ビッグ・スウィンドル!  The Big Swindle  
 原題:犯罪の再構成 범죄의 재구성(ポムジュェエ チェグソン) <2004>

 オススメ

 ストーリー

 韓流王道

 泣き

 笑い

名作

 映像

×

×

×

×

×


ビッグ・スウィンドル!

詐欺罪で出所してから一ヶ月。チェ・チャンヒョク(パク・シニャン)は、興味 深い 詐欺事件を計画する。それはまさに詐欺師ならば一度ぐらい夢見る史上最大規模 の韓国銀行詐欺。 5人の最高の詐欺師たちがチームを組んだ。

完璧なストーリー開発者チェ・チャンヒョクを始め、詐欺師の大物キム先生(ペク・ユンシク)、最高のほら 吹きオルメ(イ・ムンシク)、生まれながらの女キラーつばめ(パク・ウォンサン)、ファンタスティックな偽造技術者ガソリン(キム・サンホ)。

しかし、彼 らはお互いを信じられない。
目標は一つ。だが彼らは、それぞれ互いに違う打算を持っていた。

難攻不落の韓国銀行が襲われ、50億ウォン(約5億円)が引き出された。しかし、50億が消えた。みんな散り散りに散り、金は消えたのだ。明らかに隙がな い完璧な計 画。何が問題だったのか。

チャンヒョクは、逃走中に車ごと転落死し、負傷したオルメが逮捕され、逃亡をはかったガソリンは賭博場で捕えられる。つばめも冷 たい死体で発見される。こ れら全て、まだ行方不明であるキム先生の企みか。でなければ、この詐欺を計画したチェ・ チャンヒョクの別のストーリーか。

事件を追跡するチャ班長(チョン・ホジン)は、韓国銀行詐欺の情報を掴んだ決定的なきっかけが、一人の女性の情報提供電 話だったことを知 る。容疑者として浮び上がった詐欺師ソ・インギョン(ヨム・ジョンア)。キム先生の同居人である彼女は、韓国銀行詐欺には加わっていなかったが、常に彼ら の そばにいた。彼女が決定的な情報提供者なのか。

【予告編】
監督 チェ・ドンフ ン <2004>ビッ グ・スウィンドル!、<2006>タチャ イカサマ 師、<2009>チョヌチ(田禹治)
<2011>泥棒たち

出演

パク・シニャ ン(朴新陽)

<1996>ユリ、<1997>プワゾン、 <1997>モー テルカクタス、 <1997>手紙 The Letter、 <1998>約束
<1999>ホ ワイト・バレンタイン、 <2000>キリマン ジャロ、<2001>インディアン・サマー
<2001>達磨よ、遊ぼう、 <2003>4人の食卓、<2004>ビッグ・スウィンドル! 
<2004>達 磨よ、ソウルに行こう、<2007>ま ぶしい日に
ヨム・ジョン ア <1999>カル、<2002>H[エイチ]、<2003>箪 笥、 <2004>ビッグ・スウィンドル!
<2004>ラブリー・ライバル、 <2004>20のアイデンティティ、<2005>サッド・ ムービー
<2005>天国までの60日、<2007>な つかしの庭、<2007>里長と郡守、<2007>私の生涯で最悪の男、
<2009>チョヌチ(田禹治)
ペク・ユンシ ク 出演作品一覧
イ・ムンシク 出演作品一覧

<< HOME

【レビュー&ネタバレ】
2004年公開。観客動員数は、約95万人。確か、公開されてすぐに見た映画。
4年ぶりにもう一度見てみました。
あれほど面白いと思ったのに、あれぇぇぇ?
見終わった後の爽快感はどこへ行ってしまったのー?
一度見たからではないと思うわ。目が肥えちゃったのねぇ........
まるで、タチャ イカサマ師を見た時と同じつまらなさ。
うーん........
mocaは既に... ちょっとやそっとじゃ、面白く思えなくなってしまったようです......

随分前に見た作品を見直すと面白いのが、当時は知らなかった俳優が目に付くこと。
追撃者キム・ユンソク正しく生きようのチュ・ジンモと、ソン・ビョンウ ク、
トンマッコルへようこそのイム・ハリョン씨
なんだか、妙に嬉しい。

5人の 天才詐欺師が挑む金融ミステリー映画。
そんなに感嘆するようなミステリーではないけれど、
肩に力を入れずボーっと観ていてば最後まで楽しめると思うわ(笑)
けれど、詐欺師同士の 騙しあいだから、最後まで騙しあいが続い て、予想もしない展開が繰り広げられるわよ。
本格ミステリーではなく、コメディータッチの軽いミステリーでございます。
必死に謎解きなんてし ちゃったら、すぐにタネがバレるかも。
この映画がどんな映画かさえも知らずに観るくらいがちょうどいいわ。

mocaはパク・シニャンの変貌ぶりに驚いたわよー
パク・シニャンって地味だったり、真面目な役しか見たことなかったから、
このチンピラ風パク・シニャンに度肝を抜かれたわー
こういう役もできるのねー
「俳優」は「演じる」ことが仕事なんだと、改めて感心させられたわー
ヨム・ジョンアもこの映画のヨム・ジョンアが一番美しいとmocaは思うわー
ヨム・ジョンアはチャン・ドンゴンの元カノなのよね?
やっぱり美形は美形が好きなのね。


