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△ |
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| あなたは遠いところに Sunny |
| 原題：あなたは遠いところに 님은 먼곳에（ニムン モンゴッセ） ＜2008＞ |
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| 監督 | イ・ジュニク （李俊益） | ＜1993＞キッド・カップ、＜2003＞黄色平野、＜2005＞王の男、＜2006＞ラ
ジオスター、＜2007＞楽しき人生、 ＜2008＞あなたは遠いところに、 ＜2009＞雲から抜けた月のように |
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出演 |
スエ |
＜2004＞ファ
ミリー、＜2005＞ウェディング・
キャンペーン、＜2006＞夏物語、 ＜2008＞あなたは遠いところに、 ＜2009＞炎のように蝶のように、 ＜2010＞深夜のFM |
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チョン・ジ ニョン（鄭進永） |
出演作品一覧 | |
| チョン・ギョ ンホ | ＜2005＞私
の生涯で最も美しい一週間、 ＜2005＞クァンシクの弟クァン
テ、＜2006＞暴力サークル、 ＜2007＞ハーブ、＜2007＞永遠の魂、＜2008＞ビースティ・ボーイズ（友情出演）、 ＜2008＞あなたは遠いところに、 ＜2008＞亀が走る |
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| チュ･ジンモ | ＜1996＞学生府君神位、＜2001＞ワイキキブラザーズ、＜2003＞
もし、あなたなら～6つの視線～、 ＜2004＞ビッグ・スウィンドル！、 ＜2004＞大統領の理髪師 、 ＜2004＞初恋のアルバム～人魚姫のいた島～、 ＜2004＞シシルリ（時失里）2km、 ＜2004＞うつせみ 、＜2006＞家族の誕生、＜2006＞タチャ イカサマ師、＜2006＞偉大なる系譜、 ＜2006＞熱血男児（特別出演） 、＜2007＞楽しき人生、＜2007＞正しく生きよう、 ＜2008＞あなたは遠いところに、 ＜2008＞サグァ（2005年制作）、＜2009＞29年（制作延期） |
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| オム・テウン |
＜2003＞春
の日のクマは好き
ですか？、＜2003＞シ
ルミド、＜2004＞ファミ
リー、＜2005＞公共の敵2、 ＜2006＞家族の誕生、＜2007＞私の愛、＜2008＞私たちの生涯最高の瞬間、 ＜2008＞あな たは遠いところに（特別出演）、＜2008＞裡里(イリ)、＜2009＞携帯電話、 ＜2010＞シラノ・エージェンシー |
| 【レビュー＆ネタバレ】 |
| 2008年7月23日韓国公開。 観客動員数は、約180万人。ヒットまでもう一歩。 ですが、韓国映画界衰退のこの時期... 100万人突破の貴重な一作。 日本でも、韓国映画ショーケース2008にて、あの人は遠 くへという邦題にて公開決定。 ラ ジオスター、楽しき人生に続く’音楽三部作’の最終章と言われております。 音楽が人々の心を和ませ、楽しませ、生きる活力を与えていた時代...... そんな時代の熱気が伝わる作品。 劇中、1970年頃の韓国でのヒット曲が次々と、主演のスエによって歌われるようです。 （その頃のヒット曲はわかりません） 実際、この映画の観客層は中高年だったそうです。 昔を懐かしむ人々によって支持された映画と言っていいでしょう。 若者や、日本人にとっては、意味のない映画になる可能性は高そうです。 moca的にはまったくオススメできません。 ’△’が１つありますが、正直、全部’×’でもいいくらい........... moca的には、全くもって面白みのない映画でございました...........................  見所は、70年当時のヒット曲と、スエの七変化くらいでしょう。
