| マッサージ massage |
| 原題:マッサージ 마사지(マサジ) <2004.9.12> |
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演出 |
イ・ゴンジュ ン(이건준) |
<2002>Loving
you、<2003>ローズマリー、<2004>マッサージ、<2005>ラブホリック、 |
| 出演 | キム・ジョンファ | <2003>僕の彼女を知らないとス
パイ、<2004>マッサージ、<2006>後悔なんてしない、 <2007>青い自転車 |
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キム・ヒョン ソン |
<1996>三人の友達、<2001>24、<2001>リザレクション、<2004>マッサージ、 |
| 【レビュー&ネタバレ】 |
| KBS <
ドラマシティ>
で放送された1時間ドラマ。 この<ドラマシティ>シリーズを始め、<男と女>シリーズ、<ベスト劇場>シリーズなど、 1時間ものの単発ドラマをDVD化したものは、短時間ながらも楽しめる作品が多いです。 (スター俳優出演によるDVD化はその限りではありませんが....) 人生に愛は果して何回訪ねて来ようか? その愛の記憶がとても強くて、他の誰かを愛することができない人々... 彼らに捧げる物語。 それが、このドラマのテーマ。 さすがに、1時間のうちにカタルシスを感じ涙を流す....ということは難しいですが、 凝った作り、先行きに固唾を呑む展開.... ' 躁鬱病 ' という、現代社会の問題を絡め、意味深い作品となっております。 特に、一人の人をずっと想い続けることが稀になったこの世の中で、 死んだ人間を想い続けるヒロインの姿は美しく、 ' 愛 ' について苦悩する姿は、 ' 愛 ' を忘れた人々にとっては、何かを省みるきっかけになるかもしれません。 イ・ゴンジュンPDは、ドラマシティシリーズの中でもたくさん作品を演出しておりますし、 Loving you、ローズマリーは、日本でもファンが多いPDです。 ちょっと、<マッサージ>というタイトルがちょっと違和感がありぎて........ まさに<マッサージ>というドラマですが、ちょっと受け入れにくいですね..... それだけが気になるところですが。 キム・ジョンファは、かなりの美形でございますが、 キツい感じの美人顔でなかなか好きになれなくて.......... ドラマ<白雪姫>のメガネ娘が一番可愛い。 美形好きのmocaにしては珍しい..... けど、このドラマでのキム・ジョンファは可愛い。とにかく可愛い。 mocaの大好きな加藤あいちゃんみたい。 お相手、キム・ヒョンソンは.... イケメンとも言いがたく..... 演技力が勝負なのかな?と..... 観ていると、何かわからない存在感を感じます。 キム・ジョンファのライバルともいえるヨンミには、' ビン 'こと、チョン・ヘビン。 まだ整形前ですね。可愛いわ。 この人ほど<整形前の方がいい>と言われる人も珍しいわよね。 ストーリーです。 5年前に死んだ恋人を想い、恋人がしてくれたマッサージをしながら涙を流し 「空を飛ぶ気になりたい。俺は木そのものだ」 と言っていた恋人を想い、 恋人の分身と思いながら、部屋中に木の鉢植えで埋め尽くし暮らしていたヒソン。 「痛みを取り除く儀式なんだ。僕の指を通して、君の悲しみが消えていく... 昔、父が母にしてあげていたんだ」と、 インスがしてくれたマッサージが忘れられない。 死んだ恋人インス。 彼は突如ヒソンの目の前に現れ、猛アタック。 突然高層階のヒソンのマンションの窓の外でサックスを奏でたり、 情熱的なキスをしたり、突然結婚を宣言したり、 ヒソンはそんな情熱的なインスの虜になっていた。 しかし..... 絶対にデートの約束を守るインスが現れなかった。 しかも、それ以来.... 2週間音沙汰なし。下宿にも帰っていない。 心配したヒソンは、インスの姉を訪ねるが、姉も姿が見えない。 ヒソンは大学の事務所で実家の電話番号を調べ、電話をかける。 しかし、電話に出た姉は、耳を疑うような言葉を口にする。 弟は死んだわ。葬式も済ませた。もう連絡しないで..... * * * そんなー って感じよね。葬式も済ませたって... 普通死んだら知らせるでしょう? ひどすぎやしませんか...... * * * それからというものの、インスとの思い出の中で生きてきたヒソン。 それが、突然インスそっくりの男が目の前に現れる。 ヒソンに声をかけられた男は、慌てて逃げ出した。 「インスだ... 間違いない... 」 ヒソンは確信する。しかし、その男はエステの客ヨンミの恋人だという。 ヒソンは失意のまま家に戻ってしまう。 * * * 死んだはずなのに.... どういうこと?かなり気になりますよね。 予想もつかぬ展開です。 * * * どうしても納得がいかないヒソンは、男がサックスを吹いていたバーを訪ねる。 そこには、何と、インスの姉がいた。 ヒソンは姉を問い詰める。 「死んだことにしたのは、弟の希望だった.....」 姉は語る。納得できないヒソン。 「弟は、躁鬱病なの」 インスの母は、インスが高校生の時に躁鬱病で自殺した。 その時、インスも発症したのだと姉は語る。 躁鬱病で一番怖いのは、自殺率の高さだと。 ヒソンと交際していた時のインスは<躁>の状態で、突然動脈を切ったのだと、 一命は取り留めたが、以来インスは<欝>になってしまった。 「引き離したのは、弟とあなた、二人のためよ」 姉は言う。 「一生面倒を看れないなら、もう来ないで」 愛だけでは解決できない問題だ、そんなたやすいものじゃない、と。 ならヨンミは? ヒソンは納得できない。 しかし、ヨンミの単なる片想いだった。 ヨンミは全てを知った上で、ヒソンが気になりエステに行ったのだと告げる。 「私達の愛が本物だったのか.... 確かめたいの」 ヒソンはヨンミに語るが 「なぜ疑わしい思い出を大切にするの?」 と、ヨンミに手痛い事実を突きつけられる。 ↓結末↓ 「あなたのくれた愛を、今度は返したい」 ヒソンはインスに告げる。 「俺の人生に愛はない」と、インスはヒソンを拒む。 「躁状態で浮かれて、つい私を弄んだだけだと?」 というヒソンの問いに、インスは頷く。 「俺はもう死んだ」 と言い残し、インスは去って行く。 大切してきた鉢植えを投げつけ、荒れ狂うヒソン。 そんな時、インスの姉からインスが消えたと連絡が入る。 インスの部屋には、「空を飛びたい木。この木は俺だ」と語った気が描かれていた。 慌てて、あの思い出の場所へ向かうヒソン。 「俺は古い冷蔵庫に張り付く霜のような存在だ。何の役にも立たない」 インスは、あの木で首を吊って死のうとしていた。 「いっそ死んで。死んだと思っていた時の方が幸せだった」 ヒソンはインスに言い放つ。 空を飛びたい木.... あなたには辛いことでも、私には希望だった。 なぜか? 木はあなたの分身だったから... 生きる支えになった。 ヒソンの言葉に、インスは自殺を思いとどまる。 いつかインスが自分にしてくれたように、インスにプロポーズするヒソン。 もう一度やり直そうと.... インスは自分の腕をヒソンに突きつける。無数のリストカットの跡。 「これが俺だ」 躁の時は異常に浮かれ、欝の時は死にたいほど惨めになる。 平凡に生きたくても生きられない。 それがどれだけ苦しいかわかるか? 俺に執着しないでくれ。 ヨンミがヒソンを訪ねてくる。 「恋にはルールがあるの。負けたのがわかったら、潔く引き下がらないと」 ヨンミは笑って、一つの箱をヒソンに渡した。 ヒソンの写真で満たされていた箱を見て、ヒソンは驚く。 ’死んだ’と言って消えた後も、インスはヒソンを影からみつめ、写真を撮り続けていたのだ。 更に驚きの事実... ヒソンは思わず声を失う。 その箱から現れたのは、高校生のヒソンの姿だった。 インスは、ずっとずっと昔から、ヒソンのことをみつめ続けていたのだった。 投げ捨てた木の鉢植えを抱きしめ涙を流すヒソン。 「私の愛は本物だったの?」 「気持ちを殺すのは、病気より苦しい。 だから母さんは、父さんから離れられなかったんだ」 インスは姉の前で涙を流す。 眠っているインスの部屋を訪れるヒソン。 インスにマッサージを施す。いつかインスがしてくれたように。 インスとの思い出を振り返りながら涙を流すヒソン。 インスは目覚め、ヒソンの涙を拭う。 二人はそのままキスをする.... END 躁鬱病の問題は難しいわ....... 病気を乗り越えて行く恋人たちの物語は、ドラマの世界にも、現実世界にも多いけれど、 精神病を乗り越えていく物語は少ないわよね..... それは、支え続けることの難しさを語っているのか.....? 支えてくれる人がいなければ生きられない... けど、支えてくれる人がいても死んでしまう.... 人間にとって一番辛いことは、愛する人を失うことじゃないでしょうか。 なのに、「死んだ」と偽って姿を消してしまう... それはひどすぎるわ.... けど、「愛があれば」なんて綺麗ごとも言えない.... そんな簡単なことじゃない。 でも、愛し合っているのなら、やっぱり離れないで欲しい.... 二人なら、何か道が開けるかもしれないわ。 「自分はヒソンの思い出にしがみつく霜のような存在」だなんて悲しいこと 考えちゃいけないわ.... その存在だけで生きる支えになるというのに.... |
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