■ 第6話
■ ハン・テウン/ハン・ドゥック(ヒョンビン)、キム・ボラ(ソン・ユリ)、ソ・ゴヌ(イム・ジュファン)、イ・スンニ(ユ・イニョン)
演出:イ・ヒョンミン(ごめん、愛してる)
脚本:キム・ウニ、ユン・ウンギョン(冬のソナタ)
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ゴヌがボラの父に挨拶に訪れる。
ジャンスも朝からソワソワ落ち着かない。
ジャンスに挨拶するゴヌをみつめるドゥック。
「おちびちゃんも大きくなったな。恋もして・・・」
ドゥックは一人つぶやく。
「君はどうして医者になったんだ?」
家族全員が医者だから、なんとなく真似をしたのでもないだろうし」
ジャンスは尋ねる。
「真似たのは事実です」
ゴヌはあっけらかんと口にする。
「ゴヌさん!」
ボラの方が動揺してしまう。
「家族が皆医者なので、本当に考えもなく医者になりました。
しかし、最近は医者になって本当に良かったと思うようになりました。
心から治してあげたいと思う人が出来たので」
ゴヌはボラをみつめる。
「私は何でも早くて確実なことが好きだ。
うちのボラを、どうするつもりだ?」
ジャンスは尋ねる。
「お父さんのお許しがいただければ、結婚したいです」
ゴヌは元気よく答える。
「ゴ、ゴヌさん!つき合おうとは言ったけど、結婚しようなんて言いました?」
ボラは大声を上げる。
「今すぐってことじゃないですよ。
あまり長くは待てませんが、ボラさんが卒業したらいただきに来ます。
お父さん、お許しを下さい!」
ゴヌが元気よく告げる。
「気に入った。ボラを頼んだぞ」
ジャンスは愉快そうだ。
「ありがとうございます、お義父さん!」
ボラは一人庭に出てくる。
「ボラ。二人、お似合いだよ。おめでとう」
ドゥックはボラに呼びかける。
「お祝いなんていらないわ。
あんたに祝ってもらおうとつき合ったわけじゃないから」
「ごめんな、ボラ」
ドゥックは申し訳なさそうに言う。
「なんで謝るの?あんたのおかげでゴヌさんとうまくいったんでしょ」
ボラはつっけんどんに言う。
「それでも、ごめん。約束・・・二回も守れなくて」
ボラは呆然とする。
「あんた、知ってたの?」
「あまりにも変わってたから気づかなかった。
あの時はこんなおちびちゃんだったから・・・おまえ、すごく変わったな」
ドゥックはまぶしそうにボラを見る。
「そうよ、変わったわ。あんたが知ってるあのおちびちゃんじゃないわ。
あんたもあの時のお兄ちゃんじゃないように」
ボラは言い放つと去っていく。
「ボラ!お兄ちゃんのことあんまり憎むな」
ドゥックはボラに呼びかける。
「それは知らないけど、
私に’어빠(オッパ:お兄ちゃん)’って呼ばれようなんて思わないでね。
それとあんた、ヒゲ剃りなさいよ。
あの頃ならそれでも見れたけど、今は完全なおじさんだってわかってる?」
ボラは言い捨てると去って行く。
ドゥックは顎のヒゲを撫でる。
「バカ。憎んだことなんてないわよ」
ボラは一人つぶやく。
「うちの父、どうでした?」
ボラは尋ねる。
「怖かったですよ」
ゴヌはあっけらかんと言う。
「怖いって言う人があんな口の聞き方します?」
「怖いけど、いい方みたいだ。
簡単に心を許さないけど、一度気に入るととことん信用してくれる、そんな方みたいだ。
ボラさんはお父さんによく似てますね。
ボラさんもそうじゃないか。初恋の人、ずっと想ってるんでしょ?」
ボラは言葉に詰まる。
「もう、その人のことは思い出さない?」
ゴヌは尋ねる。
「実は・・・久しぶりにその人に会ったんです」
ボラは口火を切る。
「本当に?嬉しかったでしょ?」
ゴヌは尋ねる。
「嬉しいっていうか・・・ホントは心が痛んじゃって。
想像していたのと、全然違う生き方をしてたから・・・」
「あ〜、ホントに妬けるな。一体どんなヤツだ?
