フー・アー・ユー?  Who Are U ? 
 原題:フー・アー・ユー 후 아 유(フーアーユ) <2002>

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フー・アー・ユー?

2002年、ソウルの63ビルディング。チャットゲーム<フー・アー・ユー>の プランナー、ヒョンテ (チョ・スンウ) は、2年以上準備してきたゲームの公開を控え、ベータテスト参加者の反応を見回して心労焦燥している時、掲示板に<フー・アー・ユー>を誹謗するID ピョリの文を見つけて憤慨する。

彼女が同じ建物の水族館ダイバー、インジュ(イ・ナヨン)ということがわかり、ヒョンテは、ベータテスター・インタビュー を頼みに訪ねて行き、一目でその魅力に陥ってしまう。

人魚ショーをヒットさせるために練習に熱中しているインジュ。一時は国家代表水泳選手だったが、ケガ をした後は63シーワールドでダイ バーの仕事をしている。

彼女は<フー・アー・ユー>のインタビューのために訪ねたヒョンテから、過去のボーイフレンドの面影を感じる。ヒョンテは、メルロ というアバターで自分を隠してインジュのゲームパートナーになり近づくが、オンラインと現実の両側で彼女を知っていく際どい ゲームを楽しみながら、ますます彼女に惹かれていく。

【ミュージック・ビデオ】
監督 チェ・ホ <1998>バ イ・ジュン~さらば愛 しき人~、<2002>フー・ アー・ユー?、<2006>死生決断
<2008>GO GO 70s

出演

チョ・スンウ (趙承祐)

<2000>春 香伝、<2001>ワニ&ジュナ~揺れる想い~、 <2002>フー・ アー・ユー?
<2002>爆裂野球団!(特別出演)、<2002>H [エイチ]、<2003>ラブストーリー
<2004>下流人生~愛こそすべて~、 <2005>マラソン、<2006>とかげの可愛い嘘
<2006>タチャ イカサマ師、<2008>GO GO 70s、 <2009>炎のように蝶のように

イ・ナヨン

出演作品一覧

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【レビュー&ネタバレ】
この監督は、観客を楽しませるの がヘタなのでは?
<バイ・ジュン>は途中で挫折したくなるほどのつまらなさ。
<死生決断>はなかなか面白いけれど、説得力のない展開。
この<フー・アー・ユー?>も、いまいち盛り上がりに欠けるものが。
ロマンティックで、見ていてすごく引き込まれる部分も多いので、すごく残念。
監督よりも、脚本が悪いのかしら?
映画好きには物足りないでしょうけど、雰囲気を楽しむにはオススメですし、
韓国映画好きの方なら、けっこう好みでは?
音楽もGoodです。
ちょっと他にない雰囲気の映画で、新鮮です。
面白くはないけど、観て欲しいですね。

とにかく、イ・ナヨンちゃんが可愛い。
そして、チョ・スンウはさすが実力派ですわね。

ちょっとせつなく、展開する二人のラブストーリー。
ヒョンテ(チョ・スンウ)だけが、ピョリがインジュ(イ・ナヨン)だと知っていて、
バーチャルな世界、現実世界、どちらの姿も知り、好きになる。
インジュはメルロがヒョンテだと知らずに
ヒョンテには批判的で、メルロに好意を寄せていく。
「2人っきりの三角関係」

ストーリー展開は、もたついてイライラしたり、
かなりわかりづらかったり・・・観客を置いてけぼりにしたりもあるけれど、
雰囲気がすごくよいのよね。
劇中に登場する<フー・アー・ユー>がすごく面白そうで、
これがちょっとロマンティックな演出をしてくれるの。
日本でいうアバターをキャラクターにした、
バーチャル社会でのチャットゲームなんだけれど、
これが実際あったらすごくヒットすると思うのに。
この映画が公開されたのは2002年。
日本って、ネットの部分ではすごく遅れているように思うわよね。
技術もそうだけれど、インフラも。

インジュが憧れる<チチカカ湖>もモチーフになっていて、
二人が待ち合わせする店の名前も<チチカカ>と、
ちょっとステキ。

インジュは元国家代表の水泳選手で、
ハードな練習が元で、片耳が聴覚障害となり、引退する。
聴力と人生の目標、希望を失ったインジュ。
心と体に傷を抱え、自分の殻にこもるインジュ。
気が強くて、潔癖。

一方、大手企業からの誘いを断り、
自らベンチャー企業を立ち上げ、<フー・アー・ユー>の開発に血心を注いできたヒョンテ。
しっかりしていて、大人で、
その上、インジュを励ますために、
PCの向こうでギターを弾き歌ってあげたり、
インジュのために<フー・アー・ユー>の中に特別な島を作ってプレゼントしたり。
すごく魅力溢れる人。

ヒョンテの同僚であり、友人である金髪のナムン。
インジュの親友ポヨン。
<パリの恋人>のヤンミちゃんですね。
登場人物の少ない中で、すごく魅力的なキャラを演じてますわ。

そして、インジュの元カレ。
パク・ヘイル。
写真だけの登場ですが(笑)
こういうの好きー


ちょこっとストーリーを。


2002年ソウル、63ビル。
チェティングゲー厶の企画者ヒョンテは
2年以上準備してきたゲームのオープンを控え、
モニター参加者達の反応を見ながら心を痛めていた時、
掲示板で<フー・アー・ユー>を誹謗中傷するピョリというIDの文章を読んで憤慨する。
<ピョリ>の登録情報を調べ、同じ63ビルの水族館のダイバー、インジュだと知ったヒョンテは、
モニターインタビューと称して、インジュに会いに行く。
<人魚ショー>を成功させるために、
無茶なことに挑戦し、熱中するインジュに惹かれるヒョンテ。
インジュもヒョンテから、かつての恋人の面影を感じていた。

<メルロ>というIDを使い、<フー・アー・ユー>の中でピョリに近づくヒョンテ。
気が強いながらも、心に傷を抱え、殻にこもるインジュが気になる。
「自分に悩みを打ち明けて」と、メルロはピョリに語りかける。
会わないこと、電話しないこと。
それがルール。

自分を理解してくれるメルロにどんどん信頼を寄せていくインジュ。
しだいに、メルロに心惹かれるようになる。
一方、ヒョンテに対しては「金の亡者」として、冷たく突き放す。
インジュを好きになってしまったヒョンテは、
もう一人の自分メルロに嫉妬し、
インジュに受け入れてもらえず、ヒョンテはイラ立つ。
「いつまで殻に閉じこもっているつもりだ!」
ヒョンテはインジュに言い放つ。
メルロの正体がヒョンテだと知ったインジュは激怒する。
「初めて心が通じた人、それが君なんだ。 オレではダメか?」

街角の大型ビジョンから、<フー・アー・ユー>のCMが流れる。
それは、ヒョンテからインジュへの愛の告白だった。
ヒョンテの想いにようやく理解を示すインジュ。
信号が青になったら、一緒に渡ろう!







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