェハは、ウニョンの車で行く と、イナを誘いを断る。レコーディング先でもジェハは、ウニョンが気になって仕方がない。二人きりでいるジェハとウニョンの様子を、フィリップは怪訝に感 じる。聖堂では滞りなくレコーディングが進むが、窓枠の緩んだガラスが落下し、ウニョンを庇い下敷きになったフィリップは腕に怪我をしてしまう。二人きり になったジェハとフィリップ。ジェハはフィリップに、「お前にとって俺はどんな人間だ?」と尋ねる。「お前の顔を見た瞬間、こいつとは友達になるって思っ たんだ」と答えるフィリップ。「ウニョンさんは?お前の命をすべて捨てられるくらい愛しているのか?」と尋ねるジェハ。「時々彼女のために祈ってる。ウン ヨンのためなら、何でもしてあげれるよ。ウニョンを通して韓国を知ることができたし、お前を理解することができるようにもなった。韓国はいつも記憶から消 してしまいたい場所だった。俺は韓国人が嫌いだった。でも今は幸せだ。俺はウニョンを愛するようになったし、その愛を見守ってくれる一番の親友がそばにい てくれる」 フィリップは切々と語った。フィリップの言葉に胸が痛むジェハ。「愛してます。しかし愛してはならないのです。私は自分の心をどうしてよいも のかわかりません」 懺悔の部屋で自分の想いを吐き出す。「愛は罪ではありません。心に従いなさい」と、神父からの導きを受けるが、「私が最も大切にして いる友達なんです。この世で2人といない友です。私を信じて、私のためにどんなことでも尽くしてくれる友達なんです。その友が愛している女性を、私は愛し ているのです」 ジェハは思いの丈を吐き出す。「人は苦悩を通して成熟していくのです。神様は私たちに、耐えられるだけの苦痛をお与えになります」 そん な神父の声も、ジェハには何の助けにもならない。「助けてください、神父様。私の心がここで留まるように。私の友が心を痛めないように。助けてくださ い・・・」 泣き崩れるジェハ。

翌日、楽譜を探すジェハ。ウニョンに楽譜の在り処を尋ねるが、「どこにいったんだろう。私がここに置いたのに・・・」と、楽譜をみつけられないウニョンに 辛く当たるジェハ。「今度こんな風に仕事をしたら、辞めてもらうぞ」と。急変したジェハの態度に戸惑うウニョン。部屋で独り泣き続けるウニョン。影でみつ めるジェハは抱きしめたい気持ちを必死に抑える。川辺へ一人向かうジェハ。「ウンヨーン、ウンヨーン」と、何度も叫び続ける。

その頃ソウルでは、依頼したソ・ウニョンの写真が送られてきていた。その中には、ジェハのロードマネージャーであるパウ・ウニョンの写真が。驚愕するミョ ンフン。

川辺で一人佇むジェハ。勢いよくウニョンがやってくる。「いきなりなんですか?理由を言ってください。一度楽譜を準備しなかったことが、そんなに重要なん ですか?」」 ジェハに食って掛かるウニョン。「何か錯覚しているんじゃ?僕があなたに優しくしたからって、関心があるって錯覚しているみたいだけど、自 分のことをよく考えてみたらどうですか?確かに、最初は自分と違う部類だから興味はありました。韓国で退屈だからちょっと遊ぼうかと思ったけど、もう飽き ました」 ウニョンに嫌われるために、心にもないことを口にするジェハ。ウニョンはそんなジェハを殴りつける。ショックでその場に泣き崩れるウニョン。そ んなウニョンをジェハは放っておけず、抱きしめ、思わずキスをしてしまう。フィリップが見ているとも知らずに。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
「私たち気楽にこうしましょう・・・」って、普通手をつなぐー?
韓国では、本当に仲がよい場合は同性でも手をつなぐから、日本の常識とは違うのかもしれないけど
やっぱりありえないわー

フィリップ、大人ね。自分もウニョンに何度も電話したのに通じなくて、すごく悲しかったはずなのに
ウニョンを優しくたしなめ、イナには「公私を区別できない人間とは仕事はできない」だなんて潔くてー
ジェハは心の葛藤に苦しむほど、ウニョンを愛し始めてしまったのねー
けれど、大切な友フィリップのために、心を鬼にしてウニョンに辛く当たるなんて、mocaにはできないわーT-T
なんだけど、結局自分の心も捨てられず、ウニョンにキスしてしまうなんて・・・・ 意味ないじゃん・・・
ジェハのキスシーンって美しいわね・・・ ジェハの想いの表れたキスだわ。
イナに見られなくてよかったわね。
ジェハにしても、フィリップにしても、どうしてウニョンに惹かれるのか、まったく理解できないわー 助けてー







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 <第11話>  あらすじ

ジェハがウン ヨンにキスする場面を目撃したフィリップは、ジェハに別人のように厳しく当たるようになる。イナとジェハを仲直りさせるために食事に誘ったフィリップは、 そこへウニョンも呼び寄せる。ジェハの見ている前で、ジェハに見せつけるようにウニョンの世話を焼き、ピアノを一曲贈り、ウニョンへ愛の告白をする。フィ リップの気持ちが心苦しいウニョンは、フィリップにハッキリと「フィリップの心を受け止めることはできない」と伝えるが、フィリップはそれでも待つ、と答 える。

ジェハに「話がある」と呼び出されたフィリップ。「これからは自分のことだけを考える」とジェハに告げるフィリップ。「お前の前では、俺の才能なんて惨め だった。お前の手が羨ましかった。でも俺にはお前にないものがある。この5年間。お前の演奏のために走り回った。韓国に来たのもお前のためだった。でもお 前にとっては、単なるマネージャーでしかなかった」と、フィリップは苦しい胸の内を告白する。「お前がいなかったら今の俺はいなかった。これからもお前が いなきゃダメだ」とジェハは訴える 「お前はすべてを持っているじゃないか。家族も、母さん、父さん、そしてピアノ。そして今は・・・」 言葉を濁すフィ リップ。「すべて俺のものじゃないって言ったら・・・信じてくれるか?」と、ジェハ。しかしフィリップには冗談にしか聞こえない。

資料作りのために、ジェハといつも一緒にいるウニョンが撮影してくれと、ビデオカメラを手渡される。ジェハの練習室でウニョンは調子に乗り、ピアノを弾 く。ジェハがウニョンにピアノを教えようと、仲良く睦まじくピアノを奏でる二人。その様子をジェハはカメラに収める。「テープは俺たちが持っていればい い」、と。その様子をジスクが見つめていた。

ヤンスンのキンパブ屋へ訪れるジスク。汚らしい小さな店。ジスクは軽蔑するような目で店内を見回した上、キンパブに手もつけずに店を出ようとする。不愉快 なヤンスンはキンパブを菓子折りに詰めジスクに持って帰らせるが、ジスクは店の外のごみ箱に捨ててしまう。帰ってきたウニョンと鉢合わせし、ウニョンがジ スクに挨拶するのを目撃したヤンスンは、唖然とする。ジスクはウニョンにジェハのマネージャーを辞めるよう促すが、辞めるわけにはいかない、れっきとした 私の職場だと断る。ジスクは「銀行で随分貸付があるようだけど?」、とお金で解決しようとするが、それも断るウニョン。「プライドを守りたいなら、身の上 をきちんとすることね」 とジスクは言い放ち、ウニョンに更に警告し立ち去る。ジスクがウニョンに会いに行ったことに憤るジェハ。しかし、ジスクは聞く耳を持たない。ウニョンが ソ・ウニョンだという事実を知ってしまったミョンフンも、絶対的に反対する。

カングに会いに行くジェハ。カングにゲームをしようと持ちかける。「九九以外のゲームなら何でもいいよ」と言われ、幼い頃ウニョンに「九九も知らないくせ に」と言われたことを思い出す。カングに「必要なものがあったら連絡しろ」と、自分の連絡先を手渡し、カングの欲しいものを買い与えるジェハ。ジェハに 買ってもらった食べ物を抱え家に帰るカング。そこで待っていたのは、スホの父親ジョンテだった。

ウニョンに会いたくてキンパブ屋を訪れるフィリップ。しかし、そこでもまたウニョンに「フィリップの気持ちに答えられない」と言われてしまう。フィリップ を傷つけてしまったことに心を痛め、涙を流すウニョン。キンパブ屋に帰ると、そこにはジェハが。「泣いたの?」とジェハに問われたウニョンは、「黄砂が酷 くて・・・サングラスかけなきゃですね」と、はぐらかす。ヤンスンに初めて挨拶するジェハ。借金取りから助けてくれたお礼を言うヤンスン。ウニョンから ジェハが、ウニョンがマネージャーをしているピアニストだと聞かされ、ヤンスンは気を利かせ二人きりにして店を出る。店で仲睦まじくキンパブを作るジェハ とウニョン。楽しい時間が流れていく。「話してください」 ジェハはさっきの涙の理由をウニョンに尋ねる。ウニョンは、フィリップに申し訳ないという苦し い胸の内を打ち明ける。「もう話すべきですね。僕たち十分幸せでしたから、少しは怒られないと・・・」と、ジェハ。そして、その足でフィリップの元を尋ね る。「ウニョンが何を考えているのかわからなかったいいのに。聞き取れるのに、自分の想いを伝えることができず苦痛だ」と語るフィリップ。「韓国が好き だ。自分にとって最も貴い人たちがいるから。母さん、ウニョン、そして一番の親友・・」 フィリップの言葉に、結局ジェハは何も言うことができない。