子供の頃に何回か会っただけなんでしょ? どうしてそんなに好きなの?
どうしてなんですか?」
ゴヌは子供みたいにすねる。
「たぶん、寂しかったからかな。あの頃はいつも一人だったから。
病気で友達もいなくて、すごく寂しかった。
だから、なんとなく一人で好きになっちゃったのかも。
でももう大丈夫です。思い出はただの思い出だから。
それに、もう私のそばにはゴヌさんがいるでしょ」
ボラはゴヌを見る。
「おかしくなりそうだ・・・」
ゴヌは呆然とする。
「何がですか?」
ボラはクビを傾げる。
「嬉しくて。嬉しくて死にそうだ。ホントに」
そんなゴヌを見て、ボラも楽しそうに笑う。
帰り際、ゴヌはボラに万歩計をプレゼントする。
「筋無力症だからって運動しないと、よけいに悪くなります。
適当な運動こそ最高の薬。そらぞらしいけど本当ですよ。
それともう一つ機能があるんですよ」
と言って、防犯ブザーを鳴らすゴヌ。
「緊急事態に引っぱってください。
そんなことがあっちゃいけないけど、
体がいうことを聞かなくなったり、動けなくなった時に・・・
言ってること分かりますよね?」
ゴヌは真剣に告げる。
「わかりました。ゴヌさんが急にオオカミに変身した時に引っぱればいいんでしょ?」
ボラはからかう。
ドゥックは会長に呼び出される。
「人が生きていくということは、得意なことと好きなことが違うことがあるが
おまえもそうだとは思わないか?
おまえの好きなことはボクシングだか、得意なことは他にあるかもしれない。
それが何かはわからないが、どうだ?勉強しながらそれを探す気はないか?
私が援助するから、もう一度勉強を始めなさい」
ジャンスはドゥックを説得する。
「会長。私にそこまでして下さる必要は・・・」
ドゥックは言葉に詰まる。
「重荷に思うだろうが、遠慮しなくていい。
見知らぬ人でも助けてくれるのに、ましてやおまえは家族のようなものだろう」
ジャンスはドゥックを諭す。
「重荷に思うんじゃありません。怖いんです。
今までもどれだけ助けていただいたか分からないのに、また援助までしていただいたら・・・
これから何かあるたびに会長に頼りたくなりそうで、それが怖いんです。
援助して下さるという会長のお言葉、ありがたいです。
けれど、今まで助けて頂いた分だけで十分です」
そう言ってドゥックは立ち上がる。
「おまえは今、人生の何ラウンドに立っていると思う?
11ラウンド。長いだろう?
しかし人生はもっと長いぞ。ゆっくり考えてみなさい」
ジャンスは告げる。
ドゥックは母の食堂を訪れる。
片づけを手伝うドゥック。
「何するんだよ」
母は拒む。
「俺は母さんの言うことを聞かない悪い息子だろ。
だから自分のしたい事をするんだ」
ドゥックはサラリと言う。
「ご飯食べたかい・・・?食べてないなら、ここで食べて行きな」
母はぶっきらぼうに言う。
「母さん、すごく美味しいよ。
もやしスープもうまいし、キムチもうまいし、全部すごくおいしいよ。
やっぱり母さんが作ったのが一番だ」
ドゥックは嬉しそうに言う。
「家出したら、ズルさだけは身についたんだね。
つまらないこと言ってないで。食べたらさっさと帰りな」
母は冷たくあしらう。
「今日母さんの家に泊まっちゃだめかな・・・?
時間も遅いし、久しぶりに・・・」
ドゥックは母を見る。
「一度ご飯を食べさせただけで、許したわけじゃないよ。
さっさと家に帰れ。帰って寝な」
母は冷たくあしらう。
「大学へ行ったら、母さんは許してくれるかな・・・?
母さん。俺が大学へ行ったら、俺を許してくれる?」
ドゥックの言葉に、母も胸が痛む。
ドゥックとボラは数学の教授に声をかけられ、
3オン3に加えさせられる。
「教授。私って汗をかくスポーツはしないんです。
靴もこんなだし、私は抜けますね」
ボラはしれっと言う。
「こらっ!自分の担当教授じゃないからって無視するのか?
