ホワイトクリスマス~恋しくて、逢いたくて~  Calla 
 原題:カラ 카라(カラ) <1999>

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カラ ホワイトクリスマス~恋しくて、逢いたくて~

1995年の冬、デザイナーのキム・ソヌ(ソン・スンホン) は、満員バスの中で 一目で心を奪われた女性が、花屋のお嬢さんカン・ジヒ(キム・ヒソン)であることを知って胸がときめく。

迂余曲折の末にジヒと会う約束をしたクリスマスイブ。ソヌは約束の場所へ行くけれど、ジヒは犯人チョン・ミヌク(チェ・チョロ)の人質になって命を落とし てしまう。 それから3年、ジヒを忘れたことはない。

<彼女がいたあの時間へ戻ることさえできるならば>

切実な願いがソヌをジヒが死ぬ24時間前に戻す。奇跡のようにまた戻った時間の中で、ソヌはジヒを人質犯から助けることができるのか。

【予告編】

監督 ソン・ヘソン <1999>ホ ワイトクリスマス 恋しくて、逢いたくて、<2001>ラ ブ・レター ~パイランより~
<2004>力道山、<2006>私たちの幸せな時間、<2010>男たちの挽歌

出演

ソン・スンホ ン(宋承憲)

出演作品一覧

キム・ヒソン (金喜善)

<1997>敗者復活戦、<1999>ホワイトクリスマス~恋しくて、逢いたくて~、<1999>愛のゴースト
<2000>アウトライブ~飛天舞~、<2001>ワニ&ジュナ~揺れ る想い~、<2003>天国からの手紙
キム・ヒョンジュ(金賢珠) <1998>ク リスマスに雪が降れば、 <1999>、ホワイトク リスマス~恋しくて、逢いたくて~
<2000>ラブストーリー 不眠症、マニュ アル、そしてオレンジジュース、 <2004>シン・ソッキ ブルース

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【レビュー&ネタバレ】
DVD「Korean Christmas Love Story BOX 」は、
この映画、ホワイトクリスマス 恋しくて 逢いたくてと、 クリスマスに雪が降ればの2本セットです。

1999年というだけあって、ちょっと古い感じがするのかな?
でも、mocaにとってはこの頃のものの方が好き。
韓流好きの方はそうじゃないかしら?
mocaは何度でも観 たくなる映画なの。
古いといっても、決し て古臭いわけじゃなく・・・・
温かい映像と音楽・・・・真っ白な雪・・・
mocaにとっては、韓流の王道なわけです。
いわゆる・・・病気で死ぬとか・・・そういうネタはないので、オキマリの王道とは違います。
けれど、別の意味でも王道です。
どこが・・・?
ブっとんでるところ(笑)
冗談です。
時空を飛び越え・・・というのは、韓国映画ではよくあるネタで、
そういう意味でも、韓国映画らしさを感じるのではないかしら。
原題の<カラ>というのは、<カラー>の花のことでございます。
↑予告編でキム・ヒソンが手にしている白いお花よ。
邦題の「ホワイトクリスマス」ですが・・・
この映画はクリスマスの時期の設定なんだけれど、
本当にね、ホワイトクリスマスの美しさとあったかさを感じる映像なの。
そういう意味で、とてもピッタリの邦題だとは思うわー
ユン・ソクホ監督の四季シリーズが好きな方には、絶対にオススメするわー

それにしても、死んだジヒを3年間も想い続けていたなんて・・・・
そこまで想うほどの想いでも関わりもないのに・・・
3年間の時間の流れは全然感じないけれど、スジン(キム・ヒョンジュ)の変貌ぶりで感じるかしら?
キム・ヒソンは文句なく美しく・・・・
対して、キム・ヒョンジュは垢抜けないというか・・・不細工にも近く・・・
スジンの想いを応援したくなる気持ちになれず・・・・
けれど、ラストシーンでキム・ヒョンジュにmocaはヤラレちゃったわよー(笑)
こんなに可愛いかったんかい!
おかげで爽快な気分で観終えることができました(笑)
キム・ヒョンジュはこの映画では冴えない感じだけれど、他の作品では可愛いのよねー
(Ready Goや、ガラスの靴、あの日差しに向かって、
ラブストーリー 不眠症、マニュアル、そしてオレンジジュース etc...)
全部は観てないけど。
この映画でも最初から可愛かったらよかったのに・・・・


