お母さん  Mom's Way Grandma's Adventure 
 原題:お母さん 엄마(オンマ)<2005>

 オススメ

 ストーリー

 韓流王道

 泣き

 笑い

名作

 映像

×

×

×

×

×

×


お母さん

車に乗っただけで気分が悪くなって吐き気がするお母さん(コ・ドゥシム)がいる。お母さんは、28年 前の40歳になっ たある日、目眩症になってしまった。バスが通り過ぎるのを見ただけでも吐き気で苦しい思いをするので、28年間、町の外に出たことがな い。

そんなお母さんに悩みが一つできた。末っ子の三女(チェ・ジョンアン)の結婚式が間近に迫ってきたが、結婚式に参加しようとすれば、はるかに遠い道の りを行かなければならな い。

母の胸の内がわからない息子たちは、背負っていこう、御輿に乗せよう、船はどうかなどと相談し、終いには睡眠剤を飲ませようなどと言い出だす。

ヘナム (海南)からモッポ(木浦)まで、200里(80キロ)。歩いていけばどれくらいかかるのか。車に乗れなければ、歩いてでも末っ子娘の結婚式に参 加することにしたお母さんの意味深な初めての外出が始まる。

山越え、河越え、ヘナム(海南)からモッポ(木浦)まで歩いていかなければならないお母さんの 3泊4日のとても特別な旅行。近くて遠い道中でお母さんが 出会うアメージング・ストーリーは、どのように繰り広げられるのか。

【予告編】


監督 ク・ソンジュ <2005>お母さん

出演

コ・ドゥシム (高斗心)

<2000> プライベートレッスン青い体験、<2002>頑張れグムスン、<2004>初恋のアルバム~人魚姫のいた島~
<2004>多黙 安重根、<2005>お母さん、<2006>家族の誕生

<< HOME

【レビュー&ネタバレ】
笑いとファンタジーが混じった ロードムービーであり、ヒューマンドラマ。
のハズが.......
家族の誕生を観て、もっとコ・ドゥシムを観てみたくなり、
そして、ロードムービーであり、ヒューマンドラマと聞けばぜひとも観たい!
と、期待しておりました。

正直、まったくオススメできません。
海南の景色を多少楽しめるとか、韓国の大家族のよさをちょっと感じたりする程度。
俳優陣も、見たことはあるかも.... 程度の無名に近い俳優たち。
熱演は期待できず。
’感動’させるハズの場面も、感動どころかシラケルだけ..........
これは俳優が悪いの?監督が悪いの?シナリオが?
全てです。
どちらかといえば、俳優よりも、ク・ソンジュ監督ね。
才能なさすぎじゃ?
8年前に1本映画作ってはいるものの、相手にされていない作品で、
この韓流ブームにあやかり、人々の関心を集めるような素材に出会え
新作を作れ、本人にしてみれば、夢のような出来事でしょうけれど...
観客にとっては迷惑ね。
本当に、何が言いたいのかまったく理解できず。
途中ファンタジーが入り混じり、更に意味不明。
この手の映画の決め手となる判断は、旅が終わった時に感動できるか....だ。

結局は、結婚式場に到着したお母さんを見ながら涙が出ないのでは
やっぱり過程が重要なのだ。
コ・ドゥシムの演技力だけは’さすが!’と唸らされますが、
そのコ・ドゥシムを起用してもこの程度では..... 監督の力量が疑問視されますね。

↑の予告編をご覧下さい。
こんな感じの海南からの田舎道や風景がちょっと楽しめます。

この作品は、あるTV 番組に紹介された実話をモチーフにしています。
乗り物酔いするために島から一度も出たことのないお婆さん。
それが映画になる....
60代後半のお母さんが末娘の結婚式に参加するために200里道を歩いて行くという設定。
スクリーンに照らされる南道の風や光はどれだけ暖かいか、
とぼとぼ道を歩くお母さんの母情はまた、どれだけ暖かい 。
と、かなり期待された映画なんです。
それだけに、残念ね。
観客動員は約20万人。その程度の作品。

とにかく、大家族。
しかも、無名俳優ばかりなので、覚えにくい.......






長男(ソン・ビョンホ) 次男(キム・ユソク) 長女(イ・ヘウン) 次女(パン・ミンジョン)




三女(チェ・ジョンアン) 長男嫁(キム・イェリョン) 長女夫(パク・ウォンサン) かかし(パク・チュンソン)




父(ハ・ジェヨン) 三男(ナム・ユンギル) 三女夫(キム・テフン)


コ・ドゥシムは、↑のお母さん程度の年齢(当時54歳)なのに、67歳の老婆を演じて
ちょっと痛々しいわ。
でも、67歳に見えるからすごいわよね........

その夫。亡くなった夫なので、回想シーンと幽霊のみですが、
<冬のソナタ>のユジン父、<美しき日々>ソンジェ父、<天国の階段>チョンソ父と....
韓流ファンならご存知。ハ・ジェヨン。

同じく<冬のソナタ>のジンスク役だった、イ・ヘウンは長女。
ジンスクの時は冴えなかったけど、可愛いわよね。

長男は、美しき野獣のヤクザ、が一番有名でしょうか?

次男は、みんな、大丈夫ですか?くらいがメインキャラなのですが、
日本では観た方いなすぎでしょう....
菊花の香りでも露出は多いですけど、イメージが違いすぎてわかりにくい....
ヒロイン、チャン・ジニョンの死んだ婚約者です。気づきました?

次女はビックリ。
受取人不明の片目の女の子ですわよ。
あの映画以来姿を消していましたが(舞台には出たことあり)、この映画でスクリーン復帰。

三女は、<あの青い草原の上に>のスノ。<コーヒープリンス1号店>のユジュ。

長男嫁は、誰が俺を狂わせるのかで、イ・ビョンホンを誘 惑する薬局の女。
わかんねー

長女夫は、ダンサーの純情で、二度もパートナーを奪った悪人。
moca的には、奇跡の夏のチビン君のパパの方が印象深いですけれど。

三男はおまけですので、気にせずどうぞ。

新郎であり、三女の夫は.... 誰も覚えてないでしょう....
口笛姫の敵ですわ.... 好きな映画だったので、あの怒りが メラメラと....


ストーリーは、わざとらしいくらい....
険しいなんてもんじゃない谷を歩いたり!
なぜか、川で溺れそうになったり!
勘弁して欲しいネタ続出。
その中で、家族間の葛藤などがあったりと.....
でも、陳腐すぎる上に、セリフばかりが浮いちゃって頂けないです。

結婚式場に辿りつき、コ・ドゥシムの名演技にちょっと涙腺が弱まる程度。
三女にどうしても渡したかった.... そのシーンに、母の愛を感じて......

最後の最後は、泣けません。ってゆうか、お粗末すぎ!!

三女の花嫁姿をみつめながら、息を引き取ります.........← 知 りたい方はドラッグしてね。





<< HOME

inserted by FC2 system