靴なんか心配せずに、おまえはコートの真ん中で立ってればいい。分かったか?
今日のわしたちの作戦は・・・色仕掛けだ」
そう言うと、教授は円陣を組む。
最初は立ち尽くしていたボラだが、
やけになって敵にウィンクしたり、タッチしたりと色仕掛けでボールを奪う。
そのボールをどんどんドゥックがシュートを決めていく。
終わった後、水道で顔を洗うボラ。
「キム・ボラ。おまえってホントにおかしなやつだな。
どんな男にもニコニコしてウインクまでして、
前はそんなんじゃなかったのに、いつからそうなったんだ?
おまえ、恋人もいるのにそんなことでいいのか?」
ドゥックはボラにつっかかる。
「色仕掛けってそういうものじゃないの?」
ボラはしれっと言う。
その瞬間、ドゥックはボラに目を奪われた。
そんなドゥックを怪訝そうに見ると、ボラはスタスタ歩いて行く。
そこへ教授が近づいてくる。
「女というものはな、男がいくら心の中で言っても絶対に聞こえないんだ。
口に出さなくてはわからんもんだ。
キレイならキレイと、言ってやりなさい」
教授はニコニコ笑う。
「違いますよ。あいつのどこがキレイなんですか」
ドゥックは動揺する。
ジムにドゥックの母が訪れる。
「ドゥック。私もこれからはドゥックと呼ぼうか?」
母は笑う。
「ドゥックとしての暮らしも悪くなかったようだね。あんなふうに笑って。
ドゥック、ドゥック・・・
だけど、どう考えても、ドゥックは私の息子ではない。
館長が今日いらっしゃったよ。
おまえが運転手をしてるお宅の会長さんが、
おまえに勉強をさせてやるとおっしゃったのに、断ったんだって?
おまえを説得してくれと頼まれた。
心配するな。おまえを説得しに来たんじゃないから。
だけどこれだけは言わせておくれ。
おまえがしたくないことを、母さんのためにすることはない。
そして・・・したいことをジョンギュの事を考えて諦めることはない。
なんでもおまえのやりたい事をやりなさい。
それがボクシングでも運転手でも、なんでもいい。
他の誰でもないおまえが一番したい事をして生きなさい。
もうおまえもそうやって生きていい」
母はそれだけ言うと、帰って行く。
「ジョンギュ。俺、本当にそうしてもいいか?」
ドゥックは一人つぶやく。
スンニは先日借りたお金を返すため、ボラを呼び出す。
二人でホルモンを食べていると、
そこへゴヌと、ゴヌに呼び出されたドゥックが偶然現れる。
スンニはボラがドゥックにタメ口きくのが気に入らないと文句を言う。
「だからこいつの運転手なんてやめとけって言ったじゃない」
スンニは思わず口にする。
「え?運転手になる前から知り合いだったんですか?」
ゴヌは驚く。
「じゃあ、いつ出会ったんですか?」
ゴヌは尋ねる。
「実ははじめて会ったのは、昔・・・」
ドゥックの言葉をボラは遮る。
「病院で会ったんです。ゴヌさんも聞いたでしょ?私が病院で騒ぎを起こしたこと。
その時初めて会ったんです。運悪く・・・」
ボラは言う。
「そうなんだ。知らなかったなぁ。二人が出会ってから結構経ってるんですね」
ゴヌはサラリと言う。
「そんなこと大したことじゃないでしょ。早く飲みましょ」
ボラは誤魔化すが、ドゥックは腑に落ちない。
店の外に出ると、ドゥックはボラに問いただす。
「ちゃんと子供の頃に会ったって言えばいいだろ。
なんで秘密にしなきゃならないんだよ」
ドゥックはボラの頭を小突く。
「誤解されそうだからでしょ」
ボラは誤魔化す。
「何の誤解だ?俺とおまえに誤解されることなんて何がある?
