遺失物
原題:忘れ物 유실물(ユシルムル) <1999>

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地下駅の遺失物センターで働くジョンイン(ソン・ ユナ)の元にカメラの忘れ物 が届けられる。持ち主を捜すために中のフィルムを現像すると、全て一人の女性が写っていた。以前からジョンインに思いを寄せる運転士のヨンマン(ホ・ジュ ノ)は、ジョンインの調査に協力を申し出るが、ジョンインがカメラに執着するのには、訳があった…

出演

ソン・ユナ(宋允兒) <2002>ジェイル・ブレーカー、<2004>フェイス、< 1999>ラブストー リー 遺失物編、<2006>愛を逃す
<2006>アラン(阿娘)、<2009>シークレット、 <2010>ウェディングドレス

ホ・ジュノ (許埈豪)

<1999>ラブストーリー 遺 失物編、<2000>リベラ・メ、<2001>火山高、 <2003>シルミド
<2005>おまえを逮捕する、<2006>レストレス~中天~、<2008>最後の贈り物... 帰休
<2008>神機箭(シンギジョン)
<ラ ブストーリー>シリーズ
1話: ひ まわり  
イ・ビョンホン、イ・スンヨン、キム・ソナ 
ストー カーの屈折した独占欲と執着。<愛とは、こうあるべきだ>を前提に始まる恋。
2話: メッ セージ    ソン・スンホン、 チェ・ジウ、チャ・スンウォン
愛なん て信じないナンパ男と、愛を信じる純情な女がポケベルを通して恋 に落ちていく。
3話: 遺 失物   ホ・ジュノ、ソン・ユナ、ユ・ジテ
逃した 恋は決して戻らない。過去に対する執着から、すぐそばにある愛に気づかない女の話。
4話: オー プン・エンディット   イ・ミヌ、イ・ミヨン
不治の 病に侵された女と6歳年下の男。愛するあまり、2人は最後まで告白することができない。
5話: ロー ズ イ・ ギョンヨン、キム・テヨン、キム・ジョンヒョン
指名手 配された男の娘と刑事が恋に落ちるが…
6話: ミ ス・ヒップホップ&ミ スター・ロック ペ・ドゥナ、シン・ソン ウ、ソ・ジソプ
世代だ けでなくイデオロギーや考え方の異なる2人の恋。
7話:  不 眠症、マニュアル、そしてオ レンジジュース クォン・オジュ ン、キム・ヒョンジュ
マニュ アルどおりに行動する女と、恋愛漫画を何百編も描いた漫画家のラブコメディー。
8話:  記 憶の主人 キム・テウ、パク・サンア
心臓移 植を受けた女性が、死んだ女性の記憶まで受け継いだ物語。
韓国のTV曲<SBS>が 日本語字幕付のストリーミング放送を開始したわよ。
この<ラブストーリー>シリーズも視聴できるわよー
1話が1000ウォン。今日の為替レートだと、<126円>くらいよ。
決済方法はクレジットカードのみ。
日本のストリーミング視聴だと、1話300円はするでしょう?お得よね?
利用方法は、mocaにわかる範囲で載せました。

韓国SBS ドラマ視聴 方法

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【レビュー&ネタバレ】
SBS のTV映画「ラブストーリー(러브 스토리)」の第3話でございます。
1話完結、全8話のオムニバス。1話が1時間の2部構成でございます。
1部:1999.12.15 放送
2部:1999.12.16 放送


なんだか地味なドラマでございます。
定番中の定番・・・
ソン・ユナはこういう 薄幸そうな女を演じると、イライラして仕 方が ないわ・・・
ホ・ジュノ씨が mocaは好きということと、彼ならではのキャ ラクターで楽しませてくれたので
それなりに楽しめたとは思うけれど・・・
最後は伏線が生きた展開で、ちょっと奇抜で面白かったわ。
この<ラブストーリー>シリーズの中では、一番面白みに欠けてたわ。
けれど、看終わった後はちょっと心が温かくなるかもしれないわね。

moca的には、ユ・ジテの方がぜーったいにいい!(笑)
ロン毛のユ・ジテというのも、どこか危う気でいいわー
ヘウォン役のホ・ヨンランって、すごく可愛いと思うんだけれど・・・
いつも脇役ね・・・