ミョンフンが隠していたウニョンの調査書をジスクがみつけてしまう。驚愕するジスク。驚きで声も出ない。

イナとフィリップは資料の内容を検討しようと、ウニョンが撮影したジェハの映像を視聴していた。そこに映し出されたのは、仲睦まじいジェハとウニョンの姿 だった。驚愕するイナとフィリップ。そこへジェハが現れた。


------[ れびゅー ]-----------------------------------
Oh フィリップー 親友に裏切られたら温厚なフィリップだって許せないわよね。うん、うん、わかるわよー
「お前にとっては単なるマネージャーでしかなかった」 それはフィリップの誤解だけど、そう思われても仕方ないわ・・・
男を見せろ!ジェハー!!
「すべて俺のものじゃないと言ったら信じてくれるか・・・」 その言葉もせつないくらいに悲しいけど
祖父からは嫌われ、母親は死に別れ、父親は再婚し電話もしてこない・・・そんなフィリップも、悲しすぎるわ・・・・
ウニョンだけは自分のものであって欲しい、そう願うフィリップの気持ちがせつないわよね・・・・
ジェハや、もう話すべきどころじゃないわよ・・・フィリップは知ってるのよー
それにしてもウニョン、好きになれないわー
ジェハの練習室でピアノ弾くなー 仕事中じゃないのー しかもカメラまで回してるのに・・・・
こういうわきまえのない女は嫌いなのよね・・・・・

それにしても、カングがスホの弟だったとはね・・・
スホ父の登場で、イヤな予感がするわ・・・・







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 <第12話>  あらすじ

フィリップに 呼び出され、力いっぱいに殴られるジェハ。「いつも誰かの陰に隠れて生きるってことがどういうものかわかるか?お前の俺の友達だけれど、俺はお前の陰に隠 れていた」 そう言ってフィリップは、ピアノコンクールの話をし始める。あの日も今日みたいに喧嘩した、とジェハ。みんなはお前を愛していたが、俺はお前 が大嫌いだったとフィリップは痛切な胸の内を打ち明ける。ジェハは謝罪の言葉を伝えるが、フィリップは川辺でキスする二人を見たと告げる。誰かを愛するこ とが悪いんじゃない。お前が誰かを愛するのを初めて見た、と。なぜウニョンなんだ?お前たちを見るのが辛いよ。そんなフィリップの気持ちを知り、ジェハは 心から詫びる。ウニョンさんには言ったよ。罰は俺が受けると・・。フィリップはそれでも、ウニョンを愛していくからな、とジェハに伝える。

ジスクはウニョンを呼び出し、またもやマネージャーを辞めるよう通告する。自分がどんなに苦労をしてジェハをピアニストとして育てたか、ウニョンはピアニ ストのジェハに、何をしてやれるのかと。キンパブ屋の貧しい娘が何を知っているのか?海苔巻きを巻いて、たくあんを運んで、お金を計算することがすべてな のに、ジェハに釣り合うはずがない、ジスクはウニョンを侮辱する。それでもウニョンは、「私はありのままのジェハを愛している」と、涙ながらに訴える。 「愛」という言葉を口にしたウニョンを、「そんな不確かな感情で、うちのジェハを見下すのね」と、ジスクは更にウニョンを傷つける。

ウニョンがイナの部屋を訪れると、そこには仲睦まじくピアノを奏でるジェハとウニョンの映像が流されていた。慌てて映像を停止するウニョン。しかし、何度 停止しても、また再生されてしまう。そこにイナ、「面白いかしら?」と。「ジェハは私の愛する人だと知らなかったかしら?私たちの間に入り込んで泥沼にし て、今度は友人関係まで壊すつもり?人には守るべき道理があるわ。ウニョンさんは今それを踏み外しています」 痛烈な言葉をウニョンに浴びせるイナ。辞職については自分で判断するようウニョンに通告する。

辞職を決意するウニョン。イナに、飛行機で会った時、お姉さんみたいで仲良くしたかった、と。イナも、あの時ウニョンさんは妹みたいでしたよ、と。私を恨 まないでくださいね。たまたまこうなってしまっただけです。ウニョンの言葉で我に返ったイナは、最後に優しく語りかける。ウニョンが去った後も、イナの気 持ちは晴れない。会社の外でウニョンを待ち伏せていたジェハは、「今日は僕がウニョンさんのロードマネージャーをします」と言って、ウニョンを車に乗せ る。楽しい時間を過ごす二人。しかしジェハは、ウニョンが退職したことを知らない。「最後の退勤しなきゃ」というウニョンの言葉の意味も理解できないジェ ハ。「今日はウニョンさんを笑顔にしてあげたかった」 そんなジェハの言葉に胸が震えるウニョン。ジェハの手にキスをし、「日当です」と笑って別れる。

ウニョンが退職したと知って、フィリップは慌ててウニョンを尋ねるが、「もう、ごめんなさいって言いたくないんです」と、ウニョン。誰にも悪いと思いたく ない、そんなのパク・ウニョンらしくない、と。しかし、家族には退職したことを言えずにいるウニョン。あたかも出社するようなフリをする。ジェハから電話 がかかってくることを恐れ、携帯の電源も切るウニョン。

ウニョンが退職したことを知り、イナをなじるジェハ。イナは、思い余ってジスクに相談する。ジスクはジェハとウニョンの繋がりをすべて絶とうと、ヤンスン の店を大金を出して買い取る。ヤンスンは大金に大喜びして店を手放すが、売った相手がジスクだとは知らない。イナはフィリップに「公私を一緒にするな」と たしなめられるが、「ジェハにもフィリップにも失望した。最近二人は随分と安っぽくなったものだ」と、痛切な言葉を浴びせる。

ジスクは、イナへ「婚約発表をしましょう」と提案する。喜ぶイナ。ジェハはウニョンを探すが、キンパブ屋も店じまいし、みつけることができない。ジェハは カングの元へと赴くが、寒空に裸足にサンダルというカングに胸を痛め、スニーカーを買ってやる。カングに「名前は?」と尋ねられるが、ジェハは答えること ができない。

カングと父親が食事をしていると、テレビにジェハの姿が。「あの人だよ」と、カングはテレビを指差す。ピアノを奏でるジェハの姿。しかしジョンテはそれが スホだとは気づかない。

ウニョンに会いに行くフィリップ。「ウニョンが悲しいと、僕もとても悲しい」と。しかしウニョンは、フィリップを心配させないよう明るく振舞う。自分で は、逆にウニョンを疲れさせてしまう。それに気づいたフィリップは、「彼女を笑わせた者が勝ちなんだ。俺の負けだ」とジェハにウニョンの元へ行くよう促 す。ジェハはウニョンに会いに行き、ウニョンに戻るよう説得するがウニョンの気持ちは硬い。ウニョンを抱きしめ、ただ側にいてくれ、愛してる・・・そんな ジェハの真剣さにウニョンの心も揺らぐ。ジェハはウニョンを車に乗せ、イナとの婚約発表の会場へと向かう。そこでジェハは、「僕の愛する人・・・パク・ウ ンヨンです」と紹介する。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
ちょっとみなさま、右側の画像を見てくださいませ。
この「がんばれ!!」はドラマのために書かれたものだと思われますか?
日本人のウケ狙いなのかしら?媚売りのためかしら?
撮影後は消してくださったわよね?日本人が書いたと思われたら気分悪いんですけど・・・

「冬のソナタ」に激似と噂のこのドラマ。けれど、似てるってほど似てないわよ。
ただ、「冬のソナタ」「秋の童話」のセリフや、彷彿させるシーンがあるのは確かね。
四季シリーズの完結編だから、総まとめとして、ユン・ソクホ監督の伝えたいこと、観せたいことが詰まってるのでしょう。
ここでは、「秋の童話」のウンソのセリフよー
「こんなのチェ・ウンソらしくないわ」
というセリフがあったわね。みなさま、覚えているかしらー?
ただ、ウンソにしても、ウニョンにしても、その人物像が全然伝わってこないのに
「こんなの私らしくないわ」なんてセリフを言われても、反ってシラケルのよね・・・・

「今度は友人関係まで壊すつもり?」というイナの言葉に「それは違います・・」とウニョン。
どう違うっていうのよー
そんなつもりはなかったんです・・・ただ、私はジェハが好きで、フィリップが勝手に私のことを好きになっただけです。とでも言うつもりー? 悲劇のヒロイ ンにでもなるつもりー? 私も胸を痛めてるんです、とでも言うのー?
ジェハもジェハで、「ウニョンさんには言ったよ。罰は俺が受けると・・」って、フィリップに対して言う言葉ー?
「罰は俺が受ける」だけ言いなさいよ。「ウニョンさんには言ったよ」って、どーゆう神経?
これが韓国人の開けっぴろげな国民性の成せるワザなのかしらね。
もー 揃いも揃って、無神経すぎるんじゃないのー?
それに比べ、フィリップは潔いわー。「愛する人が幸せなら、僕も幸せ」的な愛よね。
相手を苦しめたくない。それが愛だと、みんな早く気づきなさいよ~ 