おまえ、優しく言ってるうちに、先生に本当のこと話せよ。
おまえのせいで俺まで調子が狂うだろ」
ドゥックは言い放つ。
「私がちゃんと言うから、あんたは何も言わないで」
ボラは一人、バカ・・・今さらいえると思う?とつぶやく。
ボラとゴヌは帰って行くが、スンニは一人泣いている。
「高いブランド品を次々買うのもいやだし、笑うと可愛いのもいや。
お兄ちゃんがあいつに優しくしてやるのもすごくいや。嫌い。大嫌い」
そんなスンニに、ドゥックは昔の話をする。
「俺が若い頃、家出したおちびちゃんに出会った。
一緒に遊園地に行ったり滑走路を走ったりして遊んだんだけど、
別れる時その子が急に倒れたんだ。
俺は冗談だと思ったけど、今考えると本当に病気だったみたいだ。
・・・その女の子が、ボラなんだ」
「お兄ちゃんとあの子、子供の頃から知ってたってこと?」
スンニは驚く。
「ボラはそんな風に15年間も病気だったんだ。かわいそうじゃないか?
スンニ。ボラをそんなに嫌うな。友達になればいいじゃないか」
ドゥックはスンニを諭す。
「誰があいつの友達になんてなるの?
とにかくお兄ちゃんはあいつがかわいそうだから
優しくしてあげてるってことね。そうだよね?
それならいいよ。かわいそうなのは仕方ないもんね。
嫌わないように努力してみる」
スンニは機嫌を直す。
ボラからもらったネクタイをしめ、ご機嫌のゴヌ。
「おい、そんなのもらったからって喜んでる場合じゃないぞ。
あのbasal skull fracture、あいつがポラさんの運転手なんだろ?
自分の恋人が若い男と毎日一緒にいるのに心配じゃないのか?
あいつがボラさんに出来心でも起こしたらどうする?」
ミノはゴヌに忠告する。
「つまらないこと言うな。ドゥックさんはそんな人じゃないよ。
それより問題はドゥックさんじゃなくて初恋だよ、初恋」
ゴヌは笑う。
ボラは、オ室長に連れられ、地方に行く。
「一体何の式典なのよ」
ボラはわけがわからない。
それは、’筋無力症患者医療施設起工式’の式典だった。
「こんな席に座るってわかってたら来ませんでした」
ボラはチャン博士に告げる。
「君のために会長がずっと準備をしてきたんだ。
お父さんの気持ちは、わかってるだろう?」
チャン博士は諭す。
「わかってます。わかってるけど・・・」
ボラは言葉に詰まる。
式が終わると、ボラは一人川辺に立っていた。
「こんな所で死ねるなら、それもいいかもね」
ボラはドゥックに話しかける。
「パパがどうしてここを選んだのか、わからないでしょ?
全部私のためよ。パパが私を一生面倒を見ることは出来ないから。
パパが死んだらここでゆっくりしなさいって、だからなの。
でも・・・私が先に死んだらどうしよう・・・
急に怖くなったの。前に死ぬって大騒ぎした時は、全然怖くなかったのに。
この頃どうしてこんなに怖いのか分からない」
ボラは弱音を吐く。
「何が怖いんだ?おまえは会長よりずっと長生きするさ。
だから、つまらないことを怖がるな」
ドゥックはボラに言い聞かせる。
「だけどパパは・・・、家族は私しかいないじゃない。
本当に私が先に死んだりしたら・・・」
ボラは言葉に詰まる。
「なんでそんなこと考えるんだよ?誰がそんなこと言った?
おまえ、子供の頃はこんなじゃなかっただろ。
一人で飛行機に乗ってラップランドへ行こうとするくらい
強くてしっかりした子だったじゃないか。
なのに何だよ。なんでそんな気弱なことばかり言うんだ?
