ガチデン 堤防伝説 |
原題: 堤防伝説 뚝방전설(トゥクパンジョンソル)<2006> |
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監督 | チョ・ボムグ | <2006>チンピラ口調、<2006>ガチデン 堤防伝説 |
出演 |
パク・コニョン |
<2004>DMZ、
非武装地帯、<2005>ダンサーの純情、<2006>ダメ男の愛し方、(生、ナル先生)、 |
イ・チョニ(李天煕) |
<2003>浮気な家族、<2004>氷雨、<2004>彼女を信じないでください、
<2004>オオカミの誘惑、 <2005>記憶が聞こえる(短編映画)、<2005>3人3色 ラブストーリー、<2005>台風太陽~君がいた夏~、 <2006>ガチデン 堤防伝説、 <2008>ビューティフル、<2008>ハミン グ、<2009>10億 |
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MCモン |
<2006>ガ チデン 堤防伝説 |
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ユ・ジテ(劉 智泰) |
出演作品一覧 | |
オ・ダルス |
<2003>オー
ルド・ボーイ、 <2004>最後の狼、
<2004>大統
領の理髪師、<2004>女は男の未来だ、 <2004>春が来れば、<2005>麻婆島(マパド)、<2005>甘 い人生、<2005>クライ ング・フィ スト、 <2005>親切なクムジャさん、<2006>淫乱書生、<2006>殴打誘発者たち、 <2006>グエムル~漢江の怪物~、<2006>恋愛、 その耐えられな い軽さ、<2006>ガチデン 堤防伝説、 <2006>夏物語、<2006>サイボーグでも大丈夫、<2006>お 姉さんが行く、<2006>妻の恋人に 会う、 <2007>優雅な世界、<2008>かま きり(カルジギ)、<2008>グッド・バッド・ウィアード、 <2009>影の殺人、<2009>渇き Thirst |
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イム・ヒョン シク |
<2002>爆
烈野球団!、<2003>TUBE(チューブ)、
<2004>ライアー、<2005>逆転
の名手(特別出演)、 |
【レビュー&ネタバレ】 |
2006年9月、韓国公開。 観客動員は、約35万人。お話にならない数字。 mocaは、どーしてこの映画を選んでしまったのだろう.......... なんとなく、この映画のタイトルが頭に残っていて... なぜ観ようと思ったか、その理由を忘れてしました..... イ・チョニ目当てだったのかしら........ とにかく、観たのを後悔しまくりでございます。 moca的には、イ・チョニを観ているだけでオイシイところでございますが、 映画としては、全く価値を感じない。 「男気」を描いたケンカ映画でもありませんし、中途半端にコメディーだし...... まぁ、、、 人間は弱い.... けど、負けるとわかっていても、男は戦わなきゃいけない時があるんだ! というテーマなんでしょうかね。 それも、結局、「いいか、警察は5分で来る。遅くとも15分だ」というチョングォンの言葉から、 「卑怯」でいい、助かれば..... というテーマなのか?この映画は?という気にもなってくる。 「喧嘩、闘争」に身を投じることは、愚かだということなのか??? イキガッタ10代、20代ともなれば、ズルさを身につけろ、と? 結局、よくわかりません。 mocaが苦手なタイプの映画ですしね。 単にケンカしてるだけの映画ですから。 mocaは友達から、「少年漫画はmoca向きじゃない」とよく言われたので、 少年漫画が好きな方には、こういう映画は好まれるのでしょうか。 でもまぁ、観客動員数もそれなりですし、それなりの映画、ってところでしょうか。 ケンカばっかりしている映画ですから、それでエキサイティングしちゃう人にはうってつけ。 ただちょっと、入院しているユングにサンチュンが言った言葉は人生の重みがあるわよね......... 確立で行こうや、か....... しかしまぁ、 ユ・ジテがこの映画に友 情出演し たというのが信じられん! しかも、チョイ役ではなく、メインキャストでございますよ。
その他、優雅な世界などのオ・ダルス おなじみのイム・ヒョンシク 絶対の愛、回し蹴りのパク・ジヨン ワンス・アポン・ア・タイムなどのチョ・ヒボンがイイ味出しております。 コッピリ(高校生)役で、キム・ギバンが出演。笑える! 同じくコッピリ役で、イ・ミンギが友情出演(↑中央) もっとアップで観たい! * * * あらすじで十分なくらい、ストーリーは単純です。 しかし、劇中で説明不足でわかりづらい面が多々あるので、その補足を兼ねて簡単に.... ケンカ上等!の、チョングォン、ソンヒョン、ギョンノら水牛組。 カリスマ、チョングォンのおかげで、負け知らず。 三年生が卒業したことを機に、名前を「ノータッチ族」と改める。 そして、堤防を仕切っていた「堤防族」との闘争で勝利を修め、 めでたく「堤防」をノータッチ族のアジトとする。 しかし、チョングォンが突然姿を消し、ノータッチ族は堤防族に敗北し、 「堤防」は再び堤防族のナワバリとなってしまう。 