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 <第13話>  あらすじ

予想外の出来 事に驚き婚約会場を後にするウニョン。「そのまま行かせてやれ」というフィリップの制止も無視し、ウニョンを追いかけるジェハ。「ジェハさんが違う世界の 人だってこと、自分には不釣合いな人だってこと、最初からわかってました。けれど、気づかないフリをしたかったんです。それができるなら、ずっと知らない まま関係ないフリしたかったんです」 ウニョンは初めてジェハとの格差に苦しむ胸の内を見せる。「私が何が心苦しいか知ってますか?ジェハさんと一緒にい ると、私の持ち物がみすぼらしく見えること。私はみすぼらしくてもいい。けど、私のせいでジェハさんが変わっていく。それは願っていません」 ウニョンは ジェハの行動を間違っていると諭すが、ジェハの熱い想いに負けてしまう。

ジスクは婚約会場でのジェハの行動にショックを受け、入院してしまう。ミョンフンから婚約会場での行動をとがめられるジェハ。ウニョンへの気持ちをいくら 訴えても、ミョンフンは聞く耳を持たない。イナはフィリップに、「友達が誤った道を進んだら、それを止めるべきじゃ?愛する人を追いかけるべきじゃ?」 と、怒りをぶつけるが、「今日はジェハも間違っていたけど、イナも、ジェハの両親も間違っているよ。彼に強要しただろう?ジェハの気持ちを考えもしない で。君は腹をたてる資格はないよ」 と、逆にフィリップにたしなめられる。

翌日、ウニョンはイナに呼び出される。辞職願を返す、と。「私、少しクールになろうと思うんです。今ジェハはとても混乱している。このままだとCD製作も 公演も難しい」と。ジェハのウニョンへの気持ちを認める。ジェハを信じて待つことにした。一転した態度を見せるイナ。ウニョンにも復職することを提案する が、ウニョンは困惑するばかり・・・。

キンパブ屋を売り払ったヤンスン。嫌だ、嫌だ、と言って辞めた屋台をまた始めると言い出す。「世の中楽なことばかりじゃないさ」 辛いでしょうね、お母さ んは全部知ってるよ。けれど、一生懸命生きてれば、いつか終わりが来る。私たちは一生懸命生きて行こう。そんなヤンスンの言葉に、ウニョンは逃げずに立ち 向かおうと、復職を決意する。

ウニョンの復職を喜ぶジェハとフィリップ。イナはジェハの母親が婚約会場での出来事が原因で入院したことを知らないウニョンを、ジスクの病室へ来るよう仕 向ける。ウニョンの顔を見て興奮し、病状が悪化するジスク。イナの前で、「あの子が、ソ・ウニョンがすべてを奪っていく」と、ミョンフンに訴えるジスク。 「ソ・ウニョン?」と、疑問を抱くイナ。ミョンフンは慌てて「パク・ウニョン、あの子か」と取り繕う。怪しむイナ。ジスクはウニョンの家にまで押しかけ、 ウニョンが復職したことをなじる。ウニョンは心を痛め寝込んでしまう。ヤンスンは侮辱され続けてきたウニョンの苦労を初めて知り、心を痛める。キンパブ屋 を買い取った相手がジスクだと気づき、ジスクの元を訪れるヤンスン。「私は娘を売ってまで幸せになるつもりはない」と、ジスクにお金を返すヤンスン。世の 中、本人同士がいいって言ったら、親が指図する問題じゃないでしょう?キンパブ屋での態度を詫び、ひざまずいて懇願するヤンスン。そこへジェハが現れる。 ジスクに代わって謝罪するジェハ。それでも、ジスクを庇う姿勢を見せる。「貧しく生まれたことが罪ですか?」ヤンスンはやりきれない。私が小さかったあの 子を引き取ったりさえしなければ・・・ヘスン、今度は私がこのザマだよ。そう言って、ヤンスンは涙を流す。ジェハに懇願するヤンスンの姿に、ジェハも心を 痛める。

母ヘスンの祭祀が近いからと、ウニョンはチョンサン島へ行くことにするが、それを知ったヤンスンはウニョンに成りすまし、ジェハにメールを送る。ソウル駅 で10時に会いましょう、と。ウニョンが駅に着くと、そこにはジェハの姿が。「どこに行くの?」と問うジェハに、「ウニョンが残っているところです」と答 えるウニョン。ジェハはウニョンに着いていくことにするが、駅でボンヒの姿を見かける。ボンヒが電話をしている相手がソ・ウニョンだと知り、ウニョンが生 きていることを知るジェハ。思わずボンヒの後を追いかけてしまう。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
母の愛は強し・・・もちろんヤンスンね。ジスクのは愛じゃなく執着・欲望だものね。
苦労ばかりの娘を想う気持ち。こんなに愛されたら、苦労も苦労じゃなくなるわよね・・・・
どんなに辛くても、それをわかってくれて、見守ってくれる人がいるってことは幸せなことだもの。
ウニョンに成り代わってメールするとこなんて、お茶目すぎて笑っちゃうけど(笑)
しかし、ジェハー
ヤンスンが、「私が小さかったあの子を引き取ったりさえしなければ・・・ヘスン、今度は私がこのザマだよ」なんて言ってるのになぜ気づかぬかー、怪訝には 思ったようだけど、それならなぜ 「どういうことですか?」と聞き返さぬかー
あれほどウニョンがソ・ウニョンじゃないか?と疑ってたのに、なぜここでは疑問に思わぬのかー こらー
ウニョンもウニョン。「どこに行くの?」と聞かれたら、「母の祭祀でチョンサン島へ」と答えんかー
しかも、結局ジェハは列車には乗らないし・・・
いつまでたっても明らかにならない真実。もう13話よ。これだけで引っ張るのはやめて欲しいわ・・・・
ボンヒの出現で、新たな展開が期待できそうだけど・・・







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 <第14話>  あらすじ

列車に乗り遅 れたジェハ。ボンヒの姿も見失ってしまう。ジェハはミョンフンの元へ赴き、ソ・ウニョンのことを尋ねる。「ウニョンはお母さんの墓の横に埋められたんです か?」 ウニョンのおかげで今の幸せな僕がいるのだから、お礼を言うのは当然でしょう、というジェハの言葉を真に受け、ジェハが何かを探ろうとしているこ とに気づかぬたミョンフンは、ウニョンの墓を探すことを約束する。ミョンフンが何かを隠していることを確信したジェハは、更にミョンフンに誘導尋問を投げ かける。「ウニョンは春に死んだんですよね?僕が去って、1年後に・・・」 ウニョンは術後すぐに死んだのだ。動揺するミョンフンは冷静に判断することも なく、「あぁ、そうだな・・・」と、思わず頷く。ミョンフンの手は震え、明らかに何かを隠している様子だ。その二人のやり取りを、ジスクが陰でみつめてい た。ジェハはウニョンが入院していた病院へと訪れ、ウニョンの記録に誤りがないか問いただすが、お茶を濁すばかりだ。医師はミョンフンの知人であり、ミョ ンフンから秘密にするよう頼まれていたのだ。

ジェハの練習室で、ジェハの大切にしていた貝殻細工をみつめるイナ。そこへフィリップが。自分がウニョンからもらった貝殻細工に似ているとイナに話す。 オーストリアで貝殻細工を見た時のジェハの取り乱した様子を思い起こすイナ。ジェハがカナダで亡くなったという噂、1ヶ月後にまた現れたが、ピアノも弾け ず、記憶も失っていたという疑問が頭をよぎるイナ。

ジェハは、思い出の地チョンサン島へ向かうことにした。懐かしいウニョンの家、思い出の海・・・ウニョンとの思い出に浸りながら島を回るジェハ。民宿に部 屋を取り、ウニョンに電話をかけるジェハ。隣りの部屋にウニョンが宿泊しているとも知らずに。いつかウニョンを酷く怒鳴った時のことを話すジェハ。あれは 妹がくれたプレゼントなのだと。心に閉まっていた妹だと。でも、そろそろ取り出さないといけない時が来たようです、と話すジェハ。それを聞いたウニョン も、私にもそういう人がいます。ずっとずっと待たされた人が・・・心から取り出したくない人、だと。

翌朝、ジェハはウニョンとかくれんぼをした思い出の菜の花畑を歩いていた。ジェハは目を疑った。その中に立っていたのはウニョン・・・パク・ウニョンだっ たからだ。あまりにも思いがけない出来事に驚き、涙が堪えられないジェハ。ウニョンは、ジェハが自分を追ってチョンサン島へやってきたのだと勘違いしてい る。ヘスンの墓の前で、ウニョンは幼い頃に大きな手術をしたことを話し始める。目覚めて初めて聞いたことが母が死んだことだったと。あの人たちさえいなけ れば・・・。ウニョンのスホたちへの憎しみを改めて知り、心を痛めるジェハ。ウニョンがいつもお祈りをしていた場所で、ここに来るたびにスホたちを許した いと祈っていたと話す。けれど、もう許さない、待たないことにした、と。記憶のすべてが、胸に棘のように突き刺さってしまったから・・・。ウニョンの言葉 に、ジェハは胸が痛くて仕方がない。傷つけた人も、一生苦しみながら生きるんですよ。ウニョンさんを泣かせた人も、泣いているでしょうね・・・と、苦しい 胸の内を語るジェハ。一人ヘスンの墓へと赴き、過去の出来事を詫び、泣き崩れるジェハ。

