シンデレラ  Cinderella  
 原題:シンデレラ 신데렐라(シンデレルラ) <2006>

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シンデレラ

ヒョンス(シン・セギョン)は、整形外科医である母ユニ(ト・ジウォン)に溺愛 される17歳の女子高 生。整形手術に関心がないヒョン スと違い、ヒョンスの友人たちは整形手術に大きな関心を持っている。

ヒョンスの親友スギョン(ユ・ダイン)は、学校が休みの間にユニの整形手術を受ける決 心をする。 手足を縛られたまま手術台に横になるスギョン。なぜかわからない不安感に震える。手術が始まる瞬間、スギョンの目に得体の知 れない黒い物体が現れ、スギョンはもがくが、麻酔で眠りに落ちていく。

手術後、見違えるようにかわいくなったスギョンは、ヒョンス、ジェヒ(アン・アヨ ン)、ヘウォン(チョン・ソミン)と一緒に通う美術学校で石膏彫刻のモデルをするほどの自信がつくが、一方顔を刃物で切り刻まれる幻覚に苦しめられるよう になる。そしてついに、自分の顔をえぐり取ったまま、悲惨な死を迎える。 そして、相次いでユニに整形手術を受けたジェヒとヘウォンも、お互いの顔をメッタ切りにし、悲惨な死を迎える。

友人たちの残酷な死を見守ったヒョンスは、親友のソンウン(アン・ギュリョン)に慰められ次第に安定を取り戻すが、幼い頃から出入禁止とされた地下倉庫に 偶然足を踏み入れる。そして、そこで誰なのか分からない幼い子供の惨い顔写真を発見し驚愕する。母が私に隠している秘密は何なのだろうか?この写真と友人 たちの死 にどんな関連があるのだろうか?ヒョンスの疑問と共に背筋が凍る呪いの実体が現れる。

【予告編】

監督 ポン・マンデ <2003>欲望 Lovers(おいしいセックス、そして愛)、<2006>シンデレラ

出演

ト・ジウォン

<1997>ハレルヤ、<2004>僕らのバレエ教室、<2006>裸足のギボン、<2006>シンデレラ
<2006>愛なんていらない

シン・セギョ ン

<2004> マイ・リトル・ブライド、 <2006>シンデレラ、<2010>青い塩

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【レビュー&ネタバレ】
2006年8月に韓国公開された 「シンデレラ」でございます。
ホラー映画ですわよ。
女子高生の怪談シリーズの雰囲気かしら。
mocaにとっては、怖くないし、意味もわからないし・・・
観たことを後悔する一作でございます。
ネタ的にはとっても面白いのに、いわゆる謎解き映画みたいになっちゃって、
完全に不完全燃焼でございます。
ただ、そんなに深い謎ではないので、もう一度見直せばわかりそうなんだけれど、
もう1回観る気ににもなれない(笑)
これは<ホラー>なんだということを忘れちゃいけないわね。
あまりにも怖くないので、mocaは途中忘れてたわ(笑)
ホラーに意味を求めちゃいけないのよね。
非現実的なことが起きるのがホラーだということも・・・・・(笑)
何でもありだということを・・・
だったら、もうちょっと怖くなきゃいけないと思うけど・・・
全てが中途半端だわ。

母ユニは、<クァンキ>のダルレの叔母さん、オ先生だわ!
あまりにも変わってしまって気づかなかったわよ。気づくのに半日かかったわ(笑)
オ先生、大好きだったのよね。
あの頃とは別の魅力と美しさがあるわね。
ヒョンス役のシン・セギョンは、ムン・グニョンの事務所の後輩。
マイ・リトル・ブライドでも、ムン・グニョンの友人役で出演しているわ。
可愛い!というのとはちょっと違うけれど、存在感というか、オーラがあるわよね。
映画の中ではイマイチだったけれど、すごく美しい子よ。