でわでわ、ネタバレです・・・・


ヨンマン(ホ・ジュノ)は忠武路駅の遺失物センターに勤務するジョンイン(ソン・ユナ)に
想いを寄せる口下手で冴えない男。
勤務が終わるといつもジョンインの元へ立ち寄り、仲間たちからもからかわれる。
いつになっても、ジョンインに想いは届かない。
ジョンインの後輩へウォン(ホ・ヨンラン=ヘヨン@南男北女)の助けを借りて、
今日もジョンインの元へやってきた。

ジョンインは数日前に届けられたカメラがなぜか気になっていた。
落とし主の手がかりになればと、中に入っていたフィルムを自分で現像に出す。
仕事熱心だとヘウォンには呆れられるが、ジョンインには別の思惑があった。
そのカメラに見覚えがあるように思えてならなかったのだ。
写真には、一人の女が何枚も撮られていた。
ヨンマンは背景に写った場所を見て、ここなら何かわかるかもしれないと、
ジョンインに一緒に探すことを申し出るが、
ヨンマンの気持ちを察するジョンインは、気兼ねしてしまう。
ヘウォンも一緒に行くと言うので3人で出掛けるが、気を利かしたヘウォンは2人きりにしてしまう。
写真に写っていた女スヨン(ハン・ゴウン=チェリム@ハッピー・トゥゲザー)は、隠し撮りされていたと驚くが、撮った人物には心当たりがあるという。

二人きりでカフェに入るジョンインとヨンマン。
ジョンインは気が重そうだ。
突然ジョンインが一人の男を追いかけ席を立ってしまう。
男を見失い呆然としているジョンインにヨンマンは声をかける。
「恋人がいました。とても愛していました。写真を撮る人でした。2年前に別れました・・・
別れたと言うより消えてしまったのです。ある日家に戻ると消えていました・・・
彼も、彼の荷物も・・・。一緒に暮らしていたんです」
ジョンインは、咳を切ったように語り始める。

「僕は君さえ良ければいいんだ」と、ヨンマンは気にもしないが、
ジョンインはまだ彼を待っていると・・・

失くし物は失くした人が忘れない限り、必ず見つけ出すことができる・・・
それ思って、ジョンインはずっと生きてきたのだ。

スヨンはアパートに帰ると、アパートの地下への階段へと向かった。
地下へ住むカメラマン、ユンシク(ユ・ジテ)に
「これ、あなたが撮ったの?」と、ジョンインから受け取った写真をちらつかせる。
ユンシクは、「試し撮りさ」と、ユンシクはさらりと言う。

スヨンから、ジョンインに電話が入る。 
カメラの持ち主がわかったが、カメラを返す場所はセンターではなく、
自分も一緒に立ち会いたいので外で会えないかというのだ。
ユンシクに気があるスヨンは、センターの場所を教えてしまったらそこで終わりだ、
彼とのきっかけを作りたいのだという。
ジョンインは仕方なく承諾し、カフェで待ち合わせすることにする。

へウォンからの連絡を受け、ヨンマンもそのカフェに向かう。
偶然を装ってジョンインに声をかけるヨンマン。
しかしジョンインは、カフェでスヨンと一緒にいるユンシクを見た途端、
血相を変えて、そのまま店を出て行ってしまう。
ユンシクは、2年前にジョンインの前から姿を消した恋人だったのだ。
「久しぶり。元気だった?」
そう言われて行ってしまわれたら、その時は永遠に彼を失うことに・・・
それが怖かったと、
ジョンインは後を追ってきたヨンマンに胸の内を打ち明ける。
「会ってどうするか、決着をつけた方がいい。君が決断してくれないと、僕も決断 できない」
ヨンマンはジョンインにユンソクとの再会を勧める。

翌日、スヨンがユンソクのカメラを受け取りにセンターにやって来た。
「名前や住所は知っているの?」
とジョンインはスヨンに尋ねる。受取りのために必要なのだと。
「同じ家に住んでるから」
というスヨンの言葉にジョンインはショックを受けるが、
同じアパートに住んでいる、と訂正されホっとする。
横で聞いていたヘウォンは、「住所登録番号もないと・・・」と、言いかけるが、
ジョンインはヘウォンの言葉を遮る。
スヨンは書類にユンソクの名前や住所を書き込み、カメラを受け取り帰って行った。
ジョンインは裏の倉庫で、ユンシクの住民登録番号欄に、
今まで忘れることのなかった番号を書き入れる。