ジェハと連絡が取れなくなり、ジェハはウニョンとチョンサン島へいる、と直感したイナは、フィリップとチョンサン島へとやってくる。ミュージックビデオの 撮影を前倒しする予定を組んで。ジェハ・ウニョン・フィリップ・イナたちは、可愛らしいペンションに宿泊し、ミュージックビデオの撮影を開始した。そこ で、ウニョンが持っていた貝殻細工をみつけ、イナは愕然とする。ジェハが持っていた貝殻細工とそっくりだったからだ。幼い頃にウニョンが作ったものだと 知ったイナは、激しく同様する。イナの頭の中に、ある推測が浮かんでいた。

ペンションにボンヒがやってきた。ウニョンと行き違いになったボンヒは、誰も知り合いのいない島でウニョンが寂しがっているだろうと、島へ戻り、食事の支 度をしにやってきたのだ。ボンヒは、ジェハの顔を見ると、スホじゃないのか?と問う。訝しそうな顔でみつめるイナ。イナはボンヒの家を訪ね、フィリップと 一緒にイ・スホの話を聞き出す。ウニョンの家を滅茶苦茶にしたのだと。ウニョンとスホの通った学校で、イナはジェハに昔よく弾いた曲を弾いて欲しいとねだ る。「覚えていない」とジェハ。イナは何かを確信し始めていた。夜、眠れないジェハはペンションを抜け出した。その後を追うイナ。「イ・スホ!」と、ジェ ハに呼びかけるイナ。恐る恐る振り返るジェハ。「あなたは誰?」 疑いの眼差しを向けるイナが立っていた。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
ミジョンはボンヒの娘だったのねー どこから現れた子なんだろう?と思ってたのよね。
それにしても、あんなに必死にボンヒを追うジェハが、あれごときでボンヒを見失うなんてドラマよねー
それにしても、フィリップがウニョンにもらった貝殻細工は、ジェハのものとは全然似てないわよー
あの貝殻細工が何度もキーポイントになるなんて、ありえないんですけどー
そして・・・ボンヒおばさんっ!悪者はスホの父親ジョンテでしょー なんで、「イ・スホ!イ・スホ!」って・・・・
ウニョンにしてみても、急にスホへの憎しみを露にして・・・
ウニョンの秘密が明らかになった途端、ウニョンのスホへの憎しみと、ジェハの秘密が軸になるわけね・・・
これからの展開が目に見えるようだわ・・・
あと6話しかないのに、引っ張りすぎたんじゃない?

ハン・ヒョジュの大根演技に比べ、ソ・ドヨンの演技は涙を誘うわ・・・ 







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 <第15話>  あらすじ

ジェハが自分 の知るユン・ジェハではないと確信したイナ。失った初恋に打ちひしがれるイナ。海辺でジェハの名を呼び、泣き叫ぶ。ジェハは翌日になっても動揺を隠せな い。脅すようなイナの目。ミュージック・ビデオの撮影中も、ジェハの頭の中をウニョンとの思い出が駆け巡る。ようやくウニョンをみつけたのに、自分はスホ だと名乗れない。耐え切れなくなったジェハは、鍵盤を叩きつけ、姿を消す。ジェハはウニョンとの思い出の海に来ていた。ジェハを探し、ウニョンが現れる。
「僕を許してくれるか?幸せにしてあげたかったのに・・二度と悲しませたくなかったのに・・・」
そう言ってジェハは涙を流す。

ヘスンの墓の前、「僕です。スホです。イ・スホが犯した罪の数よりももっと多く、ウニョンを愛したいのです。認めてください」
そうヘスンに語りかけるジェハ。「認められないわ」 そこに現れたのはイナ。本物のジェハはどこだと問うイナに、「死んだ」 とジェハは告げる。ジェハの死を受け入れられないイナ。目の前にいるジェハを許すこともできない。

ソウルへ戻るとイナは、ジスクの元を訪れる。昔の写真を見ながら、「ジェハに会いたい・・・」と呟くイナに、ジスクは困惑する。「練習室にいるけど、会っ ていく?」と、取り繕うが、動揺を隠せない。

イナはウニョンに秘密をバラすと脅し、ジェハがユン・ジェハらしく振舞うなら、秘密はバラさないと約束する。思い悩むジェハ。地下鉄に乗っていると、カン グがガムを売りに現れた。カングのセリフに聞き覚えのあることに驚愕するジェハ。「あのセリフは誰に教わったんだ?」 取り乱すジェハ。父親に教わったと いうカングに、父親は何歳だ?どんな顔だ?ジェハは質問攻めにする。悪い予感が頭をよぎるジェハ。

ウニョンとお酒を飲むイナ。「私たち共通点があるって知ってた?思い出に騙されて生きてきたってことよ」 イナの言葉に、ウニョンは首を傾げる。「あの 時、手を差し伸べたりしなければ・・・・、いや、最初に言ってくれるべきだったのよ。僕はユン・ジェハじゃない」と・・・。ウニョンには何のことだかわか らない。イナの言葉が気にかかって仕方がないウニョン。

カングからの電話で驚いて家を飛び出すジェハ。カングの父親が警察に捕まった、助けて欲しい、と。警察署には、忘れるはずもない、父ジョンテの姿があっ た。


------[ れびゅー ]-----------------------------------
けど、憎むべきはスホの父親で、ウニョンだってそれがわかっていながらスホが大好きだったわけだし、「仇の息子」という肩書きだけじゃ弱いんじゃない?急 に消えたから憎い、っていうのもね・・・無理がありすぎるわ・・・・
両親のことを考えてイナに従うならまだ理解もできるけど、そこまで必死に隠す必要もないんじゃない?
ジェハや、イナの言った通りよ。あそこで手を差し伸べたりしなければよかったのよー
「もう1度始めたい」なんて言われたら、イナだってその気になるわよ。

撮影中ピアノを弾く時のソ・ドヨンの悲痛な表情があまりにもせつなくて・・・胸が痛むわ。
それに比べて、ハン・ヒョジュ・・・・ 目薬点しただけなの?







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 <第16話>  あらすじ

イナの部屋 で、小さい頃のイナとジェハの写真をみつけたウニョン。ジェハの姿を見て驚愕する。幼い頃のスホそのままだったからだ。ジェハに、「本当にユン・ジェハさ ん?カナダにいたって本当ですか?もしかして、チョンサン島に来たことはないですか?」 困惑するウニョン。フィリップを呼び出し、ジェハと初めて会った 頃のこと、ピアノをいつ始めたのか、いつカナダに行ったのか、なぜ韓国に来たのか・・・、尋ねるウニョン。

助けてくれたジェハに会おうと、スホの父親ジョンテがイナの会社にやってくる。それを目撃したウニョンは衝撃を受ける。ジェハに会うこともなく、ジョンテ は姿を消したが、ウニョンがヤンスンの店へと戻ると、そこにはジョンテの姿があった。偶然ヤンスンの店を訪れたのだ。親しげにウニョンに歩み寄るジョン テ。ウニョンは身動きも取れないほどに動揺していた。ジョンテはサンウに店から追い払われるが、ウニョンはジョンテの後を追う。ウニョンにスホの行方を尋 ねられたジョンテは、思わず「出世して海外に行っている。後で連絡させるから」と、嘘をつく。

ウニョンは、ジェハに「あまりにも似ているので錯覚してしまった」と話す。「もし、その人が僕だったらどうしますか?」と、ウニョンに問うジェハ。「そん なこと考えたくないです。どうしてそんな難しいことを考えさせるんですか?」とウニョン。ジェハは言葉を失う。「いつか会えるでしょうね。今日その人のお 父さんに会ったから」 ウニョンの言葉に愕然とするジェハ。

カングの元を訪れたジェハ。カングをホテルに連れ帰り、今日はここに泊まるように促す。ジェハはカングを置いて会社へ出かけるが、ホテルへジスクがやって きて、カングはホテルから逃げ出してしまう。イナの会社までやってきたカング。カングを見たイナは、いつかジェハを訪ねてきた親子だと気づく。スホに関係 があるに違いない、そうイナは睨んでいた。

いなくなったカングを心配し、ジョンテはジェハに電話をするが、席を外したジェハの代わりにイナが電話を取る。ジェハやウニョン、カングたちをイナは食事 に誘うが、ジョンテまでが店に現れる。イナが仕組んだのだ。ジョンテを見るジェハとウニョンのただならぬ様子に、イナはジョンテがスホの父親だと確信す る。

ジョンテを呼び出したジェハ。お金を渡し、カングを学校に通わせるように、そして、ソウルから離れるように促す。ジェハはカングを連れ、勉強に必要なもの を買い揃えてやる。ジェハはカングをきつく抱きしめ、心の中で別れを告げる。

ジスクの元を訪れたイナ。「ジェハと結婚したい」と、ジスクを驚愕させる。面白いことを知っているんです。ジェハが本物のジェハじゃないことを。他人が 知ったらどう思うかしら。両親には話しません。結婚のことよろしくお願い致します。そう言い放つイナ。困惑するジスク。ジスクから話を聞いたミョンフンも 動揺を隠せない。

イナは、ウニョンがいる前で「ジェハと結婚することが決まったわ」と告げる。驚愕するウニョンとジェハ。ジェハはイナを呼び出しイナの行動をなじるが、イ ナは頑として譲ろうとしない。「本当に君は人を疲れさせる人だ」、そうジェハに言われたイナは、ウニョンの目の前でジェハにキスをする。フィリップにイナ との結婚について問い詰められるジェハ。「イナが一人で勝手に決めたことだ」と弁解するが、「お前がハッキリしないからだ」と、フィリップからもたしなめ られる。「実は・・・」 ジェハは真実を告げようとするが、やはり言い出せない。

