なせば成る  Just do it! 
 原題:なせば成る 하면 된다(ハミョン テンダ) <2000>

 オススメ

 ストーリー

 韓流王道

 泣き

 笑い

名作

 映像

×

×

×

×

×


なせば成る

事業に失敗し、差押え紙が張られた家を後にして、貧民街の一部屋に越してきた チョン一家。

家長のビョ ンファン(アン・ソクファン)、妻のジョンリム(ソン・オクスク)、娘のジャンミ(パク・チニ)、息子のデチョル(チョン・ジュン)の家族は、ポジャンマ チャ(屋台)で慰めあう。

ところが、ほろ酔いかげんで用を足していたビョンファンがトラックに轢かれてしまう。家族たちはビョンファンの治療費の捻出に戦 々恐々するが、妻ジョンリムは家中の預金通帳を持って銀行に走り、予想もしない保険金500万ウォンが振り込まれているのを発見する。

幸運は、このように やってくるものだ。

次の幸運は、これから自分たちで作る。「そうだ、やればできる!」 新しい金儲けに目が眩んだ一家の<殺身成ウォン>が始まる。


監督 パク・テヨン <1999>恋 風恋歌、 <2000>なせば成る

出演

アン・ソク ファン

<1999>カル、 <2000>なせば成る、<2000>サイレン、<2001>公共の敵
<2001>花嫁はギャングスター、<2004>フェ イス、<2006>生、 ナル先生
ソン・オクスク (宋玉淑) <1999>彼 らだけの世界、 <1999>我が心のオルガン、 < 2000>なせば成る、<2001>猟奇的な彼女
<2003>愛と、死を見つめて
チョン・ジュン(鄭俊) <1999>ア タック・ザ・ガス・ステーション!、<2000>友引 忌-ともびき-、 <2000>なせば成る
<2000>リベラ・メ、<2003>TUBE (チューブ)

パク・チニ (朴真嬉)

<1998> 囁く廊下~女校怪談~、<1999>恋風恋歌、 <1999>SPY リー・チョルジン
<2000>散策、<2000>なせば成る、 <2001>遠い路、<2003>星(ビョル)、 <2005>恋愛術士
<2005>ラブ・トーク、<2005>愛したあとに~サラン ハンフエ、<2007>チョンソルリへようこそ
<2007>宮女 クンニョ、<2008>甘いウソ、<2010>実家の母、<2010>戦火の中へ(特別出演)

パク・サン ミョン(朴相勉)

<1998>トゥ・コップス3、<1998>ドク ターK、<1999>新 装開店、 <1999>NOWHERE  情け容赦なし
<2000>反則王、 <2000>な せば成る、<2000>リベラ・メ、<2000>ヒューマニスト、
<2001>花 嫁はギャングスター、 <2001>達磨よ、遊ぼう
<2002>恋する婚活プランナー、<2002>盗られてたまるか、 <2002>ベイビィ・パニック 僕らの育児奮闘記
<2003>セックス インポッシブル~男はみんな狼だ!~、<2005>恋 の潜伏捜査
<2005>おまえを逮捕する、<2007>浮気日和、<2007>大誘拐~クォン・スンブン女史拉致事件~
<2007>マイ・ボス マイ・ヒーロー3、 <2010>アタック・ザ・ガス・ステーション!2、
<2010>キミの記憶をボクにください~ピグマリオンの恋~(日韓合 作)
イ・ボムス (李凡秀) 出演作品一覧

<< HOME

【レビュー&ネタバレ】
イ・ボムス、パク・サンミョンと いったら、期待せずにはいられないでしょー
その上、mocaの大好きなパク・チニちゃんも出演してますし。
けど、公開が随分前なのに、日本に輸入されるのが遅かった作品というのは・・
輸入する作品が尽きて、出演陣で釣れるだろう・・・
程度で輸入された<余りモノ>

面白いわけがないのよね・・・・・・
コメディーだし、そこそこ楽しめるけれど、
期待するほどのものじゃないわ。
パク・サンミョンも、イ・ボムスも、持ち味を全く生かせていないキャラクターだし。
もったいない。
なぜ、この監督は二人をキャスティングしたのでしょう?
パク・サンミョンは主役級なはずなのに、
冒頭でチラリと顔を見せたきり出てこず。ビックリしたわ。
後半になってようやく現れるのだけれどね。
イ・ボムスは、写真を見るとちょっとアホな人の良いキャラ、に見えるけど、
とーんでもない。
手に余るロクデナシ野郎。
それに、↑の写真。全員揃ったこんなシーンなかったと思うけど?

これは韓国で問題になった実話を基にしたらしいわ。

父親役にもう少しインパクトのある俳優をキャスティングして欲しかったわ。
母親役は、<冬のソナタ>のペ・ヨンジュンの母、<美しい彼女>の女プロモーター。
こーんな地味な役までやるとは思わなかったわ。

「見たことあるぞ!」
冒頭で気になったのが、長男デチョルの友人。
セリフは「また?」だけの友人の方。
「予備校どうしたんだ?大学諦めたのか?」
と、友人たちが寄ってくるんだけど、その中の一人。
ドラマ<真実>では、シニと一緒に、大学の顔に選ばれた学生役
ドラマ<ホテリアー>では、ホテルのベル・ボーイ役
ドラマ<彼女はボス>では、カン・ソンヨンにつきまとう、
プレイボーイでワガママな国会議員の放蕩息子
を演じていた、カン・ヨンソク。
脇役ばかりなのに、インパクトあるのかしら?
こういった脇役探しも楽しいわよね。

