キム館長 対 キム館長 対 キム館長 Three Kims |
原題:キム館長 対 キム館長 対 キム館長 김관장 대 김관장 대 김관장(キムクァンジャン テ キムクァンジャン テ キムクァンジャン) <2007> |
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監督 | パク・ソンギュン | <2007>キ ム館長 対 キム館長 対 キム館長 |
出演 |
シン・ヒョン ジュン(申鉉濬) |
出演作品一覧 |
チェ・ソング ク | <2002>セッ
クス・イズ・ゼロ、<2005>恋
愛術士、<2005>このまま死ねるか、 <2006>救世主、<2006>連理の枝、<2007>キム館長 対 キム館長 対 キム館長、 <2007>チョンソルリへようこそ(特別出 演)、<2007>セックス イズ ゼロ 2 、<2007>テハンとミングクさん、 <2009>救世主 2 |
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クォン・オジュン |
出演作品一覧 | |
オ・スンヒョン | <2001>ガ
ン&トークス、 <2004>小さな恋のステップ、
<2004>私の彼のロマンス、 <2007>キム館長 対 キム館長 対 キム館長、 |
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ノ・ジュヒョン(盧宙鉉) | <2002>緊
急措置19号、<
2004>最後の狼、<2004>ふ
ざけるな、 <2004>恋の潜伏捜査、 <2005>ナンパの定石、<2007>キム館長 対 キム館長 対 キム館長 |
【レビュー&ネタバレ】 |
2007年2月公開。観客動員は
91万人と振るわず。 特別ひどくもなく、特別面白くもない無難な作品。 感動あり、笑いありの、模範的なまとまりのよい作品。 けど、この程度の無難なネタではヒットはできませんな。 子供だまし。 破綻したくだらないコメディーだと高をくくっておりましたが、 予想よりは楽しめました。 韓国映画を見尽くしているなら別ですが、韓国コメディーにはもっと優秀な作品がありますので、 敢えて挑戦する必要はありません。 <キム(金)>という名字は韓国で最も多い名字で、全体の20%以上を占めております。 クラスに何人もキムさんがいるという状態。 同じ名字の人間が多い国、韓国。 なので、韓国では名字だけでなく、フルネームで相手を呼ぶわけですね。 とある村で3つある武道教室の館長の名字がすべてキム。 そのキム館長が一人の女性と、村での存続を賭けて繰り広げるドタバタ劇。 シン・ヒョンジュン演じるテコンドーのキム館長。 ぐーたらで情けないシングル・ファーザー。 そのテコンのキム館長と敵対する剣道のキム館長。 道場に飾られた数々のトロフィーが自慢の姑息で大人気ない男。 そこへ更にやってきた新たなキム館長。 華麗な技で悪党をやっつけ、子供たちの人気を独り占め。 テコンと剣道の生徒たちも、カンフー道場へ奪われる。 しかも、強いだけではなく、美しいピアノで、マドンナ・ヨンシルの心も独り占め。 武道で食べていくことが夢だったヨンシルの父パク社長は、 娘をカンフーのキム館長の嫁へと考える。 それを聞いたカンフーのキム館長は、あることを提案。 三人のキム館長の決闘で勝った者がヨンシルを嫁にするのはどうかと。 ストーリーはそれだけ。 そこへ、村の再開発に目をつけた土地ころがしのヤクザとの対決が加わる程度。 近頃すっかりコメディー俳優として活躍中のシン・ヒョンジュン。 mocaはシン・ヒョンジュンは好きですが、あのお顔が...... 彼が演じるメローだけはパス。 この手のコメディーなら、シン・ヒョンジュンは最高ですね。 その相手となるのは、チェ・ソングク。 彼も実力派コメディー俳優。 ちょっと彼色のキャラではなかったような気もしないでもないですが...... シン・ヒョンジュン相手に奮闘しております。 シン・ヒョンジュンといえば、<家門の栄光2& gt;のチョン・ジュナ。 へんてこ日本人<斉藤さん>でちょこっと出演。 この映画、日本語がチョコチョコ使われますが、チョン・ジュナ演じる日本人は最高に笑えます(※失笑) 剣道のキム館長の名言シリーズも笑わずにはいられない。
三人目のキム館長には、クォ ン・オジュン。 クォン・オジュンといえば、個性的な三枚目。 なのに、この映画では文武両道なイケメンという役どころ!! 以前のmocaだったら......... クォン・オジュンが?ありえんっ!!と、一蹴したでしょう。 が、<チェオクの剣(茶母)& gt;でクォン・オジュンにオチてしまったものですか ら、 ちょっと嬉しい役どころ。 しかも..... なんだか随分かっこよくなっておりませんこと? 正直、クォン・オジュンがこんなにかっこいいとは! 初めてイケメンだと思いましたわよ。 しかも、優しくまっすぐで、器も大きいという最高のかっこよさ。 クォン・オジュンはカンフーの有段者。 実際、代役を一切使わず一人で全てこなしたそうです。 10年来の<アクション俳優になりたい>という夢を、この映画で叶えたそうよ。 <チェオクの剣(茶母)> といえば、イ・ハヌィも 悪役で出演。 悪役のイ・ハヌィを見るのは悲しいわ.............. イ・ハヌィを筆頭とする三人衆の一人に、<華麗なる休 暇>のパク・チョルミ ン。 何を演じさせても見事よね。 <華麗なる休暇> のウォンギ、ペク・サンギもヤクザ役で出演(↓写真ありま す) マドンナ役には、オ・スンヒョン。 <ガン&トークス>で は、シン・ヒョンジュンに想いを寄せられる人妻。 <小さな恋のステップ>では、冒 頭でチョン・ジェヨンに別れを告げる恋人。 <私の彼のロマンス> では、ヒロインの恋敵となる世界的女優。 美人なんだけれど、ヒロイン向きじゃないのよね。 ドラマ<白雪姫>の整形美人アナが一番ピッタリだったわ。 この人って、自然にサラっと演じられるすごい女優。 器が違う気がするわ。 ヨンシルの父には、ノ・ジュヒョン。 見る度に違うキャラクター。今回も大好きです。 シン・ヒョンジュンにテコン道場を辞めることを留まるよう説得される子供。 見たことあるなぁ...... <アイスケーキ>で熱演 を見せたチャン・ジュニョン君だわ! こんなちょっとした場面なのに、光ってるのよね。 子役ついでで、シン・ヒョンジュンの息子トリョンは、クォン・オミン。 <オオカミの誘惑> で、たぬきのような弟。 <ウェルカム・トゥー・トンマッコル>では、村の子供。
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