ヒジンに、「ユン・ジェハはこの世にはいないわ。スホを愛するためのこじつけよ」と指摘されるイナ。ヒジンの言葉を否定することができない。「スホの父親 まで呼び出して演技して、恐ろしいわ・・」 ヒジンとイナの会話を、ジェハが聞いていた。ジョンテを呼び出したのも、イナの企みだと知れてしまう。すべて は自分のせいだ。みんなに本当のことを話す、とジェハはイナに告げる。ヤンスンの店へと赴くと、そこにはジョンテが・・。ジョンテを呼び出すジェハ。「ど うしてまたウニョンの前に現れるんだ!」ジェハはジョンテに掴みかかる。困惑するジョンテに、自分はスホだと、真実を明らかにする。そこへウニョンとフィ リップが・・・・。真実を知り、驚愕するウニョン。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
あれ?サンウはスホとスホ아빠の話を知ってるの?ということは、実の姉ではないということも?
なんだか、曖昧なつくりねー
ジェハの幼い頃の写真を見て、そこまで困惑するのかな?
ボンヒやジョンテでさえも、ジェハにスホの面影を感じてるのに、ウニョンは今まで少しも感じなかったの?
今まで少しも疑わなかったことの方がおかしいと思うんだけど・・・

ジェハがカングを抱きしめるシーン。
幼いスホがカングを抱きしめる姿がオーバーラップするんだけど、幼いスホが出てきちゃうと、よけいに胸が痛いわ・・
なぜ幼いスホの姿を重ね合わせるか・・・その解釈はいろいろあると思うんだけど、いずれにしてもせつないです・・

しかし、ジョンテー
少しは自分の罪を自覚しなさいよねー どうしてウニョンに馴れ馴れしくできるわけ?
スホは海外に行っている、なんて嘘までつくし・・・
その嘘のせいで、ウニョンはジェハはスホじゃないと思い込むわけだけど、あと残り4話。
引っ張る間なく、すぐさま明らかになっちゃいましたね。







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 <第17話>  あらすじ

ウニョンは真 実を受け入れることができない。ショックを受けたまま、街を彷徨う。イナはジェハになじられたことで傷つき、涙に暮れる。「どうしてみんな、私の苦しみ、 私が受けた心の傷をわかってくれないの?どうして私を悪女にするの?」 最初に言ってくれれば、そうすれば、ここまでひどくならなかったのに・・・。ジェ ハは、カングに「学校に通って、ご飯も食べて、ガムなんか売るな」と言い聞かせ、ジョンテに「すぐにソウルから出て行ってください」と、通告する。

ヒジンは、スホの調査を始める。スホは行方不明者として処理されていた。これはある意味誘拐だとイナに告げるヒジン。
ジョンテはスホに逢いたくてジェホのホテルへ赴くが、ジェホに冷たく拒絶される。ジョンテがスホに会いにきたことを知ったミョンフンは危機を感じる。イナ との結婚を急ごうと、ジスクを促す。

ジェハを避け続けるウニョン。ジェハを愛してはいけないと葛藤に苦しむ。ジェハの練習室でたどたどしくクレメンタインを弾くウニョン。ジェハは、ウニョン の演奏に合わせ伴奏を始める。ジェハの指には、ウニョンから贈られた指輪が・・・しかし、昨日までウニョンの指にあった指輪は消えていた。「私たちここで 終わりにしましょう。絶対に一度は逢いたかったけど、こんな形じゃイヤだった・・・スホ어빠(オッパ:お兄ちゃん)」 泣き叫ぶウニョン。愕然とするジェ ハ。「私がここで許したら、엄마(オンマ:母)が私を許さないわ」 ウニョンは、冷たい目でジェハを突き放す。

ジェハのことがショックで、ウニョンは入院してしまう。「あなたと出会ったことを後悔してるわ」と、ウニョンはジェハに冷たい言葉を叩きつける。あなただ と気づかず浮かれていた自分がみっともない。엄마(オンマ)の命と引き換えに動くこの心臓があなたを見ていたと思うと死にたくなるのよ。この心臓は、他の 人のために動かすわ。ウニョンの言葉にジェハは打ちのめされる。

ウニョンを心配してウニョンの様子を見に来たフィリップに、ウニョンは私も借りを返したいと伝える。フィリップはウニョンに、一緒に安東(アンドン)に 行って欲しいと頼む。一方サンウは、イナの会社に出前に行き、ウニョンがジェハにフラレたと耳にする。ジェハを呼び出し、酒を酌み交わすサンウ。酔いつぶ れたジェハを家に連れてきてしまう。「ウニョン、ウニョン」とうなされるジェハの頬に触れ、涙を流すウニョン。目を覚ますジェハ。涙を流すウニョンを見 て、思わず抱きしめる。

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イナ、あなたの気持ちもわかるわ・・・そう、ジェハが最初に言ってくれればね・・・・
傷ついたあなたの気持ちもね・・・けれど、そこで耐えてこそ、他人はあなたの痛みを理解してくれるのよ・・・
そうせずにいられなかったあなたの気持ちもわかるけど、早くジェハを忘れて幸せになるのよ・・・
「どうしてみんな、私の苦しみ、私が受けた心の傷をわかってくれないの?どうして私を悪女にするの?」 
同じようなセリフ、冬のソナタでチェリンが言ってましたね。秋の童話でシネも、似たようなこと言ってたかな。
ユン・ソクホ監督の一貫した哲学なのかな。
しかし、ウニョンはここまでスホを憎んでたの?話が違うんじゃない???
ウニョン엄마(オンマ)が死んだのはスホのせいじゃないし・・・ スホが責められるのも筋違いのような・・・・・
人は誰かを憎むと、冷静な判断ができなくなるのかな?
ウニョンの心臓も、엄마の命と引き換えに動くようになったわけじゃないし、それどころか、スホの人生を犠牲にして動くようになったというのにね・・・・
病室で泣き崩れるジェハはせつなすぎるけど、一方的に責められていないで、真実を言いなさいよー 

ジョンテ。ホント身勝手なヤツねー 何が「逢いたかった」、よー
どこまでジェハを苦しめるのよー







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 <第18話>  あらすじ

ジェハを家に 残し、フィリップと一緒に安東(アンドン)に向かうウニョン。アンドンはフィリップの엄마の故郷だった。엄마の実家を訪ねるが、「こんな雑種の孫などおら ん」と、할아버지(ハラボジ:祖父)に追い返されてしまう。「僕はただ、엄마の故郷が見たかっただけ。할아버지、할머니がどんな人か、逢いたかっただけ。 けれど、僕は違うんだね。目も、鼻も、口も・・・・。僕は半分だけだから」 半分も同じじゃない。目も鼻も口も、私たちと一緒だわ、心も、엄마を心に抱い ているのも私と同じじゃない。そう言ってフィリップをなぐさめるウニョン。そこへ、フィリップの姿をみかけた할머니(ハルモニ:祖母)が、「もしや?」 と、後を追いかけてきた。「私が死ぬ前に会いにきてくれてありがとう」そう言って、フィリップを抱きしめる할머니。할머니から엄마のお墓の場所を聞き、お 墓参りをする二人。

フィリップが画廊でウニョンとデートをすることを知ったイナは、ジスクを画廊へ呼び出す。ジスクと食事の約束をしていたジェハは、そこにウニョンがいるこ とに驚く。イナとジェハの結婚の日取りが決まったことを嬉しそうに話すジスク。フィリップとウニョンにも招待状を渡すが、ショックを受けたウニョンは店か ら出ていく。フィリップと川辺で過ごしていると、フィリップの携帯が鳴る。ジェハからの電話だった。電話を取るウニョン。酔ったジェハは、相手がウニョン とは知らずに話し始める。「何で俺はいつもウニョンさんを傷つけてばかりなんだろう。笑顔にしてあげたかったのに。誰よりも幸せにしてあげたかったのに。 一生罪悪感を抱いてでも、俺一人で罰を受けてウニョンを守ってやりたかったのに。15年前の約束を守ってやりたかったのに」 ジェハの言葉に心が揺れるウ ンヨン。フィリップはジェハの元へ駆けつけ、酒を酌み交わす。「どうしてもわからないことがある。なぜ15年前病院から逃げ出したんだ?」と。ウニョンの 手術代のためであり、ジスクが落ち着くまでという約束だった。けれど、ウニョンが死んだと聞かされたんだ」 フィリップは真実を聞かされ愕然とする。

ジェハのCD発売記念のサイン会。カングはスホに逢いたがるジョンテを連れ、サイン会に訪れる。ジェハに向かって「スホ」と大声で叫ぶカング。その場に は、ミョンフン、ジスク、イナ、そしてヒジンを始めとした大勢の記者たちが詰め掛けていた。カングの一言に慌てふためく人々。事の重大さを悟ったジョンテ は、「お前は目が悪くなったのか?誰と誰を間違えているんだ?」と、カングを諭し会場を出て行こうとするが、カングは「형(ヒョン:兄)」と叫び、ジェハ に駆け寄って行ってしまう。ざわめく会場。訝しがる記者たち。

