宿命 Fate |
原題:宿命 숙명(スクミョン) <2007> |
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監督 | キム・ヘゴン | <2001>ラ
ブ・レター~パイランより~(脚本:共同執筆)、<2001>こ
れが法だ(脚本:共同執筆)、 <2003>SSU(脚 本)、<2003>清風明月(脚本:共同執筆)、<2006>恋愛、その堪えられない軽さ、 <2007>宿命 |
出演 |
ソン・スンホ ン(宋承憲) |
出演作品一覧 |
クォン・サン ウ(權相佑) |
出演作品一覧 | |
チ・ソン(池城) | <2001>彼女
と別れる数時間前、<2002>特
殊工作
員-ヒドゥン・プリンセス-北朝鮮+韓国 VS CIA、 <2005>血の涙、 <2007>宿命 |
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キム・イン グォン |
出演作品一覧 | |
パク・ハン ビョル |
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アン・ネサン | <1997>バッド・ムービー、<2000>ゴーストタクシー、<2000>不
朽の名作、<2002>公共の敵
、 <2002>ジャングル・ジュース、<2002>オアシス、<2002>2424、 <2003>菊花の香り~世界でいちばん愛されたひと~ 、<2003>大韓民国憲法第1条、 <2003>黄山平野、<2003>マルチュク青春通り、 <2004>欲望、<2004>僕が9歳だったころ 、 <2004>時失里2km、<2004>Rポイント、 <2005>マラソン、<2005>おまえを逮捕する、 <2006>恋の罠 -淫乱書生- 、<2006>フライ、ダディー(友情出演)、 <2006>明るい家族計画、 <2007>イ ブの誘惑 -良い妻-、<2007>極楽島殺人事件、<2007>二 人だ、<2007>宿命 |
【レビュー&ネタバレ】 |
2007年3月韓国公開。2008年10月日本公開も決定。 日本版の主題歌は、GLAYが担当すると..... そんな大々的にしちゃっていいんですかね....... 恥をかくだけでしょう.......... 韓国映画なんてこんな程度ですよー と、声高々に宣伝するようなもの..... 勘弁してくれ.... 韓国映画の価値が下がる...... 韓国の観客動員数は、なんと!約86万人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんだよ、その数字!!!!!!!!!!!!!!!! 恥ずかしすぎて笑っちゃう..... 二大スターの2トップを以ってしても、この数字とは....................................... 駄作も駄作、大失敗。 だか ら、キム・ヘゴンはダメだって言った ぢゃーんっ!! ヤツは(既にヤツ呼ばわり)は、御託ばっか並べただけの中身のない映画しか作れません。 もー、予想通りすぎて言葉を失ったわ。 これは映画とは思わない方がよいですね。 ソン・スンホンのプロモーションビデオ。 ソン・スンホンを見ているだけで幸せ♪という方のための映像。 クォン・サンウのファンは、微妙........ あまりにもクォン・サンウの価値を下げるとしか思えない作品ですから....................... 初の悪役挑戦ですが、俳優としての価値を上げるのは難しいでしょう................ この映画の主役はチョルジュン(サンウの演じた役)だと豪語していたクォン・サンウが可哀想............ 本当にそう思ったのかしら..... 騙されて出演させられた? 公開3日にして45万人を動員し、ボックスオフィス1位を獲得。 韓国映画復権に拍車をかける勢いだと大々的にニュースに。 しかし、その後は水を打ったように静かに..... 最初の3日間だけで、総動員数の86万人の約半数を占めているということから、 映画の出来がおわかりになるかと思いますが、 残りの約3週間の動員数は、惨めなものです。 尻すぼみの数字は、映画がいかにつまらないかということを顕著に物語っております。 ホントにねぇ...... これ、ソン・スンホンとクォン・サンウが出てなきゃ、見られたもんじゃないよ。 延々奪い合いと殴り合いを繰り返すだけ。 映画もクソもない。 こんな脚本なら、素人でも書けまっせ。 ストーリーなんてありません。 