スエの演技は見事でございました。 オドオドするばかりのド素人の田舎娘が、少しずつ自信をつけ、美しくなっていく様子も自然で、 嫌味がない。 mocaとしては.... スエの顔が少しも美人だと思えないので、全くのめりこめませんでしたが。 網タイツにアーミールックのスエだけは、可愛くてお似合いだと思います。 スエは元々歌手デビューを目指していたそうなので、 歌はどれほどか？と期待しておりましたが、 これで歌手目指してたなんて.... 恥ずかしいのでは？ 記者会見で、「Sexyは私の本能かも」なんて言っちゃってるし.... は？へ？って感じよ。 mocaの中でのスエの評価も、下がる一方。 ラ ジオスターは稚拙な部分はあっても、それなりに面白く好きな映画ですが、 イ･ジュニク監督の作品は、どうも相性が悪いようです。 この映画、企画意図がわからない。 単に’古き良き時代の音楽’に関する映画を作りたかった..... それだけか？ ストーリーの軸として、スエが夫を探して会いに行く.... ということがありますが、 ストーリー的には全く盛り上がりません。 音楽メインのロードムービーのような雰囲気です。 途中、ベトナム戦争の激しい戦闘シーンも盛り込まれますが、 戦争映画に比べれば、中途半端。 イ･ジュニク監督の目的としては、音楽とラストシーンだけにあると思えます。 あのラストが撮りたいがために...... 劇中、なぜスエが夫に会いたいかを曖昧にし続け.......... この時代の女..... 自分の命以上にプライドが大事だと？ あのラストのスエの心中は、人によって受け止め方は様々であると思います。 自分の体を引き換えにしても（← ネタバレなので、反転させて読んでください） 守りたかったプライド？ ちょっとmocaには理解できませんが..... 当時の蔑まれた女性の怒りを代弁した映画なんでしょうかねぇ........ 意表を突くラスト。 といえば、いえますので、それを狙っただけなのか........ 正直、スエ演じるスニに同情ができなかったことも、 この映画にハマれなかった原因の１つです。 ’同情’か、’同感’がなければ、この映画は楽しめないでしょうねぇ。 mocaは少しも感動できませんでした。 完成度は高いので、それなりに楽しめると思います。 男性陣はオマケ この映画の目的..... そりゃあ、オム･テウンでしょう！ しかし、この映画はスエ一人のためだけにあるようなもの。 男優はオマケです。 オム･テウンも、特別出演にしては思ったより出演分量は多いです。 それでも、期待しすぎるとガッカリするでしょう。 演技的にも、マンネリですし..... あの感情が頂点に達した時の演技、なんとかならないものでしょうか....... 大げさで、不自然極まりない。 そして、もう一人の目的は.... チョン･ギョンホ。 何気にチョン･ギョンホが好きなのです。 mocaは実は.... 韓流にハマる前は、いわゆるバンギャルというのでしょうか.... バンド、ライブが大好き！だったものですから、 チョン･ギョンホが長髪にベルボトムで出演するとあって、興味津々だったわけなんです。 花柄シャツにベルボトムが似合うように、5kgも減量したといいますしね。 オマケ程度の出演ですが、期待通りでございました。 いいわー チョン･ギョンホ！ 最後の米軍の前でのステージ。あの憂いを秘めたような目がたまらない....... いつもスエを助けようとするキャラクターもよかった。
イ･ジュニク作品ではおなじみのチョン･ジニョン。 相変わらずすごいパワーで、強烈なカリスマを発揮。 ですが、女を妊娠させ「堕ろせ」まではありがちでも、 「俺が妊娠させたことを口外したらタダではすまさない！」 とまでいうロクデナシのヒトデナシ。 それだけでなく、 バンド仲間の金を持ち逃げ... だけでなく、 ベトナムでパスポートを売り払って置き去りに！ こんなヒトデナシは死刑だ！ こんなキャラだからこそ、最後に人間らしさを見せたところに感動があるんでしょうかねぇ。 mocaは感動できませんでしたけど。 きっと、映画よりも、ドラマ’魔王’でおなじみであろうチュ･ジンモ。 moca大好き。 この映画でも、持ち味を十分発揮。 コミカルで個性的でありながら、優しく情の深い面を見せております。 この方も遅咲きですが、これからどんどん活躍するのでしょうねぇ。 さてさて、シン･ヒョンタク.... 乾パン先生とこんぺいとう..... 出てましたっけ？ まったく記憶にないんですけどぉ...... |
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