サンウと飲んだジェハが忘れて行った上着。ミジョンが上着を探っていると、ポケットの中から貝殻細工が出てきた。それを見て愕然とするウニョン。チョンサ ン島でジェハが、「傷つけた人も一生苦しむんだ。ウニョンさんを泣かせた人も、今も泣いているだろう」と言った時のことを思い出す。「忘れていなかったの ね。私のこと思い出してくれていたのね。忘れられていると思ってた・・・」 ウニョンは喜びに涙を流す。ジェハの上着と貝殻細工を返しに練習室に赴くウン ヨン。ドアの前に置き去ろうとするが、ジェハが追いかけてくる。「あなたは酷い人だわ。どうして憎ませないようにするの?どうして恨ませないようにする の?」 ウニョンの心の中のわだかまりも、消えてしまったようだ。

翌日、ウニョンの誕生日であり、ヘスンの命日。ジェハはウニョンを連れて遊園地へと向かう。「15年前の約束、ずっと心に留めて生きてきた。その約束を守 りたいんだ」と。「どうして私を捨てて行ったの?」と問うウニョン。どうして連絡一つなかったの?守ってやるって言ったくせに、15年も連絡さえしなかっ たのに、今更約束を守りたいですって?ウニョンは冷たく突き放す。そこへピエロがケーキを運んでくる。海辺での約束を思い出すウニョン。石で作ったバース デーケーキでお祝いする二人。いつか本物のケーキを買ってやるからな、と幼いジェハ。感動で涙を浮かべるウニョンだが、「お祝いはダメよ어빠。
今日は엄마の命日なの。手術代を取り戻せず彷徨って、交通事故に遭ったのよ。私の誕生日に。엄마(オンマ)が私をこの世に送ってくれた日に、私が엄마(オ ンマ)をあの世に送ったのよ。」 切々と語るウニョン。ジェハさんはいいけれど、すごく愛しいんだけど、イ・スホじゃダメ。どんなに考えてみても、イ・ス ホはダメなの・・・。ウニョンの言葉にジェハは涙を流すだけだった。その頃、
ヤンスン、サンウも、ジェハがスホだということをミジョンに知らされる。ジェハの練習室に乗り込むヤンスン。今すぐウニョンの前から消えるよう通告する。 そこでヤンスンから、ウニョンが手術後ジョンテに連れ出され、旅館の掃除や博打場の手伝いなどをさせられ、苦労をしていたことを知らされる。ジョンテへの 怒りが収まらないジェハ。ジョンテの元へと赴くが、薬を置いて消えてしまう。それを記者に見られているとは気づかずに。

ジェハがなぜウニョンを置いて消えたのか、その真実を知るフィリップはやりきれない。ウニョンを捨てたんじゃない。ウニョンを救うために去ったのだと、ウ ンヨンに真実を告げる。愕然とするウニョン。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
実際、ダニエル・ヘニーも、アメリカ人の父と韓国人の母を持つハーフなのよね。
このドラマで語るフィリップのセリフに、ダニエル・ヘニーの気持ちも込められているのかな・・・・
だとしたら、あまりにもせつないね・・・・・
フィリップとウニョンが訪れるアンドンの家は、あのリュ・シウォンの実家よ。
リュ・シウォンもユン・ソクホ監督のドラマに出演してるから、その繋がりで実現したのかな。
リュ・シウォンが格式のある家の出だということは有名な話だけれど、確かにすごそうね。
絶対に嫁には行きたくないわ(笑)

遊園地のウニョンのセリフはせつないわね・・・・
엄마が私をこの世に送ってくれた日に、私が엄마をあの世に送ったのよ・・・・ 可哀想すぎるわよね・・・。
でも、なぜイ・スホじゃダメなのー

もー、ホントにジョンテは死んでくれー
どこまで邪魔すれば気が済むのー 「会いたい」っていう気持ちだけなんだろうけど、それが迷惑なのよー
自分が去った後もジョンテにウニョンが苦しめられていたと知って、ジェハはどれほど心を痛めたことか・・・・
ジェハがジョンテの元に置いて行った紙袋はなんだったんだろう・・・?
紙袋には「薬局」って書かれているみたいだけど・・・。 ジョンテの健康のためではないよねー?
ジョンテを死なせるための薬かしら???
それとも、ただ単に、ソウルを離れるためのお金???

それと、カング。なぜそこで「スホー」と呼ぶの?「ヒョン(兄貴)」でしょー?
いつもスホなんて呼ばないくせに、しかも年配の人間を呼び捨てにしちゃダメよ!
もー こんな無理矢理なネタ辞めて欲しいわー







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 <第19話>  あらすじ

ジェハが消え た。連絡を取ることもできない。それを知ったウニョンは、チョンサン島のボンヒに「そっちにジェハが行っていないか」電話をかける。バス亭でピースマーク (もどき)をみかけたウニョンは、いつか流されて辿りついた島のことを思い出し、島へと向かう。その頃、ヒジンの元へ「外交通商部長候補者とその息子の秘 密」と書かれた文書が送られてきていた。親切な老夫婦に挨拶し、島をフラリと歩くジェハ。ウニョンも島へ到着するが、ジェハは老夫婦の元を発った後だっ た。がっかりしたウニョンは、島を思い出に浸りながら歩いていた。そして、そこにジェハの姿をみつける。しっかりと抱き合う二人。

「どうして私を助けるために去ったと言わなかったの?」と問うウニョン。そうしても、ウニョンの悲しみを埋めることはできないから・・・と、ジェハ。ジェ ハは長い間、罪の意識に苛まれていたのだ。それを知ったウニョンは、「汝の罪を許そう」と、神の言葉をジェハに告げる。「ありがとう。また私の前に現れて くれて・・・」 二人は優しい時間を過ごす。一方ソウルでは、ジェハとウニョンが一緒にいると直感したイナが、取り乱し騒ぎ立てていた。平然としている フィリップに、つっかかるイナ。「僕を愛せなんて、強要できない。愛を乞うつもりもない」 イナに諦めるようたしなめる。僕にはジェハのような真似はでき ない。自分の人生を捨て、他人の人生を歩むなんて。イナもスホがウニョンの前から立ち去った理由を聞かされる。

ジェハとウニョンは、老夫婦の家で優しい時間を取り戻していた。その頃ソウルでは、「外交通商部長候補者とその息子の秘密」と書かれた記事が新聞の一面を 賑わせていた。子供を誘拐して養子にする、真の父親はイ・ジョンテ氏。ジスクはジェハが行方不明になったことがショックで入院していた。ミョンフンはジス クに記事を見せることができない。そうとは知らないジェハとウニョンは、仲睦まじくソウルへと帰る。ヤンスンの店を訪れた二人。ジェハはヤンスンに追い出 されてしまう。自分を助けようとしたのだと、ウニョンの手術代のために養子になったと、ヤンスンに真実を告げるウニョン。それでも、スホさえいなければ、 手術代を盗まれることもなく、無事手術を受けることができ、ヘスンも死なずに済んだと、ヤンスンは納得しない。

新聞記事で秘密が知られてしまったことを知るジェハ。入院しているジスクの元へと駆けつける。自らの罪を悔い改めるジスク。しかしミョンフンは、イナの仕 業だ、イナと結婚していればこんなことにはならなかったと、ジェハを責める。全てを明らかにしようとジェハ。しかし、保身に走るミョンフンは聞く耳を持た ない。

記者はヤンスンの店にまで押しかけてきた。ウニョンのためにスホを許すべきか、ヘスンのためにスホを恨むべきか、ヤンスンは思い悩んでいた。記者からウン ヨンを逃がしたヤンスンは、「あんたを助けようとしたスホの奴を突き放しすぎたら、人の道理から外れるわね」と、ウニョンにお小遣いを渡し、ジェハに会い に行かせる。

ミョンフンはジョンテに会いに行き、幼い頃のジェハの写真を見せる。写真でわかるように二人はうり二つ。今後ジョンテに前科があることも公になるだろう、 それが明らかになったらジェハにどんな影響があるかわかりますね。ジョンテに口をつぐむよう促すミョンフン。酒を浴び、ジェハに会いに行くジョンテ。「い らっしゃい。どんな用件ですか」と、ジェハの態度は柔らかい。「顔が見たかったんだ」と、ジョンテ。捨てた僕に今更何で会いに来る。とジェハはつれない。 それでも、「お前は誰がなんと言おうと俺の息子だ。私の息子だ」そう言って、ジョンテはトボトボと立ち去って行く。
翌日、記者会見が開かれることに。ミョンフンは、ジェハに「ユン・ジェハ」だと公言することを促すが、ジェハは拒否する。「僕はイ・スホに戻ります」 ピ アノを弾かなくてもいい、息苦しい殻から抜け出します。これ以上僕に強要しないで、と。「強要ではなく、息子としてするべきだ。それが道理だ」と諭すミョ ンフン。「あなたの思う通りにしなさい、ジェハ」と、ジスクが現れる。あなたの望むようにしなさい。あなたを解放してあげるから。イ・スホでも、ユン・ ジェハでも、あなたは私の息子よ。「離してあげて。もうジェハを苦しめないように」と、ミョンフンに頼むジスク。「皆諦めたらいいじゃない。このくらい何 が重要だというの?私たちと一緒にいたら幸せだと思った。でもジェハは幸せじゃなかった。私たちはジェハを息苦しくさせていた。もう楽にしてあげましょ う」 ジスクの言葉にジェハは涙を浮かべる。「愛してるわ、私の息子よ」 死んだ息子の代わりだと思うだろうけど、あなたはまた別の息子なの。私が15年 間育ててきた、私の本当の息子。あなたが誰であっても、幸せならそれでいい。幸せならいいのよ。ジスクの言葉に、ジェハもミョンフンも胸を打たれる。

