愛情の欠乏が二人の男に及ぼす影響  How the Lack of Love Affects Two Men
 原題:愛情の欠乏が二人の男に及ぼす影響
 애정결핍이 두 남자에게 미치는 영향(エジョンギョルピビ トゥ ナムジャエゲ ミチヌン ヨンヒャン) <2006>

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愛情の欠乏が二人の男に及ぼす影響

女なし生活17年。ケチケチおやじドン・チョルドン(ペク・ユンシク)と息子ド ン・ヒョン(ボン・テギュ)。愛情の欠乏した2人の男の抱腹絶倒コメディー。

自分だけの独りよがりの哲学の下、世の中のあらゆる不正を暴いて実利を着服しながらも、裏では自分の合理化に余念がないケチな男、ドン・チョルドン。男や もめの下で、正常な成長過程を無視したまま、おかしな自活力を育ててきた天真乱暴高校生ドン・ヒョン。ある日、重症の愛情欠乏症状を見せる二人の男が住ん でいる家に、妙齢の女性ミミ(イ・ヘヨン)が引っ越してくる。果たして、愛に喉が渇いた二人の男に、愛情の欠乏が及ぼす影響は?

公式サイト:http://www.lotteent.co.kr/movie_site/lovelack/

【予告編】

監督 キム・ソンフン <2006>愛 情の欠乏が二人の男に及ぼす影響

出演

ペク・ユンシク

出演作品一覧
ポン・テギュ 出演作品一覧
イ・ヘヨン <1997>朴対朴、<2000>イフ、<2002>海賊、ディスコ王になる、
<2006>愛 情の欠乏が二人の男に及ぼす影響

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【レビュー&ネタバレ】
2006年11月韓国公開。 観客動員数は、約50万人。
チョン・ウンガンの小説を映画化。
中年のペク・ユンシクと、若手実力派のポン・テギュの2top.
観客層がなんとも難しいところ。
しかも...... ヒロインがイ・ヘヨンってのは、どーゆーことぢゃ!
何か裏があるのか?と思ったのに、正真正銘のヒロイン....
美しく、ナイスバディで、町中の男どもが鼻を伸ばして見とれてしまうという最高の女。
ありえねー
イ・ヘヨンっていったら、ドラマ<初恋>のシンジャや、<ラストダンスは私と一緒に>のチ・ソンの姉。
好きな相手に見向きもされない女、自分勝手でワガママな女、そんなキャラが似合います。
ヒロインなんて、ありえません。
それをヒロインに持ってくるところからして、この映画は普通じゃない。

くだらなくて、バカバカしくて.... 
そんなバカらしさに笑ってしまうB級コメディー。
B級なりの面白さを極めております。
父と息子の仁義なき戦い。
一人の女を巡って争奪戦を繰り広げるだけの映画。
それが痛快で笑えること、笑えること。

不正を暴いて着服した金で一財産築いた父。
その不正の暴き方までユニークで笑いが止まらない。
例えば、トイレットペーパーの長さをワザワザ測って、足りなければ企業を脅すのです(笑)
しかも、その後も末永くお付き合い頂くようで?(笑)
(ミミの開店パーティに呼んでいた/笑)
この父が、やることなすこと愉快で仕方ない。

この監督がアイディアマンなのか、「噂が町を駆け巡った」というくだりでは、
チラシにクチビルがあって、町中にバラ撒かれていたりと(笑)
くだらないんだか、ユニークなんだか(笑)

オールドボーイや、リング(日本のホラー)などのパロディーも、うまいんだなぁ。
ピアノの弾き語りは、もしや、パリの恋人?

最後のシメだけが、なんとなくスッキリしない感じですが、
気楽に笑える映画としては、十分オススメできる作品です。
ただ、他に面白い作品が山ほどあるのに、わざわざこの映画をチョイスする必要はないかな。

【ドン・チョルドン】
ペク・ユンシク
【ドン・ヒョン】
ポン・テギュ
【オ・ミミ】
イ・ヘヨン

ペク・ユンシクは、持ち味を最大限に発揮。
ポン・テギュも、こういうツートップや脇役で力を発揮する俳優ね。
正直、彼の主演は何か足りないし、飽きる。



町内のバカ三人組(笑)
この三人がイイ味出してるのよー
冒頭で、イイ女を見るためにベンチ持参で先回りするネタは監督のアイディアかしら?
面白すぎ。
mocaのだーいすきなアン・ギルガン
何をやっても最高ね。
チョイ役だったのが残念だけれど、チョン・ウとのバカ兄弟ぶりは必見。
チョン・ウが既存キャラをブチ壊す初めてのキャラクターを熱演。
頭が足りないバカすぎる壊れた弟。
いっつも中途半端なダメ悪役ばかり。(悲しき恋歌、同い年の家庭教師宿命など)
これは新境地。
バカなのに、可愛くて憎めない(笑)
なぜか、かっこよく見えたり?

余談ですが、BABY VOX の新メンバー、パク・ソリは、
近所(江原道カンヌン)で行われていた撮影を見学していて、スカウトされたそうです。



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