なぜこんなにあらすじが簡潔なんだろう???と思っておりましたが、 見てみれば納得。 単にノワールというわけでなく、 クォン・サンウは単に欲深な悪人ではなく、妹思いの兄という人間らしい面を描いたり、 ソン・スンホンは、貧乏で父を死なせたことで金に対する執着があり、 自分を捨てた男好きの母という心の傷も持っている。 そんな男たちの生き様を描いています。 と言いたいところですが、描きたかったんでしょうけれど、伝わんねー <宿命>というタイトルが全く相応しくない作品。 逃れられない運命って.... いくらでも逃れられるだろうが! 「ようやく切り離すことのできない因縁だと悟った」 なんていうウミンのセリフなんて、鼻で笑ったわ。 「ウミンの女ウニョンも彼らの関係に巻き込まれてしまう.....」 って、これはいったいどーゆーことなのか。 しかも、ウミンをなぜ裏切ったのか最後までわからんし。 単に欲が深いだけなのか? ほーんと、さすがキム・ヘゴンだよ。 見る者にわからなさすぎ。 あらすじに書くくらいなら、ちゃんと本編で描けよ! 好みは人それぞれとはいうものの、この映画を「面白かった」という人はいるんでしょうか.... <友へ チング>というよりも、<甘い人生> もちろん、破綻した甘い人生です。 映像だけは美しい。 オイオイ、いつの時代だよー というほどの古めかしい映像。 moca好み。
ソン・スンホンの除隊後、初の作品とあって、ファンは待ち遠しかったことでしょう。 とにかく、ソン・スンホンは相変わらずカッコエエ。 颯爽とバイクを走らせる爽やかなスンホンも見惚れます。 相手役のパク・ハンビョルちゃん。 音がするくらい濃厚なキスシーンあり。 可愛くって、mocaのお気に入りだったのに....... この映画は、イマイチどこか、ガッカリ..... 彼女の可愛らしさと美しさは全く見られませんでしたし、 ソン・スンホンと並ぶと、影の薄いこと、薄いこと..... やっぱり、スターの隣りはスターじゃなきゃ..... と、実感。 ソン・スンホンの次回作<エデンの東>も心配に..... イ・ダヘとイ・ヨニ...... スターの隣りに子供が並んでいるようで........ クォン・サンウは頑張っております。 耳障りなほどに シィーバッ! セッキャー!と繰り返しておりまする。 しかしあの善良そうな顔でヤクザは似合いません。 どんな役でもこなせるのが本物の俳優でしょうけれど、顔はどうにもなりません。 クォン・サンウとは、<恋する神父>で共演し たキム・イングォン。 映画の公開前に、既婚者で娘がいることをカミングアウト。 ようやく主役級の配役を射止めたからでしょうか。 友情出演のチ・ソン。 こちらも除隊後、初の作品。 ハッキリ言って、彼が一番おいしい役どころ。 しかし、王子様のようなイデタチで、ヤクザはないでしょう........... 勿体ない。 チ・ソンの声には驚きです。 骨太なシブい声。 声を変えて頑張っております。 大ベテランのアン・ネサン。 しかし、代表作ってなんでしょうか??? <アオシス>のソル・ギョング兄、<マルチュク青春通り>のクォン・サンウの担任.... どれも端役だし................... ドラマ<復活>の双子の父ゴナ役は、少しは知られているかしら。 アン・ネサンは気になる俳優でしたが、この映画はイマイチね。 なんといっても、ソン・スンホンとチ・ソンを足して割ったような風貌で、なんかイヤ。 ミジンには、ドラマ<ウェディング>の、セナの親友ウニ。 久しぶりに見たわー というのも当然。映画は初出演だし、ドラマもほとんど出演なし。 クォン・サンウの妹には、特別出演のホン・スヒョン。 <バンジージャンプする>や、サンドゥのセラなどでおなじみ。 これまた久しぶりに見たわー いい女風になっちゃって、最初わからなかったわよ。 クォン・サンウの右腕ジョンハクには、クォン・サンウと縁の深いチョン・ウ。 <同い年の家庭教師>では、コン・ユの兄貴分、 ドラマ<悲しき恋歌>では、クォン・サンウを刺す役です。 こんなに共演しているのは、偶然ですか? ウミンの母、見覚えあるんだけれどぉ.... そう!ドラマ<新入社員>のエリックの母でした! 思い出すのが大変でした。スッキリ。 クォン・サンウの手下には、↓こんな人も。 <天下壮士マドンナ>の相撲部力士。 ストーリーを簡単に.... どころか、全部書けちゃいそうなくらいの内容。 ラストはあまりにも予想通り。 * * *
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