ウニョンを呼び出したイナ。ジェハが崩れないよう助けて、と。ジェハが誰を選べば幸せかわかるわよね。ウニョンに諦めるよう促すイナ。「彼やご両親が苦し むことを、私も望んではいません。私のためにもう、彼を苦しめたくありません」 そう答えるウニョン。ウニョンはジェハに、どんな選択をしてもいいのよ、 と伝える。어빠(オッパ)は私の어빠(オッパ)だから。ユン・ジェハでも、私の어빠(オッパ)よ、と。見えないから無いわけじゃない、イ・スホを隠して生 きても、私だけ見分けられたらいいじゃない。パク・ウニョンでも、ソ・ウニョンでも、어빠(オッパ)にとっては永遠にウニョンでしょう?ウニョンは涙なが らにジェハを説得する。

------[ れびゅー ]-----------------------------------
あーもー 最後の最後までイライラさせる女ねー
こうなったのは誰のおかげ?フィリップでしょー! そのフィリップがどんな想いで真実を教えてくれたと思う?
そのお礼の電話なのに・・・ 自分のことを愛してくれている相手に・・・ そのことで苦しんでいる相手に・・・・
ジェハとじゃれ合う声を聞かせるのよー ほんと無神経な女よねー
なんでこの無神経女がいいのかしらね。理解に苦しむわ。

ジスクの言葉には、ボロボロ泣いちゃいましたわ・・・・
何度繰り返し見ても泣けるのよ・・・もとはといえば、ジスクがジェハを苦しめ続けてきたようなもので・・・
けど、こうしてジスクのジェハへの愛を見てしまうと、そんなわだかまりも解けてしまうよね・・・
それに比べ、最後の最後までイナは・・・・・・
イナの愛の形とウニョンの愛の形は違うとイナは言うけれど、イナの愛はただの執着・欲望よね。

そしてやっぱり、ヤンスンは最高。お小遣いまで渡すんだから・・・(笑)
キム・ヘスク씨の演技あってのヤンスンでしたわね。

「汝の罪を許そう」は、秋の童話でも、ウンソがユンソに言ったセリフだわね。
秋の童話では、かなりのキーポイントとなるセリフだったけど。

ちなみに・・・・「어빠(オッパ)」というのは「お兄ちゃん」みたいな意味ね。実の兄に対しても「어빠」と言うし、仲のよい年上の男性は「어빠」と呼ぶの です。それと、彼氏もね。日本語に訳すと「スホお兄ちゃん」みたいになるんだけど、moca的には
「어빠は어빠」だから、「お兄ちゃん」と書くのはちょっと抵抗あるのですのよ。







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 <第20話>  最終回 あらすじ

記者会見当 日。ジェハに質問しようとした記者の声を、ジョンテが遮る。「その人は、私の息子ではありません」と・・・。私の息子はイ・スホです。子供の顔も忘れてし まっていた私ですが、この人を訪ねたりするうちに自分の息子だと思い込んでしまったんです。ジョンテの行動に困惑するジェハたち。「イ・スホさんは行方不 明になっていますが、それについては?」という記者の質問に、「私は貧しい生活を送っており、なので、子供を捜す力もないまま・・・スホ、スホを捜さなく てはいけないんです」 どこかで死んだんじゃないかと、申し訳なく思ってるんです。私がスホを一人残して去ったものだから・・・・」 スホ、見てるか?父 ちゃんが悪かった。スホ、もう捨てたりしないから、帰ってきておくれ、スホ。会いたいんだよ・・・スホ・・。ジョンテはカメラに向かって必死に訴える。困 惑しつつも、涙を浮かべるジェハ。
「ジェハさん、あなたの口から真実を」と、記者の声。ジェハの脳裏には、「あなたが幸せならそれでいいの」と言うジスクの姿、「どんな選択をしてもいいの よ」と言うウニョンの姿、「お前を親として懸命に育ててきた」と言うミョンフンの姿、「お前は誰がなんと言おうと俺の息子だ。私の息子だ」と言って立ち 去って行くジョンテの姿がよぎる。「私は・・・ユン・ジェハです」と、言い切ったジェハ。それを聞いたジョンテは一瞬愕然とするが、ジェハの発言を褒め称 えるように何度も頷く。
「事故でピアノが弾けなくなりましたね」「15年前に両親だけが帰国して、出国する時には一緒だったということはどういうことでしょうか」という質問に も、滞りなく答えていくジェハ。「当局が許可すれば、正式に調査することもできますが」という記者の脅しにも、「私は犯罪者でもないのに、それは不愉快な 話です」と、キッパリと答える。その言葉を遮るようにミョンフンは、幼い頃のイナとジェハの写真を見せる。ジェハはイナの初恋の相手であり、イナに証言し てくれるよう促す。「ジェハとは小学校の時に出会い、ここにいるユン・ジェハは間違いなく私の初恋の相手です」と、イナは証言する。その上、「私たちは結 婚する予定です」、と。

会見は無事終了し、ジェハは本物のユン・ジェハであり、報道はジュンテの勘違いによる誤報だと伝えられる。テレビで事の次第を知ったウニョンは、「頑張っ たね」と、ジェハに電話する。「また会えなくなっても私は平気よ。目を閉じれば어빠に会えるから」、と。ウニョンから贈られたペアリングをみつめるジェ ハ。会場を出ると、ジョンテが帰ろうとしていた。ジョンテを追うジェハ。「私のせいでご迷惑をおかけ致しました。本当に申し訳ありません。では、もう帰り ますので・・」 そう言って、寂しそうに立ち去るジョンテ。ジェハは涙を浮かべジョンテを引きとめようとするが、イナに制止される。

酒を煽り、フラフラと道を歩くジョンテ。そのまま車道に飛び出し、トラックに衝突する。その瞬間、ジェハは追突事故を起こす。倒れたジョンテの手にはジェ ハのCDが・・・。事故の知らせを聞き、病院へ駆けつけるジェハ。そこには、むせび泣くカングの姿と、冷たくなったジョンテの遺体があった。遺体にすがっ て嗚咽するジェハ。

ジョンテの遺体を海へと埋葬するジェハたち。こんな突然死んでしまうなんて・・・。あなたも心が痛んだことだろう・・・。いっそ「お前は俺の息子だ」と叫 んでくれたら、どれほど楽だっただろう。一生忘れられないよ・・。息子じゃないと言い残して逝くなんて・・。ジェハは押しつぶされそうな胸の痛みを感じて いた。「人は自分だけの傷や痛みしか見ない。だから、人を許す方法を知らないんだ。でも少しでも相手の痛みがわかったら、許せなかったことも許せるものだ ね」 フィリップはジェハを慰める。

一安心のミョンフン。「真実はどうなのか?」と、尋ねられている。「こんな噂で息子を煩わせたくない。大統領には私からきちんとお話する」と話すミョンフ ン。結局、長官の椅子は放棄した。ウニョンはヤンスンの店を手伝っていた。「ジェハとイナがうまくいっている」客の噂話を耳にしたウニョンは心を痛め、客 の服に水をこぼしてしまう。ジェハの靴にトッポギの汁をこぼした日のことを思い出し、悲しくなるウニョン。ジェハのCDはみるみる間に売れて行く。ジェハ はカングを引き取り、世話をしていた。ジスクもカングを可愛がっている。「これからはカングはうちの子よ。ジェハの弟なら私の息子だわ。養子縁組しましょ う」とジスク。今度は合法的にね、と笑うジスク。ウニョンはインターネットショップを始めた。ジェハにメールを送ろうとするが、消去する。同じようにジェ ハも、ウニョンにメールをしようとするが、消去してしまう。イナはジェハを解放しなきゃいけないと、思い悩んでいた。私だけが一方的に愛している人と一緒 に暮らすことと、私の愛する人を解放してあげること・・・どっちが幸せなんだろう・・・。

ジェハの公演会。ジェハはウニョンの貝殻細工を大切にピアノに偲ばせる。それを見ていたイナは、貝殻細工をゴミ箱に捨ててしまう。ジェハが会場の外を見渡 すと、そこにウニョンの姿が。ウニョンに会おうと控え室の外へ出るが、ファンに囲まれウニョンに会うことはできなかった。そして本番・・・、貝殻細工がな いことに気づいたジェハは、ステージの袖へと戻ってきてしまう。必死の形相で貝殻細工を探すジェハ。ゴミ箱の中を漁るジェハは、割れたガラスで指を切って しまう。公演をキャンセルしようとイナ。けれど、ウニョンにピアノを聴かせてあげたいジェハは、何とかステージに立つ。血に染まる鍵盤。公演が終わるなり 救急車で運ばれる。手術は成功するが、感覚神経をダメにしてしまったジェハは再起不能となる。応急処置が悪かったことが原因だった。

「自分の身を捨てるほど、ウニョンさんが大事なの?」 ジェハをたしなめるイナ。「ピアノの弾けないユン・ジェハなんて用がないだろう。帰ってくれ」と、 イナを突き放すが、「私が帰ったらウニョンさんを呼ぶんでしょう?」と、受け入れない。「ウニョンには言わないでくれ。マスコミにも公にしないでくれ」 と、イナに頼むジェハ。「あなたをどうやって忘れたらいいの・・・」 イナの言葉に、ジェハは涙を流す。「ジェハをあんなにしたのは私のせいよ。これから どうしたらいいの・・・」 フィリップに弱音を吐くイナ。

