G.Iジョー |
アメリカ映画<2009> |
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出演 |
イ・ビョンホ ン(李炳憲) |
出演作品一覧 |
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【レビュー&ネタバレ】 |
アメリカ映画ですので、特にレビューするつもりはありません。 イ・ビョンホンに興味がある人しか観ないでしょうし。 いかにもアメリカだな、という感じ。 莫大な制作費を投入するだけあり、CGも迫力が違いますね。 内容としては、アイリスの一部を抜粋した感じ。 イ・ビョンホンは、アイリスと同じようだな... と、感じなかったのでしょうか。 単にテロの規模が破格的に違うだけ。 アイリスは現実的な化学兵器に対し、 G.Iジョーは非現実なバーチャルな化学兵器を使用。 アイリスがソウル中心部を狙ったのに 対し、G.Iジョーはワシントン、モスクワ、北京と... 世界に打撃を与えるようなテロを計画。 「世界で一番潤っているのが武器商人だ」というセリフも同様で、 G.Iジョーの「コブラ」が、アイリスの「アイリ ス」という組織のようなもの。 戦争を勃発させ、利益を得る。 虚像の世界だけでなく、本当にそうなんじゃないかと疑いたくなりますな。 アイリスはドラマだけあり、人間ドラ マも盛り込んでおりますが、 G.Iジョーの人間ドラマは、おまけ程度。 アクションとCGを見せたいがために制作された映画。 好き好きがわかれますね。 ハリウッドが好きな方は良いでしょうし、韓国映画が好きな方は慎重に検討を。 続編が制作されるそうですが、mocaは観ません(笑) 一番期待しているのがイ・ビョンホンでしょう。 彼はやはりさすが。世界に出るだけの存在感があります。 イ・ビョンホンが演じるストーム・シャドーは本来は日本人です。 けど、日本の俳優にあの存在感を持つ俳優はいるのでしょうか。 出演分量は少ないです。 一応悪役です。 ↓ 簡単にストーリーを(結末ネタバレ) ↓ MARS産業のCEOであり“武器商人”であるジェームズ・マッカランは、金属を食い尽くすナノマイトという化学兵器をNATOの依頼で開発する。 NATO軍は厳重装備で極秘にナノマイトを輸送するが、何者かに襲撃されてしまう。 NATO軍はほぼ全滅で、残ったのはデュークとリップコードのみ。 襲撃してきた敵の中に、バロネスという女スパイがいた。 バロネスはデュークの知る女、アナ・ルイスだった。 デュークらは絶体絶命の危機に陥る。 そこへ現れた謎のチームに救われ、ナノマイトも無事敵の手に渡らずに済む。 デュークらを救った者らは、自分らの身分は明かせないという。 デュークは、どんな組織だろうが自分も加入すると言って驚かせる。 デュークらを救ったのは「G.Iジョー」という世界各国の協力の下に構成された国際混成部隊。 (原作では、アメリカ軍の特殊部隊) 指揮を執るのは、ホーク司令官。ホーク司令官とMARS産業のジェームズらはG.Iジョーの帰還を待ちわびていた。 ナノマイトの無事を確認し、安心する。 しかしジェームズには裏の顔があった。 バロネスらの所属する組織「コブラ」だ。 ジェームスは戦争を勃発させ、利益を上げる武器商人だった。 デュークはG.Iジョーに入るとホーク司令官に告げる。 「G.Iジョーは入れてくれと頼むのではなく、入ってくれと頼まれるんだ」 と、拒否される。 「女の情報を知っている。本名はアナ・ルイス。情報も一つの武器では?」と、 デュークは言い放つ。 アナとデュークは4年前、恋人同士だった。 NATO軍の軍人であったデュークは戦地に向かう日、アナにプロポーズした。 アナは条件を一つ出す。 デュークと共に戦地に向かう実の弟レックスを無事に戦地から帰して欲しい。 家族は弟だけなのだと。 