ジョンインはスヨンの書いた住所をメモし、ユンシクを訪ねたが、ユンシクは留守だった。
入り口で待っていると、帰ってきたスヨンと鉢合わせしてしまう。
興味津々のスヨンは、ジョンインを自分の部屋へ招き、2人の関係を問いただす。
真相に迫ってくるスヨンの読みに、ジョンインはたまらなくなって帰ると言い出す。
慌ててアパートを出ようとしたところで、帰ってきたユンソクと出くわしてしまう。

なぜ手紙も残さずに・・・ジョンインは問いただすが、
俺、字書くの苦手だろう?と、ユンソクは少しも悪びれない。
電話もくれなかった・・・ジョンインは納得できない。

「ごめん。そうやって問い詰めるから出て行ったんだ」

と、ユンシクは本音を漏らす。

「私、しつこかった?だから嫌気がさしたの?言ってくれれば良かったのに・・・」
2年間ずっと考えてきたのよ。何が悪かったのか。嫌な所は教えてくれればいいで しょ?
そうすれば直せるのに・・・

ジョンインの言葉に、「また一緒に暮らす?俺はかまわないよ・・・」と、
ユンシクはさらりと答える。

ジョンインはセンターを辞め、田舎に帰ることを決めた。
へウォンから知らされたヨンマンは、ユンソクを訪ね、ジョンインが田舎に帰ることを告げる。

確かにジョンインには借りが・・・よく尽くしてくれた。彼女の力で食べて寝て・・・最低の男でした。
あの日も帰ってくると、フィルムが一箱買ってあって・・・男のプライドが傷つきました。
逃げてみると、気が楽でした。

ユンシクはヨンマンに本音を語った。

「俺よりまともな男だったら、これほど腹は立たなかった」
ユンシクの勝手な言い分に、ヨンマンは憤る。
ヨンマンが怒って出て行った後、何かを考えこむユンシク・・・


ここから思いっきりネタバレで すわよー
まだ観ていない方は、読んだら 後悔するわよー



伸びきった髪をサッパリ切り、パリっとスーツを着たユンソクがセンターにやってきた。
仕事が終わったジョンインを、アパートへと連れてくるユンシク。
アパートの入り口で「先に入ってて」と、鍵を渡して買い物に出掛けてしまう。
しかし、部屋ではエプロン姿のスヨンが食事を作っていた。
スヨンはこの前ジョンインがここに来た時、外で話を全て聞いてしまったと打ち明ける。
ユンソクとの赤ちゃんもお腹にいると、幸せそうに語るスヨン。
ジョンインは身を引く決意をする。

アパートの屋上で、夜空を見上げながら並んで座るユンシクとスヨン。
ユンシクはスヨンにお金を渡す。
時間で偽恋人を演じる商売をするスヨンに、ユンシクが芝居を頼んだのだ。
ジョンインを心から想っているヨンマンの姿を見て、
ジョンインの幸せのために、ユンシクが仕組んだことだった。

田舎へ帰る荷物をまとめるジョンイン。
へウォンと同僚の運転士たちはある作戦を開始する。
ヨンマンのセカンドバッグが遺失物としてセンターに届けられた。
「仲間なんだからこれくらい・・・」と、へウォンはジョンインに直接届けるよう言いくるめる。
ジョンインは仕方なく電車に乗り、地下鉄の終点まで向かう。
終着駅に着くと、車内アナウンスが・・・
ジョンインは降りずにそのまま電車に残るようにと・・・
車内の電灯は消灯し、真っ暗なまま電車は動き出す。
一方ヨンマンは、自分の担当の電車を誰かが運転してしまったと大騒ぎだ。
同僚たちは、シフトを交換したのだと、ヨンマンを説き伏せる。
しかも、次の電車も、次の電車も・・・ずっと他の運転手たちが運転すると・・・・
ヨンマンの乗る電車はずっと後だ。
なんだか腑に落ちないヨンマンだが、仕方なく担当の電車に向かう。
手旗信号を送るおじさんがヨンマンの車両を止める。
そして、その隣の線路に入ってきた電車は、途中で止まってしまった。
ヨンマンは不審に思い、反対側の窓を開けると、
その車両の中にはジョンインの姿が・・・
そして、ジョンインの乗った車両のドアが開く。
運転席のヨンマンに気がつき、バックをヨンマンに向かって差し出すジョンイン。





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