おまえは死なない。絶対に死なないから、つまらない話はするな」
ドゥックは言い捨てると、土手を登っていく。
「ハン・ドゥック!ちょっと!あっ・・・」
ボラはドゥックを追いかけ、転んでしまう。
「ボラ。どうした?」
ドゥックは慌てて駆け寄る。
「血が出ちゃったね。どうしよう」
ボラは気まずそうに言う。
ボラを抱えて診療所を訪れるドゥック。
「すぐに縫合しないといけません。かなり縫わなければならないが・・・
まず麻酔をしましょう」
医者は言う。
「あのぉ・・・、lodpcaineアレルギーがあるんですけど・・・」
ボラは言う。
「え?」
医者は驚く。
「手術した時、呼吸困難になったことが・・・」
ボラは困り果てる。
「それじゃ危険で出来ないな」
医者も困り果てる。
「一番近い救急病院はどこですか?すぐに行けば・・・」
ドゥックは尋ねる。
「無駄です。それほどのアレルギーなら、大病院でも麻酔できないでしょう」
医者は告げる。
「じゃあ、麻酔もなしに縫合するんですか?」
ドゥックは驚く。
「して下さい・・・。大きい病院に行ってもどうしようもないんでしょ。
このままやってください」
ボラは言う。
「おまえ、ホントに大丈夫なのか?」
ドゥックは驚く。
「スカート履きますから、傷が残らないようにきれいに縫って下さいね」
ボラは言う。
「やってみるか・・・。しっかり押さえていてください」
医者はドゥックに言う。
唇を噛み締め、痛みに耐えるボラ。
ドゥックはそんなボラを見ていられない。
鎮静剤を打ち、眠るボラ。
「声ぐらい出せよ。バカみたいに・・・」
ドゥックは思わずボラの髪を撫でようとしたが、思い直す。
そこへドゥックに連絡をもらったゴヌが駆けつける。
「ボラ・・・どうですか?」
ボラが目を覚ます。
目の前にいるゴヌを見て驚くボラ。
「何しに来たんですか?来なくていいのに・・・」
「僕のボラさんはホントにすごいな。
よく我慢しましたね。本当にすごいよ」
ゴヌは微笑む。
帰り道。ボラを乗せたゴヌの車について走るドゥック。
ミラーに写るボラの姿を見続けるのが辛くなり、
途中で車を止めてしまう。
「ドゥックさんのことだけど・・・」
ゴヌは家に着くと、ボラに尋ねるが、思い直す。
ゴヌは診察室でボラの髪に触れようとしていたドゥックを見ていたのだった。
思い違いさ・・と、よからぬ予感を払拭するゴヌ。
ドンピルが頭が痛いと騒ぎ出し、スンニは病院に付き添ってくる。
診療が終わると、スンニはゴヌに呼び止められる。
「聞きたいことがあるんですけど、ちょっと座ってくれますか?」
その・・・もしかしてドゥックさん、つき合ってる人います?」
ゴヌは言いにくそうに尋ねる。
「なぜですか?」
スンニはわけがわからない。
「つき合ってる人がいなかったら、いい人を紹介しようと思って」
ゴヌは誤魔化す。
「もしかして、ボラのそばにお兄ちゃんがいるのが不安なんですか?」
スンニは尋ねる。
「いや、別にそういうわけじゃ・・・」
ゴヌは言葉を濁す。
「先生。ドゥックおにいちゃんは女を見る目が高いんですよ。
私だってふられたんです。
だからお兄ちゃんの心配せずに、ボラをしっかり見張ってて下さい。
あいつってどうしてつまらないウソつくんですか?
あいつこの前、お兄ちゃんと病院で初めて会ったって言ったでしょ?
でもお兄ちゃんが言うには、子供の頃に会ったんだって。
ボラが家出したときに遊園地に行って遊んだとか何とか・・・
とにかく、そんな風に子供の頃に出会って、
そんな子が女に見えます?ありえないでしょ?」
それを聞いたゴヌは言葉を失う。
「その話は知ってますよ。ボラさんがこの前話してくれたから」
ゴヌは慌てて取り繕う。
ボラの怪我のために病院を訪れるドゥック。
新しく赴任してきたインターンとすれ違う。
それは、テウンの高校時代の同級生ホン・ジヘだった。
「テウン?ハン・テウン・・・?」
ジヘはテウンの後を追うが、見失ってしまう。
【一番下に、英語字幕ですが動画があります】
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【レビュー】
ドゥックはボラのことが好きなのかと思ったら、そうじゃないのね・・・
「大きくなったな・・・恋までして・・」
って・・・
ボラも、初恋ではあるけれど、好きではないのね。
もう既に二人とも互いを好きになりかけていると思ったのに・・・
あの、ブロックの上に腰掛けて草をいじるドゥックがなんだかせつなくて・・・・
あれはどんな感情だったのでしょう・・・
なぜあんなにせつないのでしょう・・・
そして、ヒゲはmocaも剃って欲しいわ・・・
なのに、剃ってくれないのね・・・残念・・
けど、ボラの言ったことを気にしてきちんとスーツ着て、ドゥックも可愛いわ。
しかし!
