偉大なる遺産  Greatest Expectations 
 原題:偉大なる遺産 위대한 유산(ウィデハン ユサン) <2003>

 オススメ

 ストーリー

 韓流王道

 泣き

 笑い

名作

 映像

×

×

×

×

×


名門大の心理学科を卒業したが、兄に金をせびり<白手(プー 太郎)>生活を送るチャンシク(イム・チャンジョン)。

タレントになることが夢だが、未熟な演技力で毎度落選するレンタルビデオ店の娘<白鳥(女プー太 郎)>ミヨン(キム・ソナ)。

同じ町内の白手と白鳥の縄張りが接したところで、二人は思わず正面衝突し、チャンシクは両手に握っていた小銭を落としてしま う。大切な小銭を一つ一つ数えてみるけれど、100ウォン(約10円)が足りない。事件の主犯ミヨンにすごんでみても、最後まで100ウォンは出てこな かった。

このようにして天敵になった小心者の白手たち。そんな彼らの前に大事件が。偶然、町内の老人の轢き逃げ事故を目撃してしまった二人は、翌日、目撃 者に謝礼500万ウォンを与えるという横断幕を見て理性を失う。
【予告編】

監督 オ・サンフン <2003>偉 大なる遺産、 <2005>ネギをザクザク、卵をパカッ、
<2006>木曜日の子供(セブンデイズ) ※途中降板

出演

イム・チャン ジョン(任昌丁)

出演作品一覧

キム・ソナ

<1999>ラ ブストーリー ひまわり、<2002>イエスタディ   沈黙の刻印、<2002>夢精期、
<2003>偉大なる遺産、<2003>チャ・テヒョンのハッピー☆クリス マス、<2004>Sダイアリー
<2005>恋の潜伏捜査、<2007>私の生涯で最悪 の男(特別出演)、<2008>ガールスカウト
<2008>甘いウソ(特別出演)

<< HOME

【レビュー&ネタバレ】
225万人を動員というヒットを 記録。
ヒット作とは言えども、韓国のヒット作のコメディーは、当たり外れが大きすぎて.........
この映画も、イム・チャンジョンとキム・ソナという
コメディーを得意とする俳優に頼った他力本願映画だとしか思えず放置していた映画。
韓国のコメディー映画のヒット作は、志村けんのバカ殿様のような古典的なくだらないネタばかり。
mocaが一番キライな類。
キライというか、ホント笑えないのよ、あの手のネタは。
この映画もその路線に近いけど、思ったほどヒドくはなかったわ。
三流のB級映画。
けど、暇つぶしには最適。
moca的には、イム・チャンジョンの息子役のカン・ユンド君が可愛くて、可愛くて
この子、欲しい。
そして、ロケ地となった一山(イルサン)の風景が美しくて.......
キム・ソナの実家のビデオ屋もステキ。
それなりに楽しめること多し。
ストーリー的にはちょっとお粗末。

韓国ではプー太郎のことを<백수(ペクス:白手)>といい、
女性のプー太郎は<백조(ペクチョ:白鳥)という。
白手は、仕事もせずに手が白いままだからというところから、
白鳥は、一見優雅に見えるが、水面下で足をバタバタさせもがいているというところから
ついたらしい。

この映画は、そんな白手と白鳥のお金にまつわるドタバタコメディー。
脇を固めるのは、
キム・ソナの母にキム・スミ。
イム・チャンジョンの兄嫁にシニ。
キム・ソナに想いを寄せる中華店岡持ちにコン・ヒョンジン。
など、家門の栄光3の面 々。
何とも豪華ではありますが、宝の持ち腐れのような気がして。
役柄自体にインパクトがなさすぎですね。

轢き逃げに遭う老人は、猟奇的な彼女の 木下の老人、ユ・スン チョル。
弁護士には、キム・ギチョン
イム・チャンジョンの母にはキム・ジング。
吠える犬は噛まないのチワ ワの老婆、親切なクムジャさんの受刑者仲間、北朝鮮スパイ。


ストーリーとしては、、、
名門大学を卒業したプー太郎チャンシク。
結婚した兄の家に二年も居候し続け、息子は母親に預けたままのろくでなし。
タレントを夢見るプー太郎ミヨン。
レンタルビデオ屋の実家で店番をする毎日。
同じ町内に住む二人。
チャンシクはミヨンの実家のビデオ屋の顧客で、顔見知り。
ある日二人揃って轢き逃げ事故を目撃してしまったことから、切手も切れない間柄に。
事故の翌日、事故の目撃者に謝礼500万ウォンという横断幕を目にしたチャンシク。
血相を変えて相手の元へ向かうが....................

それは轢き逃げ犯の罠だった!

突然殴られ車のトランクに閉じ込められるチャンシク。
しかも、そこには一足先にやってきたミヨンが監禁されていた(笑)

命からがら逃げ出す二人。
逃亡には成功するものの、犯人一味から命を狙われ続ける二人。

一方、本物の轢き逃げ被害者の老人の息子から謝礼を受け取るチャンシクとミヨン。
その家で、チャンシクは息子の兄弟が幼い頃に行方不明になったことを知る。
手がかりは背中にある二つ並んだホクロ。
チャンシクは、ある日ミヨンの背中にそのホクロがあることに気づく。
ミヨンも、母の言葉やチャンシクの催眠術から、自分が捨て子であると確信する。
チャンシクは亡くなった老人の家へミヨンを連れて行く。
感動の再会。
のはずが、、、、行方不明なのは妹ではなく、弟だと!
ショックに打ちひしがれるミヨン。
そんなミヨンに母は声をかける。
お前は実の娘だ。そして、姉とミヨンは父親が違うのだと告白する。
本当に愛していたのは、お前の父親だと。

↓ 結末ネタバレ↓


ミヨンは、TVのクイズ番組に出演する。
あと1問で優勝。
最後の問題で、チャンシクに電話をかけ助けを求めるミヨン。
チャンシクはそんなこととは知らずに、一方的に言いたいことを言い放つ。
電波に流れているとも知らず、チャンシクはミヨンに愛の告白をしてしまう。
TV局からチャンシクの元へ向かうミヨン。
道の向こうにチャンシクの姿をみつけ、二人は道路の真ん中で再会する。
チャンシクを抱きしめるミヨン。
照れながらも感動し、調子に乗ったチャンシクはキスしてしまう。
こんな場所で!とチャンシクを怒鳴りつけるミヨン。

END





<< HOME

inserted by FC2 system