そして、なんといってもラスト!
あのクワイエット・ファミリーの一家がカ メオで登場致します。
とはいっても、登場するのは6人中4人。
さすがに、ソン・ガンホとチェ・ミンシクは登場しませんでしたわ。
<ラストダンスは私と一緒に>のウンス父、パク・イナン씨
<愛の群像>や<新貴公子>などなど、ナ・ムニ씨
mocaの大好きなこの二人が見れれば十分ですがー^-^
末っ子ミナちゃんは可愛くなってたわねー
更にこの3年後の人生の逆転では、 更に可愛くなっているわよ。
この家族が登場するオチは、ちょっとシュールでおかしいわ。

ストーリーとしては、
破産一家が、保険金詐欺で一攫千金を狙うドタバタ劇よ。
友人の奥さんが保険の外交員で、つきあいで適当に入った保険。
妻ジョンリムは、夫に「解約してこい」と言われ保険会社に行くのだけれど、
そこでその保険が「傷害保険」であることに気づき・・
保険金500万ウォン(約50万円)をGet!
それからというもの・・・
車に飛び込もうとしたり、指を切断しようとしたり、雷に打たれようとしたり・・
ビョンファンの悪戦苦闘が始まる。
なかなか思い切れないビョンファン。
一家は家族保険に入り、交通事故を狙う。
しかし、なかなか思うように車は突っ込んでこない。
そんな時、偶然後続車が奇跡的に追突してくる。
今度は3000万ウォンの保険金をget
味をしめた一家は、またもや保険金詐欺を計画する。
そして、次の決行者はあみだくじで選ばれることになる。
当たりを引いたのは、弟デチョル。
デチョルは飲み屋で海兵隊に絡んで、殴られ無事入院。
それでも、頭には怪我することができず、小額の保険金
ビョンファンは、バッティングセンターで、
飛んできたボールを目に当て、小額の保険金Get
次は妻ジョンリム。
スーパーで山積みになった箱を、
だるま落としのように一番下の箱を抜き取り、無事下敷きとなり入院。
しかも、狙っていた高額の<椎間板ヘルニア>になることができた。
そして、姉ジャンミ。
ボーリング場で、ボールを投げたジャンミ。
ボールが抜けず、指が折れ、保険金Get
総額、3億5千万ウォン。
一家はついに、高級住宅街にマイホームを構える。
しかし、その新居へ保険会社のジュンオン(パク・サンミョン)が現れる。
保険金詐欺を見破ったジュンオンは、一家を告訴すると。
慌てふためいた一家は、ジュンオンを巻き込もうと、
ジャンミにジュンオンを誘惑させる。
ついにジャンミとジュンオンは無事結婚。
しかも、退職と引き換えに詐欺はもみ消したと。
ジュンオンを仲間に向かえ、ジュンオンの提案で、
今度は<生命保険詐欺>を計画する。
天涯孤独の遠縁の親戚を家族に迎え、
3ヶ月ほど面倒を看たところで殺害するというのだ。
一家は苦労の挙句、17等親の親戚グァンテ(イ・ボムス)を探し出す。
グァンテを無事一家に迎えたものの、
素行の悪さ、横暴さに一家は手を焼く。
殺そうとしても、不死身とも思える強靭さ。
「全てを諦めよう」
と、グァンテに大金を差し出し、家から出て行ってもらう。
しかし、グァンテは列車の中で食べた大福を喉に詰まらせ、
あっけなく死を迎える。
ほくそ笑む一家。

そろそろ結末ですわよ。


保険金の分け前で、家族が分裂してしまう。
ビョンファンは、ジュンオンにも保険金を懸けようとするが、
保険会社でジュンオンが前科三犯だということを知る。
罪名はいずれも「保険金詐欺」
しかも、ジュンオンは保険会社に勤めていたことなどなかった。
チョン一家の悪事を嗅ぎつけたジュンオンは、
保険金を狙って一家に近づいたのだ。
ジュンオンは、一家4人に懸けられた保険金を狙っていた。
ジュンオンは一家を殺害しようと旅行を持ちかけ、
ビョンファンも、その旅行でジュンオンを殺害することを計画する。
その計画を長男デチョルに明かし、デチョルの役目を言い渡すが、
分け前のことで家族が邪魔になっていたデチョルは、
その計画をジュンオンに漏らす。
そして、旅行の日。
計画通りビョンファンは車を運転するデチョルに
車を止めるよう合図を送るが、デチョルは無視する。
そして、ジュンオンはライフルを一家に向けるが、
「やめろ!」
と、デチョルは車のハンドルを切り、そのまま湖へと車は落ちて行く。
ビョンファン、ジョンリム、ジャンミ、ジュンオンの4人は亡くなり、
デチョル一人が生き残る。
4人に懸けられた保険金40億ウォンを手にするデチョル。
4人が死んだのは事故ではなく、デチョルの目論んだ計画だった。
しかし、まだ満二十歳になっていないデチョル。
未成年者の場合、親権者が必要で、
満二十歳になるまでの三ヶ月は保険金が受け取れず、
親戚の家に引き取ってもらわなければいけないという。
保険会社がみつけてきたという親戚。
それは・・・クワイエット・ファミリー!(笑)
「君がデチョルかー」
と、大げさなほどにデチョルを抱きしめる親戚のおじさん。
17等親離れた親戚だという。
「君の父の父の父の・・・・父と、私の父の父の・・・父が腹違いの兄弟だ」
「体で悪いところはないか?」
「じゃあ、一等級ね」
「いや、見合いでもさせた時の話さ」
すべてのセリフが、一家が生命保険を狙ってグァンテを迎え入れた時と全く同じ。
突然現れた親戚が、自分を狙っていると悟るデチョル。
デチョルはほくそ笑む。
こいつらも葬って、保険金を狙おうと・・・・

END

ちょっとシュールなラストね。
このシュールさは、クワイエット・ファミリーも 同じね。








<< HOME

inserted by FC2 system