PROMISE-無極   <2006> 中国

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プロミス




誰もが恐れる大将軍であり、愛することを知らなかった大将軍 (真 田)と、それに仕える俊足の奴隷(チャン・ドンゴン)、大将軍と愛し合う王妃(セシリア・チャン)の3人が、神と約束した運命に挑戦するという壮大なス ケールの中国時代劇ファンタジー。

無数の兵士の死体が転がる森の中を幼い少女傾城[チンション]は彷徨っていた。
倒れた兵から饅頭を奪った傾城[チンション]だったが、罠にかかって捕らえられてしまう。
その前に立派な身なりの少年が立ちはだかった。傾城[チンション]は少年を騙してなんとか逃げるが、そこへ満神-全てを見通す女神-が現れた。
満神は傾城[チンション]に何不自由ない生活と、王たる者からの寵愛を約束するが、
その代わりに真実の愛は永遠に得られないと言う。

――そして20年後。

伝説の花鎧を身に付ける大将軍光明[クァンミン]は戦場に立っていた。
光明[クァンミン]の軍は圧倒的な劣勢であったが、一人の奴隷の活躍もあり、軍は奇跡的な勝利を収める。 光明[クァンミン]は類まれなる俊足を持つ奴隷崑崙[クンルン]をみつけ、自らに仕えるよう命じる。 勝利に酔いしれる光明[クァンミン]の元に、光明と双頭をなす北の将軍無歓が王の元に攻め入ったとの情報が入る。配下の軍勢に先んじて光明は崑崙[クンル ン]を連れて城を目指すが、深い森の中で道に迷ってしまう。
崑崙[クンルン]と別れ、別々に道を探していると、光明[クァンミン]の元に黒づくめの服を着た刺客(リウ・イェ)が現れる。

崑崙[クンルン]の助けにより命を取り留めた光明[クァンミン]だったが、傷は深くすぐには動けない状態だった。 光明[クァンミン]は自分の花鎧を崑崙[クンルン]に着せ、王を助けるよう城に差し向けた。

そして一人残った光明[クァンミン]の元に満神が現れた。 満神は、先の戦いが光明[クァンミン]にとっての最後の勝利となり、今後は負け続けるだろう。
花鎧を身に付けた者が王を殺すだろう。
涙を流す時にお前は死ぬだろうと告げる。

一方城では、無歓が大勢の軍勢を引きつれ王妃傾城[チンション]を渡すよう王に迫っていた。 美しく成長した傾城[チンション]はその場の兵士たちを魅了し、王を殺すよう命じる。
怒った王は傾城[チンション]に刃を向けるが、そこへ花鎧を身に付けた崑崙[クンルン]が現れる。

【予告編】

監督 チェン・カイ コー 『さらば、わ が愛/覇王別姫』は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞。

出演

チャン・ドン ゴン(張東健)

出演作品一覧

セシリア・ チャン(張柏芝)

99年「喜劇 王」で映画デビュー。同年7月 歌手デビュー。「星願 あなたにもういちど」で香港電影金像奨最優秀新人賞を受賞。同時に主題歌賞も受賞した。

ニコラス・ ツェー(謝霆鋒) 父は人気スター、パトリック・ツェー、 母は人気女優ポーラ・リーという俳優一家。7才で、カナダへ移住、その後、14才までアメリカへ。日本にも4ヶ月、音楽の勉強のために滞在。16歳の時に 香港へ戻り、歌手デビュー。「硝子のジェネレーション」で映画デビューし、香港電影金像奨最優秀新人賞受賞。

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【レビュー&ネタバレ】
本当に、一言で言って「ファンタ ジー」よ。
「何不自由ない生活と、王たる者からの寵愛を約束するが、真実の愛は永遠に得られない」
なかなか惹かれる題材よね。
けれど、この映画の見所は、壮大なスケール感と衣装・・・映像美、アクション・・・そんなところ?
真実の愛を永遠に得られない・・・
その運命に、傾城は嘆くわけでも、悲しむわけでもなく・・・・・・・・・
光明が現れた時、
「この人は私を心から愛してくれるかもしれない」そう期待するわけだけど、
永遠に真実の愛を得られない悲しみまでは感じないのよ・・・
うーん・・・歌舞伎みたいな感じかしら?
歌舞伎も、悲しみとかを演じるけれど、胸を打たれて涙を流すような感動はあまりないでしょう?
あんな感じに近いかもしれないわ。
それでも、日本の映画にも、韓国の映画にもないような、不思議な感じの映画よ。
よっぽど苦手じゃなければ、観てみて欲しいわ。

セシリア・チャンも、満神役の女優さんも、日本にはいないタイプの美しさよね。
満神役の女優さんは、監督の奥様らしいわよ?
こんな美しい人を奥さんにするなんて、うらやましいわー

チャン・ドンゴンは・・・・・、動物のような役柄で・・・・、ある意味、純粋でステキなんだけど・・・・
あの四つん這いで走るシーンは、、、どうかと、、、

真田広之は、なかなかハマってたわね。
ニコラス・ツェーがまた、イイ味だしてたわー 及川光博っぽいんだけど(笑)
この役は元々、自殺したレスリー・チャンが演じる予定だったとか?
でも、ニコラス・ツェーでよかったわー
あの妖艶さ?中性的な感じは笑えたけど、ピッタリだったわ。

なんといっても、mocaは黒づくめの服を着た刺客
(リウ・イェ@「山の郵便配達」出演)がよかったわー!!
生き延びるために故郷と自身への誇りを捨てた悲しみ・・・・あれは泣けたわ・・・・
最後は、なんだかよくわからないままに・・・終わっちゃったような・・・(笑)
せつないといえば、せつない最後だったんだけど・・・

まさか無歓が、傾城に騙された少年だとは思わなかったわー
かなりの大どんでん返しよねー
けど、あの一件で人間不信になっちゃったって・・・・
ストーリー的にはかなり面白いけど、ありえないわー



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