なんなのー?
あの水道で顔を洗っているボラのシーン!
わざとらしすぎ(笑)
で、あの一瞬からドゥックはボラを意識しだしちゃったってこと?
なんぢゃそりゃ。
わからんドラマだ。
もっと前に意識してもいいだろう場面はいくらでもあるのに、
あの一瞬で?
そして、シュートを決めるヒョンビンのかっこいいことー!!
あのシーンは何度見ても惚れ惚れするわ!
バスケやってたのよね?そうとしか思えないほどの見事さだわ。
あれはかっこいいわー
そして、その後照れくさそうに歩いてくるヒョンビンも!
あの表情大好き!
↓この動画はバスケのシーンのみ観れますのでぜひ!
ラストのシュートと、その後のヒョンビンの表情に注目!(顔のUPにして欲しかった)
今回は、ゴヌが可愛いですねー
やることなすこと可愛いんですけどー
あの挨拶に行った時のゴヌったら(笑)
そして、「今はゴヌさんがそばにいるじゃないですか」と言われ狂いそうになるゴヌ(笑)
かわいいわー
最初はなんとも思ってなくても、そんなゴヌを見たら情がわいちゃうわよね。
ボラは今回おとなしめですが、
ゴヌに抱きしめられて防犯ベルを鳴らすのはお約束。
でも、あのタイミングがおかしかったわ(笑)
そして、「他のネクタイしめてたらわかってますね?」って脅すボラ(笑)
そんなボラが好き。
ボラのようになってみたい(笑)
けど、万歩計もらってちゃんとお返しするようなボラだから、よけいにステキ。
「絶対損をしない性格」で、「借りたままにはしない性格」
けど、損はしちゃうタイプに見えるけど・・
何気に優しいもの。
病院からのポケベルが鳴った時のゴヌも可愛いったらないわー
あんなキャラが回りに一人欲しいわ(笑)
もちろん、顔もあのままで!(笑)
スンニの良さもどんどん出てきますね。
ほんと、スンニも根はすごく純粋でいい子なのよね。
「嫌わないよう努力してみる」なんて。
一番せつないのは、ジャンスとボラの想いね・・・
一生面倒を看れないから・・・
ボラのために診療施設を建てるジャンス・・
それは、ボラは自分より長く生きることを願って・・
父よりも長く生きるのだと、娘を励ます愛であって・・・
そして、そんな父の愛を知るボラは、自分が先に死んでしまったら・・・
そう考えると居た堪れなくなる・・
mocaもそれが怖い・・
一人残されたら、ジャンスはどうなってしまうのか・・
寂しすぎるわ・・
そして、母もやっぱり母でしたね。
「ドゥックとしての暮らしも悪くなかったようだね。あんなふうに笑って」
母の愛が伝わってくるわ・・・
そして、ジョンギュと母の間に挟まって苦しんでいることを知ってやってくる。
8年前はひたすら
ジョンギュのことはおまえのせいではない
勉強をしなさい
勉強をしないならもう息子じゃない。出て行け。
それだけだったのに・・・
おまえがしたくないことを、母さんのためにすることはない。
そして・・・したいことをジョンギュの事を考えて諦めることはない。
なんでもおまえのやりたい事をやりなさい。
それがボクシングでも運転手でも、なんでもいい。
他の誰でもないおまえが一番したい事をして生きなさい。
もうおまえもそうやって生きていい
まさに母の愛・・・
すれ違ってしまった悲しい親子の愛だけれど、
結局は、母が息子を理解するのよね・・
それは、ドゥックが深く母を愛していることを知ったから、
それ故に苦しんでいることを知ったから、
ようやく自分の心の中にあったわだかまりを溶いたのよね・・・
8年前に理解してあげれていたら、どうなっていたのかしら・・・と思うけれど・・・
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