*花嫁はギャングスター2／ザ・ブライド　帰ってきた伝説* 韓国映画レビュー100作以上あらすじネタバレ

ザ・ブライド　花嫁はギャングスター２　　My Wife Is a Gangster 2　

　原題：奥様は極道2 帰ってきた伝説　조폭 마누라2 돌아온 전설（チョポクマヌラ2 トラオンチョンソル）　＜2003＞

オススメ	ストーリー	韓流王道	泣き	笑い	名作	映像
△	△	×	×	△	×	×

高層ビルが林立する都心の高層ビルの屋上で、暴力団界の生きる伝説ハサミ組は、守勢に追い込まれていた。まさにその時、爆音と共にヘリコプターが建物の上に現れる。そして、あっという間に相手の組織員をなぎ倒し、風のように現れた女がいる。

彼女は、ハサミ一つで絶対男性地域を評定したチャ・ウンジン（シン・ウンギョン）。しかし、守勢に追い込まれた挙句、屋上から転落し、頭に大きな怪我をしたウンジンは、記憶をなくしたまま偶然に通りかかった中華料理店厨房長ジェチョル（パク・チュンギュ）に助けられる。

そうしてウンジンは、中華料理店シューシューでスクーターに乗る配達員となる。ウンジンは、麺が伸びない出前持ちを開発するなど、その体力を活かして一生懸命働き、店は日増しに繁盛するようになる。

一方、やもめのジェチョルは、ウンジンとの新しい愛を夢見て虎視耽々機会をねらう。自分の過去を思い出せないまま暮らしてきたウンジンは、偶然に銀行強盗をとらえて勇敢な市民賞を受ける。そして、ウンジンに復讐する日を待っていた白鮫組は、ウンジンの行方を知ることになる。

【予告編】

監督	チョン・スンフン	＜1997＞懸賞手配、＜2002＞大変な結婚（家門の栄光）、＜2003＞ザ・ブライド　花嫁はギャングスター2
出演	シン・ウンギョン	＜2001＞花嫁はギャングスター、＜2001＞これが法だ、＜2002＞恋する婚活プランナー、＜2003＞SSU、＜2003＞花嫁はギャングスター2、＜2005＞ミスター主婦クイズ王、＜2005＞6月の日記、＜2010＞氷雨
出演	パク・チュンギュ（朴俊圭）	<2001> マイ・ボスマイ・ヒーロー、<2002>セックス　イズ　ゼロ（色即是空）、<2003>花嫁はギャングスター2、 <2005>夢精期2、<2005>ナンパの定石、< 2006>救世主、<2006>九尾狐（クミホ）家族、 <2006>誰が彼女と寝たのだろうか？

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【レビュー＆ネタバレ】

前作もそれほど面白い！とは思わなかったけれど、
今回は動員数も前作の半分以下になってしまうほどのできばえ。
それでも、動員数200万人近いのだからヒットはヒットなのよね。
今回は監督が＜家門の栄光＞のチョン・スンフン。
moca、＜家門の栄光＞シリーズでも、続編の方が笑えたのよね。
どうもチョン・スンフンは好きじゃないみたい。
前作は500万人の大ヒットで、自分の成功じゃないのに
好き放題やってるわ、この監督（家門の栄光で成功収めたからいいのかしら）
冒頭の乱闘シーン。
高層ビルで乱闘するわ、
ヘリコプターは使うわ、
火薬はバリバリ使うわ、
金使ってまっせー
な感じ。
その上、今回のラストのカメオ出演は、
なんと！チャン・ツィィー！！
いいのかしらね、こんな映画に出演しちゃって。
一応、彼女は前作の大ファンということで引き受けたらしいけど。
けど、ここまでして、これ程度の成績じゃあ・・・
次回作が危ないんじゃない？チョン・スンフン氏。
案の定、この作品以降新作の気配がないし。

第三弾も公開されているけれど、
今度は前作のチョ・ジンギュが監督。
主演もイ・ボムス。
パク・サンミョン以上に期待できそうね。
シン・ウンギョンも今度は出演せず。
香港のスー・チーが主演を努めるわ。
まったく別物の作品になりそうね。

前作で何がよかったって・・・
登場人物のキャラクターよ。
一番の功労者、夫であるパク・サンミョンが全く登場せず。
ガーン。
マジンガーが唯一ちょこっと出演しているものの、
ハサミ組の子分たちも一掃しちゃったわ・・
その分・・・？
新キャラクターも登場してますが、
＜愛の群像＞のシニョン父チュ・ヒョン씨が町内の実力者で出演。
シン・ウンギョンに何かと言い寄るんだけれど
これがただのエロ親父で・・・
mocaはちょっとショックだったわ。
それで、隣りにはべらしている派手な露出女。
なーんかこの声、聞き覚えがあると思ったら・・・・
＜守護天使＞の、ソン・ヘギョンの同僚のセクハラ女。
どんな役やっても演技が同じかーい。
で、＜守護天使＞でセクハラ女に想いを寄せ
結局最後にはフラレちゃうキム・スンウクも出演してましたわ。
＜オール・イン＞のイ・ビョンホンの友人の汚職刑事も
刺客として出演してますわ。

笑いは前作より更に単純でくだらなくなっているわ。
これは更に韓国人好みになったようにも思えるけれど、
興行成績が半分以下になったということは、
笑いのツボではなかったのかしら？
それとも、ストーリー？
そもそも、この作品にストーリーなんてあってないようなものでしょう？
前作より酷いストーリー展開ですけどね。
本当に、ラストは白けたわよ。
あれで「泣いてください」だなんて、冗談じゃないわよ。
中華料理屋の娘との葛藤や絆などの
ヒューマンドラマも描かれていて、ちょっと面白くはなってるけど、
たいしたことないわ。

面白かったのは、最初の15分くらい。

とっとと結末です。

ウンジンに想いを寄せ、何とか結婚したいと思っていたジェチョル。
なのに、保身のためにウンジンを裏切り、白鮫組に売り渡してしまう。
ウンジンは一人白鮫組に乗り込む。
ジェチョルがウンジンを裏切ったことを知った娘ジヒョンに
なじられたジェチョルは、ウンジンを助けるために敵地に乗り込む。
そして、ウンジンをかばい、腹に刀を受けてしまう。
ハサミ組の手下達が応援が駆けつけ、ウンジンは助かるが、
ジェチョルは死んでしまう。

ウンジンは元の居場所に戻ることになる。
町の住民達に別れを告げるウンジン。
車を走らせると、目の前にスクーターが現れた。
ジヒョンだった。
ウンジンはスクーターに乗り、後ろにジヒョンを乗せ走り出した。

そして─
新たな敵である中国マフィア。
ボスはチャン・ツイィー。
今度は、ジヒョンがウンジンの仲間に加わったというラスト。

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