ジェハは退院し、フィリップ・イナと共にオーストリアへ帰ることに。ウニョンに別れの挨拶をするフィリップ。「선물(ソンムル:プレゼント)」と、フィ リップから渡されたのは、ウニョンをオーストリアでガイドした時に、ウニョンが気に入っていた指輪だった。いつかプレゼントしようと、こっそり買っていた のだった。「別れのプレゼントになっちゃったね」と、フィリップ。すごく好きだったよ。幸せだった。ウニョンを愛して・・・すごく、すごく。オーストリア でガイドをしたよね。でも、すべきじゃなかったかもね。スホに引き合わせるガイドになってしまった。でも後悔はしていないよ。人生最高の旅をさせてもらえ たから。ウニョンの目から涙がこぼれる。フィリップは、ジェハもオーストリアに帰ることを告げる。

帰国当日、「どうしても韓国を離れなきゃいけないのか?」 韓国が名残惜しいフィリップはジェハに問う。「そうするしかないんだ。離れないと耐える自信が ないんだ」と、ジェハ。何度も振り返るように確認し、旅立つジェハ。

1年後・・・・・。
ヤンスンのキンパブ屋に入るウニョン。そこにはイナがいた。
「どこにいても二人は相思相愛なのね」とイナ。ジェハとの結婚は辞めたのだとイナは言う。私が辞めたくて帰ってきたのだと・・・。困惑するウニョン。 「ジェハはもうピアノは弾かないわ。いえ、弾けないの」 イナの言葉を聞いたウニョンはイナに詰め寄る。韓国での最後の公演での出来事を話して聞かせるイ ナ。オーストリアで新しいスタートを、と思ったけれど、ジェハはウニョンさんを愛しているの。ごめんね、今頃。早く行ってあげて、オーストリアへ・・・。 イナの話を聞き、ウニョンはオーストリアへと向かう。旅行に出てしまっていたジェハを追いかけ、やっとジェハへと辿りつく。抱き合う二人。

韓国へと帰ってきたジェハとウニョン。チョンサン島のヘスンの墓前で結婚することを報告する二人。
そして二人の結婚式。そこには、フィリップ、イナ、ヤンスン、ジスク、ミョンフン、ドゥシク、ミジョン、サンウ、カング、ボンヒ・・懐かしい面々が顔を揃 えていた。

二人はチョンサン島を歩いていた。「着いたよ」ジェハに案内されたのは、以前撮影で使ったペンションだった。二人の新しい新居だ。「君に家を建ててあげた かったけど、代わりにこれで・・・ごめんね」、と謝るジェハ。「家ならもう建ててくれたじゃない。愛し合う二人には、お互いの心が一番いい家よ」 微笑み 合う二人。

幸せな時間を過ごす二人。そこにはカングの姿も。小学校で教師を始めたジェハ。お弁当を持って、ジェハに毎日会いに行くウニョン。二人の笑顔は絶えること がない。


愛していれば 会いたければ いつかまた出会って愛し合える
愛はまるでかくれんぼのようだ
会えないあなたを探して 私の心は高鳴っていた
でも 永遠のかくれんぼなんてない 
いつか愛は その人をみつけるから
春は みつけることが困難でも
かくれんぼする私たちをみつけてくれる
だから春は 愛であり 許すことであり 希望なのだ

------[ れびゅー ]-----------------------------------
ラストへ向け、涙の連続でした。
このドラマが「心の傷と 和解」ということで、数々の和解が最後に一気に駆け抜けた感じですわね。
とにかく、ジョンテとジェハの和解は胸が痛くて、痛くて・・・・
あの記者会見でのジョンテも、会場を去る時のジョンテも・・・辛くて、辛くて・・・・
ミョンフンの話を聞いて、ジョンテはジェハはスホじゃないと公言することを決意して、それで最後に「お前は俺の息子だ」と、ジェハに会いに行ったのよ ね・・・。
あの場面を思い出すだけで、もう胸が苦しくなってしまいます・・・。
最後の最後に、親らしい面を見せてくれて・・。
あれほど死んで欲しい~!と思っていたジョンテだけれど、会見の後、「これは死ぬんじゃ?」と、予感がして・・・もう死なないで欲しいと祈ったわ。 mocaでさえそうなんだもの。ジェハの痛みは相当なものよね・・・・
「あなたも心が痛んだことだろう・・・」
この言葉に、すべての許しが込められているわね・・・・
会見でのジョンテの姿を見て涙を浮かべていたジェハ。ジョンテの気持ちは痛いほど伝わったよね・・・
会いに来るジョンテを拒み続けたジェハだけど、拒絶する方の人間だって傷つくのよ・・・・
「人は自分だけの傷や痛みしか見ない。だから、人を許す方法を知らないんだ。でも少しでも相手の痛みがわかったら、許せなかったことも許せるものだね」 
本当にその通りかもしれないね・・・・・・・
けれど、許したくないことも世の中あるものだから・・・・・
許したくないから、相手の痛みに気づきたくないこともあるのよ。
それまで深い憎しみ・・・きっと、ジェハはそれくらいの憎しみを抱いていたはず。
相手の痛みがわかっただけじゃ許せない・・・・
ジョンテのように、息子を想う気持ち・・・愛、が伝わったから、ジェハの心の氷は解けたのよ。

フィリップはいろいろと名言を残してくれて・・・
「オーストリアでガイドをしたよね。でも、すべきじゃなかったかもね。スホに引き合わせるガイドになってしまった。でも後悔はしていないよ。人生最高の旅 をさせてもらえたから」
うわー かっこいいー けど・・・・、途中ドイツ語で話してたでしょ?なぜウニョンに伝わったのよー

イナは本当に粘着さんで、普通なら、指がダメになった時点で身を引くでしょー?
病院に行かなかったのはジェハの選択だけど、指を切ったのはあんたの嫉妬のせいなのよー?

「家ならもう建ててくれたじゃない。愛し合う二人には、お互いの心が一番いい家よ」 
これは冬のソナタでユジンが同じようなことを言ってましたわね。ユジンのセリフならわかるんだけど・・・・・
ウニョンが言うのはどうよ?
しかも、こんな素敵な家をプレゼントされたのによ?粗末なスホの祖父の家とかじゃないのよ?
冬のソナタで十分そのセリフは理解したから、無理矢理使わないでもけっこーですわー
しかも、ラストシーンは冬のソナタそのままですわね。
つっこませたくてこうしたのかしらねぇ・・・・・?
完結編だけあって、ハッピーエンドで安心したわ。結婚式まで挙げて、本当に終わった感じがしてスッキリね。







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 <レビュー>

四季シリーズ 完結編ということで、期待して待っていた方も多いでしょーね。mocaもそのうちの1人よ。
けど、結果は惨敗という感じかしら・・・・。四季シリーズの中で最低ランクでございます。他のドラマと比較しても、もちろん面白いとは言えないわ。
「夏の香り」を観て後悔された方には、絶対にこのドラマはオススメできませんわー 「夏の香り」が好きな人なら、けっこうまともに楽しめるかもしれない わ?
視聴率も低かったこのドラマ。脚本も出演者も問題があったんじゃないかしら?
ソ・ドヨンはモデル出身だけあって、洋服をサラリと着こなして、ナイーブなピアニスト役がとってもハマってたし、泣きの演技にはなかなかヤラレたわ。
ハン・ヒョジュだけはご勘弁だわー。ウニョンがムン・グニョンだったらもっと面白かったと思うわよ。ハン・ヒョジュの演技は何も伝わってくるものがないの よー
ソン・ユリでも、ハン・ヒョジュよりはずっとよかったと思うわー 演技力がネックで降板したのなら、ソン・ユリ降板する必要なかったわ。
今までも新人や新人に近い出演者だったけど、オーラがあったものね。このドラマはオーラがある出演者がいないものー
子役の時のハン・ソイちゃんのおかげで、このドラマも少しは面白くなったと思うわ。それと、ダニエル・ヘニーね。
最初は「チャラ男?」と思ったフィリップだけど、誠実で優しくて、もーステキだわー もしかして敵役になるのかなー?と思ったら、敵役はイナ一人で安心し たわ。
他のドラマは、冬ソナではジョンアとキム次長、夏の香りでは、デプンとジャンミ、という名脇役キャラがあったけど、このドラマは本当にキャラの薄い方ばか りで・・・・・
サンウとミジョンコンビも、イマイチ活躍できてないし。
本当に、楽しみにするものがなにもないのよー
あ、映像と音楽かしらっ!
本当はとても音楽はよかったわー。このあらすじを書きながら、OSTを聴いているだけで泣けてくるのよー
ドラマではそんなに泣けなかったのにおかしいわよねー(笑)
とにかく20話は長すぎねー つまらないネタで引っ張って引っ張って・・・ダラダラと・・・・ もっとテンポ良く、短く終わらせたら面白かったかもしれな いわね・・・。
過去の3作を観た方は、これを観ないと終わらない感じかもしれないけれど、このドラマだけ見るのなら、他のドラマをオススメするわ。
10月からNHKで放送開始らしいけど、「悲しい恋歌」を買っちゃった、フジテレビの二の舞にならぬことを祈るわ・・・・。

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