GO GO 70s  Go Go 70 
 原題: GO GO 70 고고70(コゴセブンティ)<2008>

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大 邸(テグ)の倭館(ウェグァン)の基地村クラブで、気に入らないカウボーイ・ハットを被り、気が向かないカントリー音楽を演奏しながら日々を送るサンギュ (チョ・スンウ)は、久しぶりに耳を疑うような強烈なギターサウンドを耳にする。

そのギターの主は、「ブラックミュージック」と呼ばれるソウルミュージックにハマっている基地村きってのマンシク(チャ・スンウ)。
二人は意気投合し、6人組バンド<デビルス>を結成する。

サ ンギュのシャウトと、マンシクのビートが利いたギターサウンドの絶妙な調和、そして情熱溢れるステップで、基地村のステージを立ち回るデビル ス。もっと大きなステージを夢見たサンギュは、入隊通知書(赤紙)を破り捨て、<デビルス>と、サンギュに憧れる歌手志望生ミミ(シン・ミナ)を連れ、何 も考えずに上京する。

ソウルでの初めてのステージは、「プレイボーイカップ グループサウンド競演大会」。<デビルス>は、彼ら独自のステージで、音楽業界を牛耳る音楽評論家 イ・ビョンウクの目に留まる。

上 京して1ヶ月。ロックを演奏する場所だった市民会館火災事件と、退廃風潮強力取締りのため、彼らが立つステージを探すことは容易ではない。グループサウン ド競演大会で貰った小麦粉1袋で持ちこたえた<デビルス>は、夜間通行禁止令をくぐり抜け、大韓民国初のゴーゴークラブ<ニルヴァーナ>をオープンさせた イ・ビョンウクによって、電撃スカウトされ、いよいよステージへと立つことになる。

まもなく<デビルス>は、パワー溢れるソウルと、個性 的なパフォーマンスで、「大韓民国最初のソウルバンド」と呼ばれながら、爆発的な人気を得るようになる。そしてミミも、<ミミとワイルドガールズ>を結成 し、ゴーゴーダンスと、ゴーゴーファッションで流行を先導しながら、トレンド・リーダーとして、禁止された「夜の文化」の中心に立つようになる。



【予告編】
監督 チェ・ホ <1998>バ イ・ジュン~さらば愛 しき人~、<2002>フー・ アー・ユー?、<2006>死生決断
<2008>GO GO 70s

出演

チョ・スンウ (趙承祐)

<2000>春 香伝、<2001>ワニ&ジュナ~揺れる想い~、 <2002>フー・ アー・ユー?
<2002>爆裂野球団!(特別出演)、<2002>H [エイチ]、<2003>ラブストーリー
<2004>下流人生~愛こそすべて~、 <2005>マラソン、<2006>とかげの可愛い嘘
<2006>タチャ イカサマ師、<2008>GO GO 70s、 <2009>炎のように蝶のように

シン・ミナ

<2001>火 山高、<2002>マ ドレーヌ、<2005>甘い人生、 <2005>野獣と美女
<2005>サッド・ムービー、<2008>最強☆彼女(制作2006年)、<2008>GO GO 70s
<2009>キッチン~3人のレシピ~、<2009> 今、このままがいいです、<2009>10億、
<2010>敵と共に寝る

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【レビュー&ネタバレ】



【サンギュ】
デビルス ヴォーカル
チョ・スンウ
【ミミ/イ・マルチャ】
ワイルドガールズリーダー
シン・ミナ
【マンシク】
デビルス ギター
チャ・スンウ
【トングン】
デビルス ドラム
ソン・ギョンホ



【キョング】
デビルス ベース
キム・ミンギュ
【ドンス】
デビルス トランペット
チェ・ミンチョル
【チュニョプ】
デビルス サックス
ホン・グァンホ
【イ・ビョンウク】
音楽評論家
イ・ソンミン

* * *

のっ けからネタバレしちゃいますので、ご注意を!
(バラすほどのネタもなし... )