デュークはアナに約束する。無事に帰すと。 デュークとチップコードは、G.Iジョーに入るため過酷な訓練を受けていた。 G.Iジョーの中でも巻け知らずのツワモノ、スネイク・アイズを負かしたデュークにスネイクは手を差し伸べる。 「初めて負けた」と。 デュークは拍手喝さいでG.Iジョーに迎え入れられる。 一方リップコードは、12歳で大学を卒業したという才女スカーレットに一目惚れしアタックするが、 「惹かれる」という科学的根拠のない感情は信じないと突っぱねられる。 G.Iジョーの基地にストーム・シャドーらコブラが襲撃をかける。 ホーク司令官も重症を負わされる。 アナと再会したデューク。 4年前、デュークは約束を守ることができなかった。レックスを戦地で死なせてしまったのだ、目の前で。 デュークはアナに合わせる顔がなく、アナの前から去ったのだった。 アナらは民間の科学研究所を襲撃し、ナノマイトを兵器化するよう命じる。 兵器化されたナノマイトを使って、穴らはエッフェル塔を狙撃する。 どんどん食い尽くされていくエッフェル塔。 しかし、崩壊したものの、何とか被害を最小に食い止めることにG.Iジョーは成功する。 だがデュークは、アナらに捕らえられてしまう。 「後悔している」 アナに詫びるデューク。 「後悔のない人間なんていないわ」 アナは、あっさり言い放つ。 デュークはナノマイトにより、人間兵器へされてしまうことに。 ナノマイトを開発したのは、コブラ・コマンダー。 だが驚くことに、コブラ・コマンダーの実態は、亡くなったはずのレックスだった。 レックスは4年前の戦地でナノマイトの技術を知る。 ナノマイトに魅せられてしまったレックスは、戦地で死んだことにし、ナノマイトの開発を引き継いだ。 残った三本のナノマイト。 それぞれ、ワシントン、モスクワ、北京へと向かって発射される。 すかさず制止しようとしたスネイクにより、一本のナノマイトは狙撃され爆発し被害には至らずに済む。 残る二本のナノマイト。 人間兵器にされかかったデューク。 アナは4年前のデュークと愛し合った記憶が突然甦り始める。 残り2つのナノマイトの爆撃を制止するため、リップコードがミサイルを追うことに。 「グッド・ラック」 スカーレットはリップコードにキスをする。 記憶が甦ったアナは、慌ててデュークを助け出す。 キスしあう二人。 その時デュークは、アナが人間兵器とされた痕跡をみつける。 レックスはリモコンを見せ脅す。 スイッチを入れればアナは死ぬと。 ジェームスはアナがプログラムに逆らいデュークを助け出したことに驚く。完全に制御できるはずでは?と。 「プログラムに逆らった人間は初めてだ。恐らく、今相当な苦痛を受けているはず」 プログラムで制御されたアナは、苦痛のために涙を流す。 リップコードはナノマイトの爆撃に成功する。 残ったもう1つのナノマイトにも追いつき、爆撃に成功する。 その頃スネイクは因縁の相手ストーム・シャドーと一騎打ちになっていた。 ストーム・シャドーを打ち負かすスネイク。 ストーム・シャドーは冷たい流氷の海へと沈んでいった。 重症を負ったジェームスに「治療だ」と、ナノマイトを注入するレックス。 すると、ジェームスの顔は金属の皮膚に覆われた。 「お前はこれからはデストロだ。俺はコブラ・コマンダー」 レックスは言い放つ。 デュークはジェームスとレックスを逮捕する。 宇宙への流刑となったジェームスとレックス。(流刑よね?脱出ではなく) アナは刑務所へ収容された。 そして、アナへ組み込まれたナノマイトとプログラムは取り出すことが不可能だと告げられる。 「今度は諦めない」 デュークはアナに告げる。 これからもG.Iジョーへ残るよう命じられたデュークとリップコード。 また新たな任務が始まる。 END |
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