あぶない奴ら~TWO GUYS~ Two Guys |
原題:トゥーガイズ 투 가이즈(トゥ ガイジュ) <2004> |
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監督 | パク・ホンス(朴憲洙) | <1994>ク
ミホ(九尾狐)、<1996>真の男、<1999>チュ・ノミョンベーカリー、 <2004>あぶない奴ら~TWO GUYS~ |
出演 |
パク・チュン フン(朴重勲) |
<1993>
トゥ・コップス、<1996>トゥ・コップス2、<1999>NOWHERE
情け容赦なし、<2000>不朽の名作、 <2001>セイ・イエス、<2003>黄山平野、<2004>あぶない奴ら ~TWO GUYS~、<2004>天軍、 <2006>強敵、<2006>ラジオスター、 <2009>TSUNAMI-ツナミ-、<2010>私のヤ クザみたいな恋人、 <2011>逮捕王 |
チャ・テヒョン |
出演作品一覧 | |
ハン・ウンジョン |
<2004>あぶない奴ら
~TWO GUYS~、<2004>非日常的な彼
女(友情出演)、 <2008>神機箭(シンギジョン) |
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ソン・ヒョン ジュ |
<1996>現金に手を出すな、<2001>ガ
ン&トークス、<2004>ライアー、 |
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パク・イナン | <1998>ク
ワイエット・ファミリー、<1999>北朝鮮から来た男、
<2000>な
せば成る、 <2001>ミラクル・サッカー、<2001>春の日は過ぎゆく、 <2004>あぶない奴ら~TWO GUYS~(特別出演)、 <2006>無道里、<2007>ハピネス(特別出 演)、<2009>渇き Thirst |
【レビュー&ネタバレ】 |
2004年7月公開。観客動員数は、約57万人。 この程度の数字とは、意外。 久しぶりに思いっきり笑った映画。 最後まで一気に楽しめたのは本当に久しぶり。 なのに、この数字...... mocaの笑いのツボは、相当韓国人の笑いのツボと違うことを実感。 この映画は、韓国人より日本人ウケするような気もしないでもない。 もちろん、古典ギャグの連発ではあるが、 それだけではない面白さが詰め込まれている。 パク・チュンフンとチャ・テヒョンのキャラクターの勝利と言っていいでしょう。 この映画は完全にコメディー映画で、多少’犯罪モノ’となってます。 犯罪モノとしては稚拙な面もあるにはありますが、 テンポよく楽しませてくれます。 サウナから着の身着のままで逃げた二人がジソンの家に向うシーンは、 繰り返し見ては笑いました。 このシーン最高! 裸足だったらこんなには笑えません。 なんといっても、パク・チュンフンとチャ・テヒョンのコンビが最高! 前科4犯の借金取立屋。罪名はいずれも暴力(笑) 別名ケ(犬の意味)・ジュンテ。 まさに狂犬のような男。 対するチャ・テヒョン。 女に目がなく、山積みの借金を抱え、代行運転で働く男。 借金の取立屋を悪知恵を働かせ、手作り防犯装置で撃退するロクデナシ。 調子が良くて、図々しくて、悪賢い。 だけど、なぜか憎めない。 チャ・テヒョンの役得だと言えるでしょう。 まさにキャスティングの勝利。 ほんとであれば嫌悪感を抱くようなキャラを、愛すべきキャラにしてしまう。 二人のやっていることは’犯罪’なのに、二人をついつい応援してしまう。 人間の心理って不思議ね。 チャ・テヒョンの当たり役の1つだと思います。 助演軍もこれまた豪華。 面白さに拍車をかけるわ。 映画の内容は単純。 最先端半導体を巡る’取立屋&債務者’と、’国際産業スパイ組織’と、’国家情報院’の追いかけっこ。 それを面白おかしく描いたドタバタコメディー。 ちょっとラストがダラダラしてスッキリしませんが、満足できる結末です。 ハン・ウンジョン演じるジソンが裏切るんではないかと気になって仕方がありませんでした。 これで裏切ったら、あまりにも映画にありがちなオチでガッカリしていたことでしょう。 エンドロールで続きが見れますので、お見逃しなく! パク・イナン最高。 1つ! 日本語字幕のヒドイ間違い! イ・ヒョクジェ演じる督促屋のカード会社はRZカードです。 RZをRGと発音されて怒りまくるのに、 字幕では RZじゃなくてRGだ! となってます.......... RGじゃなくてRZだ!ですから。 1度や2度の間違いではなくずっとですから、完全に間違ってますね。 もしかして、イ・ヒョクジェ演じる督促男が ’ホントはRZなのに、RGだ’と勘違いしている設定なのか?と思ってしまったじゃないか。 いいですね、これでお金もらえて。 【登場人物】
紅一点。ハン・ウンジョン。 ヒロインというわけでもなく、出演分量も多くない。 ハン・ウンジョンは、明朗少女成功記の印象があまりにも強すぎて好きになれません。 フルハウスもね。 チ・デハンは、春夏秋冬そして春の 刑事。 マイ・ボス マイ・ヒーローの敵対する明洞 派のボス。 無防備都市の片目の男。こちらでも明洞 派のボス(笑) とにかくいろんな映画で脇役出演していますが、まったく印象に残らず。 ですが、この映画ではかなりのインパクトでしたから、もう忘れないでしょう。 過去に見てしまった映画がもったいない..... チ・デハンをもう一度見直したい。 イ・ヒョクジェは、お笑い芸人(韓国ではギャクマンという) 1周年記念の夜心萬々を見たばかりだったので、非常にタイムリー! 役者としてもイイ味だしてます。 スホンは、茶母のアン・ビョンテク! チャ・テヒョンの元ロードマネージャー。 この映画は2004年公開ですが、2004年に兵役逃れで実刑を受けました。 アン・ビョンテクは最高でしたが、今回のようなチョイ役だとインパクトないですね。 オールインのチェ・ジュニョン。映画では、ほとんと拝めない。 やはり、かなりのインパクト。 国家情報院のご三方は最高ですね。 ソン・ヒョンジュは言うまでもなく。 パク・イナンは、意外なキャラで笑わせます。 魔王でのチュ・ジフンの兄貴分イム・スンデ 一応チャン・ジン組と言っていいのでしょう。 チャン・ジン作品でよく顔を見ますね。 いい役者なのに、なかなか頭角を現しません。残念。 |
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