ボーン・トゥ・キル Born to Kill |
原題:ボーン・トゥ・キル 본투킬(ポントゥキル) <1996> |
|
監督 | チャン・ヒョンス(張賢秀) | <1994>ゲームの法則、<
1996>ボーン・トゥ・キル、<1998>
男の香り、<2004>誰にでも秘密がある、 <2004>20のアイデンティティ |
出演 |
チョン・ウソ ン(鄭雨盛) |
出演作品一覧 |
シム・ウナ (沈銀河) |
<1995>
サランヘヨ あな
たに会いたくて、<1996>ボー
ン・トゥ・キル、<1998>八月のクリスマス、 |
【レビュー&ネタバレ】 |
10年前の映画ですわ
よ・・・・・・・ そりゃ、チョン・ウソンも、シム・ウナも若い。 若いけれど、10年・・・という歳月を感じないわ。二人とも、あまり変わってないわよね。 チョン・ウソンはシム・ウナが引退後も連絡を取っている数少ない芸能人の一人。 それを聞いて’スゴイ!’と思ったわね。 あのシム・ウナに心を許させるだなんて・・・・・・・ それを知って、チョン・ウソンはちょっと気になる存在。 二人は、ドラマ<恋愛世代(1.5)>でも共演していて・・・ちょうど同時期よね。 放送は1995~1996年くらいだった? 映画とドラマで同時期に共演したら、相当長い間一緒にいるわよね。 年齢的にも同学年で・・・・ 恋愛関係に発展せず、友達関係を築いたというのは・・・ちょっと羨ましいかも。 内容としては、’殺し屋が恋をした・・・’という悲恋の物語。 ですが・・・ シチュエーションが、チョン・ウソンの出演したデイジー と同じじゃん(笑) というより、殺し屋が恋をしたら命取り・・・というのは当たり前のことで、 この映画は10年も前の作品だから、当時は新鮮だったのでしょうか??? 内容もオーソドックスで、かなり平凡な感じでございます。 ストーリーはテンポよく展開するけれど、内容がかなり稚拙で、物足りないでしょう。 一昔前のハードボイルド。 DVD化されても、「つまらないだろうなぁ・・・」と予想がついちゃって、なかなか手が出せず。 予想通りでしたわ。 この監督、なにゆえこんなにたくさん映画が作れるの? 実力あるように思えないのは、mocaだけですか? 見所は、チョン・ウソンのかっこよさくらいでしょうか?(笑) 本当に、この↑ポスターもすごいわよ。同じ人間とは思えないほどの美形。 シム・ウナはなんて言えばいいのか・・・ やっぱり、あまりこういう役は似合わない・・・シム・ウナが演じるなんてもったいない・・ 何でも演じれるし、上手いけれど・・・もったいないわ・・・ チョン・ウソンとはお似合いですけど。 それと、チョン・ウソンの上司的存在(ボスではないので) アウトライブ~飛天舞~で、キム・ヒソンの 父を演じ たキム・ハクチョル。 彼の鬼気とした演技はすごいかも・・・・ かなり許せないキャラクターですけどね・・・ 殺してやりたい。 そして、ボスは、ドラマ<初恋>のイ・スンヨンの父だったチョ・ギョンファン。 やっぱり貫禄あるわよねー 大好きなのに、あまり見る機会がなくて寂しいわ・・・ あと、お猿ちゃんがキュートです。 チョン・ウソンは世間と断絶して暮らしている殺し屋。 無口で優しい・・・けれど、任務となれば情け容赦なく相手を鮮やかに殺害する。 というキャラクターですが、その優しさがなかなか伝わってこないのよね・・・ 心中しようとした母の手を振り切って自分だけ生き残り生きてきた・・・そんな孤独な男ですが、 その孤独さも、苦悩も、まったく見えず・・・ ’キル’という男の’人間’の部分をもっと描いてくれたら・・・ けれど、シム・ウナ演じる’スハ’の方が、よくわからない・・・・・ 頭が悪く、勝手で、蓮っ葉な女にしか思えない・・・ 歌手になりたくてソウルに出てきて、’歌手にしてやる’という言葉に騙されて お金と体を貢ぎこんで・・・・ 騙されても凝りなくて・・・ 簡単に人を裏切って・・・ これが人間臭いのかもしれないけれど、どうも共感できませんわ・・・ 二人が愛し合う過程も、ちょっとイマイチで・・・・ スハがキルを愛するのはわかるけれど、キルはスハのどこに惚れたと? チョン・ウソンファン以外にはススメません。 展開としては、すぐに読めます。 愛したら命取りの殺し屋ですから・・・・・・・ |
|