* * *

70年代の若者たちの、「ロックンロール(古)&ゴーゴー」に賭ける情熱を描いた映画。
日本でも「ゴーゴーダンス」ってありましたよね?
「昔、ゴーゴーとか、ツイストとか...」と、母が話していたような記憶があるので、
日本では、一世代前の頃なのでしょうか。

ジミヘン(ジミー・ヘンドリックス)に傾倒気味のロッカー(古)サンギュらが、
社会からの阻害、迫害にも負けず、
「ロック」という「魂」を貫いていくような物語。
とはいっても、ほとんどが、「歌って、踊って」のシーンばかりなので、
内容的には、かなーり、薄い感じ。

ただ、この70年代といえば、「光州事件」の頃でございます。
戒厳令(夜の外出禁止)の中で、「ロック」などは禁止され、
街を流れるのは、民謡や演歌(トロット)のみ。
長髪の男子をみつければ髪を切られ、ミニスカートも禁止。
「ロック」を演奏していた市民会館などは、謎の火災で焼失。

そんな世の中で、「魂」だと、ロックンロールを貫いた若者たち。
サンギュやミミ達が辿り着いたのが「ゴーゴー」
「ゴーゴー族」という流行まで生み出す。
「金」か?「魂」か?
そんな葛藤や、仲間内での分裂....
悲しい死。
大麻を吸い、男子は髪を伸ばし、女子はミニスカートで露出する。
「ロックなど、不良の温床だ」と、逮捕者も続出。
拷問され、仲間を売り、ドン底まで落ちた彼ら。
「学生は口は割らないのに、音楽をやる奴らは簡単に口を割る」
と、警官達に侮蔑され...

しかし、それらの迫害を乗り越え、見せた反骨精神。
現在では失われてしまった情熱や、魂、反骨精神...
映画自体は陳腐で、お粗末だけれど、
この映画を作りたくなった気持ちはよくわかります。
シラケながら観ていた映画だけれども、
ラストでは、ホロリと涙が...
映画ではなく、まるでドキュメンタリーを観ているような
そんな気持ちになりました。
主演陣らの表情らは演技を超えているように感じてしまったのです。
きっと、映画を作るために様々な練習、苦労などがあったでしょう。
それらが、オーバーラップしたのかもしれません。
なんだか、ラストだけが異様に心に響く映画でした。
ちょっと感動。

まぁ、たいして面白くもなく、かるーく観れる映画、ってな感じでしょか。
B級青春グラフティ。
映画を観ているというよりも、ショーを観ている感じでしょかね。

この映画で一番光っていたのは、シン・ミナでしょうか。
演技はうまいし、可愛いし...(演技はもちっとナチュラルになって欲しいなぁ)
けど、何かが足りない...
(歌は.... もちろん、歌手役には下手すぎ.....)
やはり、オーラか?
あと数年したら、いい女優さんになるのかなぁ...とも、思うんですけど。
一皮剥けて欲しい女優さん。
美しき日々のミンジ役が一番スキ。

チョ・スンウは... 今回はかっこよかったですねぇ~
moca、チョ・スンウ苦手なんです。

顔が...

だって、下條アトム(だよね?)にしか見えないんだも~んっ

髪が短いと、ほーんとアウト。
ワニ&ジュナでは、長髪のせいか、Sexy&フェロモン感じちゃいましたが。
きっと、ファンは大喜びの映画なのでは?
チョ・スンウのプロモーションビデオと言えるほどの映画ですものね。

今回、冒頭!

冒頭のチョ・スンウにちゅうもーくっ!!
あの「ちっさくて被ってらんねー」
ってなカウボーイ・ハットを被って歌うチョ・スンウのかっこよさ!
いつもあぁだといいのになぁ...
今回、ヴォーカル役ですが、歌の実力はフー・アー・ユー?で既に立証済。
moca好みの声ではないんですがねぇ...

さて、今回のmoca小ネタ。この人は↓誰でしょう?



毎回、毎回、チラリとしか映らないほどの脇役なのに、目についてしまうのよね.....
あのキモさがどうも.......
キモいから気になる。キモいのに気になる。

彼女を信じないでくださいで、指輪を盗ったスリ、その他モロモロ。
さぁ、ヤツを探せ!





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