では、いきなり結末までネタバ レよ。


ストーリーとしては、整形外科医である母ユニの手術を受けた友人たちが、
次々と顔をエグり取ったり、切り刻んだりして悲惨な死を遂げるのよ。
そんなある日ヒョンスは地下室で、顔が真っ赤に焼け爛れた幼い女の子の写真をみつける。
写真の裏には、ヒョンスの名前と、<手術前>と書かれた文字が。
ヒョンスは疑問に思い、離婚した父親の元を訪ねる。
ヒョンスは、幼い頃ユニが目を離した隙に車が炎上し、惨たらしい火傷を負ったという話を聞かされる。
そして、死んでしまったヒョンスの代わりに、自分が拾 われてきたことも。
実の母でないことを知り、ユニに反抗するヒョンス。
しかし、もっと残酷な真実を知ることになる。
路上で、尋ね人のチラシを受け取ったヒョンスは、その写真が自分であることを確信する。
しかし、ソンウンに「目の色が違う」と指摘されたヒョンスは、自分が拾われてきた女の子ではなく、
女の子は、焼きただれたヒョンスの顔に移植するために連れてこられたと知る。
自責の念に苛まれたユニは、ヒョンスの顔を絶対に美しくすることを決意し、
女の子の顔をヒョンスに移植したのだ。
女の子はその後、ずっと暗い地下室に閉じ込められ生きてきた。
しかし、昨年の誕生日。地下室から抜け出した女の子を、ユニは冷たく地下室へと追いやった。
美しい顔も取り戻せず、ユニに見捨てられたと絶望した女の子は自殺をしてしまう。
自分の顔を奪ったヒョンスを恨み、美しくなりたいと願うヒョンスの友人たちを妬み、
そして、残酷な死の呪いをかけたのだ。
真実を知ったヒョンスはユニの苦しみを知り、和解する。
ユニはヒョンスの顔を優しく抱きしめ、「ヒョンス、これがあなたの姿よ」と、
鏡に映るヒョンスの姿を見させたユニは、ヒョンスに麻酔針を射ち眠らせる。
目が覚めたヒョンスは、手術台の上に縛られていた。
隣りの手術代には、女の子が・・・
ユニはヒョンスの顔をメスで切り取ろうとするが、ヒョンスに「助けて・・・」と、
哀願されたユニはメスを握れなくなる。
しかし、女の子が起き出しヒョンス の目にメスを突き立てようとする。
それを見たユニは、血相を変え女の子を制止する。
「私が엄마(オンマ:母)よ、あなたの엄마(オンマ)なの。私の子・・・ごめんね。ごめんなさい・・・」
と、泣きながら女の子を抱きしめるユニ。
「엄마(オンマ)だけいればいいんでしょう?」と、女の子を諭し、
ユニは女の子の霊と共に消えて行く。

ということらしいわ。
よくわからないんですものー
結局、地下室に閉じ込められていた醜い顔の女の子が本物のヒョンスなのよね。
ヒョンスの顔に移植するために連れてきた女の子だけれど、結局移植できず・・・
娘として暮らしているうちに、本物の娘のように愛情を抱くようになり・・・
地下室で暮らす本物のヒョンスには、自分が連れてこられた女の子だと思い込ませ・・・
というか、ヒョンスの顔をあんな風にしてしまった自責の念から逃れたいユニは、
自らも、地下室のヒョンスが連れてこられた女の子で、一
緒に暮らす女の子がヒョンスだと思い込んでいたのかもしれないわね・・・
ヒョンスに女の子の顔を移植してあげたんだと思い込みたくて・・・
ユニはいつしか連れてきた女の子の方を、本物のヒョンスより愛するようになっていたのよね。
けど、本物のヒョンスに対するすまない気持ちも消えなくて・・・
最後は錯乱してしまって、ヒョンスに女の子の顔を移植したということが真実だと思い込み、
ヒョンスの顔を女の子に返してあげようとして・・・
ヒョンスに襲い掛かる女の子を制止し、自分の罪を後悔し・・・
連れてきた女の子であるヒョンスを守り、本物のヒョンスの母となることを決意して・・・
けど、そうなると、なぜヒョンスの姿が連れてきた女の子の姿に?
ほんとによくわからないわー
もう、どうでもいいわ・・・忘れましょ。





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