喧嘩 -ヴィーナス vs 僕- Venus And Mars |
原題:けんか 싸움(サウム) <2007> |
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監督 | ハン・ジスン | <1996>ゴースト・ママ、<1998>チム~あこがれの人~、<2001>
エンジェル・スノー、 <2007>喧嘩 -ヴィーナス vs 僕- |
出演 |
ソル・ギョン グ(薜景求) |
出演作品一覧 |
キム・テヒ (金泰希) |
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ソ・テファ(徐泰和) | <1998>ファー
スト・キス
(キスしましょうか?)、<1998>ドクターK、 <2000>アウト ライブ~飛天舞~、<2001>私 にも妻がいたらいいのに、<2001>友へ チング、 <2001>公共の敵、<2002>おも しろい映画、<2007>けんか |
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チョン・スギョン | <1996>ゴースト・ママ、<1998>トゥ・カップス3、<2001>公共
の敵、<2003>人生の逆転、 <2007>最強ロマンス、<2007>喧嘩 -ヴィーナス vs 僕-、 <2008>カルジギ |
【レビュー&ネタバレ】 |
2007年12月韓国公開。観客動員数は約35万人。 鼻で笑われる恥ずかしい数字。 大失敗もいいところ。 その敗 因は、すべてキム・テヒにある。 とまで言われたキム・テヒ。 演技力不足だけではなく、つたないセリフ回しのせいでセリフが聞き取れないと。 「字幕をつけろ!」 とまで観客に言われたそうだ。 前作、レストレス~中天~でも、演技力不足は顕著に現れ ておりました。 今思えば、ドラマ<ラブストーリー・イン・ハーバード>がなぜあれほど夢中になれなかったかと振り返ると、 キム・テヒに原因があったようにも思えて仕方がない。 今回はラブコメという新たなジャンル。 何気に演技力が必要だったり..... 今回あらためて気づいたのは、キム・テヒがこれほどまでに叩かれるのは、 演技力不足のためだけではないということだ。 ムカつく、イラつく、不快さ倍増。 とにかくキム・テヒを観ているだけで鼻をつくのだ。 観れば観るほどキライになる女優。 これだけ美しいのにねぇ.......... キム・テヒは演技に挑戦するのは諦めたらどうでしょう。 どんどんアンチを生んで、演技力もそれほど必要ないようなCMなどに出演しても、 不快感しか与えず、タレントとして終わってしまいますわよ。 対するソル・ギョング。 なんてイイ男になっちゃったのー と、ちょっとビックリ。今までで一番男前。 ですが、コメディーにはちょっと不向きな感じでございますね。 ただ、興業失敗の一番の敗因は制作側にありますわよ。 <けんか>というタイトルをつけ、ただ<けんか>しているだけの映画なんて、お粗末すぎ。 その<けんか>の方法に面白おかしさがあるのなら別ですが、 単に過激に喧嘩しているだけに過ぎません。 主人公二人が、なにゆえここまで過激な喧嘩をせねばならないのか、少しも描かれず。 <コメディー>ならコメディーで、笑いに徹する徹底さもないどころか、まったく笑えず。 ちょっとヒドイんでねぇかい? 結局、ヒロインがここまで過激になってしまったのは、 <すべて夫の無神経さに原因ある。おまえのせいだー>ということを言いたいらしいんですけどね、 なんだか、映画を観ているというよりも、愚痴を聞かされてるような不快な気分。 サンミンの無神経さをきちんと描いていればまだしも、 それもなく、何かにつけ「謝って」と言うジナにイライラのし通し。 ほんとに、この映画はいったいドコに行きたかったのか。 観る価値なし。
唯一、牛をこよなく愛する酪農学部の教授テファに癒やされます。 もう何年も作品に出ておりませんでしたが、どこで何をされていたのでしょう。 あまりの変貌ぶりに最初はビックリ。 ですが、あのトガッタ感じがなくなり、mocaは今の方が好きですね。 ストーリーなんてありませんが、いちお、やりますか。
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