そんな時、チョングォンが服役を終え、町へと戻ってくる。 しかし、そこに、かつての仲間であり、敵でもあるイ・ジスが現れた。 堤防一帯を、ジスが取り仕切る暴力団組織がマンションにする計画なのだ。 ジスは住民たちを脅し、堤防組のアン・サンスらと手を組み、 ノータッチ族にも挑んでくる。 しかし、そのケンカの途中、チョングォンの姿は消えてしまっていた。 恐怖心から逃げてしまったのだ。 それは.... (過去へ) かつて、サンチュン組でジスと仲間だったチョングォン。 怖いもの知らずのジスは、次々と敵を刺し殺していった。 それを見たチョングォンは恐れおののき、トイレへ逃げ隠れてしまった。 そして、「ロータリー組がサンチュン組と抗争している」 と、警察に通報したのだった。 そのおかげで、殺人者であるジスは、罪を問われずシャバに出た。 しかし、ユングら、サンチュン組の幹部たちはムショへと送られた。 「自分だけ助かろうとしたんだろう!抗争中に通報するヤツがいるか!おかげでアニキらはムショ送りだ!」 ジスはチョングォンにリンチを加える。 ジスへの恨みを晴らすべく、ジスを襲撃しようとしたチョングォンは、 そこでジスがサンチュン組を乗っ取る計画を立てていることを耳にしてしまう。 それを知ったチョングォンは、サンチュンに危険を知らせ、 警察にジスのことを通報し、そのおかげでジスは2年の服役を科せられる。 (現在へ) チョングォンが逃げてしまったおかげで、ソンヒョンとギョンノはメッタメタにやられてしまった。 チョングォンといえば、一人逃げて、警察へ通報していたのだった。 警察がやってくるまでの時間... 15分.... とにかく、ソンヒョンとギョンノは無事に生き延びた。 そして、ジスらと共に、警察へと連行される。 釈放されたジスは、無言でソンヒョンとギョンノの横っ面を張り倒す。 ソンヒョンは恋人のソナに「思春期かしら」と、諭され、 ギョンノも恋人のジョンスンに諭される。 「無鉄砲に前だけを見る年は過ぎたんじゃ?我慢、回避、後退、敗北... あなたも、そんな生き方が似合う年よ」と。 チョングォンは、ソンヒョンとギョンノに語る。 怖かったのだと.... 世の中、強いヤツは多い。 強いヤツより、軌道を逸したヤツ.... それよりも強いのは、何も持たないヤツだ。 ジスには両親もいなければ、ダチも、家もない。 思い出など、一つもないだろう。 ソンヒョンとギョンノは、「哀れだな」と言い放つ。 チョングォンは二人に言い聞かせる。 「俺が言うのも何だが、これだけは肝に銘じろ。警察は5分で来る、遅くても15分だ」 二人はチョングォンの言わんとしていることが飲み込めない。 そして、チョングォンらノータッチ族は、ジス組や堤防組のヤツらに惨敗を記してしまう。 チョングォンはサンチュン組に戻ろうとするが、受け入れられなかった。 ソンヒョンはまた病院に復職し、ギョンノもカラオケ教室を再開した。 また、元の生活へと戻っていった。 堤防は整備され、マンションの工事が始まった。 ノータッチ族は、堤防組のアン・サンスの経営するバーを避け、 裏道を小さくなって歩くような毎日だった。 サンヒョンらは、チョングォンがこの町から去るのを待っていた。 しかし、マンション建設予定地の4坪の土地を所有しているギョンノの父が、 何としても土地は譲らないと言い張り、ジスらは、ギョンノの父を生き埋めにしようとする。 そこへ現れたのはチョングォンだった。 * * * 結 末までネタバレしちゃいますので、ご注意を! * * * 「ダチとしての最後の頼みだ。堤防に集まってくれ」 チョングォンはソンヒョンら、ノータッチ族の仲間に電話をする。 警察は5分で来る。遅くとも15分だ。 5年間の隔たり、 だが、15分で縮まる。 直ちに終結したノータッチ族。 青春は伝説であり、人生なんだ。例え結果が見えていても、やらねばならない時がある。 今が、その時だ── 俺達は勝てないだろうが、逃げてはダメだ。 伝説が消えてしまったら、思い出の一つもなく、30代を迎えることになる。 それじゃ、哀れだ。 やられたら終わりで、消えていくのみ。 滑稽だろうが、俺達は思い出を残したい。 この堤防と、俺達が作った伝説。 青春の思い出。 時は流れ── 伝説には、尾ひれがついて流れておりまする..... それを熱弁するのが、イ・ミンギ(笑) そして、最後におまけのオチ。 チョングォンが服役していた理由.................... そうよね、抗争の時連行されなかったのに.................................... 理由は、 ジスとサンチュンの部下が出所した。 俺のことを捜し回っているから、ムショに入りたいと、刑事に懇願するチョングォン。 「兵役に行け!」 と、怒鳴りつけられるが、「免除です!」と、言い張るチョングォン。 「ケガでもしたのか?」と刑事。 「ビンボーで...」と、チョングォン。 「情けないヤツだ.... 警察官の俺が言うのも何だが、懲役1年なら、暴行に窃盗など.... おい、そんなので入るなよ!穏やかなのにしろ、穏やかなのに」 と刑事。うなづくチョングォン。 「そんな罪があるか!このバカ野郎!」 と、刑事はツッコむ。 しかし、めでたく刑務所入り。 にんまりと笑うチョングォン..... END |
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