【チェ・チャン ヒョク】
パク・シニャン
【チェ・チャン ホ】
パク・シニャン
【キム先生】
ペク・ユンシク
【ソ・インギョ ン】
ヨム・ジョンア
【オルメ】
イ・ムンシク
【ツバメ】
パク・ウォンサン
【ガソリン】
キム・サンホ
【ソ社長】
イム・ハリョン
【チャ班長】
チョン・ホジン
【イ刑事】
キム・ユンソク
【キム刑事】
ソン・ビョンウク
【調査係長】
チュ・ジンモ

韓国銀行から50億 ウォンが盗まれ、容疑者5人のうち1人は逮 捕。
もう1人は遺体で発見、残る3人が指名手配された。
遺体はチェ・チャンヒョク(パク・シニャン)
唯一の家族である双子の兄チャンホ(パク・シニャン)は
商品の仕入れのためロシアへ行っていたので、チャンヒョクの死は1ヶ月後に兄に伝えられた。
チャンホには、弟の保険金5億ウォン(約5千万円)が支払われることになっていた。
チャンホは参考人として警察へ出頭するが、
そこへ容疑者の1人であるキム先生の愛人インギョン(ヨム・ジョンア)が現れる。
インギョンはチャンホにチャンヒョクとの出会いを話して聞かせる。

刑務所から出所したチャンヒョクは、詐欺の神様であるキム先生の元へとやってきた。
50億ウォンを韓国銀行から詐欺で奪う計画を持ちかけるためだ。
「最近は全うに生きている」と、最初は断ったキム先生だが、
「4年前の事件以来、臆病風を吹かせているという噂だ」と、
チャンヒョクに煽られ、キム先生は計画に乗ることになる。
そして、チャンヒョク、キム先生、ガソリン、ツバメ、オルメの5人の詐欺の名手が集まった。
警察は情報提供の声が 女だったことから、インギョンを疑うが・・・・

50億ウォンの詐欺だけではなく、チャンホから5億ウォンの保険金をインギョンが奪おうとしたり、
ペンションのための土地が絡んだり、面白いわよ。

ネタバレなんてしちゃったら・・・・
この映画を観る価値がなくなるわよ・・・・
ということで・・・・
まだこの映画を観ていない方は、何も考えずこのまま映画へGo!

ネタバレします が・・・・


銀行は、預金者が預金を引き出す時に不足しないよう、全預金額より余分に余剰金を用意している。
不足分は、韓国銀行から借りるのだ。
チャンホらは、この銀行が韓国銀行から借りつけるための小切手を偽造する計画を立てた。
偽の銀行強盗を仕組み銀行に入り込み、小切手の原本をコピーし、
偽小切手偽造し、韓国銀行へと乗り込む。
計画は全てうまくいっているように思えた。
しかし、金を運び出している最中に、女の声で謎の密告があり、
チャンヒョクらは警察に追われる。
その逃走の途中でチャンヒョクは事故死し、
オルメは交通事故に遭い入院。
金はツバメとガソリンが持ち出したが、ツバメが裏切り独り占めして逃走する。

キム先生はツバメに激怒し、ツバメを探しに出るが、
ツバメは自分が騙した女に復讐され、殺されていた。
そして、金は消えてしまった。
いったいどこへ?誰が?

キム先生の愛人だったインギョンは、チャンホがチャンヒョクの保険金を受け取ることを知り、
チャンホの家に押しかけ同居を始める。

消えた金を追うキム先生。
チャンホが事故死したVTRを見たキム先生は、あることに気づく。
トンネルの中へ入ったのはチャンヒョクが先立ったのに、出てくる時には警察が先に出てきたと。
トンネルに何がある!
キム先生はトンネルを調べるが、そこには抜け道があり、
二人の人物の足跡が残されていた。
チャンホとチャンヒョク?チャンヒョクは生きている!!

チャンヒョクを執拗に追うキム先生。
そして、チャンヒョクの故郷で4年前にチャンヒョク、チャンホ兄弟が奪い合った女性に会い問い詰める。
しかし、女性の口から出たのは、驚くべく真実。
チャンホは4年前に自殺したのだと。
チャンホは詐欺に遭い、学校基金を騙し取られたのだと。
そして、その詐欺はキム先生を始め、オルメ、ツバメ、ガソリンらが仕組んだものだった。
チャンヒョクは、自殺した兄の仇を討つために、今回の詐欺を計画したのだ。
キム先生は、チャンヒョクを誘き寄せるために、多額の資金を投資し、
チャンヒョクが欲しがっていた土地を購入したが、
それもチャンヒョクが仕組んだ計画であり、そんな土地など欲しいわけでなく、
キム先生に多大な損害を与えるために、嘘を吹聴したのだった。
韓国銀行から奪った金だけでなく、多額の損失を与えられ、キム先生は激怒する。
チャンヒョクの元へ乗り込み、金を出せと脅すが、
金で買っていたパク刑事から恨まれていたキム先生は、
パク刑事に正当防衛として射殺されてしまう。

チャンホの古本屋の壁にお札が並べられているのには驚いたわ。





<< HOME

inserted by FC2 system