さて・・・結末までネタバレ よー

ソヌ(ソン・スンホン)は、毎朝会社の机の上に届くカラーの花と無言の電話を、
バスの中で一目惚れしたジヒ(キム・ヒソン)の仕業だと思い込む。
勇気を出して、クリスマスの夜逢う約束を取り付けるが、
その日待ち合わせの場所で、ジヒはミヌの人質になり命を落としてしまう。
自分がそこへ誘ったせいだと、3年経った今でも、ソヌの心の靄は晴れない。
彼女のいたあの日に戻れたら・・・・
ソヌの願いが叶い、エレベーターの外は、ジヒが死ぬ24時間前に時間が戻っていた。
ジヒを救おうと、ジヒの花屋の店員スジン(キム・ヒョンジュ)の助けを借り、
ジヒの居場所を探すが、なかなか彼女を捕まえることができない。
切羽詰ったソヌは、ジヒの命を奪った犯人の名前がチョン・ミヌクであったことを思い出す。
ミヌクの家から、ミヌクの電話番号の書かれた請求書を盗み出し、
麻薬の取引を装い、ミヌクを誘い出す。
しかし、偽の取引だということがバレ、ミヌクに逃げられてしまう。
ソヌはプラザホテルの客室に潜むミヌクをみつけ、勇敢に襲い掛かる。
がしかし、誰かに後ろから殴られ(実はジヒ)、ミヌクを取り逃がしてしまう。
ミヌクはジヒと逃げ出すが、途中警察に追い詰められてしまう。
ミククはジヒを人質に取り、スカイラウンジへと逃げる。
ミヌクを止めようとしたジヒは勢いあまってミヌクの持つナイフに刺されてしまう。
ジヒを刺してしまい狂乱したミヌクは、ジヒと共に窓ガラスを打ち破りビルの下へと落下してしまう。
今度もソヌはジヒを救うことができなかった。
しかし、ソヌを見ても気づかないジヒを疑問に思うソヌ。
なのに、なぜ花をくれたり、好きだと言ったのだろう・・・・
頭を悩ませながらエレベーターへと向かう。
その中には、カラーの花を抱いたスジンが乗っていた。
スジンの抱いたカラーの花束を見たソヌは、スジンが本当の贈り主だったことを悟る。
スジンに歩み寄ろうとした瞬間、エレベーターが異常を来たし、
スジンの姿は消え、時間は現在に戻っていた。
スジンのことが頭から消えないソヌ。
ある日、雨の中を急ぐソヌは、スジンとすれ違う。
言葉がみつからないソヌとスジン。
しかし、お互いの心はしっかりと結び合っていた。

ジヒに電話をし、「毎朝花をくれる人がいる」と告げると、ジヒは「気味が悪いですか?」と尋ね、
翌日花には「心配しないで、私の楽しみよ」というカードが添えられている。
ジヒの店に電話し、「好きだ」と言うと、「私も好き」と・・・
ジヒがスカラウンジで命を落とし、ジヌは家に戻るとそこには白いセーターのプレゼント。
初めてジヒの店に訪れた日に、ジヒが編んでいたセーターだ。
過去に時間が戻り、スジンとジヒを探す中、
スジンはジヒとのスカイラウンジでの待ち合わせの話をジヒから聞いた、
ジヒがとても喜んでいた、とソヌに話す。
そんなことから、ソヌはすっかりジヒがカラーの贈り主だと勘違いしちゃうのよね。
ジヒとスジンは同じ店で働いているのだから、ソヌの話なんて筒抜けなわけ・・・
ソヌが自分とジヒを勘違いしているとも知らず、
「会いたい」とか、「好きだ」と言われたスジンは幸せの絶頂だったでしょうね。
なのに、スカイラウンジで待ってるよ。・・・・・・・ジヒ。
それを聞いたスジンの心は凍りついたでしょう・・・
それでも、ソヌがジヒを探すのを手伝ったりして健気で・・・・・
そんなことして、ソヌが真実を知ったらどれだけショックを受けることか・・・・・
でも、真実を悟ったソヌの気持ちはスジンへと向かうのね。
ジヒは一目惚れの相手だったから、じゃなく・・・・
花の贈り主に惹かれてたということ?
その辺はつっこまず、ゆるりと楽しみましょー

チョイ役といえばチョイ役のキム・ヒソン(ジヒ)の彼、ミヌ ク。
「あの青い草原の上で」のスンミン(ヨノの元婚約者)でございますー

チェ・チョロ

「あの青い草原の上へ」のスンミン役のチェ・チョロ씨

チェ・チョロって、なんかヘンな役をけっこうやってたりするのね。
クワイエット・ファミリーなん て、総出演時間は2、3分。しかも、殺され ちゃう(笑)
この映画も総出演時間は短いけれど、かっこよさは光ってます。
ロクデナシ野郎だけどね(笑)






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